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赤いは酒の咎


赤いは酒の咎
あかいはさけのとが

「顔が赤いのは決して私が悪いのではありません、
飲んだ酒が悪いのです」という酒飲みの言い訳。





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垢も身の内


垢も身の内
あかもみのうち

垢も体の一部であるから
むやみに洗い落とすものではないということ。
長湯していつまでもごしごし体を洗っている人を
冷やかすときに用いられる。
「腹も身の内」をもじった言葉。





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秋になればほいと腹になる


秋になればほいと腹になる
あきになればほいとばらになる

秋になると誰もが食欲旺盛となり、
どんどんと食が進むようになるということ。
「ほいと」は、乞食(こじき)の意で、
「ほいと腹」は、乞食のようにガツガツ食べたがること。
類義語、秋のかわきは人につく/秋の腹さ餓鬼はいってる





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秋の夕焼け鎌をとげ秋の朝照り隣へ行くな


秋の夕焼け鎌をとげ 秋の朝照り隣へ行くな
あきのゆうやけかまをとげ あきのあさでりとなりへいくな

美しい秋の夕焼けは、翌日が晴天になるしるしなので、
鎌をといで畑仕事のしたくをするのが良いし、
秋の朝焼けは、雨になるしるしだから、
となり近所へ行くのも取りやめたほうが良いということ。
類義語、夕焼けは晴朝焼けは雨





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空物は入れ物


空物は入れ物
あきものはいれもの

空(から)になっているなら、とりあえず入れ物としてでも使えばよい。
(転じて)
利用できる物なら、何でも利用すればよいということ。





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朝茶は七里戻っても飲め


朝茶は七里戻っても飲め
あさちゃはしちりもどってものめ

朝、出かける前にお茶を飲むのを忘れたら、
たとえ七里の道を戻ってでも飲むべきだということ。
お茶は日本人の生活には欠かせないもので、
疲労回復などに効くとされており、
とくに朝の一杯はその日の災難をよけ、福を呼ぶ縁起ものでもある。
「朝茶は七里帰っても飲め」「朝茶は三里戻っても飲め」ともいう。
類義語、朝茶はその日の祈祷/朝茶はその日の難逃れ





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朝寝坊の宵っ張り


朝寝坊の宵っ張り
あさねぼうのよいっぱり

朝遅くまで寝ている人は、夜更かしをすることが多い人である。
「宵っ張り」とは、夜遅くまで起きていることや、それが習慣になっている人のこと。
夜更かしは健康にもよくないし、明かりなどが必要であり浪費のもととされていることから、
早寝早起きの健康的な生活をすすめることば。





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朝飯前のお茶漬け


朝飯前のお茶漬け
あさめしまえのおちゃづけ

物事が容易にできることのたとえ。
朝飯前の一働きで済むようなことだという意。
ふつう簡単にできることを「朝飯前」というが、これは朝飯前の空腹時に食べるお茶漬けは、簡単にさらさらと食べ終わることから、容易に片づくことを強調したもので、実際に朝飯前にお茶漬けを食べるということではない。
本来は「朝飯前のお茶の子さいさい」といい「お茶の子」は茶受けのことで、お茶に添えて出される茶菓子のこと。
本格的な食事ではないので簡単に済んでしまうことを言ったものだが、「お茶の子」や「お茶受け」より「お茶漬け」のほうが語呂がいいのでよくつかわれる。
類義語、朝飯前/お茶の子さいさい/朝飯前の茶受け/
朝飯前の一仕事/朝駆けの駄賃





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遊びに師なし


遊びに師なし
あそびにしなし

遊び事は誰に教わるまでもなく、自然に覚えて身についてしまうものだということ。
勉強事は教えてもらってもなかなか進歩しないもの、しかし酒食の遊興はもちろんのこと、複雑な勝負事なども、別に先生や学校はなくてもいつの間にか、ひとりでに覚えてしまうものである。
類義語、恋の師匠なし





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遊びのもっとも面白いときもっとも去るによし


遊びのもっとも面白いとき もっとも去るによし
あそびのもっともおもしろいとき もっともさるによし

なにごとも潮時が肝心だということ。
人間時には遊ぶのも結構だが、遊んでばかりいてはいけない。
夢中になっていると、予想以上に時間が経っているもので、
ほどほどに切り上げる潮時が肝要である。
また、趣味にのめり込んで、本来やるべき仕事をおろそかにしてはいけないことにもいう。





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遊んでいる日は暮れるに早い


遊んでいる日は暮れるに早い
あそんでいるひはくれるにはやい

遊びほうけていると、夢のように時間がたっていく。
気が付けばいつの間にか日が暮れて夜になっているということ。
夢中で遊んでいるときは時間の観念すらなくなるものである。
反対語、待ってる時間は長い





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当たるも八卦当たらぬも八卦


当たるも八卦 当たらぬも八卦
あたるもはっけ あたらぬもはっけ

占いは当たることもあれば当たらないこともある。
必ず当たるものではないので、たとえ凶とでても、あまり気にすることはないということ。
「八卦」は、易の基礎となるもので、自然界、人事界の百般を八種のかたちで示すもの。
(転じて)占い全般をいう。
類義語、当たるも不思議当たらぬも不思議





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逢った時は笠をぬげ


逢った時は笠をぬげ
あったときはかさをぬげ

知ってる人に逢った時は、なによりもまず笠をぬいで挨拶すべし。
どんなに親しい間柄でも、礼儀は粗略にしてはならないという教え。
同義語、会った時は笠を脱げ
類義語、門に入らば笠をぬげ





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有る時は米の飯


有る時は米の飯
あるときはこめのめし

余裕があるときは、思いきって贅沢をすること。
今では米の飯は当たり前だが、昔、粟や稗が日常だった地方では特別なときの貴重な食べ物であった。
年に一度か二度の特別なときの米の飯は、腹いっぱいに食べつくしてしまうことから。
後で困るとわかっていても、将来のことは考えずに余裕があるときに思い切り贅沢をすること。




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有るは借金無いは金


有るは借金無いは金
あるはしゃっきんないはかね

有るのは借金ばかりで家計は火の車。
ひどくお金に困っている状態をいう。
また、金持ちと思われていても金を持たず、借金をかかえている人が多いことをいったことば。
類義語、有りそうで無いのが金無さそうであるのが借金





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言い出しこき出し笑い出し


言い出しこき出し笑い出し
いいだしこきだしわらいだし

周りの人がまだ何も気が付いていないうちに、臭いぞなどと言って騒いだり笑いだした者が、おならをした張本人であるということ。
人前でのおならは、実に恥ずかしいもので、おならをしたことをごまかす為に、「誰だ」と犯人探しの側に廻ることで容疑から逃れようと先手を打つが、そのことがかえって怪しまれることになる。
類義語、屁と火事は元が騒ぐ/言い出し屁





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衣食足りて礼節を知る


衣食足りて礼節を知る
いしょくたりてれいせつをしる

生活にゆとりができて、初めて礼儀に心を向けるようになる。
人は生活に余裕が無く、飢えや寒さを凌いでいる時は恥も外聞も気にしないが、食べる物や着る物に不自由しなくなって生活に余裕が出来ると、自然に礼儀や節度をわきまえるようになるということ。
同義語、衣食足りて栄辱を知る/倉廩実ちて礼節を知る/礼儀は富足に生ず





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居た所べったり


居た所べったり
いたとこべったり

いったん座ったら、少しぐらいのことではなかなか立とうとしないこと。
気長で悠長ともいえるが、つまりは物ぐさのためである。
同義語、御輿を据える/根を生やす





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一工面に二働き


一工面に二働き
いちくめんににはたらき

世渡りに成功するには金銭面のやりくりがうまいことが一番で、
勤勉に働くのはその次だという意味。
むやみに体を使って働くだけでは駄目で、頭を使えという教え。
「工面」は金を集めたり、動かしたりする才覚。
同義語、一工夫二働き





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一誹り二笑い三惚れ四風邪


一誹り二笑い三惚れ四風邪
いちそしりにわらいさんほれしかぜ

誰かが自分の噂をしているとくしゃみが出るというが、くしゃみは数回続けて出ることが多い為、くしゃみの回数に意味付けをしたことば。
一つなら悪口を言われ、二つなら笑われ、三つなら惚れられ、四つ以上なら風邪を引いたかもしれないということ。
同義語、一誹しられ二笑われ三惚れられて四風邪引く
類義語、一に褒められ二に憎まれ三に惚れられ四に風邪引く/
褒められ嫌われ惚れられ風邪を引く





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一度は習慣にならぬ


一度は習慣にならぬ
いちどはしゅうかんにならぬ

良い事でも悪い事でも、一度だけでは習慣にならないが、二度三度と重なると元に戻りがたいもの。
どんな習慣にも一度目があり、それから始まるわけだから、良い事なら続けるべきであるし、悪い事は禁止すべきである。





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一度見ぬ馬鹿二度見る馬鹿


一度見ぬ馬鹿 二度見る馬鹿
いちどみぬばか にどみるばか

一度は見ないと人に遅れを取ることになるが、二度も見るほどの価値はないことのたとえ。
たとえ、どんなことであろうとも、物事を味わうのは経験にもなるし、好奇心の強いことは人間として必要だが、二度目にはこれといった新味もなく、むだなことが多いのでこういう。
同義語、一度見ぬ阿呆二度見る阿呆





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一年の計は元旦にあり


一年の計は元旦にあり
いちねんのけいはがんたんにあり

一年をうまく過ごすには元旦にしっかりとした計画を立てなければならない。
すべての事において最初の計画や準備が肝心であるということ。
類義語、一日の計は朝にあり/一年の計は春にあり





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一の裏は六


一の裏は六
いちのうらはろく

サイコロの目で最も小さい数が一、最も大きい数が六で、その両方が裏表になっている。
そこから、悪いことの後には良いことがあるというたとえ。
人生には、良いこともあれば悪いこともあり、それが循環するものである。
不運な人を励ます時などに用いる。
類義語、悪の裏は善





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一番風呂は馬鹿が入る


一番風呂は馬鹿が入る
いちばんぶろはばかがはいる

新湯(あらゆ)は毒というし、沸かしたてのお湯は荒くて刺激が強く、
入り心地もよくないうえに体によくないということ。
とくに老人や病弱な人には禁物という。
類義語、さら湯は身の毒





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一富士二鷹三茄子


一富士二鷹三茄子
いちふじにたかさんなすび

初夢で見る縁起がよいとされるもの。
一番よいのが富士山、二番目が鷹、三番目が茄子だということ。
江戸時代から伝わることばだが、
富士が「不死」に通じるので不老長寿を意味し、
鷹は「高、貴」と通じるので出世を意味し、
茄子は実がよくなるので子孫繁栄を意味するという説がある。
また、駿河(静岡)の名物を並べただけという説もある。





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いつも月夜に米の飯


いつも月夜に米の飯
いつもつきよにこめのめし

毎晩明るくて贅沢な食事ができれば申し分ないということ。
昔は明るい照明など無く、米の飯は貴重で庶民にとっては最高のご馳走だった。
月夜と白いご飯が毎日続けばいいが、なかなかそうはいかないということ。
また、こんな状態ならいつまで続いても飽きないだろうという意味でも使う。





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居ない者貧乏


居ない者貧乏
いないものびんぼう

その場に居合わせないと、分け前にあずかれなかったり、
言い分をのべることができずに欠席裁判にされたり、
噂話の材料にされたり、知らぬは本人ばかりだったりと、
いろいろな面で損をするということ。





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いやいや三杯


いやいや三杯
いやいやさんばい

口ではいやいやと辞退するが、勧めるといくらでも飲み食いすること。
口先ばかりの遠慮を笑う時に使うことば。
また、本心と違う意味にも使われる。
同義語、いやいや三杯また三杯/いやいや三杯にげにげ五杯/
いやいや三杯十二杯/いやいや八杯応(おお)三杯





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いらぬお世話の蒲焼


いらぬお世話の蒲焼
いらぬおせわのかばやき

余計なお節介だということを、
世話を焼くと蒲焼をかけていった洒落ことば。
同義語、いらぬお世話の焼豆腐





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入るを量りて出ずるを為す


入るを量りて出ずるを為す
いるをはかりていずるをなす

収入をよく計算して、それに応じた支出をするということ。
一国の経済でも、家庭のやり繰りでも必要なことで、健全な経済の道を説いたもの。
同義語、入るを量りて出ずるを制す





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色気と痔の気の無い者はない


色気と痔の気の無い者はない
いろけとじのけのないいものはない

人の心は誰も皆、似たり寄ったりだということ。
色気はいわゆる色好みの心。
日本の生活様式などから、痔の気味も多いといわれている。
色気と痔の気の語呂を合わせのことば。
類義語、色気と瘡気(かさけ)のない者はない/
自惚れとかさ気のない者はない/色気と泥棒気のない者はない





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印形は首と釣り替え


印形は首と釣り替え
いんぎょうはくびとつりかえ

実印に限らず判子(はんこ)は大切に扱うこと。
いったん押した以上は、首と引き替える覚悟が必要。
軽々しく捺印して、後で苦しむ例も世間には多い。
「印形」は、印章、印判、はんこ。





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憂いも辛いも食うての上


憂いも辛いも食うての上
ういもつらいもくうてのうえ

辛い苦しいなどと不平がいえるのは、衣食住がたりているからで、
食べることさえ不自由をしていると、日常的な苦しみなど辛い内には入らない。
苦しいとか辛いとかそんな不平不満を言っていられるのは贅沢だということ。
「憂い」も「辛い」も同じ意味で、同義語を重ねて調子をよくしたもの。





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飢えては食を択ばず


飢えては食を択ばず
うえてはしょくをえらばず

飢えに苦しんでいる者は、どんなに粗末な食物であっても、また嫌いな食物であっても、より好みせずに食べるということ。
そこから、困っている者は、ちょっとした親切でも喜んだり、悪政に苦しんでいる人民は些細な善政にも喜ぶという意味でも使われる。
類義語、空腹にまずいものなし/ひもじい時にまずい物なし





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羽觴を飛ばす


羽觴を飛ばす
うしょうをとばす

宴会などで人々が酒杯のやりとりを盛んに行うことをいう。
「羽觴」は、翼を広げた雀をかたどった觴(さかずき)のこと。
その杯を人々の間を飛ばすように回してさかんにやりとりする意から。





                                                             | 日常

謡長じて舞となる


謡長じて舞となる
うたいちょうじてまいとなる

謡を習って上達いくうち、それに満足しなくなり、
こんどは舞までやるようになるとの意。
趣味や道楽はだんだん深入りしてしまうものであるというたとえ。





                                                             | 日常

内裸でも外錦


内裸でも外錦
うちはだかでもそとにしき

貧しくて家計は火の車のやりくりで、家の中では裸同然のかっこうで生活していても、
外出する時は上等の衣服を身に着けて、世間体は飾らなければならないことのたとえ。
また、そのようにして世間体をつくろうのが、世渡りを上手にする秘訣だということ。
類義語、世間は張り物





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馬疲れて毛長し


馬疲れて毛長し
うまつかれてけながし

馬は疲れると痩せて毛だけが長く見える。
人間もその日暮らしに追われると、無精ひげだけが伸びてくる。
また、貧しくなると知恵の働きが鈍くなるという意味で使う。
同義語、馬痩せて毛長し
類義語、運尽くれば知恵の鏡も曇る/貧すれば鈍する





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愁いを掃う玉箒


愁いを掃う玉箒
うれいをはらうたまほうき

酒を飲んで酔えば日頃の苦労を忘れるというたとえ。
「玉箒」は骨董などのチリを掃う小箒のこと。
心の憂いを払ってくれるほうきのようだと、
お酒を賛美していうことば。





                                                             | 日常

合うも夢合わぬも夢


合うも夢合わぬも夢
おうもゆめあわぬもゆめ

夢は正夢とも逆夢ともいって、真実である場合もあれば、
逆の場合もあって、結局は当てにならないということ。
類義語、当たるも八卦当たらぬも八卦





                                                             | 日常

大遣いより小遣い


大遣いより小遣い
おおづかいよりこづかい

一度に使う大きくまとまったお金よりも、
むしろ日常のこまごました出費のほうが
結果的には大きな金額になるので注意すべきだということ。
大事に注意するよりも小事に心を配るほうが必要という戒め。
同義語、出遣いより小遣い
類義語、飲むに減らで吸うに減る





                                                             | 日常

置かぬ棚を探す


置かぬ棚を探す
おかぬたなをさがす

何も置いていないのを承知で探すこと。
貧しい者が客を迎え、何かもてなす物がないかと
棚の上や奥の方を探すそぶりをすることから。
はじめからあるはずがない物をわざわざ見回して、
体裁(ていさい)を取り繕うこと。
また、見守る意の、「まぶる」を用いて、
「置かぬ棚をまぶる」ともいう。
同義語、置かぬ棚をまぶる





                                                             | 日常

置かぬ棚をも探せ


置かぬ棚をも探せ
おかぬたなをもさがせ

捜しものが見つからないときは、
絶対に置いたはずがないと思われる棚でも探してみよということから。
念には念を入れて探せということの意。
類義語、You must look where it is not, as well as where it is. (それがある場所もない場所も見よ)





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置き酌失礼持たぬが不調法


置き酌失礼持たぬが不調法
おきじゃくしつれいもたぬがぶちょうほう

お酌のとき、置かれた杯に酒をつぐのは失礼である。
しかし注ぐとわかっていながら杯を持って受けないのは
不調法であるということ。
酒席でのたしなみを言った言葉。





                                                             | 日常

頤を解く


頤を解く
おとがいをとく

大きく口を開けて高笑いすること。
あごが外れるほど大笑いすること。
「頤」は、あごのこと。
「解く」は、はずすこと。
中国前漢の学者 匡衡(きょうこう)の「詩経」の講義はおもしろく、
人は大笑いしてあごをはずしたという故事から。
人を大笑いさせることにいう。
また、笑いが止まらないことにもいう。
同義語、顎をはずす/頤を放つ





                                                             | 日常

落とした物は拾い徳


落とした物は拾い徳
おとしたものはひろいどく

落とし物は不注意な落とし主の責任によるものだから、
拾い主の所有物にしてもかまわないこと。
「徳」は「得」とも書く。
類義語、拾い主は半分/預かり物は半分の主





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鬼の居ぬ間に洗濯


鬼の居ぬ間に洗濯
おにのいぬまにせんたく

上司や監督、先生など、気詰まりな人や怖い人を鬼にたとえ、
そのような人がいない間に思う存分気晴らしをし、楽しもうということ。
「洗濯」は「命の洗濯」のことで、日頃の苦労から解放されて気ままに楽しむこと。
同義語、鬼の居ぬ間の洗濯/鬼の来ぬ間に洗濯/鬼の留守に洗濯/命の洗濯/鬼の居ぬ間に命の洗濯
類義語、鬼の留守に豆拾い/鬼の留守に豆を炒る





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お鉢が回る


お鉢が回る
おはちがまわる

「お鉢」は、お櫃、飯櫃(めしびつ)の意。
昔はご飯が炊けると釜からお櫃へ移していた。
数人で食事をする時、順番にお櫃を回して自分でご飯をよそっていたようすから。
お金や稼ぎ、幸運の順番が回ってくること。
また、何かの順番が回ってきて、いよいよ自分の番になること。
本来は幸運が巡ってくる良い意味で使っていたが。
今では気乗りしないことや、
面倒なことの順番がまわってくるという意味でも使われる。





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お臍が茶を沸かす


お臍が茶を沸かす
へそがちゃをわかす

笑い過ぎておなかが熱くなり、茶を沸かせるほどだということで、
おかしくてたまらないことのたとえ。
また、ばかばかしくて話にならないにもいう。
多くは、あざけっていう場合に用いる。
同義語、臍が茶を沸かす/お臍で茶を沸かす/臍が宿換え/臍がくねる/へそ茶





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御神酒上がらぬ神はない


御神酒上がらぬ神はない
おみきあがらぬかみはない

酒飲みが自分の立場を守るためにいうことば。
神前に酒をお供えするが、それは神様が酒を飲まれるからに違いない。
だから自分が飲むのも神様と同じことをしているまでのことで、
悪い道理はないという酒飲みの自己弁護のことば。
「御神酒」は、神前に供える酒のこと。





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負わず借らずに子三人


負わず借らずに子三人
おわずからずにこさんにん

他人の世話にならず、借金もせずに生活して、
子どもが三人いる家庭が理想的で幸福だということ。
「負う」は、恩義をこうむること。
後に「女房十八我二十」と続ける場合もある。
類義語、三人子持ちは笑って暮らす/足らず余らず子三人





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替え着なしの晴れ着なし


替え着なしの晴れ着なし
かえぎなしのはれぎなし

普段から一張羅の服を着てはいるが、 それ一枚だけで着替えの服を持っていないこと。
着替えがないから、やがてそれもぼろになるだろうということ。
同義語、常上着(じょうじょうぎ)の晴れ着なし
類義語、着たきり雀





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駆けつけ三杯


駆けつけ三杯
かけつけさんばい

酒の席に遅れて来た者に対して、罰として三杯の酒を立て続けに飲ませること。
同義語、遅れ三杯/今入り三杯





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華胥の国に遊ぶ


華胥の国に遊ぶ
かしょのくににあそぶ

いい気持ちで昼寝してすばらしい夢を見るたとえ。
中国古代の聖天子黄帝が、昼寝をしている時に華胥の国という理想郷で遊ぶ夢を見た故事から。
また、気持ちのいい夢や、単に昼寝をすることを指して「華胥の夢」という。





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稼ぐに追い付く貧乏なし


稼ぐに追い付く貧乏なし
かせぐにおいつくびんぼうなし

いつも精を出して一生懸命働いていれば貧しい生活で苦しむことはないというということ。
一生懸命に働いていれば、貧乏神(びんぼうがみ)が追いかけてきても追いつけないことから。
同義語、稼ぐに貧乏追い付かず/辛抱に追い付く貧乏なし
類義語、鍬を担げた乞食は来ない
反対句、稼ぐに追い抜く貧乏神





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稼ぐに追い抜く貧乏神


稼ぐに追い抜く貧乏神
かせぐにおいぬくびんぼうがみ

いくら働いてもしょせん貧乏人は貧乏から抜け出すことができないことのたとえ。
「稼ぐに追い付く貧乏なし」をもじったことばで、
稼ぐ速さよりも、追いかけてくる貧乏神のほうが速いという意味。
反対句、稼ぐに追い付く貧乏なし/稼ぐに貧乏追い付かず/
辛抱に追い付く貧乏なし





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風の便り


風の便り
かぜのたより

風は情報を遠くまで運ぶものという観念から、
どこからともなく伝わってくるうわさのこと。
類義語、風の噂/風の聞こえ/風聞





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風邪は万病の元


風邪は万病の元
かぜはまんびょうのもと

風邪はいろいろな重い病気の原因になるということ。
風邪をこじらせると様々な合併症を引き起こす原因になるから、たかが風邪ぐらいなどとあなどってはいけないという戒めのことば。
なお、自分は風邪だと思っていても、風邪に似た症状の別の病気の可能性もあるので、早めに医師に診察してもらうのがよい。
同義語、風邪は百病のもと/風邪は百病の長/
風邪は百病の始まり





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肩あれば着る


肩あれば着る
かたあればきる

人間は生きている以上は、何とかして食ったり着たりして生活していけるもので、さほど心配することはないというたとえ。
着物は形さえ出来ていて、汚れてさえいなければ結構である、だからあまり衣食の事を案じるものではないということ。
「口あれば食い、肩あれば着る」ということばから。
同義語、口あれば食って通る肩あれば着て通る
類義語、生き身に餌食





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鰹節と砥石の借り入れはない


鰹節と砥石の借り入れはない
かつおぶしとといしのかりいれはない

鰹節も砥石も名目上は借りたにせよ、それを使えば磨り減るのだから、減った分だけ実際は貰うことになるということ。
物は使えば減るのだから借りるということはなく、貰うことと同じになる、だから借りるな、貸すなという戒めのことば。
同義語、鰹節と巻紙の借入はない/鰹節と巻紙はかく程へる





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勝つことより負けぬことを考えよ


勝つことより負けぬことを考えよ
かつことよりまけぬことをかんがえよ

勝とう勝とうと考えると焦りが出てしまい十分に実力を発揮出来ない事が多い。
負けないように心がければ自然と冷静になり結果的には勝つことになる。
いかに冷静でいられるかが勝敗を分ける決め手ともなりうるので、
これは勝負に挑む者の心構えともいえる。
類義語、勝つと思うな思えば負けよ





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がったり三両


がったり三両
がったりさんりょう

がたっと音がして何かが壊れると、それだけで三両分くらいの修理代がかかると言うこと。
だから物の扱いには慎重にすべしというたとえ。
また、どんなささいな事でも何かが起これば、すぐに金が要る事になるので、よけいなことはしないほうがいいというたとえにも使う。
「がったり」は、物が倒れたり揺れたりしてガタッとなる音を表すことば。
同義語、こっとり五百匆
類義語、触り三百/触らぬ神に祟りなし





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勝つも負けるも時の運


勝つも負けるも時の運
かつもまけるもときのうん

勝負事はその時の運によって左右されるので、必ずしも実力通りの結果が出るものではない。
人力ではどうしようもないということ。
多くは、不幸にして敗者となった者や精一杯がんばった人を慰めるときに使われることば。
同義語、勝負は時の運/負けるも勝つも運次第





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金なき者は金を使う


金なき者は金を使う
かねなきものはかねをつかう

お金の無い人はお金に執着することもなく、手に入ればすぐに使ってしまうということ。
また、貧乏人ほど浪費家が多くお金の無駄遣いが多いため、いつまでたっても貧乏のままだということ。
類義語、なけなしの無駄遣い
対義語、金持ち金を使わず





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金は天下の回り物


金は天下の回り物
かねはてんかのまわりもの

金は人から人へ、世間をぐるぐる回っているもので、いつかは自分のところにも回ってくるはず、
だから、今は貧しいからといってくよくよすることはないという励ましのことば。
また、真面目に働いていればいつかは自分のもとにも回ってくるかもしれないという庶民の淡い期待を表したことば。
同義語、金は天下の回り持ち/金は世界の回り物/金は世界の回り持ち
類義語、金は浮き物/金は湧き物/金銀は回り持ち/宝は国の渡り物/貧乏難儀は時の回り
対義語、金と子供は片回り/金は片行き





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金持ち金使わず


金持ち金使わず
かねもちかねつかわず

金持ちはけちが多いということ。
また、金持ちはけちなくらいに無駄な出費を惜しむということ。
さらに、金持ちは無駄金を使わないからこそ金持ちであると、金持ちの堅実さを称えていう。
同義語、金持ち物買わず
対義語、なけなしの無駄遣い/金なき者は金を使う





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芥子は気短者に掻かせろ


芥子は気短者に掻かせろ
からしはきみじかものにかかせろ

からしを掻き混ぜる時はぐずぐずしていると、せっかくの辛みや香りがとんでしまう。
だから手早く一気に混ぜる必要が有るため、気の短い人やせっかちな人に掻かせるのがよいということ。





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烏の行水


烏の行水
からすのぎょうずい

入浴時間がきわめて短いことのたとえ。
水たまりでさっと水を浴びて飛び立つ烏のように、ろくに体も洗わず、ごく簡単に手早く入浴を済ませること。
「行水」は、たらいに湯や水を入れて体を洗い流すこと。





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烏の鳴かぬ日はあれど


烏の鳴かぬ日はあれど
からすのなかぬひはあれど

毎日必ず行われる事を強調していうことば。
「江戸に烏の鳴かぬ日はあれど、納豆売りの来ぬ日はなし」ということばから。
納豆売りが毎日必ずやってくるということを強めて表現しているように、強調したい事柄を「烏の鳴かぬ日はあれど、・・・せぬ日はなし」のように「烏の鳴かぬ日はあれど」の後に続けていう。





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借り着より洗い着


借り着より洗い着
かりぎよりあらいぎ

人から美しい着物を借りて着飾っているよりも、たとえ洗い晒しでも自分の着物のほうが着心地がよいということから。
人から援助を受けて贅沢な暮らしをするよりも、分相応の自立した生活をするべきだということのたとえ。
また、人の力でよい思いをするより、自分の力で出来ることをする方がよいというたとえ。
類義語/人の物より自分の物





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借りず貸さずの長者ぶり


借りず貸さずの長者ぶり
かりずかさずのちょうじゃぶり

裕福な生活とは言えないが、借金がないので返済に追われることもなく、人に貸せるほどお金もないので、借金の無心に来られる心配もないから気持ちだけはまるで長者のように安楽な暮らしぶりだということ。





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借りる八合済す一升


借りる八合済す一升
かりるはちごうなすいっしょう

米でも酒でも八合借りたらお礼の気持ちを込めて、二合足して一升にして返せということ。
人から金や物を借りたら利息をつけるかお礼を添えて返すのが常識だという教え。
「済す」は返済すること。
同義語、借りる七合済す八合





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川中には立てど人中には立たれず


川中には立てど人中には立たれず
かわなかにはたてどひとなかにはたたれず

世渡りが非常にむずかしいことのたとえ。
激しい川の流れの中に立つことはできたとしても、世間の荒波に押し流されずに生活していくことはむずかしいということ。





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