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甘い物に蟻がつく


甘い物に蟻がつく
あまいものにありがつく

甘いものには自然に蟻がたかることから、
(転じて)
多額の利益や利権などに人々が次々に集まってくること。
類義語、窪い所に水溜まる




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蟻集まって樹を揺るがす


蟻集まって樹を揺るがす
ありあつまってきをゆるがす

蟻のような弱い虫でも、たくさん集まれば樹が揺さぶられる。
個々は無力な庶民も、群集になると大きな力になるというたとえ。
また、反対に蟻がいくら集まり力んでも、
大木を揺るがすなどは不可能であることから、身分不相応の望みや、実現の見込みがない大望をいだくことにも使う。
類義語、蟻が大仏を曳く
蟻が塔を組む




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蟻の熊野参り


蟻の熊野参り
ありのくまのまいり

大勢の人がぞろぞろと絶え間なく行き来するようす。
昔、紀伊国(和歌山県)の熊野詣でが盛んで、
参詣する人が蟻の行列のように続いていたことから。
同義語、蟻の伊勢参り/蟻の観音参り/蟻の堂参り




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晏子の御者


晏子の御者
あんしのぎょしゃ

他人の権威によりかかって得意になること。
「晏子(あんし)」は、中国、春秋時代の斉(せい)の宰相(さいしょう/中央政府の最高責任者で、皇帝を輔佐するもの)。
「御者(ぎょしゃ)」は、馬車の前部に乗って馬を操り、馬車を走らせる人のこと。
晏子の御者が、当時宰相であった晏子の馬車の御者であることを得意にしていたのを、その妻が恥じて離縁を求めた。
御者は大いに恥じて精励し、その後、晏子に認められて大夫に出世したという故事から。




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安石出でずんば蒼生を如何せん


安石出でずんば蒼生を如何せん
あんせきいでずんばそうせいをいかんせん

偉大な政治家の出生を待望する国民の気持ちをいったことば。
「安石」は晋(しん)の政治家で、謝安(しゃあん)の字(あざな)。
「蒼生」は人民、万民のこと。




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威あって猛からず


威あって猛からず
いあってたけからず

威厳は備わっているが、荒々しくはないということ。
上に立つ者としての理想的な人柄を言ったことば。
人格者の条件の一つで、調和が取れた理想的な性格のことをいう。
孔子の人格について弟子が語ったことば。




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一合取っても武士は武士


一合取っても武士は武士
いちごうとってもぶしはぶし

どんなに貧しくとも、武士には武士の誇りがあるということ。
禄高はたとえ微々たる一合であろうと武士は武士であり、
農工商の上に立つ身分であることに違いはないという意味。
武士の誇り、気位の高さをいったことば。
類義語、一輪咲いても花は花




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一将功成りて万骨枯る


一将功成りて万骨枯る
いっしょうこうなりてばんこつかる

一人の将軍が軍功を立てた陰には、
戦場に命を落とした多くの無名の兵士の犠牲があるということ。
また、そのことを忘れてはならないという戒めのことば。
功績は上層部の目立つ人のものになり、
その下で働いた多くの人々は報われないという意味でも使う。
「万骨枯る」は兵士たちの数多くの屍が
戦場に打ち捨てられたまま白骨化したありさまをいう。




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一匹狂えば千匹の馬も狂う


一匹狂えば千匹の馬も狂う
いっぴきくるえばせんびきのうまもくるう

群れをなす馬の中の一匹が異常な行動をして騒ぎ出すと
その群れ全体が巻き込まれて騒ぎ出す。
この様子を群集心理にたとえたもので、
群集は暗示にかかりやすく、付和雷同しやすいことをいう。
付和雷同(明確な主義主張がなく、自分でものごとを判断せずに、
他人の意見や行動にすぐ同調すること)
同義語、一匹の馬が狂えば千匹の馬が狂う
類義語、一犬影に吠ゆれば百犬声に吠ゆ/
一鶏鳴けば万鶏うたう/鴨の共立ち




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上見ぬ鷲


上見ぬ鷲
うえみぬわし

猛鳥である鷲は他の鳥より高く飛ぶため、
上空からの攻撃を警戒する必要がない。
そこから、何者をも恐れる必要がない高い地位や身分、
権勢のたとえ。
また、上を恐れず傍若無人に振る舞うことにもいい、
それを暗に批判するときにも使う。
同義語、上見ぬ鷹




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烏合の衆


烏合の衆 
うごうのしゅう
  
カラスの群れのように、統制も規律もなく、
ただ数だけ多く集まっただけの群衆。
「烏合」は、からすが群れ集まるように、秩序なく集まること。
統率のとれていない軍勢のたとえにもいう。
四字熟語、烏合之衆




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瓜の皮は大名に剥かせよ柿の皮は乞食に剥かせよ


瓜の皮は大名に剥かせよ 柿の皮は乞食に剥かせよ
うりのかわはだいみょうにむかせよ
かきのかわはこじきにむかせよ

瓜の皮は厚く、柿の皮は薄くむく方が良いということ。
瓜は皮を厚く剥くほうが美味いので、
物惜しみしない大名に剥かせるのがよく、
柿は皮を薄く剥くほうが美味いので、
貧しい乞食に剥かせるのがよいということ。
「瓜」は皮に近い部分がまずく、
「柿」は皮のそばが甘いことから。
類義語、瓜の皮は厚く剥け梨の皮は薄く剥け/
魚は殿様に焼かせよ餅は乞食に焼かせよ




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英雄色を好む


英雄色を好む
えいゆういろをこのむ

英雄と呼ばれるような人物は、
征服欲のみならず精力も旺盛であり、
また、常識的な道徳観念を超越していることが多いので、
しきりに女色を追求する傾向があるという意味。
また、女色を好む言い訳や弁護に使ったりもする。
「色」は、色情、色事、女色、恋愛のこと。
類義語、英雄色に迷う




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英雄閑日月あり


英雄閑日月あり
えいゆうかんじつげつあり

英雄といわれるほどの人物は、
遠謀(えんぼう)と大志に思いをはせ、
小事には無頓着で悠々としているので、
傍目には暇人のように見えるということ。
また、暇人の自己弁護にもしゃれてつかう。
「閑日月」は、暇な月日、ゆったりとして
余裕のあることの意。




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英雄人を欺く


英雄人を欺く
えいゆうひとをあざむく

英雄は人並み外れた才知を持ち、術策にたけているので、
平凡な人には考えが及ばない、驚嘆するような策略を用いるなど、
時として人の意表をつき相手を欺くことをいう。
また、才知のすぐれた人物は、普通の人が思いもよらない
手段や行動をとるものであるということ。
四字熟語、英雄欺人(えいゆうぎじん)




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易者身の上知らず


易者身の上知らず
えきしゃみのうえしらず

他人の身の上について占う易者も、自分のことはわからない。
自分のことは主観が入って正しい判断ができなくなるということ。
また、他人のことをあれこれ批判するより、
自ら反省せよという意味にもつかう。
同義語、陰陽師身の上知らず/人相見の我が身知らず




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江戸っ子の往き大名帰り乞食


江戸っ子の往き大名帰り乞食
えどっこのゆきだいみょうかえりこじき

旅に出ると行きがけから気前よく、
大名のように金を使って贅沢三昧をするため、
一文無しになって乞食のような惨めな姿で帰ってくるということで、
後先の考えのない江戸っ子かたぎの一面を取り上げたことば。
無計画に金を使うべきではないという戒めを込めて使う。
同義語、行き大名の帰り乞食/上り大名下り乞食




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江戸っ子は五月の鯉の吹き流し


江戸っ子は五月の鯉の吹き流し
えどっこはさつきのこいのふきながし

鯉のぼりは空洞なので、口から勢いよく入った風が全部吹き抜ける。
この様子から、江戸っ子は言葉づかいなどは荒っぽいが、
腹の中はさっぱりして含むところがない。
物事を深く考えようとしない淡泊な性質をいったことば。
また、口先の威勢よさに反して胆力がないという意味もある。
このあとに「口先ばかりで腸(はらわた)なし」と続けてもいう。
類義語、江戸っ子は五月の鯉で口ばかり




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江戸っ子は宵越しの銭は使わぬ


江戸っ子は宵越しの銭は使わぬ
えどっこはよいごしのぜにはつかわぬ

その日稼いだ金はその日に使ってしまって翌日に残さないという、
江戸っ子の気っぷのよさのたとえ。
金離れのよい江戸っ子気質(かたぎ)を表現したことば。
ここで言う江戸っ子は、主に職人のことで、
この当時の江戸は一大新開地であり、
日銭が入りやすかったことが背景にあるといえる。
同義語、江戸っ子は宵越しの金は持たぬ
反対語、江戸っ子の生まれ損い金を溜め




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燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや


燕雀安んぞ 鴻鵠の志を知らんや
えんじゃくいずくんぞ こうこくのこころざしをしらんや

小人物には大人物の大きな志はわからないということ。
「燕雀」は、ツバメとスズメのことで小人物をさし、
「鴻鵠」は、オトトリやクグイのことで大人物にたとえる。
「安んぞ」は、疑問・反語を表すのに用いられる漢文訓読語で、
下に推量を伴って「どうして」「なんで」の意味。
小さな鳥には、大きな鳥の志すところは理解できない。
小人物は大人物の心の中を知り得ないという例え。
四字熟語、燕雀鴻鵠
同義語、燕雀何ぞ大鵬の志を知らんや/鴻鵠の志
類義語、鶯鳩大鵬を笑う/升を以て石を量る/
猫は虎の心を知らず




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縁の下の力持ち


縁の下の力持ち
えんのしたのちからもち

縁の下のような目立たない場所で、力仕事をしている人のように、
人の目につかないところで、他人のために重要な働きをするたとえ。
決して目立つことはないが、その存在なしで成功はあり得ない、
陰の働き手のこと。
同義語、縁の下の掃除番/縁の下の舞
類義語、楽屋で声をカらす




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王侯将相寧んぞ種あらんや


王侯将相寧んぞ種あらんや
おうこうしょうしょういずくんぞしゅあらんや

王侯や将軍・大臣となるのは、
決まった家系や血統によるのではないということ。
「王侯」は、王と諸侯のこと。
「将相」は、将軍と宰相(大臣)のこと。
「種」は、家系や血統の意。
秦(しん)を倒すために立ち上がった農民の首領、
陳勝(ちんしょう)のことば。
どんな人でも各々の才能や努力によって
栄達できる意で用いられる。




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大きい薬缶は沸きが遅い


大きい薬缶は沸きが遅い
おおきいやかんはわきがおそい

大きいヤカンは水がたくさん入るので、
なかなか沸騰しないことから、
度量の大きいすぐれた人物は、
大成するのに普通の人よりも時間がかかるというたとえ。
類義語、大器晩成




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大木の下に小木育たず


大木の下に小木育たず
おおきのしたにおぎはそだたず

大きな木の下は日光が遮られたり風通しも悪く、
栄養分も吸い取られるので、小さな木も育たない。
そこから、権勢のある者の庇護を受けていては、
立派な人物になれないというたとえ。
類義語、大樹の元に美草なし
対義語、大木の下に小木育つ




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大木の下に小木育つ


大木の下に小木育つ
おおきのしたにおぎそだつ

弱い者は強い者に頼ってこそ生きてゆけるということ。
また、権力者のもとには、その庇護を受けようと、
弱い者が頼って自然と集まることにもいう。
類義語、寄らば大樹の陰
対義語、大木の下に小木育たず




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大勢に手なし


大勢に手なし
おおぜいにてなし

大勢を相手にしては手段の施しようがないということ。
流行などのように、みんながすること、
みんながおもむくところは止めようがない。
抵抗しようがないということ。
勝つ手段がないこと。
類義語、多勢に無勢/大勢の雀には鷹もかなわぬ/
大勢の口にはかなわぬ




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大水に飲み水なし


大水に飲み水なし
おおみずにのみみずなし

物はたくさんあっても本当に目的にかなった使えるものが少ないことのたとえで、
人は大勢いても本当に役に立つ人物はめったにいないということ。
洪水の時は、水がいくらたくさんあっても飲み水にならず、
井戸にも濁流が入り役に立たないことから。
同義語、火事場に煙草の火なく大水に飲み水なし
火事場に煙草火なし




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遅かりし由良之助


遅かりし由良之助
おそかりしゆらのすけ

待ちかねていたのに、時機に遅れて間に合わず、
用を成さないときに残念がって使うことば。
歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」の一場面より。
塩谷判官(えんやはんがん)は切腹の前に無念の思いを
大星由良之助(おおぼしゆらのすけ)に伝えたくて到着を
待ちかねていたが、なかなか現れないのでついに腹を切ってしまう。
そのとき遅れてかけつけてきた由良之助に、
まだかろうじて息のある塩谷判官が苦しみながらいったせりふから。
なお、忠臣蔵で知られる浅野家の家老は大石良雄、
通称 内蔵助(くらのすけ)であることから、
「遅かりし内蔵助」といいがちだがそれは誤り。
歌舞伎が元になっているので「遅かりし由良之助」というのが正しい。




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小田原評定


小田原評定
おだわらひょうじょう

大勢の人々が集まって相談しても、
あれこれと意見が出るだけでまとまらず、
いっこうに結論が出ないこと。
天正十八年(1590)相模小田原城の北条氏康が
豊臣秀吉に攻められ、
戦いを続けるのか和睦すべきかを連日評議を行ったが、
意見が出るばかりでいつまでも決定せず、
ぐずぐずしているうちに滅ぼされてしまったことから。
また、その意見の内容の低さを皮肉ってもいう。
同義語、小田原評議/小田原談合/小田原相談




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おだをあげる


おだをあげる
何人かが集まって威勢のいいことを言ったり、
得意げに勝手なことを言ったりして気炎をあげること。
用例「酔っぱらって盛んにおだをあげる」




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餓鬼も人数


餓鬼も人数
がきもにんずう がきもにんじゅ

たとえ力の弱い者でも数多く集まれば、あなどりがたい勢力になるということ。
また、つまらない者でも人数に加われば、多少の効果があることのたとえ。
「餓鬼」は、子どもをののしった言葉で、(転じて)弱い者のことの意。
同義語、餓鬼も千人/子供でも数のうち
類義語、枯れ木も山の賑わい/蟻も軍勢/痩せ牛も数たかれ





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火事と喧嘩は江戸の華


火事と喧嘩は江戸の華
かじとけんかはえどのはな

江戸は大火事が多くて火消しの働きぶりが華々しかったことと、
江戸っ子は気が早いため派手な喧嘩が多かったことから、
華やかな江戸の特色を象徴する二大名物をいったことば。





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鼎の沸くが如し


鼎の沸くが如し
かなえのわくがごとし

鼎の中で煮え立つ湯のように、多くの人が騒ぎ立てて収まりがつかないありさま。
会議の席などで激しく言い争い混乱して騒がしいさまなどのたとえ。
また、物事がもつれて紛糾すること。
「鼎」は食物を煮るための三本足の銅器で、権力の象徴とされた。
類義語、口角泡を飛ばす/議論百出/侃侃諤諤/蜂の巣を突付いたよう





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