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挨拶は時の氏神


挨拶は時の氏神
あいさつはときのうじがみ

喧嘩口論はだんだんエスカレートして、なかなか収まらないもの。
そんなとき双方の顔をつぶさないよう、
仲に入って挨拶してくれる者があると、まるく収めることが出来る。
争いごとやけんかの仲裁に入ってくれる人が現れたなら、氏神様だと思ってありがたくその人の言うとおりにした方が良いということ。
「挨拶」は、仲介、仲裁、とりなしの意。
「氏神」は、先祖を祭った神、
または生まれた土地「うぶすな」の鎮守の神。
類義語、仲裁は時の氏神/仲人は時にとっての氏神




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商人の嘘は神もお許し


商人の嘘は神もお許し
あきんどのうそはかみもおゆるし

商人が商談での駆け引きで言う嘘は止むを得ないとの意で、
神様もお許しになるということ。
だがこれは商人が言い出した言葉ともいわれているため、
本当に許しているかどうかはわからない。




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当てずっぽうの通り神


当てずっぽうの通り神
あてずっぽうのとうりがみ

予想した通りと、通り神をかけたしゃれことば。
当て推量がうまく当たったという意味。
通り神は現在でいえば交通の神に当たる。




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過ちは人の性許すは神の心


過ちは人の性許すは神の心
あやまちはひとのさがゆるすはかみのこころ

人間は誰でも失敗や過ちを犯しやすいものであり、
それを許すのは神の業であり心であるということ。
同義語、過ちは人の常許すは神の業




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出雲の神の縁結び


出雲の神の縁結び
いずものかみのえんむすび

結婚は出雲大社の神様が男女を結びつけることであり、
人間の意志を超えたものであるという意で、
人の意志によってどうにもなるものではない。
出雲大社は島根県にある神社で、縁結びの神として有名。
類義語、合縁奇縁/縁は異なもの




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出雲の神より恵比寿の紙


出雲の神より恵比寿の紙
いずものかみよりえびすのかみ

色恋よりもお金の方が良いということ。
「出雲の神」は、島根県にある出雲大社の神様で、縁結びの神。
「恵比寿の紙」は、紙幣のことで、
明治時代は裏面に恵比寿の顔が描かれていた。
「神」と「紙」とは語呂合わせ。
異性との出会いよりもお金を手に入れる方がいいということ。




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韋駄天走り


韋駄天走り
いだてんばしり

ものすごい速さで一気に走ること。
「韋駄天」は仏教の守護神の名で、非常に足の速い神。
その韋駄天のように走るということで、
全速力で、しかも猛烈な勢いと速さで走る様子をいう。




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妹背の二柱


妹背の二柱
いもせのふたはしら

「妹」は婦で、「背」は夫。
二柱は、二人きりの意。
愛し合う女と男、夫婦のこと。
また、「妹背二柱の神」とは、
神話の中で最初に登場する夫婦神。




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鰯の頭も信心から


鰯の頭も信心から
いわしのあたまもしんじんから

第三者の目からはつまらない物でも、
信仰する人にとっては神であり、ありがたく見えるということ。
いわしの頭など捨てるようなつまらない物でも、
信仰すればありがたく思えるようになってくるということで、
信仰心の不思議さをたとえたことば。
平安時代の風習で、節分の夜に鰯の頭をひいらぎの枝にさして
門口に置くと悪鬼を払うと信じられていたことから。
「頭」は「かしら」とも読む。
同義語、鼻糞も尊みがら
類義語、竹箒も五百羅漢




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嘘を言えば地獄へ行く


嘘を言えば地獄へ行く
うそをいえばじごくへゆく

「地獄」とは地の底にあって罪悪を犯した者が、
死後に行って苦痛にあうというところ。
仏教では嘘をつくのを妄語、
両舌といって十悪中の一つと教えている。
嘘をつけば地獄へ落とされ、
地獄の主宰者閻魔様に舌を抜かれるという、
多くの場合、子供を戒めるのに使う。
同義語、嘘を言えば地獄に落ちる/
嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる




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内閻魔の外恵比須


内閻魔の外恵比須
うちえんまのそとえびす

家では威張って渋い顔をしているが、
外ではにこやかな顔で愛想のいい人をいう。
主に家人に対する一家の主人の場合が多い。
類義語、内天下の外地蔵/家泣きの外笑い/
内広がりの外すぼり




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恵比須講の儲け話


恵比須講の儲け話
えびすこうのもうけばなし

ありそうもない儲け話のこと。
恵比須講は十月二十日に恵比須神をまつる行事で、
昔、江戸の商家では、店に恵比須神の像をまつり、
家人の間で、売り手と買い手に分かれ、五万両、十万両などの
高値をつけて「売ろう」「買おう」と言い合い、
売買の真似をして繁盛を祈ったという風習から、
夢のような大儲けの話をいう。




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臆病の神降ろし


臆病の神降ろし
おくびょうのかみおろし

臆病者は何かあると、すぐ神々の名を口にして祈ったり、
加護を求めたりすること。
「神降ろし」は、神霊を祈り招く行為。
また、神霊を媒介する人のこと。




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お釈迦様でも気がつくまい


お釈迦様でも気がつくまい
おしゃかさまでもきがつくまい

過去・現在・未来のすべてを見通すお釈迦様でも
気がつかないだろうということ。
悪事をはたらく者が、そのたくらみの成功を確信したり、
願ったりしていうことば。




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お釈迦になる


お釈迦になる
おしゃかになる

物を作り損ねたり、役に立たなくなることをいう。
もとは鋳物職人のことばで、阿弥陀仏を鋳るはずが、
誤って釈迦の像を作ってしまったことからいう。
なお、人が死ぬことやだめになることではない。
ちなみに、人が死ぬのは「お陀仏になる」という。




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恐れ入谷の鬼子母神


恐れ入谷の鬼子母神
おそれいりやのきしもじん

恐れ入りました、ということをしゃれていったことば。
鬼子母神が祭られている、東京都台東区の「入谷」と
「恐れ入りやした」の「入りや」をかけたことば。
鬼子母神は(きしぼじん)ともいい、
インドの女神で一万人の子を産んだが、
他人の子どもを食うという凶暴で邪悪な神だった。
仏陀が戒めにその子一人を隠すと前非を悔い、
改心して出産・育児・生産の神となった。




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鬼が出るか蛇が出るか


鬼が出るか蛇が出るか
おにがでるかじゃがでるか

どのような化け物や魔物が出てくるかわからず、
恐ろしい結果を招くであろうと予想されるたとえ。
結果が予測不可能で皆目見当がつかず、薄気味が悪い時や、
あるいは人の好奇心をそそる時に使うことば。
また、結果が吉と出るか凶と出るかわからないが、
恐れていても仕方がない、とにかくやってみようという意味もある。
「鬼」も「蛇」も不気味なものの意。
同義語、鬼が出るか仏が出るか




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鬼瓦にも化粧


鬼瓦にも化粧
おにがわらにもけしょう

鬼瓦のような、器量のよくない顔も化粧することによって
けっこう見られる容貌になるというたとえ。
「鬼瓦」は鬼の面をかたどった瓦で、
魔除けとして屋根の棟の両端に置く。
いかつい顔や醜い顔のたとえとして使われる。
類義語、馬子にも衣装




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鬼に金棒


鬼に金棒
おににかなぼう

素手でさえ強い鬼に太い金棒を持たせれば、
なおいっそう強くなるということで、
強い者にさらに良い条件が加わってますます強くなることのたとえ。
同義語、鬼に金梃/鬼に鉄杖
類義語、虎に翼




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鬼に衣


鬼に衣
おににころも

もともと鬼は裸でいるものだから衣類は身につけないことから、
不必要、不釣り合いなことのたとえ。
また、恐ろしい鬼が僧衣をまとうことから、
邪悪な者が巧みな見せかけで人を欺くことのたとえ。
類義語、狼に衣




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鬼にもなれば仏にもなる


鬼にもなれば仏にもなる
おににもなればほとけにもなる

人は相手の出方次第で鬼のように恐ろしい存在にもなれば、
仏のようにやさしい存在にもなり、
敵にもなれば味方にもなるということ。
またときには、相手の出方を待つというふうにも使われる。
類義語、思えば思わる




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鬼の居ぬ間に洗濯


鬼の居ぬ間に洗濯
おにのいぬまにせんたく

上司や監督、先生など、気詰まりな人や怖い人を鬼にたとえ、
そのような人がいない間に思う存分気晴らしをし、楽しもうということ。
「洗濯」は「命の洗濯」のことで、
日頃の苦労から解放されて気ままに楽しむこと。
同義語、鬼の居ぬ間の洗濯/鬼の来ぬ間に洗濯/
鬼の留守に洗濯/命の洗濯/鬼の居ぬ間に命の洗濯
類義語、鬼の留守に豆拾い/鬼の留守に豆を炒る




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鬼の霍乱


鬼の霍乱
おにのかくらん

鬼のように頑健で、ふだんは病気に縁のない人が、
珍しく病気にかかること。
「霍乱」は日射病のこと。また古くは、
夏に激しい吐き気や下痢を起こす急性の病気のことも含めていった。
鬼でも日射病にかかるという意味からで、多くはからかっていう。
なお、「かくらん」を「撹乱」と混同して、
鬼のように激しくかき乱して混乱させるという意味で使うのは誤り。




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鬼の首を取ったよう


鬼の首を取ったよう
おにのくびをとったよう

鬼を退治して首を取ったとしたら、
最高の大手柄であることは言うまでもないが、
大した功績もないのに、自分のやったことについて、
そのような大手柄を立てたと思って得意げに自慢している様子。
また、大した事もしてないのに、大手柄を立てたように喜ぶさま。
同義語、鬼の首でも取ったよう




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鬼の空念仏


鬼の空念仏
おにのそらねんぶつ

仏心など少しもない鬼が、殊勝ぶって念仏を唱えるという意味から。
冷酷で無慈悲な人間が、いかにも慈悲深そうなことを言ったり、
殊勝らしく振る舞ったりすることのたとえ。
また、不似合いなことの意にも使う。
同義語、鬼の空涙/鬼の念仏




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鬼の亭主に鬼神の女房


鬼の亭主に鬼神の女房
おにのていしゅにきじんのにょうぼう

鬼みたいな冷酷・残忍な夫には、
それと釣り合うような相応の女が妻になる。
似たもの夫婦の意。
同義語、鬼の女房に鬼神の亭主/
鬼の女房には鬼神がなる




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鬼の棒にも当たってみよ


鬼の棒にも当たってみよ
おにのぼうにもあたってみよ

当たればただ事ではすまない鬼の棒だが、
試しにこちらから当たってみよということ。
とても見込みがないと思われることでも、
駄目で元々という考えで、とにかくやってみようということ。
案外道が開けることも多いものである。
簡単にあきらめたりせずに、実行してみるべきであるということ。
同義語、当たって砕けよ
類義語、鬼の味噌もなめて見ろ/物はためし/
芋虫でもつつけば動く




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鬼の目にも涙


鬼の目にも涙
おにのめにもなみだ

冷酷な人間が慈悲心を起こすたとえ。
愛情や人情を知らず、鬼のように冷酷で無慈悲な人間が、
同情や哀れみの心を覚えて柄にもなく涙をうかべること。
類義語、鰐の涙




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鬼の目にも見落とし


鬼の目にも見落とし
おにのめにもみおとし

何でも見通す鋭い目を持つ鬼でも見落としがあるように、
老練な人や注意深い人が、
鬼のように厳しくすみずみにまで目を光らせていても、
やはり見落としや手抜かりがあるということ。
どんなに注意深くしても、ときには落ち度や不注意があること。
同義語、鬼の目にも見残し/鷹の目にも見落とし




                                                             | 神 鬼 竜 閻魔

鬼も十八番茶も出花


鬼も十八番茶も出花
おにもじゅうはちばんちゃもでばな

醜い鬼の娘でも年ごろの十八歳ごろになれば、
娘らしい魅力が出てくるものである。
安くて粗末な番茶でも、湯を注いだばかりの出花は風味も良い。
どのようなものでも盛りがあるものだというたとえ。
同義語、鬼も十七番茶も煮端/鬼も十八柴茶も出花
類義語、薊の花も一盛り/蕎麦の花も一盛り/鬼も十八蛇も二十/
屁糞葛(へくそかずら)も一盛り/屁糞葛も花盛り




                                                             | 神 鬼 竜 閻魔

鬼も頼めば人食わず


鬼も頼めば人食わず
おにもたのめばひとくわず

鬼は好んで人を食うとされているが、
こちらから食ってくれと頼むと、かえって食いたがらないということ。
好きな事でも頼まれるとあれこれ理由をつけたりもったいぶって、
なかなかやろうとしない人間の性癖をたとえたことば。
なお、鬼に食われようとしている人が、
必死で命乞いをすれば鬼も食うのをやめてくれる
という意味ではない。
だから、冷酷な人でも必死で説得すれば聞き入れてくれる
という意で使うのは誤り。
同義語、頼めば鬼も人食わず




                                                             | 神 鬼 竜 閻魔

鬼も角折る


鬼も角折る
おにもつのおる

人間には本来、仏心が宿っているもので、
鬼のような悪人でも何かのきっかけで発起し、
善事を施すようになることがあるということ。
また、非常にかたくなで意志の固い者が、
態度を一変させることにもいう。
類義語、鬼の発心/鬼も発起/邪険の角を折る




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御神酒上がらぬ神はない


御神酒上がらぬ神はない
おみきあがらぬかみはない

酒飲みが自分の立場を守るためにいうことば。
神前に酒をお供えするが、それは神様が酒を飲まれるからに違いない。
だから自分が飲むのも神様と同じことをしているまでのことで、
悪い道理はないという酒飲みの自己弁護のことば。
「御神酒」は、神前に供える酒のこと。





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親に似ぬ子は鬼子


親に似ぬ子は鬼子
おやににぬこはおにご

人間の子は親に似るのが普通で、似てないとすれば人間の子ではなく、鬼の子に違いないということ。
子供の素行や言動が親に似ず悪い時や、子が親にない欠点を持つ時によく使う。
「鬼子」は、「おにっこ」とも読み、親に似ない子供。
鬼から生まれたような乱暴な子供の意。
同義語、親に似ぬ子は鬼っ子/親に似ぬ子は茗荷の子/
親に似ぬ子は芋の子
類義語、親に似ぬ子は島流し/形は生めども心は生まず





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怪力乱神を語らず


怪力乱神を語らず
かいりょくらんしんをかたらず

道理にそむいたこと、理性で説明がつかないようなものについては語らないものとし、
また、怪しげなこと、不確かなことは語らないものだということ。
「怪」は不思議なこと疑わしいこと、「力」は力ずくですること、
「乱」は正義を乱すこと、「神」は神秘的な力の意。
孔子は、この四つのことは言うべきではないとしを語らなかったという。





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餓鬼に苧殻


餓鬼に苧殻
がきにおがら

まったく頼りにならないことのたとえ。
「餓鬼」は仏教語で、生前の悪行の為に餓鬼道に落ちた亡者の事で、飲食できずに飢えと渇きに苦しんで、骨と皮ばかりにやせている。
「苧殻」は皮をはいだ麻の茎。
やせ衰えて頼りにならない餓鬼が、折れやすい麻の茎を武器として振り回しても何の役にも立たないという意味から。
対義語、鬼に金棒





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餓鬼の断食


餓鬼の断食
がきのだんじき

あたりまえのことなのに、ことさら特別なことをしているかのようにとりつくろうことのたとえ。
「餓鬼」は仏教語で、生前の悪行の為に餓鬼道に落ちた亡者の事で、飲食できずに飢えと渇きに苦しんで、骨と皮ばかりにやせている。
その餓鬼が断食してると言い立てる意から、当然のことをいかにも善行らしく言うことのたとえ。
同義語、餓鬼の断食悪女の賢者ぶり





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餓鬼の花争い


餓鬼の花争い
がきのはなあらそい

不必要なことに夢中になる愚かさのたとえ。
「餓鬼」は、生前の悪行のために餓鬼道に落ちた亡者のことで、
飲食できずに飢えと渇きに苦しんで、骨と皮ばかりにやせている。
その餓鬼に必要なものは食べ物なのに、食えもしない花の事で争うということから。
貧しい者が生活の事はそっちのけにして、生計の足しにもならない趣味に熱中するたとえ。
同義語、餓鬼の花遊び





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餓鬼の目に水見えず


餓鬼の目に水見えず
がきのめにみずみえず

探し求めているものが身近にあっても、あせるとかえって見落としてしまうたとえ。
餓鬼道に落ちた亡者である餓鬼は、いつも渇きに苦しみ、それにとらわれているため、かえってそばに水があっても目に入らない。
あまり欲しがって焦ると、求めるものが近くにあっても気づかないということ。
同義語、魚の目に水見えず/人の目に空見えず/餓鬼の目水
対義語、凝っては思案に能わず





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餓鬼も人数


餓鬼も人数
がきもにんずう がきもにんじゅ

たとえ力の弱い者でも数多く集まれば、あなどりがたい勢力になるということ。
また、つまらない者でも人数に加われば、多少の効果があることのたとえ。
「餓鬼」は、子どもをののしった言葉で、(転じて)弱い者のことの意。
同義語、餓鬼も千人/子供でも数のうち
類義語、枯れ木も山の賑わい/蟻も軍勢/痩せ牛も数たかれ





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稼ぐに追い抜く貧乏神


稼ぐに追い抜く貧乏神
かせぐにおいぬくびんぼうがみ

いくら働いてもしょせん貧乏人は貧乏から抜け出すことができないことのたとえ。
「稼ぐに追い付く貧乏なし」をもじったことばで、
稼ぐ速さよりも、追いかけてくる貧乏神のほうが速いという意味。
反対句、稼ぐに追い付く貧乏なし/稼ぐに貧乏追い付かず/
辛抱に追い付く貧乏なし





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叶わぬ時の神頼み


叶わぬ時の神頼み
かなわぬときのかみだのみ

日ごろ神も仏も拝んだことがない信仰心を持たない者が、病気や災難など困難な状況になって、苦境に立たされると神仏に助けを祈り求めるということ。
人間の身勝手さをいったことば。
また、日ごろは近寄りもしない人に、自分の身に困ったことが起きると泣きつくたとえ。
同義語、苦しい時の神頼み/切ない時の神頼み/恐ろしい時の神頼み/悲しい時の神祈り/困った時の神頼み/術なき時の神頼み
類義語、今際の念仏誰でも唱える/事ある時は仏の足を戴く/溺れる者は藁をも掴む/人窮すれば天を呼ぶ/死にがけの念仏





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神ならぬ身


神ならぬ身
かみならぬみ

神ではない、すなわち能力に限りある人間の身であるということ。
また、人は神と違い能力には限りがある、だからできないことがあっても当然だということ。





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神は正直


神は正直
かみはしょうじき

神はすべての者に公平で曲がったことはしないということ。
正しい者や善人には加護を与え、うそつきや悪人には罰を与えるものである。
同義語、天道は正直/神仏は正直





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神は正直の頭に宿る


神は正直の頭に宿る
かみはしょうじきのこうべにやどる

神は正直に生きる者を見守っており、必ずそのご加護があるということ。
人は正直に生きることが大切であるという教え。
同義語、正直の頭に神宿る
類義語、正直は一生の宝/正直は最善の策/正直者に神宿る
対義語、偽りの頭に宿る神あり/正直は阿呆の異名/正直貧乏横着栄耀/正直者が損をする/正直者が馬鹿を見る





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神は非礼を受けず


神は非礼を受けず
かみはひれいをうけず

礼儀にかなった正しいやり方で祭らなければ、神に受け入れてもらえない。
(転じて)道にはずれた願い事や邪心は、神はけして聞き入れてくれないということ。
同義語、神は非礼を享けず/神は不義の願いを受けず/仏神非礼を受け給わず





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神は見通し


神は見通し
かみはみとおし

良い事であっても悪いことであっても、神はすべてを見抜いているので、人がごまかそうとしても無駄であるということ。
同義語、天道様は見通し/天は見通し/仏様は見通し/神仏は見通し
類義語、神の目は眠ることがない/天知る地知る我知る人知る





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画竜点睛を欠く


画竜点睛を欠く
がりょうてんせいをかく

ほとんど完成しているが最後の仕上げが不十分で、全体に精彩がないことのたとえ。
「画竜点睛」は「竜を画(えが)いて睛(ひとみ)を点ず」ともよみ、
物事を完成するための最も大切な部分の、最後の仕上げのこと。
また、その一事で一気に全体がひきたつような効果のことをいう。
「画竜点睛を欠く」とは、最後の仕上げが不十分であることをいう。
また、全体を引き立たせる最も肝心なところが抜けていること。
「画竜」は「がりゅう」とも読み、絵にかいた竜のこと、
「点睛」は、ひとみを入れることの意。

中国梁(りょう)の時代、張僧縣(ちょうそうよう)という画僧が、
金陵(きんりょう/南京のこと)の安楽寺の壁に二匹の竜の絵を書き、このうち一匹の竜に瞳を入れるとたちまち本物となり、天に昇ったという故事から。





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借りる時の地蔵顔済す時の閻魔顔


借りる時の地蔵顔 済す時の閻魔顔
かりるときのじぞうがお なすときのえんまがお

金などを借りる時は地蔵菩薩に似たやさしい笑顔をするのに、
返す時は閻魔大王のような険しい不機嫌な顔をするということ。
人は身勝手なものであるということ。
「地蔵顔」は、地蔵菩薩に似た優しい顔のことで、
「閻魔顔」は、地獄の閻魔大王のような恐ろしい顔のこと。
「済す」は、返すの意。
同義語、借りる時の恵比須顔返す時の閻魔顔/済す時の閻魔顔/借りる時の大黒顔返す時の閻魔顔/借りる時の笑い顔済ます時の十王面/用ある時の地蔵顔用なき時の閻魔顔





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