【PR】





悪人は畳の上では死なれぬ


悪人は畳の上では死なれぬ
あくにんはたたみのうえではしなれぬ

善人は家族に看取られて死ぬことができるが、
悪事を働くものは刑場で死んだり、
悲惨な最期をとげたりするので畳の上では
死ぬことはないということ。




                                                             | 生死

朝に紅顔ありて夕べに白骨となる


朝に紅顔ありて 夕べに白骨となる
あしたにこうがんありて ゆうべにはっこつとなる

朝は顔色もよく元気だった者も、
夕方には急死して火葬され白骨となってしまう。
人はいつどのような時に、死がおとずれるかわからないという意。
この世の無常、はかないことの意。
浄土真宗の連如が信者に寄せた御文章の一説。




                                                             | 生死

朝に道を聞かば 夕べに死すとも可なり


朝に道を聞かば 夕べに死すとも可なり
あしたにみちをきかば ゆうべにしすともかなり

朝、人としての真実の道を聞いて悟ることができれば、
その日の夕方に死んでもかまわないという意。
人生の目的が達成されたなら、たとえその晩に死んだとしても、
少しも心残りはないということ。
論語の里仁(りじん)より、
人としての道を追求することの重要さを説いた孔子のことば。




                                                             | 生死

新しい医者と新しい墓へは行くな


新しい医者と新しい墓へは行くな
あたらしいいしゃとあたらしいはかへはいくな

経験の浅い医者にかかり、
新しい墓に入るようなことになってはおしまいである。
医者は経験を積んだ人ほどよいということ。
類義語、医者と味噌は古いほどよい




                                                             | 生死

後の祭り


後の祭り
あとのまつり

祭りの終わった翌日のことで、
祭りに参加することも見物することもできないということから、
物事が時機を逃して手遅れのことをいう。
もとは、大切にしてこなかった人が亡くなり、
死後に手厚くお祭りしてもどうにもならない、
生きてるうちに孝行や恩返しをしないで、
死んでしまってからでは手遅れだという意味であった。
類義語、あとの薬 証文の出しおくれ 六日の菖蒲十日の菊




                                                             | 生死

穴の端を覗く


穴の端を覗く
あなのはたをのぞく

墓穴を覗くという意から。
死期の近い病人や高齢者など、余命いくばくも無いことのたとえ。
同義語、穴端に腰かける 穴端が近い
類義語、棺桶に片足をつっこむ




                                                             | 生死

あの世千日此の世一日


あの世千日 此の世一日
あのよせんにち このよいちにち

あの世に極楽があるというが、
見てきた人はいないし本当にあるかわからない。
だから、極楽で千日楽しむよりも、
この世で一日楽しむほうがよいということ。
また、死んでから千日供養してもらうよりも、
生きてるうちに一日楽しむほうがよいということ。
現実主義の考え方のたとえ。
同義語、死しての先年より生きての一日




                                                             | 生死

危うきこと朝露の如し


危うきこと朝露の如し
あやうきことちょうろのごとし

人の運命や生命が、極めて危険な状態にあることのたとえ。
また、日が出ると乾いて消えてしまう朝露のように、
人の命ははかないものであるということ。




                                                             | 生死

在りての厭い亡くての偲び


在りての厭い 亡くての偲び
ありてのいとい なくてのしのび

人が丈夫で生きていたころは、
とかく目につくのは欠点ばかりでうとましく思っていたが、
いざ死なれてみると、
こんどは美点ばかりが思い出されてなつかしく慕われる。




                                                             | 生死

生き二両に死に五両


生き二両に死に五両
いきにりょうにしにごりょう

子供が生まれれば二両の出費となり、
誰かが死んで葬式をすれば五両かかるということ。
この世は人が生まれても死んでもお金がかかるもの、
なにかといえば費用がかかるということ。




                                                             | 生死

生き身は死に身


生き身は死に身
いきみはしにみ

今生きているということは、遅かれ早かれ必ず死ぬ。
この体もいつかは必ず死ぬ体である。
いつ死ぬか予測できないのがこの身だということ。
類義語、生ある者は死あり/生きものは死にもの/生者必滅




                                                             | 生死

生け簀の鯉


生け簀の鯉
いけすのこい

「生け簀」は料理の食材として使う魚介類を生かしておく
場所のことで、そこに入れられれば逃げることができず、
いずれ料理される運命にあることから。
やがて死ぬ運命にあることのたとえ。
また、束縛されて自由を奪われているたとえにも使う。
類義語、屠所(としょ)の羊/生簀に躍(おど)る魚




                                                             | 生死

石に布団は着せられぬ


石に布団は着せられぬ
いしにふとんはきせられぬ

親が死んでから孝行したいと思っても遅いということ。
親が死んだ後、墓石に布団を着せても意味がないことから。
孝行は親が生きているうちにしないと後悔することになるということ。
類義語、孝行のしたい時分に親はなし




                                                             | 生死

医者が取るか坊主が取るか


医者が取るか坊主が取るか
いしゃがとるかぼうずがとるか

生死の境をさまよっている重病人のこと。
生きていれば医者が金を取り、死ねば坊主が金を取ることから。
同義語、医者が取らにゃ坊主が取る/
医者が取らなければ坊主が取る




                                                             | 生死

板子一枚下は地獄


板子一枚下は地獄
いたごいちまいしたはじごく

船乗りの仕事が非常に危険なことをいったたとえ。
「板子」は、和船の底にある上げ板のこと。
その上げ板の下が船底で海に接しており、
船から投げ出されたらまず助からぬ海を、
死を意味する地獄に見立てたことば。
また、船乗り以外でも、
非常に危険な仕事であることをたとえる時に
あえて使うこともある。
同義語、一寸下は地獄




                                                             | 生死

一度死ねば二度は死なぬ


一度死ねば二度は死なぬ
いちどしねばにどはしなぬ

人間は一度死んだら二度と死ぬことはない。
死ぬのは一度きりだと、決死の覚悟を表したことば。
事に当たる時、覚悟をきめて自分自身に言い聞かせるときに使う。
また、やけっぱちになった時にも用いられる。
類義語、一度焼けた山は二度焼けぬ




                                                             | 生死

往に跡へ行くとも死に跡へ行くな


往に跡へ行くとも死に跡へ行くな
いにあとへゆくともしにあとへゆくな

先妻と離婚した男へ嫁ぐのはよいが、
死別したあとへ嫁ぐのはやめたほうがよい。
亡妻への愛情が残っていて美点ばかりを追憶し、
比較されることから。
同義語、去り跡へは行くとも死に跡には行くな




                                                             | 生死

命あっての物種


命あっての物種
いのちあってのものだね

人間は生きていてこそ物事が出来る。
その意味で、命がすべてのもと(根源)と言える。
死んでしまっては何もならない。
だから、命を失うような危険は避け、自重せよということ。
同義語、命が物種/命こそ物種/
命のかけがえはない/命に換うる宝なし/命が宝
類義語、死んで花実は咲くものか




                                                             | 生死

命長ければ恥多し


命長ければ恥多し
いのちながければはじおおし

長く生きていれば、
それだけ恥をさらす機会も多くなるということ。
また、早く死ねばこんな目に遭わなくてすんだのに、
という意味もある。
同義語、長生きは恥多し/長生きすれば恥多し




                                                             | 生死

命は鴻毛より軽し


命は鴻毛より軽し
いのちはこうもうよりかろし

正義、あるいは忠義のためであれば、
かけがえのない命を捨てても惜しくないということ。
「鴻毛」は、おおとりの羽毛で、最も軽いもののたとえ。
「軽し」は「かるし」とも読む。
同義語、死は鴻毛より軽し
類義語、命は軽く義は重し/命は義に縁りて軽し




                                                             | 生死

命は義に縁りて軽し


命は義に縁りて軽し
いのちはぎによりてかろし

一つしかない尊い命は大切ではあるが、
人間の行うべき道理にかなった義のためには
捨てても惜しくないということ。
「軽し」は「かるし」とも読む。
同義語、命は義に縁って軽し
類義語、命は鴻毛より軽し/命より名を惜しむ




                                                             | 生死

命より名を惜しむ


命より名を惜しむ
いのちよりなをおしむ

命を惜しんで辱めを受けたり、不名誉な生き方をするより、
名誉を重んじて潔く命を捨てたほうがよいということ。
命よりも名誉を重んじる武士道の精神を表わしたことばで、
戦国大名の長宗我部 元親(ちょうそかべ もとちか)の
初陣で言ったといわれる言葉、
「人は命よりも名を惜しむものぞ」から。
類義語、命は鴻毛より軽し/命は義に縁りて軽し
虎は毛を惜しみ武士は名を惜しむ




                                                             | 生死

今際の念仏誰も唱える


今際の念仏誰も唱える
いまわのねんぶつだれもとなえる

普段は不信心な人でも臨終の際には
念仏を唱えて仏にすがるということで、
それが人間のすることであり、みな弱い者だということ。
また、若くて元気な時に神や仏を信ずる者は少ないが、
年をとると信心するようになってくるということ。
「今際」は死に際のこと。
類義語、死にがけの念仏




                                                             | 生死

引導を渡す


引導を渡す
いんどうをわたす

「引導」とは仏教語で迷っている衆生を導いて、
悟りの道に入らせることだが、
実際には死者を済度(さいど)する儀式として葬式の際、
お坊さんが棺前に立って、唱え事をすること。
死んだことを相手に解らせる儀式であるところから、
最終的な宣告をして相手に仕方がないとあきらめさせることをいう。
類義語、因果を含めて引導渡す




                                                             | 生死

魚の釜中に遊ぶが如し


魚の釜中に遊ぶが如し
うおのふちゅうにあそぶがごとし

死が近づいていることのたとえ。
もうすぐ煮られることもしらず釜の中で泳ぐ魚の意で、
滅亡の近いことも知らずに、
暢気(のんき)に遊んでいることのたとえ。
また、危険が目前に迫っていることのたとえにもいう。
四字熟語、魚遊釜中(ぎょゆうふちゅう)
同義語、釜中の魚/魚釜中におよぐ




                                                             | 生死

後れ先立つ例


後れ先立つ例
おくれさきだつためし

後に死ぬか先に死ぬかの相違はあっても、
いずれは皆死んでしまうのが世の習いであるということ。




                                                             | 生死

惜しむ人は必ず死する習い


惜しむ人は必ず死する習い
おしむひとはかならずしするならい

人々に好まれ愛されるような人に限って、
早死にしてしまい惜しまれる。
この世の皮肉な習いをいったことば。
反対語、憎まれっこ世にはばかる




                                                             | 生死

泳ぎ上手は川で死ぬ


泳ぎ上手は川で死ぬ
およぎじょうずはかわでしぬ

自分の力を過信して、得意なことで失敗したり、かえって身をほろぼすことのたとえ。
類義語、河童の川流れ/猿も木から落ちる
同義語、川立ちは川で果てる





                                                             | 生死

門松は冥土の旅の一里塚


門松は冥土の旅の一里塚
かどまつはめいどのたびのいちりづか

「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」という一休宗純が遺したとされる言葉より。
正月を祝うための門松も、立てるごとに一つ年を取るのだと思えば、あの世へ近づく旅の一里塚のようなもの。
そう考えると門松はめでたいものではないということ。
「門松」は、正月に家の門前などに立てられる正月飾りのことで、歳神(としがみ)が下界に降りてくるときの目じるしとされている。
「冥土」は、仏教語で死者の霊魂の行く世界。あの世。冥界。冥途。
「一里塚」は、一里(約四キロメートル)ごとの里程を示す塚のこと。





                                                             | 生死

渇えて死ぬは一人飲んで死ぬは千人


渇えて死ぬは一人 飲んで死ぬは千人
かつえてしぬはひとり のんでしぬはせんにん

飢えて死に至る人は少ないが、酒の飲み過ぎが原因で死ぬ人は多いということ。
びんぼうで死ぬ人よりも、ぜいたくで死ぬ人のほうが多いということで、 ぜいたくは慎めという戒めのことば。





                                                             | 生死

金は命の親命の敵


金は命の親命の敵
かねはいのちのおやいのちのかたき

お金のおかげで命を助けられることもあるが、逆にお金によるいざこざが原因で命を落とすこともあるということ。
お金は時として人の命を生かしたり奪ったりするものであるということ。
同義語、銀(かね)は命の親命の敵





                                                             | 生死
【PR】