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逆引き 故事 ことわざ 慣用句 > 神仏信仰 宗教 道徳



朝題目に宵念仏


朝題目に宵念仏
あさだいもくによいねんぶつ

朝のうちは日蓮宗(にちれんしゅう)の題目
「南無妙法蓮華経」と唱え、
夕方になると念仏宗(浄土真宗・時宗など)の念仏
「南無阿弥陀仏」と唱えるということで、
しっかりした考えを持たない無定見なことのたとえ。




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朝に紅顔ありて夕べに白骨となる


朝に紅顔ありて 夕べに白骨となる
あしたにこうがんありて ゆうべにはっこつとなる

朝は顔色もよく元気だった者も、
夕方には急死して火葬され白骨となってしまう。
人はいつどのような時に、死がおとずれるかわからないという意。
この世の無常、はかないことの意。
浄土真宗の連如が信者に寄せた御文章の一説。




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明日知らぬ世


明日知らぬ世
あすしらぬよ

今日はどうにか無事に過ごせても、未来はもとより、
明日のことさえもわからない。
定めのないのがこの世で、永久不変のものなど無いということ。
現世の無常をいったことば。
類義語、一寸先は闇 定めなき世




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頭剃るより心を剃れ


頭剃るより心を剃れ
あたまそるよりこころをそれ

外見より精神が大切だということ。
頭を丸めて見た目だけ僧侶になっても意味がない、
仏道に帰依(きえ)する心を起こさなければ駄目だということ。
同義語、かしら剃るより心を剃れ




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当たる罰は薦きても当たる


当たる罰は薦きても当たる
あたるばちはこもきてもあたる

悪事を働いた者は、善人をよそおったり、
薦をかぶって乞食のふりをして身を隠しても、
神は見逃さず必ず罰を当てる。
どうあがこうと、神罰は免れないということ。
「薦」は、荒く織ったむしろ
類義語、天網恢恢疎にして漏らさず




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過ちは人の性許すは神の心


過ちは人の性 許すは神の心
あやまちはひとのさが ゆるすはかみのこころ

人間は誰でも失敗や過ちを犯しやすいものであり、
それを許すのは神の業であり心であるということ。
同義語、過ちは人の常許すは神の業




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出雲の神の縁結び


出雲の神の縁結び
いずものかみのえんむすび

結婚は出雲大社の神様が男女を結びつけることであり、
人間の意志を超えたものであるという意で、
人の意志によってどうにもなるものではない。
出雲大社は島根県にある神社で、縁結びの神として有名。
類義語、合縁奇縁/縁は異なもの




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伊勢へ七度熊野へ三度


伊勢へ七度熊野へ三度
いせへななたびくまのへみたび

三重県の伊勢神宮に七度、
和歌山県の熊野三山に三度もお参りすることで、
信仰心の非常に厚いたとえ。
「伊勢へ七度熊野へ三度愛宕様へは月参り」ともいい、
各所へ何度も参詣して、信心はいくらしても結構だということ。
また、出好きや遊覧好きにもいう。




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一樹の陰一河の流れも他生の縁


一樹の陰一河の流れも他生の縁
いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん

たまたま出会った知らない者と、同じ木の下で雨宿りしたり、
同じ川の水をすくって飲むことがある。
それらは、前世からの因縁によるものなのでおろそかにせず、
仲良くしたり親切にしたりすべきだという意味。
この世のことは前世からの浅からぬ因縁によるものだという
仏教の教えに基づくことば。
「他生」は「多生」とも書く。
同義語、一樹の陰も他生の縁
類義語、袖すり合うも他生の縁/
袖ふり合うも他生の縁/躓く石も縁の端




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祈らずとても神や守らん


祈らずとても神や守らん
いのらずとてもかみやまもらん

神の加護を得るのは、祈りなどの形式は問題ではない。
行いが正しく心が敬虔(けいけん)であるならば、
自然に神に感応し、神助(しんじょ)が得られるとの意。
菅原 道真(すがわら の みちざね)の作といわれる
「心だに誠の道にかなひなば祈らずとても神や守らん」
という歌から。




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位牌に泥を塗る


位牌に泥を塗る
いはいにどろをぬる

祖先の名を汚す。祖先の名誉を傷つける。
「位牌」は死者の法名を記し、仏壇にまつる木の札。
同義語、位牌を汚す




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衣鉢を伝う


衣鉢を伝う
いはつをつたう

仏教で師が弟子に法を伝えることから、
一般に学問や技術などの奥義や秘伝といったものを
師匠が弟子に伝えること。
「衣」は袈裟、「鉢」は鉄鉢で食器のこと。
仏僧が弟子に、仏法を伝授した証拠として
法衣と鉄鉢の二品を授けたということから。
「衣鉢」は「えはつ」とも読む。
同義語、衣鉢を継ぐ




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今際の念仏誰も唱える


今際の念仏誰も唱える
いまわのねんぶつだれもとなえる

普段は不信心な人でも臨終の際には
念仏を唱えて仏にすがるということで、
それが人間のすることであり、みな弱い者だということ。
また、若くて元気な時に神や仏を信ずる者は少ないが、
年をとると信心するようになってくるということ。
「今際」は死に際のこと。
類義語、死にがけの念仏




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鰯の頭も信心から


鰯の頭も信心から
いわしのあたまもしんじんから

第三者の目からはつまらない物でも、
信仰する人にとっては神であり、ありがたく見えるということ。
いわしの頭など捨てるようなつまらない物でも、
信仰すればありがたく思えるようになってくるということで、
信仰心の不思議さをたとえたことば。
平安時代の風習で、節分の夜に鰯の頭をひいらぎの枝にさして
門口に置くと悪鬼を払うと信じられていたことから。
「頭」は「かしら」とも読む。
同義語、鼻糞も尊みがら
類義語、竹箒も五百羅漢




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引導を渡す


引導を渡す
いんどうをわたす

「引導」とは仏教語で迷っている衆生を導いて、
悟りの道に入らせることだが、
実際には死者を済度(さいど)する儀式として葬式の際、
お坊さんが棺前に立って、唱え事をすること。
死んだことを相手に解らせる儀式であるところから、
最終的な宣告をして相手に仕方がないとあきらめさせることをいう。
類義語、因果を含めて引導渡す





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魚も食われて成仏する


魚も食われて成仏する
うおもくわれてじょうぶつする

仏教では魚を食うのは殺生戒としてきらう。
しかし、魚は人間に食べられることによって成仏出来るので、
本望であろうということ。
特にお坊さんが魚を食べるときの都合のよい口実。
破戒僧だった一休宗純の逸話とされる。




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牛に引かれて善光寺詣り


牛に引かれて善光寺詣り
うしにひかれてぜんこうじまいり

人に連れられてある場所にたまたま行くこと。
また、人に誘われてよいことをするたとえ。
長野県の善光寺近くに住む不信心の老婆がいた。
ある日、干していた布を、牛が角で引っ掛けて走り出すのを見て、
その牛を追って知らぬ間に老婆は善光寺にたどり着いた。
それが機縁で信心深くなったという故事から。




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嘘も方便


嘘も方便
うそもほうべん

嘘をつくのは悪いことだが、
物事を円満におさめるには必要な場合があるということ。
真実ばかりを口にするのは、事態を悪化させたり、
人間関係に亀裂が生じたりと、悪い結果になることがある。
良い結果を生むのに役立たせるためや、
円満に事を運ばせる手段として嘘もときには必要ということ。
「方便」は仏教語で、仏法を教え導くための便宜的な手段、方法。
仏法を一般大衆に悟らせるために、
釈迦も嘘を用いたという仏教の教えから。
同義語、嘘も重宝/嘘も誠も話の手管/嘘も世渡り/
釈迦も方便




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嘘を言えば地獄へ行く


嘘を言えば地獄へ行く
うそをいえばじごくへゆく

「地獄」とは地の底にあって罪悪を犯した者が
死後に行って、苦痛にあうというところ。
仏教では嘘をつくのを妄語、
両舌といって十悪中の一つと教えている。
嘘をつけば地獄へ落とされ、
地獄の主宰者閻魔様に舌を抜かれるという、
多くの場合、子供を戒めるのに使う。
同義語、嘘を言えば地獄に落ちる/
嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる




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縁なき衆生は度し難し


縁なき衆生は度し難し
えんなきしゅじょうはどしがたし

人のことばを聞き入れないやからは、
救いようがないことのたとえ。
仏の慈悲をもってしても、
仏の教えを聞く機会のない者や聞いても信じない者は
仏縁がないので救うのは不可能という意味から。
人からよい話を聞いたり、忠告を受けたりしても
関心を示さない者はどうしようもないということ。




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老いては子に従え


老いては子に従え
おいてはこにしたがえ

年を取ったら自分の主張を抑えて、
何事も子どもの意見に従ったほうがうまくいくということ。
本来は女性の生き方を教えた仏教のことば。
男は壮年を過ぎると出家して家にいなくなったことから。
現在では女性に限定せず、男女ともにつかっている。




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鬼も角折る


鬼も角折る
おにもつのおる

人間には本来、仏心が宿っているもので、
鬼のような悪人でも何かのきっかけで発起し、
善事を施すようになることがあるということ。
また、非常にかたくなで意志の固い者が、
態度を一変させることにもいう。
類義語、鬼の発心/鬼も発起/邪険の角を折る




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己の欲する所を人に施せ


己の欲する所を人に施せ
おのれのほっするところをひとにほどこせ

自分が他人からしてもらいたいと思うことは、
人々にもしてやりなさいという教え。
出典は、「新約聖書」マタイによる福音書7章12節
「Do as you would be done by.」より。




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己の欲せざる所は人に施すなかれ


己の欲せざる所は人に施すなかれ
おのれのほっせざるところはひとにほどこすなかれ

自分が他人にしてほしくないことは他人もしてほしくないのだから、
それを他人に対してしてはならないという戒めのことば。
孔子が弟子の子貢(しこう)に「思いやり」を説いたときのことば。
類義語、我が身をつねって人の痛さを知れ




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御払い箱


御払い箱
おはらいばこ

使用人を解雇すること。
また、不用品を処分すること。
伊勢神宮の御祓いの札を入れた箱を「御祓箱」といい、
毎年新しいものが来て古いものを処分することから。
「祓い」と「払い」をかけていう。




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お百度を踏む


お百度を踏む
おひゃくどをふむ

神前や仏前まで百回往復して参拝し祈願すること。
(転じて)
頼み事を聞き入れてもらうために、
同じ人や場所を何度も何度も繰り返し訪ねることのたとえ。




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親子は一世夫婦は二世主従は三世


親子は一世 夫婦は二世 主従は三世
おやこはいっせ ふうふはにせ しゅじゅうはさんぜ

人が前世、現世、後世にわたって生きるという仏教的な考え方により、親子の関係は現世だけのものであり、夫婦の関係は前世と現世、あるいは現世と後世の二代にわたるものであり、主従の関係は三世の因縁によるとしたもの。
この世の中で親子は自然に生じるものであるが、夫婦は知らない他人同士の結びつきであり、さらに主従はそれ以上に深い縁がなければ結びつかないことから。
同義語、親子は一世





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親の因果が子に報う


親の因果が子に報う
おやのいんががこにむくう

親が悪業(あくごう)を重ねると、罪の報いをその子供が受けることになり苦しむということ。
また、罪もないわが子を不幸にさせたくないなら、ただちに悪業をやめよという意味もある。
「因果」は、仏教の教えで、前世のあるいは 過去の悪業の報いとして現世の不幸があるとする考え。






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親の恩は子で送る


親の恩は子で送る
おやのおんはこでおくる

親はすでに亡くなり、直接の恩返しができなくても、我が子を立派に育て上げることによって、その恩に報いることができるということ。
「送る」は、報いること。
なお、親孝行しなかった者の自己弁護にも使われる。
同義語、親の恩は次第送り/親の思いは次第送り





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門松は冥途の旅の一里塚


門松は冥途の旅の一里塚
かどまつはめいどのたびのいちりづか

「門松は冥途の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」という一休宗純が遺したとされる言葉より。
正月を祝うための門松も、立てるごとに一つ年を取るのだと思えば、あの世へ近づく旅の一里塚のようなもの。
そう考えると門松はめでたいものではないということ。
「門松」は、正月に家の門前などに立てられる正月飾りのことで、歳神(としがみ)が下界に降りてくるときの目じるしとされている。
「冥途」は、仏教語で死者の霊魂の行く世界。あの世。冥界。冥土。
「一里塚」は、一里(約四キロメートル)ごとの里程を示す塚のこと。





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叶わぬ時の神頼み


叶わぬ時の神頼み
かなわぬときのかみだのみ

日ごろ神も仏も拝んだことがない信仰心を持たない者が、病気や災難など困難な状況になって、苦境に立たされると神仏に助けを祈り求めるということ。
人間の身勝手さをいったことば。
また、日ごろは近寄りもしない人に、自分の身に困ったことが起きると泣きつくたとえ。
同義語、苦しい時の神頼み/切ない時の神頼み/恐ろしい時の神頼み/悲しい時の神祈り/困った時の神頼み/術なき時の神頼み
類義語、今際の念仏誰でも唱える/事ある時は仏の足を戴く/溺れる者は藁をも掴む/人窮すれば天を呼ぶ/死にがけの念仏





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蟹の念仏


蟹の念仏
かにのねんぶつ

蟹が口から泡をふいているように、口の中でぶつぶつつぶやいていることのたとえ。
蟹が口の中でぶつぶつ泡を立てる様子が念仏を唱えているように見えることから。





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金の光は阿弥陀ほど


金の光は阿弥陀ほど
かねのひかりはあみだほど

金の威光は阿弥陀仏の霊力ほどもあって、この世で絶大な御利益を発揮するということ。
お金が人に及ぼす影響力が甚大だということをたとえたことば。
「阿弥陀」は、その名を唱えれば死後に極楽浄土に導いてくれるという、西方極楽浄土にいるという仏のこと。
同義語、銭は阿弥陀ほど光る/金は仏ほど光る
類義語、阿弥陀も銭で光る/地獄の沙汰も金次第/銭ある時は鬼をも使う/阿弥陀の光も銭次第





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神様にも祝詞


神様にも祝詞
かみさまにものりと

すべてをお見通しの神様とはいえ、祈りの言葉を言わなければ、その人が何を願っているのか通じないものである、という意味から。
相手が分かりきってるっていると思われる事でも、黙っていては通じないので、はっきり言葉を口に出して相手に伝えることが重要であるということ。
「祝詞」は、神道において神徳を称え、崇敬の意を表する内容を神に唱えて加護や利益を得んとすることば。
類義語、神へも物は申しがち/言わぬ事は聞こえぬ





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神は正直


神は正直
かみはしょうじき

神は万物に公平で曲がったことはしないということ。
正しい者や善人には加護を与え、うそつきや悪人には罰を与えるものである。
同義語、天道は正直/神仏は正直





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神は正直の頭に宿る


神は正直の頭に宿る
かみはしょうじきのこうべにやどる

神は正直に生きる者を見守っており、必ずそのご加護があるということ。
人は正直に生きることが大切であるという教え。
同義語、正直の頭に神宿る
類義語、正直は一生の宝/正直は最善の策/正直者に神宿る
対義語、偽りの頭に宿る神あり/正直は阿呆の異名/正直貧乏横着栄耀/正直者が損をする/正直者が馬鹿を見る





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神は非礼を受けず


神は非礼を受けず
かみはひれいをうけず

礼儀にかなった正しいやり方で祭らなければ、神に受け入れてもらえない。
(転じて)道にはずれた願い事や邪心は、神はけして聞き入れてくれないということ。
同義語、神は非礼を享けず/神は不義の願いを受けず/仏神非礼を受け給わず





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神は見通し


神は見通し
かみはみとおし

良い事であっても悪いことであっても、神はすべてを見抜いているので、人がごまかそうとしても無駄であるということ。
同義語、天道様は見通し/天は見通し/仏様は見通し/神仏は見通し
類義語、神の目は眠ることがない/天知る地知る我知る人知る





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