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青表紙をたたいた者にはかなわぬ


青表紙をたたいた者にはかなわぬ
あおびょうしをたたいたものにはかなわぬ

きちんとした学問をした者にはかなわないというたとえ。
青表紙は、四書「論語」「大学」「中庸(ちゅうよう)」「孟子」
五経「易」「書」「詩」「春秋(しゅんじゅう)」「礼記(らいき)」などの
経書(けいしょ)のこと。
なお、赤表紙は子供の読物、黄表紙は小説など、
黒表紙は役者評判記だった。




                                                             | 学問 努力 修行

顎振り三年


顎振り三年
あごふりさんねん

何事でも、身に付くまでには長い年月がかかるということ。
尺八をならうと、最初はあごをうまく振って
調子のとり方を学ぶのだが、
上達するには三年間はかかるということから。
人知れない苦心と努力が必要とされる。
一芸一能に達する修業のきびしさを一言でいったことば。
同義語、首振り三年 首振り三年ころ八年 頤(あご)振り三年
類義語、石の上にも三年 商い三年 櫂は三年櫓は三月




                                                             | 学問 努力 修行

頭剃るより心を剃れ


頭剃るより心を剃れ
あたまそるよりこころをそれ

外見より精神が大切だということ。
頭を丸めて見た目だけ僧侶になっても意味がない、
仏道に帰依(きえ)する心を起こさなければ駄目だということ。
同義語、かしら剃るより心を剃れ




                                                             | 学問 努力 修行

後の雁が先になる


後の雁が先になる
あとのかりがさきになる

仕事や学問などで遅れていた者が、先に進んでいた者をしのぐこと。
後輩が先輩の地位や学力を追い抜くこと。
雁は「雁行」といって、独特の列を作って空を飛ぶが、
遅れていた雁が先の雁を追い越す場合があることから。




                                                             | 学問 努力 修行

阿呆にも一芸


阿呆にも一芸
あほうにもいちげい

常人で有る無しにかかわらず、
世俗の雑念にまどわされないで一事一芸に打ち込むこと。
馬鹿と天才は紙一重と言うが、
そのような人は集中力が非常にあるので
案外傑作を生み出すことがある。
「阿呆でも一つは取り柄がある」という意味ではない。




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雨垂れ石を穿つ


雨垂れ石を穿つ
あまだれいしをうがつ

軒にしたたる雨のしずくのようなわずかな水でも、
長い間同じ所に落ちていると、いつかは石に穴をあけてしまう。
(転じて)
どんなに小さな努力でも、続けていれば大きな成果となる。
たとえ微力でも根気よく継続すれば、
大きな仕事をなし遂げることができる。
同義語、水滴りて石を穿つ 点滴(てんてき)石を穿つ
類義語、牛の歩みも千里




                                                             | 学問 努力 修行

蟻の思いも天に届く


蟻の思いも天に届く
ありのおもいもてんにとどく

蟻のように地面をはう小さな虫でも、
一心に努力すれば願いも天に届きかなえられる。
(転じて)
弱小な者でも大志を立ててたゆまず努力すれば、
ついには目標に達し、成功するということ。
同義語、蟻の思いも天に昇る 蟻も天に昇る
類義語、一念天に通ず 蚤の息も天にあがる




                                                             | 学問 努力 修行

蟻の塔を組む如し


蟻の塔を組む如し
ありのとうをくむごとし

蟻が落葉や土くれを運び集め、一つ一つ積んで蟻塚をつくるように、
努力の結果を少しずつ重ねていくこと。
弱小な者でも、こつこつと怠りなく努力を重ねていけば、
いつかは大事業を成し遂げることのたとえ。
類義語、蟻集まって樹を揺るがす 蟻が大仏を曳く




                                                             | 学問 努力 修行

謂うなかれ今日学ばずして来日ありと


謂うなかれ今日学ばずして来日ありと
いうなかれこんにちまなばずしてらいじつありと

明日がある明日があると、一日延ばしに延ばしていると、
いつの間にか年をとってしまうから、
今日出来ることを明日に延ばすなと戒めたことば。
宗の朱子(しゅし)が、若者たちに学問をするよう勧めた文章の一節。
類義語、少年老い易く学成難し




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言うは易く行うは難し


言うは易く行うは難し
いうはやすくおこなうはかたし

口ではいくらでも大きなことを言えるが、
それを実行するのは容易ではないということ。
なんだそれくらいと思えるような事でも、大変難しくて出来にくいもの。
類義語、言うは行うより易し/口では大阪城も建つ





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石に立つ矢


石に立つ矢
いしにたつや

心をこめて行えば、どんなことでも必ず出来るというたとえ。
漢の李広(りこう)が狩りに行き、草むらに眠っている虎をみつけた。
その虎をしとめようと心をこめて射ると矢は見事に突き刺さった。
だが、近付いてみると虎の形をした石であった。
李広は自身の腕前に驚いて、もう一度その石に向かって矢を放ってみたが、こんどは立たなかったという故事から。
類義語、一念天に通ず/精神一到何事が成らざらん
/念力岩をも通す




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石の上にも三年


石の上にも三年
いしのうえにもさんねん

つらくても我慢強く辛抱して続ければ、
いつかは成し遂げられるということ。
冷たい石の上であっても三年も座り続けると
暖かくなってくるということから。
なれない仕事や作業など、
世の中にはいろいろとつらいことや苦労があるが、
何事も辛抱、我慢することが肝要である。
忍耐強く耐え忍んでいればいつかは報われるということ。
同義語、火の中にも三年
/茨(いばら)の中にも三年の辛抱
類義語、禍(わざわい)も三年たてば用に立つ
/辛抱する木に金がなる/果報は寝て待て
/待てば海路の日和あり




                                                             | 学問 努力 修行

一隅を挙げて三隅を以て反せざれば復びせざるなり


一隅を挙げて三隅を以て反せざれば復びせざるなり
いちぐうをあげてさんぐうをもってはんせざればふたたびせざるなり

四隅あるなら、そのうちの一隅をあげれば、
自ら他の三隅をあげるように、
一つを教えたら後の三つは自分で考えるようでなければ、
もう他のことは教える必要はない。
「論語」にある、孔子の教育態度を述べたことば。
自ら考える力を養わせるように心がけたもの。




                                                             | 学問 努力 修行

一芸は道に通ずる


一芸は道に通ずる
いちげいはみちにつうずる

一つの芸道について奥義を極めた者は、他の分野においても、
法則や道理、心得が身についているということ。
どのような芸でも、つきつめていけば、
単なる技術を超えた普遍的な「道」に到達するとの意。
同義語、一芸は百芸に通ず/一芸に達する者は諸芸に達する




                                                             | 学問 努力 修行

一日の長


一日の長
いちじつのちょう

一日だけ年長ということから、ほんの少し年上という意。
(転じて)
他人より経験や知識・技能などが少し優れていること。
孔子が弟子たちに、「私がお前達より多少年が上だからといって、
私に遠慮しなくてもよい」と言った故事から。
年の功で経験や知識・技能などが勝(まさ)っていることを指す。
自分の経験・能力・技能などを謙遜(けんそん)していうことば。




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一日再び晨なり難し


一日再び晨なり難し
いちじつふたたびあしたなりがたし

朝が過ぎたら、その日のうちに
再び朝が来ることはないということから、
時間を大切にして勉強に専念せよ、
努力を惜しんではならないという戒めのことば。
「晨」は朝の意。




                                                             | 学問 努力 修行

一字の師


一字の師
いちじのし

一つの文字について教えてもらった師という意味で、
詩や文章の適切でない個所を訂正してくれた人を
尊敬して呼ぶことば。




                                                             | 学問 努力 修行

一日一字を学べば三百六十字


一日一字を学べば三百六十字
いちにちいちじをまなべばさんびゃくろくじゅうじ

一日にたった一字でも覚えれば、
一年では三百六十字覚えることになる。
文字に限らず、毎日少しづつでも怠らず勉強すれば
積もり積もって大きな成果となる。
だから、五年、十年と続けていけばやがては博学となるであろう。
類義語、一日一善を積めば大徳になる。




                                                             | 学問 努力 修行

一日の名匠


一日の名匠
いちにちのめいしょう

一日でもよいから、よい師匠について学べということ。
独学や至らぬ師について学ぶよりも、
短くとも優れた師から教えを授けるほうが
その効果は計り知れないものがあるということ。




                                                             | 学問 努力 修行

一念天に通ず


一念天に通ず
いちねんてんにつうず

不可能と思われることでも、
成し遂げようという堅い決意があれば、
それが天に通じて必ず実現できるということ。
四字熟語、一念通天
類義語、蟻の思い天に登る/石に立つ矢/
一念岩をも徹す/精神一到何事か成らざらん




                                                             | 学問 努力 修行

一寸の光陰軽んずべからず


一寸の光陰軽んずべからず
いっすんのこういんかろんずべからず

人の一生は短いものだから、
少しの時間でも無駄に過ごしてはいけない。
また、寸暇を惜しんで勉学に励めということ。
「光陰」は時間。「光」は昼、日、「陰」は夜、月の意味。
朱熹(しゅき)の
「少年老い易く学成り難し、一寸の光陰軽んずべからず」から。
類義語、光陰矢の如し/光陰人を待たず/歳月人を待たず




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一丁字を識らず


一丁字を識らず
いっていじをしらず

たった一個の文字さえも知らないということ。
また、教養のない人をいうことば。
中国では「一個」のことを「一个」と書くが、
「个」と「丁」が似てるため、
伝写の間に丁と誤られてしまったということから。
同義語、目に一丁字なし
類義語、無学文盲




                                                             | 学問 努力 修行

一頭地を抜く


一頭地を抜く
いっとうちをぬく

人々よりも頭一つほど高く出ているということで、
人よりも一段と優れているということ。
学問などで、多くの者よりも傑出していること。
「地」は語調を整えるため添えられた無意味の字。
「一頭地」は「一頭」と同じ意味。
同義語、一頭地を出(い)だす




                                                             | 学問 努力 修行

井戸を掘るなら水の出るまで


井戸を掘るなら水の出るまで
いどをほるならみずのでるまで

物事は、やり始めたなら、
必ずやり遂げる根気が必要であるということ。
井戸を掘るのは根気がいる作業であることは、
始める前からわかっていること。
だから作業を進めていくうちに水脈が深いことに気落ちし、
中途でやめるようなら始めからやらないほうがよい。
何事においても途中でやめずに最後までやり遂げよというたとえ。




                                                             | 学問 努力 修行

田舎の学問より京の昼寝


田舎の学問より京の昼寝
いなかのがくもんよりきょうのひるね

田舎で一生懸命勉強にいそしんだとしても、
学問的な環境に恵まれていないので、
到達する水準はたかが知れている。
それより、京都のように文化的な刺激が多い都会にいれば、
優れた人材も多く集まっていて、良い影響を受けるため、
怠けていても自然に知識が身につくので有利だということ。
同義語、田舎の三年京の昼寝




                                                             | 学問 努力 修行

衣鉢を伝う


衣鉢を伝う
いはつをつたう

仏教で師が弟子に法を伝えることから、
一般に学問や技術などの奥義や秘伝といったものを
師匠が弟子に伝えること。
「衣」は袈裟、「鉢」は鉄鉢で食器のこと。
仏僧が弟子に、仏法を伝授した証拠として
法衣と鉄鉢の二品を授けたということから。
「衣鉢」は「えはつ」とも読む。
同義語、衣鉢を継ぐ




                                                             | 学問 努力 修行

牛の歩みも千里


牛の歩みも千里
うしのあゆみもせんり

歩みが遅い牛でさえ、たゆまず歩き続けていけば、
やがては千里先の遠くまで行くことができるということ。
何事も怠らずに毎日コツコツと努力を続けていけば、
いつかは大きな成果を上げることができるという教え。
類義語、雨垂れ石を穿つ/水滴りて石を穿つ




                                                             | 学問 努力 修行

氏より育ち


氏より育ち
うじよりそだち

家柄や血筋といったものより、
環境や育てられ方のほうが人間形成に深く関係するということ。
人間は素性もさることながら、教育や境遇が大切であるという意味。
同義語、生まれ付きより育ちが第一
対義語、氏素性は争われぬ




                                                             | 学問 努力 修行

生まれ乍らの長老なし


生まれ乍らの長老なし
うまれながらのちょうろうなし

はじめから学徳の高い者や、経験豊富な人格者はいない。
名僧と呼ばれる人物であっても、生まれつき名僧などではなく、
そうなるまでには長い年月をかけて修養してきたからこそだと
いうことで、多年の修養や勉励があってこそ、
立派な人物になりえるということ。
「長老」は、仏教では常識に富んで悟りの深い名僧のこと。
同義語、生まれながら貴き者なし/始めから長老にはなれぬ
類義語、小僧が長老になるも沙弥(しゃみ)を経る




                                                             | 学問 努力 修行

老いてはますます壮んなるべし


老いてはますます壮んなるべし
おいてはますますさかんなるべし

年老いたからといって自分から老け込んでしまっては駄目で、
むしろ若者をしのぐほど意気盛んでなければならないということ。
年をとって肉体は衰えても、
志を持つことは年齢に関係ないのだから、
より一層盛んになるべきだという意。




                                                             | 学問 努力 修行

王侯将相寧んぞ種あらんや


王侯将相寧んぞ種あらんや
おうこうしょうしょういずくんぞしゅあらんや

王侯や将軍・大臣となるのは、
決まった家系や血統によるのではないということ。
「王侯」は、王と諸侯のこと。
「将相」は、将軍と宰相(大臣)のこと。
「種」は、家系や血統の意。
秦(しん)を倒すために立ち上がった農民の首領、
陳勝(ちんしょう)のことば。
どんな人でも各々の才能や努力によって
栄達できる意で用いられる。




                                                             | 学問 努力 修行

教うるは学ぶの半ば


教うるは学ぶの半ば
おしうるはまなぶのなかば

人に教えるには自分がよく理解していなくてはならない。
また、教えているうちに自分の知識の曖昧さがはっきりして、
確認する必要が出て来る場合もある。
したがって、教えることは、半分は自分も学ぶことになるということ。




                                                             | 学問 努力 修行

斧を研いで針にする


斧を研いで針にする
おのをといではりにする

一つの事を根気よく努めることのたとえ。
斧を針の細さまでに研ぐというのは大変だが、
やる気になれば不可能ではない。
そこから、どんなに困難なことでも
忍耐と努力があれば成就するものだというたとえ。
同義語、斧を針にする/斧を針に磨ぐ
類義語、石臼を箸に刺す




                                                             | 学問 努力 修行

思う念力岩をも通す


思う念力岩をも通す
おもうねんりきいわをもとおす

どんなことでも一念をこめて努めれば、必ずできるということのたとえ。
必死になって物事を行えば、やって出来ないことはない。
岩のように堅く大きな障害があったとしても、
その壁を乗り越え必ず成就させることができるということ。
漢の李広(りこう)が狩りに行き、草むらに眠っている虎をみつけた。
その虎をしとめようと心をこめて射ると矢は見事に突き刺さった。
だが、近付いてみると虎の形をした石であった。
李広は自身の腕前に驚いて、もう一度その石に向かって矢を放ってみたが、こんどは立たなかったという故事「石に立つ矢」から。
類義語、石に立つ矢/一念天に通ず





                                                             | 学問 努力 修行

櫂は三年櫓は三月


櫂は三年 櫓は三月
かいはさんねん ろはみつき

櫂の使い方を覚えるには三年かかり、櫓の使い方を覚えるには三ケ月かかるということで、櫓の使い方に対して、櫂の使い方の難しいことを言ったことば。
同じようなものであっても難易度が違うため、習得にかかる時間には差があるということ。
また、なにごとにも技術を習得するにはそれ相応の期間が必要だということ。
類義語、棹は三年櫓は三月/櫓三年に棹八年/
首振り三年ころ八年





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学は及ばざるが如くせよ


学は及ばざるが如くせよ
がくはおよばざるがごとくせよ

学問を修めるには逃げるものを追いかけて、まだまだ追いつけないときのような気持ちで努力せよという意。
学問をするとき自分はまだ十分ではないという気持ちを常に持ち、目標から目を離さず、日々怠らず力の限り努めなければならないということ。





                                                             | 学問 努力 修行

学問に王道なし


学問に王道なし
がくもんにおうどうなし

学問を修めるための、安易な方法はないということ。
学問には段階、あるいは過程というものがあり、学問を修めようと志す者は誰もがそれを経なければならない。
たとえ王といえども、一足飛びに修得できる近道はないということ。
「王道」は、王様専用の特別な近道という意から、(転じて)安易な方法や近道のこと。
エジプト王トレミーから幾何学を手軽に学べる方法はないかと問われたギリシャの数学者ユークリッドが「幾何学に王道なし」と答えた故事から。
同義語、学問に近道なし/幾何学に王道なし
類義語、下学して上達す





                                                             | 学問 努力 修行

学問に近道なし


学問に近道なし
がくもんにちかみちなし

学問を修めるためには、順序だてて一つ一つ積み重ねて学んでいくことで習得できるもの。
手っ取り早く学べる速成法などはないということ。
同義語、学問に王道なし/幾何学に王道なし
類義語、下学して上達す





                                                             | 学問 努力 修行

楽屋で声を嗄らす


楽屋で声を嗄らす
がくやでこえをからす

むだな努力をするたとえ。
また、いくら苦労しても誰からも認められないことのたとえ。
役者が楽屋で一生懸命に稽古をしすぎて声を嗄らし、肝心の舞台で声が出なくなることから。
類義語、空き家で声嗄らす





                                                             | 学問 努力 修行

書けぬ者理に疎し


書けぬ者理に疎し
かけぬものりにうとし

無学な者には、物の道理はわからないということ。
教育を受けていない者は道理に暗く、理解力に欠けているということ。





                                                             | 学問 努力 修行

嘉肴ありと雖も食らわずんばその旨きを知らず


嘉肴ありと雖も食らわずんばその旨きを知らず
かこうありといえどもくらわずんばそのうまきをしらず

何事も自分自身で体験してみなければ、そのものの値打ちやすばらしさはわからないというたとえ。
「嘉肴」は、旨い料理のこと。
どんなに旨いごちそうがあっても食べてみなければ、その旨さはわからないの意から。
すぐれた道も、実際に学んでみないことには、その素晴らしさを知り得ることはできないということ。
また、すぐれた人物も登用してみなければ、その能力を計ることはできないということ。





                                                             | 学問 努力 修行

鴨の水掻き


鴨の水掻き
かものみずかき

水に浮かぶ鴨は、いかにものんびりと泳いでいる様に見えるが、
水面下では絶えず足で水を掻き続けている。
(転じて)
他人には気楽にすごしていそうに見えていても、
人知れぬ苦労や、絶え間ない努力をしているということのたとえ。





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下問を恥じず


下問を恥じず
かもんをはじず

自分の知らないことを年齢や地位が下の者に聞いたり教えを請うたりすることを、恥ずかしいとも体裁が悪いとも思わないで素直に聞くということ。
人はそういう姿勢が大切なのだということ。
「下問」は目下の者に質問すること。
類義語、聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥





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彼も人なり予も人なり


彼も人なり予も人なり
かれもひとなりわれもひとなり

彼も自分も同じ人間なのだから、彼にできることが自分にできないはずがない。
努力さえすれば他人に出来ることは、どんなことでも出来ない事などないということ。
「予」は、自分のこと。
同義語、彼も丈夫なり我も丈夫なり





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皮切りの一灸


皮切りの一灸
かわきりのひとひ

何でも始めは苦しいものだということのたとえにいう。
「皮切り」は、お灸用語で最初にすえる灸のこと。
(転じて)物事のし始め。手始めの意。
最初にすえる灸(きゅう)は、皮が切られるような痛みを感じることから、何事もはじめは苦しいものである、しかし一歩踏み出せばさほど困難ではなく、その後は楽になるというたとえ。
類義語、難しいのは第一歩だけ





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勧学院の雀は蒙求を囀る


勧学院の雀は蒙求を囀る
かんがくいんのすずめはもうぎゅうをさえずる

勧学院にいつもいる雀は学生たちが「蒙求(もうぎゅう)」を読む声を聞き覚えて、その文句をさえずるようになる。
身近に見たり聞いたりすることは習わなくても自然に覚えるというたとえ。
「勧学院」は、平安時代にできた藤原氏の学校。
「蒙求」は、中国の唐時代に書かれた歴史書。年少者向きで暗唱しやすい韻文(いんぶん)になっていた。
類義語、見よう見真似/門前の小僧習わぬ経を読む





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眼光紙背に徹す


眼光紙背に徹す
がんこうしはいにてっす

書物の表面上の意味だけでなく、文章の字句の奥にある深い意味まで読み取り理解することで、読解力が優れていることをいう。
「眼光」は目の光の他に、観察力、洞察力という意がある。
「紙背」は紙の裏まで見通すの意。
鋭い視線が文字はおろか紙の裏にまで達するほど、徹底的に洞察力を働かせて読み込むの意。
同義語、眼光紙背に徹る
四字熟語、眼光紙背





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