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赤い信女が子を孕む


赤い信女が子を孕む
あかいしんにょがこをはらむ

未亡人が私通をして妊娠すること。
夫が死亡すると墓石に戒名を刻むが、それに並べて妻の戒名も作り掘っておいて、これに朱を塗っておく風習がある。
「信女」は女性の戒名の下につける称号だが、
生きているうちは赤い字で「信女」であり、未亡人をいみする。
未亡人なのに子をはらんでいる、と侮蔑する言葉として使われる。




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秋の𩺊と娘の粗は見えぬ


秋の𩺊と娘の粗は見えぬ
あきのあらとむすめのあらはみえぬ

若い娘の欠点は見逃されがちであると言う事
𩺊(あら)は北陸沿岸に多い深海魚で、
秋は岩陰に棲んで姿を見せず漁獲される事が無い。
秋に見つけにくい𩺊と、若い娘の粗(欠点)との掛けことば。




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秋日に照らせりゃ犬も食わぬ


秋日に照らせりゃ犬も食わぬ
あきびにてらせりゃいぬもくわぬ

秋の日ざしは暑くも寒くもなく非常に気持ちがいいので、
日焼けを気にすることなく素肌を出している事が多い。
しかし秋の日ざしはまだまだ強くて日焼けしやすい。
昔は色白が美人の条件だったので、
日焼け肌の女性は相手にされないということを
少々大げさに言ったもの。




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悪女は鏡を疎む


悪女は鏡を疎む
あくじょはかがみをうとむ

美人は鏡に向うのを好み、顔かたちの美しくない醜女(しゅうじょ)は、
鏡で自分の顔かたちを見ることを好まないということから、
人間はだれでも自分の欠点や弱点をあからさまにすることを好まないというたとえ。
「悪女」は、悪い心の女ではなく、容貌の醜い女のこと。




                                                             | 女性

悪女の深情け


悪女の深情け
あくじょのふかなさけ

容貌が醜い女ほど情が深く、嫉妬心が強いということ。
男にとってありがた迷惑であるという意にも用いる。
ここでいう「悪女」は、悪い心の女ではなく、容貌が悪い女のこと。
類義語、悪縁契り深し。腐れ縁離れず。




                                                             | 女性

朝雨と女の腕まくり


朝雨と女の腕まくり
あさあめとおんなのうでまくり

朝の雨はすぐにあがるものだから、
心配はないということ。
女が腕まくりをして気勢を示しても、
朝の雨のように長続きはしないもの。
だから、どちらも恐れるに足りないということ。
類義語、朝雨に傘いらず。朝の雨は晴れの兆し。




                                                             | 女性

薊の花も一盛り


薊の花も一盛り
あざみのはなもひとさかり

アザミのような見栄えのしない
あまりもてはやされない花でも、それなりに美しく咲く時期がある。
容姿のあまりよくない女性でも、年頃になると
それなりに魅力がでてくるものだということ。
人間の魅力や運などにも必ず一度は盛りがあるものだということ。
類義語、鬼も十八番茶も出花。蕎麦の花も一盛り。



                                                             | 女性

小豆と女のしょっぱいのには手が付かぬ


小豆と 女のしょっぱいのには 手が付かぬ
あずきと おんなのしょっぱいのには てがつかぬ

あずきは甘く煮たものでなければうまくないし、
女はあまり勘定高いと嫌われる。
あずきも女も甘くないといただけないということ。




                                                             | 女性

姉は菅笠妹は日傘


姉は菅笠 妹は日傘
あねはすげがさ いもうとはひがさ

同じ両親のもとに育った姉妹でも、
それぞれの嫁入り先により、
境遇にも大きな差が出てくるのをいう。
「菅笠」は農作業などでかぶるスゲの葉で編んだ笠で、
貧乏世帯のたとえ。
「日傘」は盛装などのおりにさす日除けの傘のことで、
富裕層や上流階級のたとえ。
姉は菅笠をかぶり真っ黒になってあくせく働き、
妹は日傘をさして優雅に遊びに出かける生活をいう。
ただし、生活の違いと幸不幸は別であり、
幸を掴んだかは人それぞれの心の持ちようである。




                                                             | 女性

家鴨が文庫を背負う


家鴨が文庫を背負う
あひるがぶんこをせおう

背が低く、尻の大きい女の不格好を言ったことば。
アヒルは背が低く腰周りが大きい。
足も短いのでヨチヨチ歩く姿は愛嬌があるが、
それが本箱を背負っているとなると、
今にも地面にへばりつきそうな低さになることから。
背丈が低い女性がお尻を振ってよたよたと歩く様子のことをいう。




                                                             | 女性

案ずるより生むが易し


案ずるより生むが易し
あんずるよりうむがやすし

心配していた事も、実際にやってみると
案外簡単にできるものだということ。
出産はいろいろと気掛かりなもので、
妊婦はあれこれ心配するもの。
しかし、実際はそれほど困難なものではなく、
いざ出産となると安産で、
心配したほどではないことが多いことから。
「案ずるより産むが易し」とも書く。
また、他のむずかしいと思われることでも、
やって見れば思いのほか簡単にできてしまうことがある。
取り越し苦労をするには及ばないことの教え。
同義語、案じる子は生み易い 思うより生むが易し
類義語、窮すれば通ず




                                                             | 女性

毬栗も内から割れる


毬栗も内から割れる
いがぐりもうちからわれる

いが栗は、鋭い刺があるので手が出しにくいもの。
そんなイガ栗も時期がくれば自然に割れて中の実が出てくるように、
女の子も年頃になるとひとりでに色気づいてくるということ。
類義語、陰裏の桃花も時期くれば花咲く/豌豆は日陰でもはじける




                                                             | 女性

何れ菖蒲か杜若


何れ菖蒲か杜若
いずれあやめかかきつばた

どちらも優れていて優劣がつけにくいこと。
美しい花を咲かせる菖蒲も杜若もアヤメ科の花で、よく似ている。
どちらも良くて甲乙つけがたく、選択に迷うことのたとえ。
源三位頼政(げんざんみよりまさ)が、十二人の美女の中から
「菖蒲前(あやめのまえ)」という美女を見つけるよう言われた時に
詠んだ歌から。
出典、太平記




                                                             | 女性

一瓜実に二丸顔


一瓜実に二丸顔
いちうりざねににまるがお

女性の容貌の良さをいったことば。
細長くて鼻筋が通った中高の瓜実顔が上品で一番良い、
次に丸顔が愛敬があってよいということ。
また、三平顔に四長顔五までさがった馬面顔と続く。
さらに、五盤台に六目かんち七みっちゃに八ぼちん
九アゴなしに十しかみ、と続けるものもある。




                                                             | 女性

一髪二化粧三衣装


一髪二化粧三衣装
いちかみにけしょうさんいしょう

女性を美しくみせるものは、第一は髪かたちの美しさ、
次に化粧、その次は衣装、という意。
髪の長いは七難隠すということばがあるほど、
女性にとって髪は大切なものであることがうかがえる。
だから、女性を褒める時は服装よりも
ヘアスタイルを褒めたほうが効果があるようだ。




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一夜添うても妻は妻


一夜添うても妻は妻
いちやそうてもつまはつま

一夜だけ連れ添った相手でも妻には違いないということ。
また、一晩だけ関係を結んだ女性のことを、
一夜妻(いちやづま/ひとよづま)というが、
(転じて)遊女、娼婦の意。




                                                             | 女性

嫌じゃ嫌じゃは女の癖


嫌じゃ嫌じゃは女の癖
いやじゃいやじゃはおんなのくせ

男に口説かれて内心は嫌じゃなくても、
口ではそうと言わず、いやを連発するということ。
昔から女性心理をついたことばとされる。




                                                             | 女性

厭と頭を縦に振る


厭と頭を縦に振る
いやとかぶりをたてにふる

口ではいやと言いながら、
首を縦に振って承諾しているという意味で、
上辺の言動と本心とが正反対であること。
年頃の女性の微妙な心理を表現したことば。
類義語、いやいやうれしい




                                                             | 女性

炒り豆と小娘はそばにあると手が出る


炒り豆と小娘はそばにあると手が出る
いりまめとこむすめはそばにあるとてがでる

心が動きやすいことのたとえ。
炒り豆は香ばしく、そばにあるとつい手を出したくなるように、
小娘は若くて魅力があるので、
近くにいると誘惑してみたくなるということ。
だから分別が十分でないと、
好奇心に流されやすいという意味を含んでいる。
類義語、そばにある炒り豆




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色の白いは七難隠す


色の白いは七難隠す
いろのしろいはしちなんかくす

女性にとって色白は美人の大きな条件であり、
容貌に多少の難点があっても、
それを覆い隠してくれるほどの利点であるという意味。
「七難」は七つの欠点
同義語、色の白きは十難隠す
類義語、米の飯と女は白いほどよい




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浮き川竹


浮き川竹
うきかわたけ

川辺に生えていて水に浸っている竹が
水の増減や流れによって浮き沈みすることから、
不安定な境遇の辛い身の上のたとえ。
また、遊女の身の上をたとえることが多い。
「浮き」は、「憂き」との掛け言葉。
同義語、浮き川竹の流れの身




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鶯鳴かせたこともある


鶯鳴かせたこともある
うぐいすなかせたこともある

老女が自分の若い頃のことを自慢するときのことば。
こんなお婆さんになってしまったが、
若いころは男性にちやほやされていたよという意味。
「梅に鶯」の取り合わせで、
「梅」を若いころの自分、「鶯」を若い男性にたとえたもの。
歌舞伎の「質庫魂入替(しちやのくらこころのいれかえ)」より
「今は梅干婆あであれど、花の若い時や色香も深く、
鶯鳴かせたこともある」ということばから。




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氏無くして玉の輿


氏無くして玉の輿
うじなくしてたまのこし

女性は家柄や身分が低くても家が貧しくても、
容姿が美しくて富貴の人に見染められて縁づけば、
たちまち高い地位に上れるということ。
「氏」は、名字と同じ意味で、
昔は一般庶民が名字を名乗ることは許されなかった。
「玉の輿」は富貴な身分の女性の乗り物のこと。
女性は身分や家柄の高い男性と結婚すれば、
玉の輿で外出する身分になれるということ。
同義語、女は氏無くして玉の輿に乗る/玉の輿に乗る




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後ろ千両前一文


後ろ千両前一文
うしろせんりょうまえいちもん

後ろ姿は惚れぼれするようによいので、
さぞや美人かと思い前にまわってみたら、
がっかりするほど案に相違していたということ。
同義語、後ろ弁天前不動 
類義語、後ろびっくり/前十両に後ろ三両




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後ろびっくり


後ろびっくり
うしろびっくり

前や横から見てなかなかの美人だと思っていたら、
立って歩く姿は、案に相違して不美人だったということ。
同義語、前十両に後ろ三両
類義語、後ろ弁天前不動/後ろ千両前一文




                                                             | 女性

靨は七難隠す


靨は七難隠す
えくぼはしちなんかくす

えくぼは愛らしいものなので、ほかにいろいろな欠点があっても、
心は笑窪のほうにむくので、欠点のほうは目につかない。
類義語、えくぼ万両/目元千両口元万両/色の白いは七難隠す




                                                             | 女性

惜しく欲しくの争い


惜しく欲しくの争い
おしくほしくのあらそい

一方は惜しくてやりたくない、
もう一方はどうしても欲しいと言う欲と欲との争い。
この社会に多い紛争や世相をいったことば。
また、娘の縁談にも使われている。




                                                             | 女性

夫あれば親忘る


夫あれば親忘る
おっとあればおやわする

女は嫁入りすると、実家の父母ためよりも、
夫や子のためにつくすようになるということ。




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鬼瓦にも化粧


鬼瓦にも化粧
おにがわらにもけしょう

鬼瓦のような、器量のよくない顔も
化粧することによってけっこう見られる容貌になるというたとえ。
「鬼瓦」は鬼の面をかたどった瓦で、魔除けとして屋根の棟の両端に置く。
いかつい顔や醜い顔のたとえとして使われる。
類義語、馬子にも衣装





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鬼も十八番茶も出花


鬼も十八番茶も出花
おにもじゅうはちばんちゃもでばな

醜い鬼の娘でも年ごろの十八歳ごろになれば、娘らしい魅力が出てくるものである。
安くて粗末な番茶でも、湯を注いだばかりの出花は風味も良い。
どのようなものでも盛りがあるものだというたとえ。
同義語、鬼も十七番茶も煮端/鬼も十八柴茶も出花
類義語、薊の花も一盛り/蕎麦の花も一盛り/鬼も十八蛇も二十/
屁糞葛(へくそかずら)も一盛り/屁糞葛も花盛り





                                                             | 女性

女賢しゅうして牛売り損なう


女賢しゅうして牛売り損なう
おんなさかしゅうしてうしうりそこなう

売り手の女が賢いと、売り物の牛について不必要なことをいったりして、売り時を失い結局損をするという意味。
女は利口そうに見えても目先のことにとらわれ、広い視野からものごとを判断できないため、
大局を見失って失敗することが多いということ。
牛を売る時に、少しでも高く売ろうとして
「この牛は丈夫で少しの欠点もない、足にも傷ひとつない。」
などと言ったために、買い手がその言葉をきっかけに調べまわり、
足に傷を発見して買うのをやめたという話から。
利口ぶる女性をなじったことば。
同義語、女賢しくて牛売り損なう/女発明で牛の値が下がる/
女が口を叩けば牛の値が下がる
類義語、女の知恵は鼻の先/
女の賢いのと東の空明かりは当てにならぬ





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女三人寄れば姦しい


女三人寄れば姦しい
おんなさんにんよればかしましい

女性はおしゃべりが好きなので、三人も集まると騒々しくてかなわないということ。
「姦」は不義を表す字だが、女三人寄った形なので、
やかましい(かまびすしい)の意の(かしまし)と読ませたことば。
同義語、女三人寄ると富士の山でも言いくずす/
女三人寄れば囲炉裏の灰飛ぶ/女三人とガチョウ一羽





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女と坊主は余り物がない


女と坊主は余り物がない
おんなとぼうずはあまりものがない

どんな女性でも、それぞれ似合いの夫を見つけるもので、
その気になれば一生独身では捨ておかれない。
坊主もどこかで必要とされお布施や喜捨にありつける。
女と坊主に不用な者はいないと言うこと。
類義語、女に捨てものなし





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女ならでは夜が明けぬ


女ならでは夜が明けぬ
おんなならではよがあけぬ

思うようにはかどらない仕事や、あまり盛り上がらない宴席も、
女性が一人加わると、見違えるように活気をおびてくることから、
女がいなくては何事もうまく進んでいかないというたとえ。
「日の本は岩戸神楽の昔より女ならでは夜の明けぬ国」ということばより。





                                                             | 女性

女の一念岩をも徹す


女の一念岩をも徹す
おんなのいちねんいわをもとおす

女の決意は固いもので、その執念深さは岩をも徹すほど凄まじいものであるということ。





                                                             | 女性

女の髪の毛には大象も繋がる


女の髪の毛には大象も繋がる
おんなのかみのけにはたいぞうもつながる

どんなに強い男でも、女の魅力には抗えないことのたとえ。
仏典に、大木を根こそぎにし、大岩を踏み砕くような怪力無双の巨像も、女の髪の毛でつないだら動くことができなかった、とあることから。
女の魅力は男の心を引きつける強い力があることのたとえ。
同義語、女の髪の毛一本千人の男繋ぐ/
女の髪は雄牛の群も繋ぐ





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女の心は猫の目


女の心は猫の目
おんなのこころはねこのめ

女心は気まぐれで、変わりやすいことのたとえ。
猫のひとみが明暗によって形が変わることから、
変化しやすいことをいう。
類義語、女心は月々かわる/女心と秋の空/
変わりますぞ日に三度/秋日和と女心は日に三度/
女心と冬の風は変わる





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女は相見互い


女は相見互い
おんなはあいみたがい

女性同士は共通の利害があるので、
案外思いやりや同情を抱きやすく、
かばい合い理解し合うものだということ。
類義語、女心は女が知る/女の事は女同士





                                                             | 女性

女は氏無くして玉の輿に乗る


女は氏無くして玉の輿に乗る
おんなうじなくしてたまのこしにのる

女は低い家柄の生まれでも、容姿が美しくて運がよければ、
富貴の人と結婚してお金持ちになることができるし、
高い地位に上ることができる、ということ。
「氏」は、名字と同じ意。
昔は名字を一般庶民が名乗ることは許されなかった。
「玉の輿」は、身分が高い人が乗る美しい乗り物。
同義語、氏無くして玉の輿/玉の輿に乗る





                                                             | 女性

女は口さがないもの


女は口さがないもの
おんなはくちさがないもの

女性は深い思慮もなく、くだらないおしゃべりをよくするということ。
「さがない」は、たちが悪い、意地が悪いということで、
「口さがない」は、口うるさいということ。
女は口が軽く、言っていい事と悪い事の区別など意に介せず長談義するが、しかし自分の恥になるようなことは決して言わないのも特徴である。





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女は己を説ぶ者の為に容づくる


女は己を説ぶ者の為に容づくる
おんなはおのれをよろこぶもののためにかたちづくる

女は自分を愛してくれる男のために、より一層念入りに化粧をしたり、
美しく着飾ったりするということ。





                                                             | 女性

女は三界に家なし


女は三界に家なし
おんなはさんがいにいえなし

女性には広いこの世界のどこにも自分の安住する場所はないということ。
「三界」は仏教語で、欲界、色界、無色界の三つの迷いの世界のことで、全世界を意味する。
昔、女性は「三従」といって、家にいるときは父親に、嫁入りしては夫に、老いては子に従うものと定められていたところからいう。
類義語、女に三つの家なし/女は三つに従う/女は三従





                                                             | 女性

女は化け物役者は魔物


女は化け物役者は魔物
おんなはばけものやくしゃはまもの

女性は化粧することで年齢がわからなくなり、
役者ともなると、年齢はもとより性別さえもわからなくなるということ。
上手に化粧すれば、すかっり美しくなり年も若返って別人に変身する。





                                                             | 女性

女は弱しされど母は強し


女は弱しされど母は強し
おんなはよわしされどはははつよし

女性は母親になると、子供を守るためにどんな困難にも耐える強い力を発揮するということ。
一般的に、女性は男性に比べて肉体的に弱いし、性質も本質的にやさしい。しかし、か弱い女性も出産して、ひとたび母親としての立場におかれると、見違えるほど強くなる。
困難な状況の中で立派に子どもを育て上げたり、外敵から子どもを安全に保護したりする。
そのように、子どもを守ろうとするときの母親の強さをいったことば。





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女冥利に尽きる


女冥利に尽きる
おんなみょうりにつきる

女に生まれた甲斐(かい)があること。
「冥利」は、仏教で善行の結果として受ける幸福。
また、知らず知らずの間に神仏から受ける恩恵の意。
それ以外のものでは決して味わうことの出来ない人間として最高の幸福感のこと。
そこから、女としてこれ以上のしあわせはないということ。
対義語、男冥利に尽きる





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女やもめに花が咲く


女やもめに花が咲く
おんなやもめにはながさく

「男やもめに蛆が湧き 女やもめに花が咲く」の前略。
男は仕事などで外出が多く、家の中のことは慣れないので面倒になり、身の回りが不潔になりやすいが、女やもめは炊事、洗濯、掃除から、繕い物の量までへるし、化粧にかける時間がふえるので、身ぎれいでどことなく華やかだということ。
「やもめ」は妻または夫を失った者、もしくは独身の者。
同義語、男後家にはぼろ下がり女後家には花が咲く





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解語の花


解語の花
かいごのはな

ことばを理解する花ということから、
(転じて)美人のたとえ。
中国唐の玄宗皇帝が楊貴妃について
「池の蓮の花もこの解語の花には及ぶまい」と言った故事から。
同義語、物言う花





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海棠の睡り未だ足らず


海棠の睡り未だ足らず
かいどうのねむりいまだたりず

眠りから覚めきらず、すっきりせずにうつろな感じでいる美人の、なまめかしい姿の形容。
「海棠」は、春に薄紅色の花をつける美しい花で、美人のたとえ。
中国唐の玄宗皇帝が、楊貴妃が酔って寝たあと、まだ眠そうな顔で現れた姿を見て言った言葉から。





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顔に紅葉を散らす


顔に紅葉を散らす
かおにもみじをちらす

若い女性が恥ずかしさのあまり、まるで紅葉の葉を散らしたかのように、ぱっと顔を赤らめるようす。
なお、お酒を飲んで頬をぽっと赤くしたときに用いるのは誤り。
同義語、紅葉を散らす





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嬶天下にからっ風


嬶天下にからっ風
かかあでんかにからっかぜ

上州(群馬県)名物と言われる嬶天下と、からっ風の二つを並べて、上州人の気質や風土性を言ったことば。
「嬶天下」は、妻が家庭の実権を握っている家庭のこと。
「からっ風」は、主に山を越えて吹きつける下降気流のことで、群馬県では冬に見られる北西風を「上州のからっ風」「赤城おろし」とも呼び、上州名物の一つとされている。
なお、本来は「夫が出かけている間の家を、からっ風などから守る強い妻」や「うちのかかあは働き者で天下一」という意味であった。





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屈み女に反り男


屈み女に反り男
かがみおんなにそりおとこ

女は少しかがんでうつむき加減にしている姿がよく、男は胸を張った反り加減の姿がよいということ。
男女の姿勢をいったことば。
類義語、こごみ女に反り男





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鏡は女の魂


鏡は女の魂
かがみはおんなのたましい

女にとって鏡は魂といっていいほど大切な物だということ。
昔の鏡は青銅製で、絶えず磨かないと表面が曇って映らなくなった。
だから、手入れをよくして曇らせないようにしておくべきだということ。
「刀は武士の魂 鏡は女の魂」と続けてもいう。
類義語、鏡と操は女の持つもの/鏡が曇ると魂もくもる





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南瓜に目鼻


南瓜に目鼻
かぼちゃにめはな

丸顔で、太っていて背の低い人の形容。
不器量な顔を形容したことば。
類義語、炭団(たどん)に目鼻
対義語、卵に目鼻





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