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匕首に鍔


匕首に鍔
あいくちにつば

不釣合い、不調和なことのたとえ。
鍔は刀剣の柄と刀身との境に挟み、柄を握る手を防御するもので、
鍔のない短刀である匕首に鍔をつけようということから、
ふさわしくないものや釣り合わないもののたとえ。
「匕首」は「合口」、「鍔」は「鐔」とも書く。
類語、小刀に鍔(こがたなにつば)




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薊の花も一盛り


薊の花も一盛り
あざみのはなもひとさかり

アザミのような見栄えのしない
あまりもてはやされない花でも、それなりに美しく咲く時期がある。
容姿のあまりよくない女性でも、年頃になると
それなりに魅力がでてくるものだということ。
人間の魅力や運などにも必ず一度は盛りがあるものだということ。
類義語、鬼も十八番茶も出花。蕎麦の花も一盛り。




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愛してその悪を知り憎みてその善を知る


愛してその悪を知り 憎みてその善を知る
あいしてそのあくをしり にくみてそのぜんをしる

愛憎にかられて理性をくもらせることなく、
善悪、長所、短所を率直に認めること。
人を愛しても、その人の欠点を認め、
また、憎いと思ってる人でも、その人の長所を
認めるべきである、という教え。
出典、中国の古札を集めた「札記(らいき)」




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朝腹の丸薬


朝腹の丸薬
あさばらのがんやく

丸薬とは粒状にまとめた薬で、こんな小さなものを
朝飯前の空っ腹に一粒や二粒くらい飲み込んでも、
腹の足しにもならないことから。
身にこたえないこと。
また、きわめて容易(たやす)いことのたとえ。
ただしここでは、空腹を満たすことと、
薬効としての丸薬効き目は別の問題である。
類義語、朝腹の茶受(ちゃうけ)




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挙ぐることは鴻毛の如く取ることは拾遺の如し


挙ぐることは鴻毛の如く 取ることは拾遺の如し
あぐることはこうもうのごとく とることはしゅういのごとし

軽い羽毛を持ち上げたり、
落ちているものを拾い上げたりするように、
いともたやすいということ。
「鴻毛」はおおとりの羽毛、「拾遺」は落ちているものを拾うこと。
類義語、取ること遺(す)てれるを拾うが如し




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挙句の果て


挙句の果て
あげくのはて

物事の最後の結果、最後の最後ということ。
連歌、連句で最後の句を「挙句」といい、
さらにその「果て」ということから。
これ以上はもうどうしようもなくなった最終的な結末をいう。
気分的にどたん場で、
多少悲観的な気持ちをこめて使う場合が多い。




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開けて悔しい玉手箱


開けて悔しい玉手箱
あけてくやしいたまてばこ

期待はずれでがっかりすること。
おとぎばなしで、浦島太郎が乙姫からもらった
玉手箱を開けると、中から白い煙が立ちのぼり、
一瞬にして白髪の老人になったということから。
期待していたものが、結果を見ると予想に反した
意外なものであることがわかって残念という意。




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畦から行くも田から行くも同じ


畦から行くも 田から行くも同じ
あぜからいくも たからいくもおなじ

方法は違っても、目指しているところ、着くところは同じということ。
「畦」は、田と田の間に土を高く盛った道のこと。
畦道を通っても田を踏んで行っても、行き着く場所は同じという意から、手段や方法は違っていても、同じ結果になるということ。




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畦つけ半分


畦つけ半分
あぜつけはんぶん

畦付けをていねいにするかしないかでは収穫が半分も違う。
「畦付け」は、畦塗りともいい、
田と田の間に土を盛ってねり上げて境とすること、
これをよくしておかないと水もれする。
とくに悪い地質だと念入りにしなければ、
収穫に大きな差が出てしまう。
何事にもこのように基礎的なことが重要である。




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徒花に実は生らぬ


徒花に実は生らぬ
あだばなにみはならぬ

徒花とは、無駄花の意で雄花のことをいう。
綺麗に咲くが実を結ぶことがないことから、
転じて、見かけは立派だが実質が伴っていない場合にいう。
また、悪事を働く者に都合の良い口実を与えてやること。
計画は立派だが成功しないことのたとえ。見かけ倒し。
なお、実際には雄花がなくて雌花だけでは実を結ぶことはできない。
雄花が無駄に咲いている花ではないことはいうまでもない。




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頭でっかち尻つぼみ


頭でっかち尻つぼみ
あたまでっかちしりつぼみ

はじめは大きく堂々としていたが、しだいに小さく貧弱になること。
また、はじめは盛んな意気込みで威勢がよかったものの
長続きせず、だんだん勢いがなくなり意気地がなくなること。
最後がだらしないこと。
「頭でっかち尻すぼみ」ともいう。
類義語、竜頭蛇尾




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当たるも八卦当たらぬも八卦


当たるも八卦 当たらぬも八卦
あたるもはっけ あたらぬもはっけ

占いは当たることもあれば当たらないこともある。
必ず当たるものではないので、たとえ凶とでても、
あまり気にすることはないということ。
「八卦」は、易の基礎となるもので、
自然界、人事界の百般を八種のかたちで示すもの。
(転じて)占い全般をいう。
類義語、当たるも不思議当たらぬも不思議




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当てずっぽうの通り神


当てずっぽうの通り神
あてずっぽうのとうりがみ

予想した通りと、通り神をかけたしゃれことば。
当て推量がうまく当たったという意味。
通り神は現在でいえば交通の神に当たる。




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当てられた茸汁


当てられた茸汁
あてられたきのこじる

おまえさんの言う通りになったという意。
ご推量の通り当たったと、茸汁に当たった(中毒した)とかけたもの。
多分にいまいましさを含む駄洒落。




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後の祭り


後の祭り
あとのまつり

祭りの終わった翌日のことで、
祭りに参加することも見物することもできないということから、
物事が時機を逃して手遅れのことをいう。
もとは、大切にしてこなかった人が亡くなり、
死後に手厚くお祭りしてもどうにもならない、
生きてるうちに孝行や恩返しをしないで、
死んでしまってからでは手遅れだという意味であった。
類義語、あとの薬 証文の出しおくれ 六日の菖蒲十日の菊




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姉女房は身代の薬


姉女房は身代の薬
あねにょうぼうはしんだいのくすり

年上の女房は亭主によく尽くし、
家計のやりくりにも熱心で上手にこなす。
だから、姉さん女房を持つと家庭円満で財産も増え、
家のためによいとされた。
「身代」は、その人の財産のことで、
一家の財産を保つために役立つもののことを
「身代薬(しんだいぐすり)」と言い、
特にしっかりした女房のことをいう。
同義語、姉女房は世帯の薬 姉女房で蔵が立つ




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あの声で蜥蜴食らうか時鳥


あの声で蜥蜴食らうか時鳥
あのこえでとかげくらうかほととぎす

情緒あふれる鳴き声の美しさから、俳句や歌に読まれるほととぎす。
だが、その同じ口でトカゲを食うとは驚いたものだということ。
(転じて)
人や物事は容貌や外見だけでは、
実態や本質がわからないということのたとえ。
外見と中身が違って驚かされる場合が多いものである。
江戸時代の俳人、宝井其角(たからいきかく)の句から。
類義語、蛇食うと聞けば恐ろし雉の声 
人は見かけによらぬもの




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虻蜂取らず


虻蜂取らず
あぶはちとらず

蜘蛛が巣にかかった虻と蜂の両方を同時に捕ろうとして、
どちらも取り逃がしてしまった様子から。
(転じて)
欲を張り二つの物を同時に手に入れようとして、
結局どちらも手に入らないこと。
一つだけなら手に入るものも
欲を出し過ぎると双方取らずとなるたとえ。
「虻も取らず蜂も取らず」の略。
類義語、一も取らず二も取らず 二兎追う者は一兎をも得ず
反対語、一挙両得 両手に花




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脂に画き氷に鏤む


脂に画き氷に鏤む
あぶらにえがきこおりにちりばむ

苦労したわりには効果がないことのたとえ。
脂肪のかたまりの表面に絵を描いたり、
氷に彫刻してうまく仕上げても、
暖かくなれば溶けて消えてしまうということから、
努力しても甲斐のない事のたとえ。
「鏤む」は、彫刻する、また、彫って金銀珠玉をはめること。
四字熟語、画脂鏤氷(がしろうひょう)
類義語、水に絵を描く 骨折り損の草臥(くたびれ)儲け




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油を以て油烟を落とす


油を以て油烟を落とす
あぶらをもってゆえんをおとす

同種のものをうまく使って効果を上げることから、
仲間のものを巧く利用して目的を達することをいう。
類義語、毒を以て毒を制す 盗人の番には盗人を使え




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余り円きはまろび易し


余り円きはまろび易し
あまりまろきはまろびやすし

人間はあまり温和すぎてもいけない。
どこかきりっとした所があったほうが良い。
「円き」は、円満、温和、やさしい、
「まろび(まろぶ)」は、ころぶ、ひっくりかえる、倒れる。
少しぐらい角がないとおもしろみにも欠けるし、
人につけ込まれやすいということのたとえ。




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網の目に風とまらず


網の目に風とまらず
あみのめにかぜとまらず

風を防ぐために網を張ったとしても、
網の目から風が吹き抜けてしまう。
そこから、やり甲斐のないこと、無駄なことのたとえ。
類義語、蜘蛛の網に風たまらず 籠で水を汲む




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雨降って地固まる


雨降って地固まる
あめふってじかたまる

雨が降る前より降った後のほうが、地面が固く締まることから、
(転じて)
いざこざやもめ事の後のほうが、かえって円満に物事が納まり、
よい結果を生むことになるたとえ。
類義語、いさかいの果てのこの契り 
雨のあとは上天気 嵐のあとの凪ぎ




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過ちて改めざる是を過ちと謂う


過ちて改めざる 是を過ちと謂う
あやまちてあらためざる これをあやまちという

人は誰でも過ちを犯すもので、
この過ちをよく改めれば取り返すことができる。
しかし、改めなければ過ちは真の過ちとなってしまうということ。
過ちと気が付いたのであれば、即座に改めよという教え。




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過ちを観て仁を知る


過ちを観て仁を知る
あやまちをみてじんをしる

人はその人となりによって、過失の内容が違ってくる。
もしその過失が、本人の誠実さから出たものであれば、
むしろ過失を犯したその人自身が仁者であることを知る。
人が過失を犯したときは、十分に観察することが大切である。
「仁」は、他を思いやる心が強いという特質。




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言い勝ち功名


言い勝ち功名
いいがちこうみょう

少しぐらい筋の通らない意見でも、
たくさんしゃべる人の発言のほうが
多くの支持を得て勝ちとなるということ。
黙っていては正論であろうと良い案であろうと、
他者に知ってもらえないことには意見も通らない。
「言い勝ち」は、相手に負けずに盛んにしゃべりまくること。
「功名」は、手柄を立て名をあげること。
「言い勝ち高名」とも書く。
類義語、言わぬ事は聞こえぬ
反対語、言わぬは言うに勝る/雄弁は銀沈黙は金




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家売れば釘の価


家売れば釘の価
いえうればくぎのあたい

家を建てるときは大変多くの費用がかかるものだが、
家を売るとなると捨て値でなければ買い手がつかない。
すっかり足下を見られ古材木か古釘のような値がつけられる。




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家柄より芋茎


家柄より芋茎
いえがらよりいもがら

家柄を自慢する者がいるが、それを食えるわけでもなく、
芋茎ほどの値打ちもないということ。
また、落ちぶれて実力もないのに、
旧家や門閥(もんばつ)といった家柄を誇るのを嘲ったことば。
「芋茎」は、里芋の茎を干したもの。
同義語、家柄より食いがら 芋茎は食えるが家柄は食えぬ 
家の高いより床の高いがよい




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家貧しくして孝子顕る


家貧しくして孝子顕る
いえまずしくしてこうしあらわる

「孝子」は、親孝行な子供のこと。
貧しい家の子供は親を助けて働いたり、
家の手伝いをしなくてはならず、
その親孝行ぶりが目立って世間の人にもはっきりわかるということ。
裕福な家では親孝行をしたくても機会が少なく、
もし行ったとしても目立たず人に知れることはない。
しかし、ひとたび貧しい環境に変われば、
その子供の善行が顕れて世間に示されることになる。
めぐまれない環境のときこそ、人の真価が現れるということ。
「宝鑑」の「家貧しくして孝子顕れ、世乱れて忠臣を識る」から。




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石に灸


石に灸
いしにきゅう

灸は熱いものだが、感覚のない石にすえたところで何も感じない。
また、灸をすえても凝り(硬さ)がほぐれないという意味から、
まったく何の効果もないことのたとえ。
同義語、石に鍼(はり)/土に灸/泥に灸(やいと)
類義語、牛の角を蜂が刺す/蛙の面に水




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医者の只今


医者の只今
いしゃのただいま

約束の当てにならないこと。
急病人がでて往診を頼まれた医者が、
只今参りますと返事をするものの、
なかなかやって来ないということから。
期限などの口約束のあてにならないたとえ。
類義語、紺屋の明後日/問屋の只今/
鍛冶屋の明晩/坊さんのおっつけ




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何れ菖蒲か杜若


何れ菖蒲か杜若
いずれあやめかかきつばた

どちらも優れていて優劣がつけにくいこと。
美しい花を咲かせる菖蒲も杜若もアヤメ科の花で、よく似ている。
どちらも良くて甲乙つけがたく、選択に迷うことのたとえ。
源三位頼政(げんざんみよりまさ)が、十二人の美女の中から
「菖蒲前(あやめのまえ)」という美女を見つけるよう言われた時に
詠んだ歌から。
出典、太平記




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何れを見ても山家育ち


何れを見ても山家育ち
いずれをみてもやまがそだち

大勢いても、どれもこれも田舎者みたいで、
上品な顔立ちや物腰のものは一人もいない。
また、無教養なものばかりで、
役に立ちそうなのは一人もいないと言う事。
日本三大歌舞伎の一つ
「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」
に登場する「武部源蔵(たけべげんぞう)」が、
大恩ある師匠の息子「菅秀才(かんしゅうさい)」の
身替わりとなりそうな、品格ある面立ちの子供が見つからず、
思案に暮れて言ったことば。
類義語、どんぐりの背比べ




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痛くも痒くもない


痛くも痒くもない
いたくもかゆくもない

痛みどころか痒みも感じないことから、
なんの利害関係もないことのたとえ。
自分に被害がないからまったく苦痛を感じないこと。
また、少しも影響を受けないこと。
同義語、痛痒(つうよう)を感じない。




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戴く物は夏も小袖


戴く物は夏も小袖
いただくものはなつもこそで

「小袖」は、袖口を狭くした絹の綿入れの着物のこと。
暑い夏に冬物の着物を着ることなどなく不要なのだが、
ただでくれるというなら、もらっておくということで、
人の欲深さを表したことば。
同義語、貰う物は夏も小袖




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一瓜実に二丸顔


一瓜実に二丸顔
いちうりざねににまるがお

女性の容貌の良さをいったことば。
細長くて鼻筋が通った中高の瓜実顔が上品で一番良い、
次に丸顔が愛敬があってよいということ。
また、三平顔に四長顔五までさがった馬面顔と続く。
さらに、五盤台に六目かんち七みっちゃに八ぼちん
九アゴなしに十しかみ、と続けるものもある。




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一髪二化粧三衣装


一髪二化粧三衣装
いちかみにけしょうさんいしょう

女性を美しくみせるものは、第一は髪かたちの美しさ、
次に化粧、その次は衣装、という意。
髪の長いは七難隠すということばがあるほど、
女性にとって髪は大切なものであることがうかがえる。
だから、女性を褒める時は服装よりも
ヘアスタイルを褒めたほうが効果があるようだ。




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一か八か


一か八か
いちかばちか

吉となるか凶となるか検討もつかないが、結果はどうあろうと、
運を天に任せて思い切ってやってみること。
丁(偶数)か半(奇数)かを予想して勝敗を争う
さいころバクチから出たことばで、
「一」は「丁」の上部、「八」は「半」の上部をとったもの。
類義語、乾坤一擲(けんこんいってき)/伸(の)るか反るか




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一度が末代


一度が末代
いちどがまつだい

一生にたった一度きりの行為が、死後まで批判の的となったり、
称賛されたりすることもあるということ。
だから何かをしようとする際は、
考えた上にも考えて実行すべきであると言うこと。




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一度は思案二度は不思案


一度は思案二度は不思案
いちどはしあんにどはふしあん

事にあたるとき最初は失敗がないようによく思案して行うが、
二度目からはとかく深い注意も払わず、慎重さに欠けるもの。
慣れるにつれて気がゆるんで注意が行き渡らず、
事故などを起こすことが多い。




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一度は習慣にならぬ


一度は習慣にならぬ
いちどはしゅうかんにならぬ

良い事でも悪い事でも、一度だけでは習慣にならないが、
二度三度と重なると元に戻りがたいもの。
どんな習慣にも一度目があり、それから始まるわけだから、
良い事なら続けるべきであるし、悪い事は禁止すべきである。




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一度見ぬ馬鹿二度見る馬鹿


一度見ぬ馬鹿二度見る馬鹿
いちどみぬばかにどみるばか

一度は見ないと人に遅れを取ることになるが、
二度も見るほどの価値はないことのたとえ。
たとえ、どんなことであろうとも、物事を味わうのは経験にもなるし、
好奇心の強いことは人間として必要だが、
二度目にはこれといった新味もなく、むだなことが多いのでこういう。
同義語、一度見ぬ阿呆二度見る阿呆




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一念天に通ず


一念天に通ず
いちねんてんにつうず

不可能と思われることでも、
成し遂げようという堅い決意があれば、
それが天に通じて必ず実現できるということ。
四字熟語、一念通天
類義語、蟻の思い天に登る/石に立つ矢/
一念岩をも徹す/精神一到何事か成らざらん




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一目置く


一目置く
いちもくおく

自分より優れた人に敬意を示すこと。
また、敬意の印として一歩譲って遠慮すること。
囲碁では弱い方が勝負を始める前に先に
盤上に石を一つ(一目)置くことから。
相手を評価する意味合いがあるので、
目上の人に対して使うのは失礼にあたる場合がある。
同義語、一目も二目も置く




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一輪咲いても花は花


一輪咲いても花は花
いちりんさいてもはなははな

桜は一度にたくさんの花を咲かせるが、
目立たないところに一つだけぽつんと咲いている桜の花も、
満開の桜の花と同じ花であるということ。
小さく目立たない存在でも本質的には変わらないものであり、
数ではなく質の問題であるということ。
類義語、一合取っても武士は武士/一夜添うても妻は妻




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一を聞いて十を知る


一を聞いて十を知る
いちをきいてじゅうをしる

一つのことを聞くと、
それだけで十の事柄を理解するほど賢いことのたとえ。
少し聞いただけで全部がわかる聡明さをいったもの。
同義語、一事を聞いては十事も知る/
一を以て万を察す/目から鼻にぬける




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一升徳利に二升は入らぬ


一升徳利に二升は入らぬ
いっしょうどくりににしょうはいらぬ

一升用の徳利に二升は入らないことから、
人には能力や才能には限界があり、
それ以上望みを大きくしても、
実現するのは無理であるということ。
また、物には用途に応じた限度があるということ。
「一升徳利」は「いっしょうどっくり」とも読む。
類義語、一升桝には一升しか入らない/
田舎の一升は江戸でも一升




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一籌を輸す


一籌を輸す
いっちゅうをゆす

わずかに劣る、一歩遅れをとっているという意味。
「籌」は勝負事の点数を数えるのに使う竹の棒。数取りの事。
「輸す」は負ける事。
勝負事で負けた方が相手に数取りの棒を一本渡すということから。
わずかな差で負けてしまう事のたとえ。
同義語、一籌を遜ずる




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一頭地を抜く


一頭地を抜く
いっとうちをぬく

人々よりも頭一つほど高く出ているということで、
人よりも一段と優れているということ。
学問などで、多くの者よりも傑出していること。
「地」は語調を整えるため添えられた無意味の字。
「一頭地」は「一頭」と同じ意味。
同義語、一頭地を出(い)だす




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居ない者貧乏


居ない者貧乏
いないものびんぼう

その場に居合わせないと、分け前にあずかれなかったり、
言い分をのべることができずに欠席裁判にされたり、
噂話の材料にされたり、知らぬは本人ばかりだったりと、
いろいろな面で損をするということ。




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田舎の学問より京の昼寝


田舎の学問より京の昼寝
いなかのがくもんよりきょうのひるね

田舎で一生懸命勉強にいそしんだとしても、
学問的な環境に恵まれていないので、
到達する水準はたかが知れている。
それより、京都のように文化的な刺激が多い都会にいれば、
優れた人材も多く集まっていて、良い影響を受けるため、
怠けていても自然に知識が身につくので有利だということ。
同義語、田舎の三年京の昼寝




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犬の川端歩き


犬の川端歩き
いぬのかわばたあるき

犬が餌を求めて川端をうろつくが、
餌になりそうな物はみんな流されていて、
むだな努力に終わることが多い。
そこから転じて、お金が無いのに店先をぶらついてみたり、
甲斐のない奔走をしたりするのにたとえる。
どんなに歩きまわっても何も得られないことのたとえ。
同義語、犬の川端/犬川/仔犬の只歩き




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芋頭でも頭は頭


芋頭でも頭は頭
いもがしらでもかしらはかしら

里芋のようなものの頭でも頭は頭であり、
どんなに小さな集団の長でも、
長と名がつけばそれなりの値打ちはあるということ。
「芋頭」は里芋の球茎、親芋のこと。
類義語、鶏口になるも牛後となるなかれ




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色の白いは七難隠す


色の白いは七難隠す
いろのしろいはしちなんかくす

女性にとって色白は美人の大きな条件であり、
容貌に多少の難点があっても、
それを覆い隠してくれるほどの利点であるという意味。
「七難」は七つの欠点
同義語、色の白きは十難隠す
類義語、米の飯と女は白いほどよい




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鰯で精進落ち


鰯で精進落ち
いわしでしょうじんおち

精進とは生臭物を断って菜食し、身を浄め心を慎むこと。
長い精進期間がやっと終わったのに、
その祝いを鰯のようなつまらない魚でするという意味で、
長い間の苦労や努力が十分に報われないこと。
また、精進期間中に鰯のようなつまらない魚をうっかり食べて
今までの努力を台無しにするという意味から、
つまらぬ事で大事な誓いを破ったり、
つまらない者を相手にして汚名をきせられる場合にもいう。
同義語、鰯で飲んで精進落とす




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いわれを聞けば有難や


いわれを聞けば有難や
いわれをきけばありがたや

予備知識がない状態で見るとつまらないものでも、
その由来を聞くと急にそれがとても尊く感じられ、
ありがたみが増すということ。




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浮世は衣裳七分


浮世は衣裳七分
うきよはいしょうしちぶ

この世の中は、とかく外見が重んじられ、
少なくとも七割くらいまで、
それによって内容が判断されがちということ。
「七分」は、七十パーセントの意。




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牛売って牛に成らず


牛売って牛に成らず
うしうってうしにならず

見通しを立てずに買い換えようとして損すること。
牛を買い換えようとして自分の牛を売ったものの、
新しい牛を買うにはお金が足らなかったということから。
牛に限らず、自分の物は高く評価しがちなもので、
買い換えはうまくいかないことが多いということ。




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氏素性は争われぬ


氏素性は争われぬ
うじすじょうはあらそわれぬ

生まれや血統のよし悪しは、必ず人柄に現れるということで、
血は争われないものだと言う事。
多くはよい場合に使うが、悪い場合にもいう。
類義語、氏素性は恥かしきもの/恥ずかしきは氏育ち




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歌より囃子


歌より囃子
うたよりはやし

話をする人よりも、その話を聞いて相づちを打ったり
話をまとめたりする人のほうが、重要な存在であるというたとえ。
「囃子」は能や歌舞伎の演技で雰囲気を出すための伴奏の音楽。
歌の文句よりも囃子のほうが面白いということから。
将軍より参謀、主役より助演、講演者より司会者というように、
脇役の上手下手によって、当事者の効果が違ってくることも多い。
類義語、搗(つ)くより手返し




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内で掃除せぬ馬は外で毛を振る


内で掃除せぬ馬は外で毛を振る
うちでそうじをせぬうまはそとでけをふる

飼い主が手入れをしない馬は、
外に出た時に毛を振って汚れを落とそうとするのでわかる。
転じて、
家庭でしつけをしていない子どもは外での振る舞いで、
すぐにわかるというたとえ。
類義語、内の習は外で出る




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打てば響く


打てば響く
うてばひびく

働きかけると即座に反応するようす。
反応の素早いようす。
すぐに効果が現れること。
太鼓や鐘を叩けばすぐに音が返ってくることから。
「打てば響く、叩けば鳴る、当たれば砕く」と続けてもいう。
類義語、つうと言えばかあ
対義語、笛吹けど踊らず




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馬には乗ってみよ人には添うてみよ


馬には乗ってみよ人には添うてみよ
うまにはのってみよひとにはそうてみよ

馬の善し悪しは見ただけではわからない。
実際に乗ってみて馬の本当の値打ちがわかるように、
人も見かけだけではどういう人間かはわからない。
夫婦として連れ添ってみれば相手の隠れていた
長所が発見できるということ。
また、一緒に仕事をしてみることで相手のことがわかるということ。
さらに、何事も経験が大切という意味で、経験することによって、
そのもののよさが初めてわかるのだから、
始める前から軽々しく批判するのはよくないという戒め。
同義語、人には添うてみよ馬には乗ってみよ
類義語、人は添うて知れ馬は乗って知れ/
人には逢うてみよ荒馬も乗ってみよ/
人は見かけによらぬもの




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馬は馬方


馬は馬方
うまはうまかた

その道の専門家は専門家だけのことがあるということのたとえ。
馬は馴れない者が扱うとなかなかうまく動かない。
しかし、馬方が扱えば馬は意のままに動く、
だから馬を扱うのは馬方に任せよということから。
馬に限らず、やはりその道の専門家は一段と優れているということ。
類義語、餅は餅屋/海の事は漁師に問え




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生まれた後の早め薬


生まれた後の早め薬
うまれたあとのはやめぐすり

子供が生まれてしまってから早め薬を飲んでも意味がないことから。
時機に遅れて役に立たないことのたとえ。
「早め薬」は出産を促すための薬。
類義語、諍い果てての乳切り木/火事後の火の用心/
六日の菖蒲十日の菊




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海の物とも山の物ともつかぬ


海の物とも山の物ともつかぬ
うみのものともやまのものともつかぬ

物事の結果が予測しがたいことのたとえ。
海の物か山の物か明確に判定できないということから、
人の場合は出世できるかどうか、
計画などの場合には成功するかどうかなどのように、
今の段階では結果の予測が難しいことのたとえ。
同義語、海とも山ともつかぬ/海の物とも川の物ともつかぬ




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裏目に出る


裏目に出る
うらめにでる

よかれと思ってしたことが、
かえって逆の悪い結果になってしまうこと。
「裏目」は、サイコロを振って出た目の裏側の目のこと。
期待して行ったことが反対の結果になることをいう。




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瓜の蔓には茄子はならぬ


瓜の蔓には茄子はならぬ
うりのつるにはなすびはならぬ

瓜の蔓には瓜しかならないし、茄子には茄子しかならないことから。
平凡な親からは平凡な子しか生まれてこないもので、
優れた子が生まれることはないとのたとえ。
血筋は争えないということ。
一般論としてたとえたり、自分の子供を謙遜していうときに使う。
なお、他人の子どもについて直接当の親に言うと失礼になり、
トラブルになりかねないので注意が必要である。
類義語、瓜を植えて瓜を得/葱の種は大根にはならぬ/
バラの根からはワラビが生えぬ/蛙の子は蛙/狐の子は面白
反対語、鳶が鷹を生む/親は親で子は子




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運鈍根


運鈍根
うんどんこん

何事においても成功するには、天運に恵まれること、
些細な事には鈍感なくらい神経が図太いこと、
根気強いこと、この三つが必要であるという意味。
同義語、運根鈍




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得たり賢し


得たり賢し
えたりかしこし

結果に満足して得意げにいうことばで、
物事が自分の思い通りに運んだときなどに
喜びの気持ちを表すことば。
「しめた」「うまくいった」「待ってました」
「よっしゃ」などの意。




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絵に描いた餅


絵に描いた餅
えにかいたもち

見た目がどんなに美味しそうな餅でも、絵の餅では食べられない。
そのことから、頭の中で考えただけで実現する可能性のない計画、
あるいは空想などのたとえ。
同義語、絵に描いた餅は食われず/画餅(がべい)/画餅に帰す
類義語、机上の空論




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選んで粕を掴む


選んで粕を掴む
えらんでかすをつかむ

選択することは必要でもあり、悪いことではないが、
あれこれと条件をつけて選択していると、
かえって粕のようなつまらないものを掴むことがあるということ。
選り好みもほどほどにしないと失敗するという戒め。
結婚の相手選びに言うことも多い。
類義語、選れば選り屑/選りに選って選り粕/
あの男この男とて古くなり




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大水に飲み水なし


大水に飲み水なし
おおみずにのみみずなし

物はたくさんあっても本当に目的にかなった使えるものが
少ないことのたとえで、人は大勢いても本当に役に立つ人物は
めったにいないということ。
洪水の時は、水がいくらたくさんあっても飲み水にならず、
井戸にも濁流が入り役に立たないことから。
同義語、火事場に煙草の火なく大水に飲み水なし
火事場に煙草火なし




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大目玉を食う


大目玉を食う
おおめだまをくう

目上の人からひどくしかられることのたとえ。
「大目玉」は、人を睨み付けたときの目が、
剥き出しにして大きくなった目玉例えたもの。




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陸に上がった河童


陸に上がった河童
おかにあがったかっぱ

得意とするわざや能力を発揮できず、お手上げ状態のたとえ。
「河童」は、日本に伝わる想像上の動物。
泳ぎが得意で、水中では思う存分活動できるが、
陸上では無力となる。
そこから、環境が変わったり、得意な仕事などから離れたりして
能力が発揮できなくなった人のたとえ。
同義語、陸へ上がった河童/陸に上がった船頭
類義語、魚の水を離れたよう/木から落ちた猿
対義語、水を得た魚のよう




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お株を奪う


お株を奪う
おかぶをうばう

人の得意とすることをまねて、その人より上手にやってのけること。
また、ある人が得意とすることを、他の者が取って代わってすること。
「お株」は、その人の得意とする技のこと。




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遅牛も淀早牛も淀


遅牛も淀早牛も淀
おそうしもよどはやうしもよど

遅い早いの違いはあっても結果は同じであるということのたとえ。
昔は荷物を運搬するのに、牛を使っており、
歩みが遅くとも歩みが早くとも、それらの牛の行き着く所はすべて
「淀」であることから。
「淀」は京都伏見区にある地名で、賀茂川、桂川、宇治川、
木津川の合流点にある集荷場で、京都の外港として栄えた場所。
同義語、早牛も淀遅牛も淀
類義語、牛も千里馬も千里




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小田原評定


小田原評定
おだわらひょうじょう

大勢の人々が集まって相談しても、
あれこれと意見が出るだけでまとまらず、
いっこうに結論が出ないこと。
天正十八年(1590)相模小田原城の
北条氏康が豊臣秀吉に攻められ、
戦いを続けるのか和睦すべきかを連日評議を行ったが、
意見が出るばかりでいつまでも決定せず、
ぐずぐずしているうちに滅ぼされてしまったことから。
また、その意見の内容の低さを皮肉ってもいう。
同義語、小田原評議/小田原談合/小田原相談




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お手上げ


お手上げ
おてあげ

対処の方法がなく、どうしようもならなくなること。
行き詰まって解決する手段が全くないこと。
また、降参すること。
なお、降参して両手をあげる様子からいうもので、
喜んだりうれしくて手をあげたり、良い意味で万歳することではない。





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鬼が出るか蛇が出るか


鬼が出るか蛇が出るか
おにがでるかじゃがでるか

どのような化け物や魔物が出てくるかわからず、
恐ろしい結果を招くであろうと予想されるたとえ。
結果が予測不可能で皆目見当がつかず、薄気味が悪い時や、
あるいは人の好奇心をそそる時に使うことば。
また、結果が吉と出るか凶と出るかわからないが、
恐れていても仕方がない、とにかくやってみようという意味もある。
「鬼」も「蛇」も不気味なものの意。
同義語、鬼が出るか仏が出るか





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帯に短し襷に長し


帯に短し襷に長し
おびにみじかしたすきにながし

帯にするには短くて使えないし、
かといって襷にすると長すぎて余分が邪魔になるので使えない、
中途半端な長さの紐ことから。
(転じて)中途半端で役に立たないもののたとえ。
類義語、褌には短く手拭には長い/次郎にも太郎にも足りぬ





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思う念力岩をも通す


思う念力岩をも通す
おもうねんりきいわをもとおす

どんな事でも一念を込めて努めれば、必ずできるということのたとえ。
必死になって物事を行えば、やって出来ないことはない。
岩のように堅く大きな障害があったとしても、その壁を乗り越え必ず成就させることができるということ。
漢の李広(りこう)が狩りに行き、草むらに眠っている虎をみつけた。
その虎をしとめようと心をこめて射ると矢は見事に突き刺さった。
だが、近付いてみると虎の形をした石であった。
李広は自身の腕前に驚いて、もう一度その石に向かって矢を放ってみたが、こんどは立たなかったという故事「石に立つ矢」から。
類義語、石に立つ矢/一念天に通ず





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親方日の丸


親方日の丸
おやかたひのまる

自分たちの親方は日本国であるということから。
たとえ経営がうまくいかなくても、自分たちの背後には国家が控えているから倒産の心配はない、という公務員などの真剣味に欠けた意識を皮肉っていうことば。
類義語、お役所仕事





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親の目は贔屓目


親の目は贔屓目
おやのめはひいきめ

親はその子を見るのに、なんでもよいほうへ、よいほうへと解釈したがるということ。
才能なども買いかぶり、実際よりも高く評価してしまいがちだということ。
類義語、親の欲目/親に目なし/子ゆえの闇/わが子の悪事は見えぬ/親馬鹿/人その子の悪を知る莫(な)し/子故に迷う親心





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親の欲目と他人の僻目


親の欲目と他人の僻目
おやのよくめとたにんのひがめ

親は我が子がかわいいあまりに、実際以上によく見ようとするが、
他人は反対に実際よりも悪く見ようとするものだということ。
同義語、親の欲目
類義語、親に目なし/子故に迷う親心/親の目は贔屓目





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折り紙付き


折り紙付き
おりがみづき

十分信用できるという評価を得ること。
「折り紙」は書画や骨董に付ける鑑定書、保証書のこと。
奉書や鳥の子紙などを折って用いたところからいう。
(転じて)「折り紙付き」は人や物に対して、十分信頼に足る、
保証付きという良い意味で用いる。
尚、人が評判の悪人というような場合には「札付き」という。





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終わり良ければすべて良し


終わり良ければすべて良し
おわりよければすべてよし

物事は結果がすべてであり、結果がさえ良ければ、
途中で失敗や苦労があっても全く問題にならないということ。
動機や途中の過程よりも締め括りが大切であるということ。





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快刀乱麻を断つ


快刀乱麻を断つ
かいとうらんまをたつ

複雑な事件やこみいった問題をあざやかに処理すること。
「快刀」は、切れ味鋭い刀のこと。
「乱麻」は、もつれた麻糸のこと。
麻の繊維はもつれたり物にからんだりするとなかなかほどくことができない。
そのもつれた麻を切れ味鋭い刀で断ち切ることから。
同義語、快刀乱麻
類義語、一刀両断





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学者の取った天下なし


学者の取った天下なし
がくしゃのとったてんかなし

政治のあり方について学者は優れた見解を持っているが、その人が政治家になったとしても成功しないということ。
学者は学問上、政治や国家を論ずるが、現実の政治は学者が言うように理屈どおりにはならないものである。
理屈だけは達者だが現実にうとい学者を皮肉ったことば。





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学者の不身持ち


学者の不身持ち
がくしゃのふみもち

学問に通じている人は、口先だけは立派な事を言うが、
自分の事になると実際には何もしない人が多く、
実行力が伴わない者が少なくないということ。
類義語、医者の不養生/坊主の不信心/紺屋の白袴/学者不行儀/算術者の不身代/神道者の不正直





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楽屋で声を嗄らす


楽屋で声を嗄らす
がくやでこえをからす

むだな努力をするたとえ。
また、いくら苦労しても誰からも認められないことのたとえ。
役者が楽屋で一生懸命に稽古をしすぎて声を嗄らし、肝心の舞台で声が出なくなることから。
類義語、空き家で声嗄らす





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籠で水を汲む


籠で水を汲む
かごでみずをくむ

いくら苦労しても効果がなく、無駄骨折りにすぎないことのたとえ。
竹で編んだ籠で水を汲んでも、網の目から流れて水はすくえないことから、苦労しても少しも良い結果が得られず徒労(とろう)に終わることの意。
また、経済観念に欠けることにもいう。
類義語、網の目に風たまらず/ざるに水





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傘屋の小僧


傘屋の小僧
かさやのこぞう

仕事や作業を一所懸命にやっても叱られるということ。
傘を作る時に傘の骨を折って叱られることから、
頑張って主人のために働いたのに、少しもほめられず叱責されてばかりのつらい立場のこと。
一所懸命という意味の骨折りと、傘の骨を折るとの洒落ことば。
同義語、傘屋の丁稚





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和氏の璧


和氏の璧
かしのへき/かしのたま

すばらしい宝玉のこと。
世にもまれな宝物の意。
中国の春秋時代・戦国時代の故事にあらわれた古の宝石の名。
楚の卞和(べんか)が、山中で宝石をみつけ楚の氏iれい)王に献じたが、宝石ではなくただの石だと見られ左足を切られた。
次の武王に献じたときも同様の理由で右足を切られた。
やがて文王の時代になり、卞和のことを耳にした文王が、使者をやってこの石を磨かせたところ、本当に宝石であるとようやく認められたという故事による。
「和氏」は人名で、楚の卞和のこと
「璧」は、平たくて中に穴があいたドーナツ型の玉。
後に十五の城ほどの価値がある璧だという意で「連城の璧」と称されるようにもなった。
また、完全無欠という意味の「完璧」ということばの語源となった宝玉。
同義語、連城の璧/卞和の璧





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風が吹けば桶屋が儲かる


風が吹けば桶屋が儲かる
かぜがふけばおけやがもうかる

ある事象の発生により、思いがけないところにまで影響が及ぶことのたとえ。
また、当てにならないことを期待するたとえ。
最近では、物事の因果関係を無理矢理つなげてできたこじつけの理論や言いぐさを指すこともある。
風が吹けば砂ぼこりのために目を病む人が多くなり、目を病んだせいで失明すれば音曲で生計を立てようとするから三味線を習う人が増え、三味線の胴に張る猫の皮の需要が増える。
そのため、猫の数が減少し、猫が減れば猫が捕まえる鼠の数が増える。
鼠は桶をかじるから桶がよく売れるようになり、桶屋が儲かるという話から。
同義語、大風が吹けば桶屋が喜ぶ





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河童の川流れ


河童の川流れ
かっぱのかわながれ

泳ぎが達者な河童でさえ、時には川の流れに押し流される事があるということから、
名人や達人であっても失敗する事があるというたとえ。
なお、「川流れ」は川の流れに押し流されることを意味するので、川の流れに乗って楽しく泳ぐことではない。
だから、特技や持ち前の技を発揮することではない。
類義語、弘法にも筆の誤り/猿も木から落ちる/上手の手から水が漏る





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勝つも負けるも時の運


勝つも負けるも時の運
かつもまけるもときのうん

勝負事はその時の運によって左右されるので、必ずしも実力通りの結果が出るものではない。
人力ではどうしようもないということ。
多くは、不幸にして敗者となった者や精一杯がんばった人を慰めるときに使われることば。
同義語、勝負は時の運/負けるも勝つも運次第





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勝てば官軍負ければ賊軍


勝てば官軍負ければ賊軍
かてばかんぐんまければぞくぐん

たとえ道理にそむいていても、戦いでは勝ったほうが理屈抜きに正義の軍と見なされ、負けたほうが不義となるということ。
物事の正邪善悪は勝敗によって決まり、強い者が正義者とされること。
「官軍」は、時の朝廷や政府を守る軍勢のことで、
「賊軍」は、朝廷や政府に反乱する軍勢のこと。
明治維新で敗れた幕府側は賊軍の汚名に泣いたということから来ている。
また、成功者には、その過程に不正があっても不問にされることにも用いる。
同義語、勝てば官軍
類義語、力は正義なり/強い者勝ち/無理が通れば道理引っ込む





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金釘流


金釘流
かなくぎりゅう

下手な字を流派のようにみたてていったことばで、
金釘を曲げて並べたような下手な筆跡をあざけっていったもの。
同義語、折れ釘流





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鉄槌の川流れ


鉄槌の川流れ
かなづちのかわながれ

かなづちを川に投げ入れると、柄の方を上に頭の部分を下にして水に沈んでしまい、頭が上らない事から、
(転じて)
いつまでも下積みで、人にペコペコして頭の上がらぬことの意。
うだつが上がらず出世の見込みのないことのたとえ。
「川流れ」は、身投げの意。
同義語、鉄槌の川流れで浮ぶ瀬がない/金槌の川流れ





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