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相手変われど主変わらず


相手変われど主変わらず
あいてかわれどぬしかわらず

相手はたびたび変わるが、
それに対するこちらはいつも同じであるということ。
同じことの繰り返しを意味することば。
また、世俗変転の相を暗示したり、
旧態依然としているのにも使う。
同義語、相手変われど手前変わらぬ 
相手変わって主変わらず




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相手のさする功名


相手のさする功名
あいてのさするこうみょう

自分の実力や努力に関係なく、
相手が劣っていたり失策などのために、
思わぬ手柄をたてることをいう。
類義語、ひろった勝ち




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朝腹の丸薬


朝腹の丸薬
あさばらのがんやく

丸薬とは粒状にまとめた薬で、こんな小さなものを
朝飯前の空っ腹に一粒や二粒くらい飲み込んでも、
腹の足しにもならないことから。
身にこたえないこと。
また、きわめて容易(たやす)いことのたとえ。
ただしここでは、空腹を満たすことと、
薬効としての丸薬効き目は別の問題である。
類義語、朝腹の茶受(ちゃうけ)




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足下の明るいうち


足下の明るいうち
あしもとのあかるいうち

昔は街灯などがなく、日が暮れると暗くて足下さえ見えなくなる。
だから仕事や移動は日が暮れる前にすませるべきだということ。
(転じて)
安全で危険が身に及ぶ前に解決すべきだというたとえ。
事態が悪化して手遅れにならないうちに策を講じるべきだということ。
また、命のあるうちにという意で使うこともある。




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預かり物は半分の主


預かり物は半分の主
あずかりものははんぶんのぬし

人から品物を預かったら、
半分は自分のものと思っても差し支えないないということ。
虫のよい考えのようだが、預かった以上責任もあり、
品物にもよるが保管するも大変なので、
自分の物と思って大切にするべきだということ。
類義語、預かり主は半分 使い半分 拾い主は半分




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明日はまだ手つかず


明日はまだ手つかず
あすはまだてつかず

明日という日はまだ来ていないので、明日一日はまるまる使える。
時間はじゅうぶんにあるから、慌てる事は無いということ。
仕事などで残り時間が少なく苦しい立場に追い込まれたときに、
まだ少し時間の余裕があるから頑張れと励ます意で用いられる。
反対語、明日は来たらず




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頭に吸殻のせても知らぬ


頭に吸殻のせても知らぬ
あたまにすいがらのせてもしらぬ

無我夢中で物事に熱中している時は、
周りで何かが起こっても気にならないばかりか、
自分の身に少しぐらいの変化や障害があろうとも気付かないもの。
そのような状態でいるのを形容したことば。




                                                             | 状態 状況

中らずと雖も遠からず


中らずと雖も遠からず
あたらずといえどもとおからず

射た矢が的に命中はしていなくとも、
それほど外れてもいないということから。
ぴたりと的中してはいないが、だいたい推測していた通りで、
さほど大きな間違いではないこと。
「中らず」は「当たらず」とも書くが、
一般に「当たらずとも遠からず」というのは本来誤用である。




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後の雁が先になる


後の雁が先になる
あとのかりがさきになる

仕事や学問などで遅れていた者が、先に進んでいた者をしのぐこと。
後輩が先輩の地位や学力を追い抜くこと。
雁は「雁行」といって、独特の列を作って空を飛ぶが、
遅れていた雁が先の雁を追い越す場合があることから。




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危ない所に登らねば熟柿は食えぬ


危ない所に登らねば熟柿は食えぬ
あぶないところにのぼらねばじゅくしはくえぬ

冒険を恐れては、名声や利益は手に入らないということ。
熟柿は柿の木の上のほうに実るため、
それを得るためには高い所まで登らなければならないことから。
何事も危険を冒さなければ、
多くの利益や思い通りの結果は得られないということ。
類義語、虎穴に入らずんば虎子を得ず




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危ない橋も一度は渡れ


危ない橋も一度は渡れ
あぶないはしもいちどはわたれ

一度は危険を承知の上で行動しないと成功は掴めないということ。
「危ない橋」とは危険な方法のたとえ。
人は地道に、着実に暮らしていくことが望ましいが、
冒険をさけてばかりいたのでは成功はおぼつかない。
一生のうちに一度か二度は、好機が来たと思ったら、
思いきって勝負に出てみるのもよいとのたとえ。
類義語、危ない枝に上らなければ熟柿は食えぬ 
虎穴に入らずんば虎子を得ず 商人は矢の下くぐれ




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網の目に風とまる


網の目に風とまる
あみのめにかぜとまる

あるはずがないこと、不可能なことのたとえ。
風は網の目を吹き抜けてしまうのが当然の事なのに、
網の目でとまるということで、あり得ないことのたとえにいう。
また、常識ではあり得ないことが起こった時にもいう。
同義語、網の目に風たまる
類義語、雨の夜にも星 雨夜の月




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蟻集まって樹を揺るがす


蟻集まって樹を揺るがす
ありあつまってきをゆるがす

蟻のような弱い虫でも、たくさん集まれば樹が揺さぶられる。
個々は無力な庶民も、群集になると大きな力になるというたとえ。
また、反対に蟻がいくら集まり力んでも、
大木を揺るがすなどは不可能であることから、
身分不相応の望みや、実現の見込みがない
大望をいだくことにも使う。
類義語、蟻が大仏を曳く 蟻が塔を組む




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蟻の熊野参り


蟻の熊野参り
ありのくまのまいり

大勢の人がぞろぞろと絶え間なく行き来するようす。
昔、紀伊国(和歌山県)の熊野詣でが盛んで、
参詣する人が蟻の行列のように続いていたことから。
同義語、蟻の伊勢参り 蟻の観音参り 蟻の堂参り




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有る時は米の飯


有る時は米の飯
あるときはこめのめし

余裕があるときは、思いきって贅沢をすること。
今では米の飯は当たり前だが、
昔、粟や稗が日常だった地方では
特別なときの貴重な食べ物であった。
年に一度か二度の特別なときの米の飯は、
腹いっぱいに食べつくしてしまうことから。
後で困るとわかっていても、将来のことは考えずに
余裕があるときに思い切り贅沢をすること。




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阿波に吹く風は讃岐にも吹く


阿波に吹く風は 讃岐にも吹く
あわにふくかぜは さぬきにもふく

風俗や流行が、一つの土地から他の土地に
つたわって移って行くことをいったことば。
阿波に風が吹けば、その風が隣の讃岐にも吹くことから。
隣り合わせた二つの土地、
四国の「阿波(徳島)」と「讃岐(香川)」を例にしていったもの。
また、組織などで、上位の者の行いを下位の者が
真似したりする場合にもいう。




                                                             | 状態 状況

合わぬ蓋あれば合う蓋あり


合わぬ蓋あれば合う蓋あり
あわぬふたあればあうふたあり

どんな容器にも合う蓋と合わない蓋があるように、
人間にも適材適所があるとういことのたとえ。
器は大きさや形状がさまざまなので、
合う蓋は見つけにくいものだが、
気長に探せばかならず見つかるように、
相性の合う人は必ずいるということ。
主に男女の相性によく使うことば。
類義語、似合い似合いの釜の蓋
破れ鍋に綴じ蓋




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安に居て危を思う


安に居て危を思う
あんにいてきをおもう

平穏な境遇にあって、安らかな暮らしをしていても、
万一の場合を念頭におき、危機が迫った時や
非常事態に対応出来るように備えておくべきだということ。
類義語、安きに危うきを忘れず/治に居て乱を忘れず




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言いたいことは明日言え


言いたいことは明日言え
いいたいことはあしたいえ

言いたいことがあっても、心に浮かんだことを
感情的にその場で口にしないで、
時間をおいてじっくり考えてから言うようにすればよい。
そのほうが失言も少なく、よい考えも加わり効果もある。
感情的になっているときは失言もしやすく、
相手に話を聞き入れてもらえないことのほうが多い。
また、相手が興奮しているときは話を押さえて、
後から言うほうがよい。
類義語、腹の立つ事は明日言え/月日がたてば気も変わる




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石に花咲く


石に花咲く
いしにはなさく

石に花が咲くなどあり得ないことから。
実際には決して起こるはずがないことのたとえ。
同義語、岩に花咲く
類義語、朝日が西から出る/石が浮かんで木の葉が沈む/
川原の石が星になる/男猫が子を生む




                                                             | 状態 状況

伊勢屋稲荷に犬の糞


伊勢屋稲荷に犬の糞
いせやいなりにいぬのくそ

どこにでもあるありふれたもののたとえ。
徳川家康が江戸幕府を設けると、
伊勢の国(今の三重県)出身の商人が陸続と移住してきて、
それぞれ伊勢屋ののれんをかかげ、商売の神である稲荷を祭り、
新開地で物騒だから犬を飼うので、道端に犬の糞も多かった。
当時の情景をイ音でいった語呂合わせのことば。
同義語、江戸名物伊勢屋稲荷に犬の糞/
江戸に多きものは伊勢屋稲荷に犬の糞




                                                             | 状態 状況

痛くも痒くもない


痛くも痒くもない
いたくもかゆくもない

痛みどころか痒みも感じないことから、
なんの利害関係もないことのたとえ。
自分に被害がないからまったく苦痛を感じないこと。
また、少しも影響を受けないこと。
同義語、痛痒(つうよう)を感じない。




                                                             | 状態 状況

一事が万事


一事が万事
いちじがばんじ

一つの事がそのすべての事を表すという意味。
一つの出来事や現象を見れば、
表には現われていない他のすべてまで推察できるということ。
ほとんどの場合、あまり好ましくない一面によって、
隠れた面を推察する時に使われる。
類義語、一斑を見て全豹を卜す/一斑全豹




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一の裏は六


一の裏は六
いちのうらはろく

サイコロの目で最も小さい数が一、
最も大きい数が六で、その両方が裏表になっている。
そこから、悪いことの後には良いことがあるというたとえ。
人生には、良いこともあれば悪いこともあり、
それが循環するものである。
不運な人を励ます時などに用いる。
類義語、悪の裏は善




                                                             | 状態 状況

一寸先は闇


一寸先は闇
いっすんさきはやみ

次に何が起こるか、全く予測がつかないことのたとえ。
真っ暗闇の中では、目の前にある物でさえ見ることができない。
だから目前に危険が迫っていたとしてもわからない。
人生とはこのような暗闇の状況に置かれているのと同じで、
明日はおろか間近な未来についてもまったく予測できない
というたとえ。
同義語、一寸先は闇の世
類義語、無常の風は時を択ばず/
面前に三尺の闇あり/明日知らぬ世




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いつも月夜に米の飯


いつも月夜に米の飯
いつもつきよにこめのめし

毎晩明るくて贅沢な食事ができれば申し分ないということ。
昔は明るい照明など無く、米の飯は貴重で
庶民にとっては最高のご馳走だった。
月夜と白いご飯が毎日続けばいいが、
なかなかそうはいかないということ。
また、こんな状態ならいつまで続いても飽きないだろう
という意味でも使う。




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入り船あれば出船あり


入り船あれば出船あり
いりふねあればでふねあり

港に入ってくる船があるかと思えば出て行く船もあるように、
世の中のことはさまざまであるということ。
また、一定状態が続くものではないというたとえ。
類義語、一去一来/片山曇れば片山照る




                                                             | 状態 状況

入り船の逆らうは出船の順風


入り船の逆らうは出船の順風
いりふねのさからうはでふねのじゅんぷう

港に入ってくる船に逆風なら、出て行く船には追風であることから、
一方に利になれば他方には不利になるというたとえ。
同義語、入船に良い風出船に悪い




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炒り豆に花


炒り豆に花
いりまめにはな

炒った豆から芽が出て、花が咲くようなことはあり得ようはずがない。
そこから、ありそうにないことや非常に珍しいことのたとえ。
また、それが実現すること。
また、衰えたものが再び勢いを盛り返して栄えるたとえにもいう。
同義語、炒り豆が生える/炒り豆に花咲く/煮豆に花咲く 
類義語、枯れ木に花咲く/埋もれ木に花が咲く/老い木に花咲く




                                                             | 状態 状況

鰯網で鯨捕る


鰯網で鯨捕る
いわしあみでくじらとる

鰯漁の網に鯨がかかったということから、
思いがけない幸運や意外な収穫のたとえ。
また、鯨が鰯網で捕れるはずがないことから、
あり得ないことのたとえ。
類義語、鰯網へ鯛かかる/兎のわなに狐がかかる/
雀網で鶴とれる




                                                             | 状態 状況

因果の小車


因果の小車
いんがのおぐるま

原因と結果が永久に繰り返されるさまのたとえ。
悪行に対する悪い報い、善行に対する善い報いは、
小さな車輪がぐるりと回転するように、
すぐに自分のところへめぐってくるということ。
同義語、因果は車の輪の如し/因果はめぐる小車




                                                             | 状態 状況

因果を含める


因果を含める
いんがをふくめる

原因あれば結果のあることを言い聞かせること。
原因と結果の筋道や物事の道理、あるいは事情などに触れ、
よくよく言い聞かせて納得させる。
やむを得ない状況を説明し、仕方がないとあきらめさせること。
類義語、因果を含めて引導渡す




                                                             | 状態 状況

飢えては食を択ばず


飢えては食を択ばず
うえてはしょくをえらばず

飢えに苦しんでいる者は、どんなに粗末な食物であっても、
また嫌いな食物であっても、より好みせずに食べるということ。
そこから、困っている者は、ちょっとした親切でも喜んだり、
悪政に苦しんでいる人民は
些細な善政にも喜ぶという意味でも使われる。
類義語、空腹にまずいものなし/ひもじい時にまずい物なし




                                                             | 状態 状況

上には上がある


上には上がある
うえにはうえがある

自分ではこれが最高だと思っていても、
世の中にはさらにその上の優れたものがあるということ。
何事においても上にはきりがなく、上限などないということ。
尚、優れた人物に対して
「上には上がいる」といってしまいがちだが、それは誤り。
人に対しても「上には上がある」が正しい。
同義語、上に上あり下に下あり/
上見ればきりなし/上を見れば方図がない
類義語、下には下がある




                                                             | 状態 状況

魚の目に水見えず人の目に空見えず


魚の目に水見えず人の目に空見えず
うおのめにみずみえずひとのめにそらみえず

水中に棲んでいる魚には水が見えないし、
地上にいる人間には空気が見えないということ。
それと同じで、あまり身近にあるものはその存在が目にはいらず、
価値やありがたみもわからないということ。




                                                             | 状態 状況

雨後の筍


雨後の筍
うごのたけのこ

雨の降った後では筍があちこちにたくさん生えてくることから、
同類の物が相次いで現れることのたとえ。
また、同じような物事が次々に発生することにもいう。
なお、タケノコは成長が早くグングン伸びることから、
成長が早いことの意で使うのは誤り。




                                                             | 状態 状況

後ろに目なし


後ろに目なし
うしろにめなし

人は誰でも盲点はあるということ。
目は後ろに付いて無いから、
背後にある物は気付かないことが多いのも当然である。




                                                             | 状態 状況

鰻登り


鰻登り
うなぎのぼり

物事がみるみるうちに急上昇するたとえ。
鰻には身をくねらせながら
水中を垂直に登って行く習性があることから。
物価の値上がり、温度の上昇、
人の出世などが急速なことをたとえていうことば。
同義語、鰻上り




                                                             | 状態 状況

兎の毛で突いた程


兎の毛で突いた程
うのけでついたほど

きわめてわずかなことのたとえ。
うさぎの毛は非常に細くてやわらかい。
その一本の毛で突いた程度だという意味で、
わずかなこと、かすかなことのたとえ。
「兎の毛で突いた程のすきもない」のようにいう。
同義語、兎の毛先ほど/兎の毛の末




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鵜の目鷹の目


鵜の目鷹の目
うのめたかのめ

鵜や鷹は獲物を見つけようとする時、鋭い目になる。
そのように、真剣に何かを探し求めて鋭い目つきになること。
あるいは態度のこと。
同義語、鵜の目になって探す




                                                             | 状態 状況

生まれぬ前の襁褓定め


生まれぬ前の襁褓定め
うまれぬさきのむつきさだめ

男の子か女の子かもわからなければ、
いつ生まれるかもわからない初生児に、
着せる産衣(うぶぎ)やおむつ作りで大騒ぎすること。
手回しがはやすぎることのたとえ。
また、準備が大げさすぎることのたとえ。
類義語、海も見えぬに舟用意/とらぬ狸の皮算用/
生まれぬ先のこしまき




                                                             | 状態 状況

猿臂を伸ばす


猿臂を伸ばす
えんぴをのばす

物をつかむために長く腕を伸ばすようす。
「猿臂」は、猿の腕のように長い腕の意。




                                                             | 状態 状況

大木の下に小木育つ


大木の下に小木育つ
おおきのしたにおぎそだつ

弱い者は強い者に頼ってこそ生きてゆけるということ。
また、権力者のもとには、その庇護を受けようと、
弱い者が頼って自然と集まることにもいう。
類義語、寄らば大樹の陰
対義語、大木の下に小木育たず




                                                             | 状態 状況

置かぬ棚をも探せ


置かぬ棚をも探せ
おかぬたなをもさがせ

捜しものが見つからないときは、
絶対に置いたはずがないと思われる棚でも
探してみよということから。
念には念を入れて探せということの意。
類義語、You must look where it is not, 
as well as where it is. 
(それがある場所もない場所も見よ)




                                                             | 状態 状況

お鉢が回る


お鉢が回る
おはちがまわる

「お鉢」は、お櫃、飯櫃(めしびつ)の意。
昔はご飯が炊けると釜からお櫃へ移していた。
数人で食事をする時、順番にお櫃を回して自分でご飯をよそっていたようすから。
お金や稼ぎ、幸運の順番が回ってくること。
また、何かの順番が回ってきて、いよいよ自分の番になること。
本来は幸運が巡ってくる良い意味で使っていたが。
今では気乗りしないことや、
面倒なことの順番がまわってくるという意味でも使われる。





                                                             | 状態 状況

女ならでは夜が明けぬ


女ならでは夜が明けぬ
おんなならではよがあけぬ

思うようにはかどらない仕事や、あまり盛り上がらない宴席も、
女性が一人加わると、見違えるように活気をおびてくることから、
女がいなくては何事もうまく進んでいかないというたとえ。
「日の本は岩戸神楽の昔より女ならでは夜の明けぬ国」ということばより。





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骸骨を乞う


骸骨を乞う
がいこつをこう

役人が退官や辞職を願い出ること。
年を取って痩せ衰えた自分を骸骨に見立てて言ったことばで、
臣下として主君に捧げた体ではあるが、せめて無用になった骸骨だけを返してほしいということ。
中国楚の項羽に仕えた謀将の范増(はんぞう)が辞職を申し出たときに言ったことばによる。
なお、君主から辞職の許しが出ることを「骸骨を賜る」という。





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陽炎稲妻水の月


陽炎 稲妻 水の月
かげろう いなずま みずのつき

形は見えても自分の手でとらえることのできないもの、実態のないもののたとえ。
類義語、陽炎稲妻月の影





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火事場の馬鹿力


火事場の馬鹿力
かじばのばかぢから

火事の現場では異常な状況に興奮状態となり、ふつうではとても持ち上げることのできない重い物を動かすほどの力が出ることから、
差し迫った危機的状況に置かれると、普段では考えられないほどの、とんでもない力を発揮することのたとえ。





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頭に霜を戴く


頭に霜を戴く
かしらにしもをいただく

白髪を白い霜にたとえ、頭髪が白髪になったようすを形容することば。
同義語、頭に雪を戴く/霜を置く





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霞に千鳥


霞に千鳥
かすみにちどり

霞は春のもの、千鳥は冬のものなのであり得ない取り合わせであることから。
ふさわしくないこと、ありえないことのたとえ。
または、実際にはないことのたとえ。





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風が吹けば桶屋が儲かる


風が吹けば桶屋が儲かる
かぜがふけばおけやがもうかる

ある事象の発生により、思いがけないところにまで影響が及ぶことのたとえ。
また、当てにならないことを期待するたとえ。
最近では、物事の因果関係を無理矢理つなげてできたこじつけの理論や言いぐさを指すこともある。
風が吹けば砂ぼこりのために目を病む人が多くなり、目を病んだせいで失明すれば音曲で生計を立てようとするから三味線を習う人が増え、三味線の胴に張る猫の皮の需要が増える。
そのため、猫の数が減少し、猫が減れば猫が捕まえる鼠の数が増える。
鼠は桶をかじるから桶がよく売れるようになり、桶屋が儲かるという話から。
同義語、大風が吹けば桶屋が喜ぶ





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片山曇れば片山日照る


片山曇れば片山日照る
かたやまくもればかたやまひてる

一方に悪いことがあれば、もう一方では良いことがある。
世の中全部が悪い状態だったり良い状態だったりということは無く、吉凶さまざまだということ。
類義語、入り船あれば出船あり





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肩を並べる


肩を並べる
かたをならべる

並んで立つ、または並んで歩くことから。
(転じて)
実力や勢力が対等であるようす。
相手に対抗できる実力があるさま。
比べてみて能力や価値などが同程度であること。
類義語、匹敵する/引けを取らない/負けずとも劣らない





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河童の寒稽古


河童の寒稽古
かっぱのかんげいこ

寒中に泳ぎの稽古をするのつらそうに思われるが、一年中裸で水中に棲む河童にとっては平気であることから、一見他人の目には辛そうに見えても、本人は何とも感じていないことのたとえ。
同義語、河童の屁/餓鬼の断食





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勝てば官軍負ければ賊軍


勝てば官軍負ければ賊軍
かてばかんぐんまければぞくぐん

たとえ道理にそむいていても、戦いでは勝ったほうが理屈抜きに正義の軍と見なされ、負けたほうが不義となるということ。
物事の正邪善悪は勝敗によって決まり、強い者が正義者とされること。
「官軍」は、時の朝廷や政府を守る軍勢のことで、
「賊軍」は、朝廷や政府に反乱する軍勢のこと。
明治維新で敗れた幕府側は賊軍の汚名に泣いたということから来ている。
また、成功者には、その過程に不正があっても不問にされることにも用いる。
同義語、勝てば官軍
類義語、力は正義なり/強い者勝ち/無理が通れば道理引っ込む





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禍福は糾える縄の如し


禍福は糾える縄の如し
かふくはあざなえるなわのごとし

不幸だと思ったことが幸福に転じたり、幸福だと思っていたことが不幸に転じたりするもので、
それはまるでより合わせた縄のように、災厄と幸運とは表裏一体をなしていて、代わる代わるやってくるということ。
また、幸福と不幸や成功と失敗などは、表裏をなしてめまぐるしく変化するもので、一時のそれに一喜一憂しても仕方がないということ。
同義語、吉凶は糾える縄の如し
類義語、塞翁が馬/沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり/楽は苦の種苦は楽の種/上り坂あれば下り坂あり





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噛み合う犬は呼び難し


噛み合う犬は呼び難し
かみあういぬはよびがたし

夢中で噛み合って喧嘩している犬は、いくら呼んでもこちらの声が聞こえず、気づきもしない。
そこから、何かに熱中している時には、他からどんなことを言われても耳に入らないものだというたとえ。
類義語、争う雀人を恐れず





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可もなく不可もなし


可もなく不可もなし
かもなくふかもなし

特によくもないが、さりとて悪くもないということ。
ごく普通である。平均的である。
また、行き過ぎたところも、不足のところもなくて、適切であるということ。





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