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逆引き 故事 ことわざ 慣用句 > 運が悪い 不幸 災難



愛犬に手を噛まれる


愛犬に手を噛まれる
あいけんにてをかまれる

日頃から目をかけて世話をしていた者や、信用していた者に、
裏切られたりひどい目にあわされることのたとえ。
類義語、飼犬に手を噛まれる。恩を仇で返す。




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朝の蜘蛛は福がくる夜の蜘蛛は盗人がくる


朝の蜘蛛は福がくる 夜の蜘蛛は盗人がくる
あさのくもはふくがくる よのくもはぬすびとがくる

朝に現れる蜘蛛は吉兆をもたらす存在で、
夜に現れる蜘蛛は災いを招く存在だということ。
このほかにも、「夜の蜘蛛は親と思っても殺せ」や、
万葉集には、「蜘蛛が巣を張ると恋人が来る」、
詩経には、「蜘蛛が体につくと縁起いい」など、
蜘蛛と縁起をあわせたことばは多いが、科学的根拠は何もない。
また、多くの蜘蛛は害虫を食べる益虫として
古来から重用されていたようで、むやみに殺さないほうがよい。




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網代の魚


網代の魚
あじろのうお

自由を失うこと。捕われの身になることのたとえ。
網代は冬季の川魚漁獲の仕掛けで、川瀬に杭を打ち立て並べ、
その下に竹製の簀(す)を設けたもの。
上流から下ってきた魚が杭に防がれてその下の簀に入る。
自然に網の中へ入ってくるようにした魚を捕る仕組み。
類義語、籠の鳥。網代の氷魚




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足下に火がつく


足下に火がつく
あしもとにひがつく

危険が身辺に迫っていることをいう。
他人に起こった災難や危険な出来事を、
自分には関係ないと思って傍観していると、
思いがけなく身近に迫ったり、
自分の身に及んで慌てることのたとえ。
また、物事をすすめる時、
もっと先になってからやればいいと思っていて、
気がつくといつのまにか余裕がないなくなっていた
というような時にも使う。
類義語、足下から火がつく 頭から火が付く 尻に火がつく




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当たった者のふの悪さ


当たった者のふの悪さ
あたったもののふのわるさ

たまたま当たった者が、運が悪かったということ。
大勢悪いことをしているのに、
そのうちの誰かが捕まったような場合にいう。
「ふの悪さ」は、運が悪いの意。
この場合、罪の意識はきわめて薄い。
また、同じものを食べたのに、
中毒を起こした者とそうでない者が出たときにもいう。




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新しい医者と新しい墓へは行くな


新しい医者と新しい墓へは行くな
あたらしいいしゃとあたらしいはかへはいくな

経験の浅い医者にかかり、
新しい墓に入るようなことになってはおしまいである。
医者は経験を積んだ人ほどよいということ。
類義語、医者と味噌は古いほどよい




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有って地獄無うて極楽


有って地獄 無うて極楽
あってじごく のうてごくらく

財産があれば盗難や詐欺などの犯罪の心配、
子供がいれば子育てに苦労はつきもので、
教育費用が生活に大きな負担となる。
お金と子供はあればあるで苦労がたえないものだから、
結局はお金も子供もないほうが楽だということ。
これは、お金も子供もない者の負け惜しみか、
両方ともたくさん持っている者の嘆きのことばであろうか、
人生の苦楽は人それぞれの考えによるものであるということ。




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有っても苦労無くても苦労


有っても苦労 無くても苦労
あってもくろう なくてもくろう

お金がたくさんあると盗難にあわないかと心配し、
子供がいれば子育てに苦労する。
しかし、お金がなければ貧乏で苦労し、
子供がなければ老後の心配があるという。
お金と子供はあればあるで苦労がたえないが、
なければないでまた苦労するもの。
いずれにしても人の世の苦労が滲んだことば。




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危ない事は怪我のうち


危ない事は怪我のうち
あぶないことはけがのうち

危険な行為は怪我そのものであるということで、
用心して最初から行わなければ問題ないということ。
また、危険な場所に近づくことも同様と心得えよという戒め。
「怪我」は、失敗や過ちの意味をふくむ。
類義語、君子危うきに近寄らず 賢人は危うきを見ず
対義語、虎穴に入らずんば虎子を得ず




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過ちは好む所にあり


過ちは好む所にあり
あやまちはこのむところにあり

自分の苦手なことや、経験の少ない事をする時は慎重になり、
よく注意するのであまり失敗しないもの。
しかし、好きなことや得意なことは、
つい油断して失敗してしまうということ。
類義語、河童の川流れ 弘法にも筆の誤り 猿も木から落ちる 
好きなことにはだまされやすい 得手に鼻突く 川立ちは川で果てる




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歩く足には棒にあたる


歩く足には棒にあたる
あるくあしにはぼうにあたる

表に出て活動していれば、災いや障害に突き当たるが、
その反面、意外な幸せを掴む事が出来る。
だから黙って家の中に引込んでいたのでは、
無事な代わりに何の生き甲斐も生まれて来ないということ。
同義語、犬も歩けば棒にあたる




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暗夜に灯火を失う


暗夜に灯火を失う
あんやにともしびをうしなう

頼りにしていた人や物を失い、
どうしていいのかわからず途方にくれる様子をいう。
暗い夜道を歩く時に明かりを失ったり、
灯火を目指して進んでいたのに消えてしまって、
どうしたらよいのかわからなくなってしまうことから。
同義語、闇の夜に灯火を失う




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暗夜の礫


暗夜の礫
あんやのつぶて

闇夜に飛んでくる小石の意から、
不意に受ける襲撃。不意打ちを食らうこと。
防ぎようのない危険のたとえ。
また、闇夜に投げる小石は当たらないことから、
効果のないこと、目当てのつかないことにもいう。
「礫」は、投げ付けるための小石のこと。




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いい後は悪い


いい後は悪い
いいあとはわるい

良い事の後は、とかく悪い事が起こりがちである。
良い事ばかりが続くなど、そうあるものではない。
だからあまり調子に乗ってはいけないということ。
さもないといっぺんにどん底に落ち込んだりするもの。
さらに「悪い後はいい」と続けて、
幸不幸がくり返されやすいことに用いる。
類義語、禍福はあざなえる縄の如し




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石を抱きて淵に入る


石を抱きて淵に入る
いしをいだきてふちにいる

重い石を抱えて川の深みに飛び込めば沈んでしまう。
そのように自分から命を失うかもしれない危険な行為や、
災難を招くようなことをするたとえ。
無謀な自殺行為をすること。
同義語、石を抱いて河に沈む/石を抱いて淵を望む
類義語、薪を負いて火に入る




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痛い上に針


痛い上に針
いたいうえにはり

不運や災難は続くものだということ。
痛いところに針が刺さり、もっと痛くなることから。
悪い出来事が起こった後に、
さらに悪い出来事が重なることのたとえ。
同義語、痛い上の針/痛む上の針
類義語、泣き面に蜂/踏んだり蹴ったり/
弱り目に祟り目/痛い上に塩をぬる




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鼬の最後っ屁


鼬の最後っ屁
いたちのさいごっぺ

困った時に使う非常手段のたとえ。
追い詰められたイタチが尻から悪臭を放ち、
相手がひるむ間に逃げることから、
人が窮した時に思い切った非常手段で
打開しようとするたとえ。




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鼬の道切り


鼬の道切り
いたちのみちきり

交際や音信がぱったりと途切れることのたとえ。
また、常に往来していたのにばったり行き来しなくなることにもいう。
イタチは同じ道を二度と通らないという俗信から、
人の前をイタチが横切ると親しくしていた者と交際が途絶えたり、
不吉なことが起きる前兆とされた。
同義語、鼬の道/鼬が道を切る




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痛む上に塩を塗る


痛む上に塩を塗る
いたむうえにしおをぬる

悪いことが起こって悩んでいるのに、
さらに悪いことが起こるたとえ。
傷口に塩を塗るとしみて痛みがひどくなることから、
災難や不運が重なること。
同義語、傷口に塩/切り目に塩
類義語、損して恥かく/泣き面に蜂/弱り目に祟り目




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一度ある事は二度ある


一度ある事は二度ある
いちどあることはにどある

何か事が起こると、再び同じような出来事が起こるということ。
とくに悪い事は度重なるものなので、
何か悪い事が起こった時は注意せよという戒めのことば。
「二度ある事は三度ある」と続く。
同義語、朝ある事は晩にある
類義語、一災起これば二災起こる




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一難去ってまた一難


一難去ってまた一難
いちなんさってまたいちなん

災難や困難が次々に襲いかかってくること。
身にふりかかった災難を切り抜けたと思ったら、
ほっとしている暇もなく別の災難に直面すること。
同義語、一難去ればまた一難/一難去れば一難来る
類義語、虎口を逃れて竜穴に入る/
前門の虎後門の狼/火を避けて水に陥る




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一寸延びれば尋延びる


一寸延びれば尋延びる
いっすんのびればひろのびる

いま目前に差し迫った困難や苦労を耐え凌げば、
それから先は楽になってゆとりができ、
万事うまくいくという意味。
「一尋」は六尺(約一・八メートル)
「一寸」は(約三センチメートル)
いま我慢して一寸延びておけば、
将来一尋延びることができるということから。
苦しんでいる人に前途の希望を持たせる時に使う。
同義語、寸延びて尺となる




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犬の川端歩き


犬の川端歩き
いぬのかわばたあるき

犬が餌を求めて川端をうろつくが、
餌になりそうな物はみんな流されていて、
むだな努力に終わることが多い。
そこから転じて、お金が無いのに店先をぶらついてみたり、
甲斐のない奔走をしたりするのにたとえる。
どんなに歩きまわっても何も得られないことのたとえ。
同義語、犬の川端/犬川/仔犬の只歩き




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犬骨折って鷹の餌食


犬骨折って鷹の餌食
いぬほねおってたかのえじき

鷹狩りで、犬が骨を折って草むらから追い立てた獲物を、
上空で待ち構えていた鷹が取るということから、
苦労してようやく手に入れかけた物を、
他人にやすやすと奪われてしまうことのたとえ。
類義語、鳶に油揚げをさらわれる




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犬も歩けば棒に当たる


犬も歩けば棒に当たる
いぬもあるけばぼうにあたる

犬も出歩くから棒で打たれるような災難にあう。
だから災難に遭いたくなければ、気やすく何かに手を出したり、
出しゃばったりしないほうがよいということ。
なお、現在では逆の意味で、
歩きまわっていれば思いがけない幸運にぶつかることもある。
だからじっとせずに積極的に行動したほうがよい、
という意味でも多く使われるが、本来は誤用。
類義語、歩く足には棒当たる




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入り口の蜘蛛の巣


入り口の蜘蛛の巣
いりぐちのくものす

入ろうとする者の顔に蜘蛛の巣がかかるというところから、
顔にかかわる、名誉にかかわる、体面にかかわるのしゃれことば。
同義語、入口の蜘蛛の巣で顔にかかる




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鰯で精進落ち


鰯で精進落ち
いわしでしょうじんおち

精進とは生臭物を断って菜食し、身を浄め心を慎むこと。
長い精進期間がやっと終わったのに、
その祝いを鰯のようなつまらない魚でするという意味で、
長い間の苦労や努力が十分に報われないこと。
また、精進期間中に鰯のようなつまらない魚をうっかり食べて
今までの努力を台無しにするという意味から、
つまらぬ事で大事な誓いを破ったり、
つまらない者を相手にして汚名をきせられる場合にもいう。
同義語、鰯で飲んで精進落とす




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印形は首と釣り替え


印形は首と釣り替え
いんぎょうはくびとつりかえ

実印に限らず判子(はんこ)は大切に扱うこと。
いったん押した以上は、首と引き替える覚悟が必要。
軽々しく捺印して、後で苦しむ例も世間には多い。
「印形」は、印章、印判、はんこ。




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憂いも辛いも食うての上


憂いも辛いも食うての上
ういもつらいもくうてのうえ

辛い苦しいなどと不平がいえるのは、
衣食住がたりているからで、
食べることさえ不自由をしていると、
日常的な苦しみなど辛い内には入らない。
苦しいとか辛いとかそんな不平不満を言っていられるのは
贅沢だということ。
「憂い」も「辛い」も同じ意味で、
同義語を重ねて調子をよくしたもの。




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魚の釜中に遊ぶが如し


魚の釜中に遊ぶが如し
うおのふちゅうにあそぶがごとし

死が近づいていることのたとえ。
もうすぐ煮られることもしらず釜の中で泳ぐ魚の意で、
滅亡の近いことも知らずに、
暢気(のんき)に遊んでいることのたとえ。
また、危険が目前に迫っていることのたとえにもいう。
四字熟語、魚遊釜中(ぎょゆうふちゅう)
同義語、釜中の魚/魚釜中におよぐ




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浮世は回り持ち


浮世は回り持ち
うきよはまわりもち

貴賤、貧富、幸不幸、苦楽など、この世の諸相は人から人へ、
家から家へと移り変わって、決して一か所にとどまることはない。
一人が永久に栄えたり、
ある一族が永久に繁栄したりするようなことはあり得ないということ。
同義語、世は回り持ち
類義語、昨日は人の身今日の我が身/浮世は回る水車/
きょうは人の身あすは我が身/浮世の苦楽は紙一重




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浮世の苦楽は紙一重


浮世の苦楽は紙一重
うきよのくらくはかみひとえ

この世の苦楽は変転極まりないから、
苦しいといって悲観することはないが、
楽しいと楽観するのも禁物であるということ。
類義語、浮世は回り持ち




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旨い事は二度考えよ


旨い事は二度考えよ
うまいことはにどかんがえよ

あまりにも都合のよい話には裏があったり、
危険が潜んでいたりする。
旨い話はまゆつば物だと思って、すぐに飛び付かず、
慎重に検討することが望ましい。
後になって、どうも話が旨すぎると思った、
などと言って嘆いても手遅れである。
世の中には、うまい話が転がっているものではないと思ってよい。
類義語、うまい話は怪我のもと/旨い物食わす人に油断すな/
食わせておいて扨(さて)と言い/好事魔多し




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烏有に帰す


烏有に帰す
うゆうにきす

何もかもすべて無くなってしまうこと。
「烏有」は「烏(いずく)んぞ有らんや」と訓読し、
「何かあるだろうか(何もない)」という意味で、
特に、火事で全焼した時などによく使われることば。
類義語、灰燼(かいじん)に帰す




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裏目に出る


裏目に出る
うらめにでる

よかれと思ってしたことが、
かえって逆の悪い結果になってしまうこと。
「裏目」は、サイコロを振って出た目の裏側の目のこと。
期待して行ったことが反対の結果になることをいう。




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売られた喧嘩は買わねばならぬ


売られた喧嘩は買わねばならぬ
うられたけんかはかわねばならぬ

喧嘩をふっかけられたら黙っているわけにはいかない。
向かってこられたら応じなければならない。
危険が迫れば積極的にその危険を
防がなければいけないということ。
類義語、降りかかる火の粉は払わねばならぬ




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膿んだら潰せ


膿んだら潰せ
うんだらつぶせ

膿んだできものは潰して膿を出すと、
痛みも消え、はれも引いて早く治るように、
ごたごたや禍(わざわい)の元は、
思いきって取り除くと案外早く解決するということ。
同義語、膿んだ物は潰せ




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猿猴が月を取る


猿猴が月を取る
えんこうがつきをとる

猿が木の下にある水面に映った月を取ろうとしたが、
ぶらさがっていた枝が折れて水の中に落ちて
死んでしまったという故事から。
分不相応のことをして大失敗することのたとえ。
身の程を知らない行為は災難のもとだということ。
また、ばかな事をして身を滅ぼすことにもいう。
「猿猴」は猿類の総称。
同義語、猿猴が月に愛をなす/猿猴の水の月/猿猴捉月




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遠慮無ければ近憂有り


遠慮無ければ近憂有り
えんりょなければきんゆうあり

目先にとらわれて遠い将来を見通した深い考えなしに行動すると、
必ず近い将来に心配事が起こるということ。
「遠慮」は、遠い先々について熟慮する意。
「近憂」は、間近の憂いごとの意。
同義語、遠き慮(おもんぱか)り無き者は必ず近き憂(うれ)い有り




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お蔵に火がつく


お蔵に火がつく
おくらにひがつく

危険が近づき、危うくなることのたとえ。
他人の家の火事だと思って安心しているうちに、
自分の家の蔵に火が及んでくることから。
蔵は家財や貴重品を火災や盗難などから守るためのもので、
この蔵に火がついたとあっては大変である。
事態が差し迫ってくることのたとえ。
類義語、焦眉の急/眉に火がつく




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尾羽打ち枯らす


尾羽打ち枯らす
おはうちからす

見る影もないほど落ちぶれて、みすぼらしい姿になるようす。
大空の王者である鷹の尾や羽が傷ついて、
みすぼらしくなるという意味から、
隆盛を誇っていた者が、地位や財産を失って落ちぶれてしまい、
かつての面影すらなくなってしまうたとえ。




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お鉢が回る


お鉢が回る
おはちがまわる

「お鉢」は、お櫃、飯櫃(めしびつ)の意。
昔はご飯が炊けると釜からお櫃へ移していた。
数人で食事をする時、順番にお櫃を回して自分でご飯をよそっていたようすから。
お金や稼ぎ、幸運の順番が回ってくること。
また、何かの順番が回ってきて、いよいよ自分の番になること。
本来は幸運が巡ってくる良い意味で使っていたが。
今では気乗りしないことや、
面倒なことの順番がまわってくるという意味でも使われる。




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御払い箱


御払い箱
おはらいばこ

使用人を解雇すること。
また、不用品を処分すること。
伊勢神宮の御祓いの札を入れた箱を「御祓箱」といい、
毎年新しいものが来て古いものを処分することから。
「祓い」と「払い」をかけていう。




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重荷に小づけ


重荷に小づけ
おもににこづけ

ただでさえ重い荷物を持っているのに、
さらに小さな荷物が加えられること。
大きな負担に苦しんでいる上に、さらに負担が生じるたとえ。
その負担は小量であったとしても苦しい。
「小づけ」は、大きな荷物につけられる小さな荷物。
同義語、大荷に小づけ
類義語、最後の一束の藁は(ラクダの)背骨を折る(中東のことわざ)




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飼い犬に手を噛まれる


飼い犬に手を噛まれる
かいいぬにてをかまれる

犬は三日も飼えば三年恩を忘れぬといわれるほど飼い主に従順な動物なのだが、そのなついていたはずの飼い犬に手を噛まれるということ。
(転じて)
日頃から目を掛けて面倒をみていた部下や信じていた者に裏切られ、恩を仇で返す仕打ちを受けることのたとえ。
同義語、愛犬に手を噛まれる/飼い犬に足を食われる/
飼い養う犬に手を噛まれる/飼い養う虫に手を食わる/
手飼いの犬に足をくわるる
類義語、恩を仇で返す/後足で砂をかける





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灰燼に帰す


灰燼に帰す
かいじんにきす

火事でいっさいが跡形もなく燃えて灰になってしまう。
「灰燼」は、灰と燃えかすの意。





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蛙は口から呑まるる


蛙は口から呑まるる
かえるはくちからのまるる

蛙はうるさく鳴くために居場所がわかってしまい、蛇に見つけられ餌食になり呑まれてしまうことから。
黙っていればよいのに、人前でつまらぬことを言ったばかりに、
予想もしなかったわざわいを招いたり、身を滅ぼすことのたとえ。
また、お節介や無用な差し出口への戒めのことば。
同義語、蛙は口から蛇に呑まるる/蛙は口ゆえ蛇に呑まるる/
かわずは口ゆえ蛇に呑まるる
類義語、口は禍の門/雉も鳴かずば撃たれまい/鳴く虫は捕らる





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楽屋から火を出す


楽屋から火を出す
がくやからひをだす

自分自身や内部から災いや問題を引き起こしてしまうたとえ。
「楽屋」は、内輪、内部、内情の意。





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火事後の火の用心


火事後の火の用心
かじあとのひのようじん

火の用心は火事を起こさないためにするものであり、火事の後では手遅れということから、時機に遅れて間に合わないことのたとえ。
また、時機を逃してからでは何をしても意味がないということで、やるべきことがあるならすぐに行動せよ、ぐずぐずして手遅れになったのでは遅すぎるという戒めの意もある。
同義語、焼けた後の火の用心
類義語、諍い果てての乳切り木/生まれた後の早め薬/葬礼帰りの医者話/六日の菖蒲十日の菊
対義語、暮れぬ先の提灯





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火事場の馬鹿力


火事場の馬鹿力
かじばのばかぢから

火事の現場では異常な状況に興奮状態となり、ふつうではとても持ち上げることのできない重い物を動かすほどの力が出ることから、差し迫った危機的状況に置かれると、普段では考えられないほどの、とんでもない力を発揮することのたとえ。





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数をいうまい羽織の紐


数をいうまい羽織の紐
かずをいうまいはおりのひも

口数が多いと余計なことまでしゃべってしまい、ろくなことにならないので慎もうということ。
「数をいうまい羽織の紐よ、かたく結んで胸に置く」という俗謡から。
「結ぶ」は羽織の紐を結ぶことと口を結ぶことを掛けている。
失敗のもとになるから口はかたく結んで、自分の考えは胸中にしまって置き他言は慎めということ。
類義語、口は禍の門





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苛政は虎よりも猛し


苛政は虎よりも猛し
かせいはとらよりもたけし

あまりにも厳しすぎる政治は、民衆にとって虎に食われたりする被害や恐ろしさよりもひどく、むごいということ。
「苛政」は苛酷な政治。重税や厳しい刑罰をおこなう政治。酷政。
孔子が泰山(たいざん)のふもとを通った時、
家族を虎に食い殺されて泣いている婦人に会った。
そこで孔子は、なぜここを逃げださないのかと尋ねたところ、
婦人がここには厳しい政治がないからだ、と答えた故事による。
四字熟語、苛政猛虎





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風の前の塵


風の前の塵
かぜのまえのちり

塵は風にひとたまりもなく吹き飛ばされるところから、
物事のもろくはかないことのたとえ。
また、危険が間近に迫っている意味でも使う。
同義語、風の塵/風の前の雲/風吹く塵
類義語、風前の灯火





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形見は思いの種


形見は思いの種
かたみはおもいのたね

形見の品があると、それが思い出の種となって、
かえって悲しみを生み、苦しい思いをするということ。





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片山曇れば片山日照る


片山曇れば片山日照る
かたやまくもればかたやまひてる

一方に悪いことがあれば、もう一方では良いことがある。
世の中全部が悪い状態だったり良い状態だったりということは無く、吉凶さまざまだということ。
類義語、入り船あれば出船あり





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火中の栗を拾う


火中の栗を拾う
かちゅうのくりをひろう

他人のために、あえて危険を冒したり困難なことに身を乗り出すことのたとえ。
また、自分の利益にもならないのに、もめごとに頭をつっこんだりすること。
ずる賢い猿におだてられた猫が、囲炉裏の中で焼けている栗を拾ったが、栗は猿に食べられてしまい、猫はやけどをしただけだったという、「イソップ物語」の寓話から生まれたフランスのことわざ。
類義語、手を出して火傷する





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家内喧嘩は貧乏の種蒔き


家内喧嘩は貧乏の種蒔き
かないげんかはびんぼうのたねまき

家族の仲が悪く、家庭内になにかと揉め事が起きるのは貧乏になる基であるという戒め。
家族仲が悪くごたごたがあれば、互いに協力しようとせず浪費を招き、それで暮らし向きが思うようにいかなくなり、そこでまた喧嘩の種が生まれ、揉め事が治まらずにだんだん貧乏になっていくということ。
類義語、家内の不和は貧乏神の定宿/夫婦喧嘩は貧乏の種まき
反対句、家内和睦は福神のお祭り/家内和合に貧乏神寄れず/金持ち喧嘩せず





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悲しい時は身一つ


悲しい時は身一つ
かなしいときはみひとつ

喜びは分かち合えるが、本当に苦しい時悲しい時は一人で乗り越えるしかないということ。
苦しい境遇に陥ったときは、誰も寄り付かなくなり他人は頼りにならない、頼れるのは結局自分自身だけだという教え。
「身一つ」は、我が身一つ、自分一人ということ。
類義語、苦しい時は身一つ/悲しい時は身一心/悲しければ身一心





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金が敵


金が敵
かねがかたき

金銭のために苦労したり身を滅ぼしたりと、なにかとわざわいすることが多く、敵のようなものだということ。
また、敵討ちに出かけても敵に巡り合うのが困難なように、金を手に入れるのは難しいということ。
類義語、金が恨みの世の中/金が敵の世の中/銀は命の親命の敵





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金は命の親命の敵


金は命の親 命の敵
かねはいのちのおや いのちのかたき

お金のおかげで命を助けられることもあるが、逆にお金によるいざこざが原因で命を落とすこともあるということ。
お金は時として人の命を生かしたり奪ったりするものであるということ。
同義語、銀(かね)は命の親命の敵





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禍福は糾える縄の如し


禍福は糾える縄の如し
かふくはあざなえるなわのごとし

不幸だと思ったことが幸福に転じたり、幸福だと思っていたことが不幸に転じたりするもので、それはまるでより合わせた縄のように、災厄と幸運とは表裏一体をなしていて、代わる代わるやってくるということ。
また、幸福と不幸や成功と失敗などは、表裏をなしてめまぐるしく変化するもので、一時のそれに一喜一憂しても仕方がないということ。
同義語、吉凶は糾える縄の如し
類義語、塞翁が馬/沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり/楽は苦の種苦は楽の種/上り坂あれば下り坂あり





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借りて借り得貸して貸し損


借りて借り得貸して貸し損
かりてかりどくかしてかしぞん

借りてもそのまま返さないで済むこともあるから借りるのは得である。
しかし反対に、貸したら返してもらえないこともあるから貸すのは損だということ。
同義語、借りれば借り得貸せば貸し損





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狩人罠にかかる


狩人罠にかかる
かりゅうどわなにかかる

獲物をねらって仕掛けた罠に猟師自身がかかるということから、人をおとしいれようと仕組んだ企みで自分がひどい目にあう事のたとえ。
類義語、策士策に溺れる/自縄自縛





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川口で船を破る


川口で船を破る
かわぐちでふねをわる

あともう一歩というところで失敗することのたとえ。
長い航海を終え、港付近の川口までたどり着くという時になって船を損なうことから。
また、出航時に川口で船を損なうことから、さあこれからというときに失敗することにもいう。
同義語、磯際で船を破る/港口で船を破る
類義語、九仞の功を一簣に虧く





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川越して宿をとれ


川越して宿をとれ
かわこしてやどをとれ

難しいことや困難な仕事は後まわしにせず、先に片づけておけということ。
いつ何が起こるかわからないから、先々のことを考えて対策を講じておけという意味もある。
昔は大雨が降って増水すると大きな川は渡れなくなってしまい、水かさが減るまで川越しを禁じられる。
何日も足どめされて宿で待つことになるので、渡れるうちに向こう岸に渡って宿を取っておくべきだということから。
同義語、川を前に控えて泊まるな
類義語、今日できることを明日まで延ばすな





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