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逆引き 故事 ことわざ 慣用句 > うそ いいわけ かけひき



赤いは酒の咎


赤いは酒の咎
あかいはさけのとが

「顔が赤いのは決して私が悪いのではありません、
飲んだ酒が悪いのです」という酒飲みの言い訳。




                                                             | うそ いいわけ かけひき

秋の鹿は笛に寄る


秋の鹿は笛に寄る
あきのしかはふえによる

鹿は秋になると発情期の為に雌雄は互いに求め合うが、
人間の吹く牝鹿の鳴き声に似せた鹿笛の音に、
雄鹿はだまされて近づき捕らえられる。
(転じて)
人が恋に身を滅ぼしたり、
弱みに付け込まれて利用されたりすることのたとえ。
類義語、妻恋う鹿は笛に寄る。
笛に寄る鹿ははかない契りに命を失う。




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商人の嘘は神もお許し


商人の嘘は神もお許し
あきんどのうそはかみもおゆるし

商人が商談での駆け引きで言う嘘は止むを得ないとの意で、
神様もお許しになるということ。
だがこれは商人が言い出した言葉ともいわれているため、
本当に許しているかどうかはわからない。




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商人の空値


商人の空値
あきんどのそらね

商人は駆け引きや相手を見て値段をつけるため、
本当の値段は分りにくいものである。
類義語、商人の元値。商人の泣き言。




                                                             | うそ いいわけ かけひき

商人の元値


商人の元値
あきんどのもとね

商人は客に商品を売る時、「これが原価です」とか
「これでは元値がきれる(原価割れしている)」とか言って勧めるが、
どこまでが本当かわからないということ。
客に元値以下で買わせることで「得した」とか「あの店は安い」と
思わせる為の手段の一つで、あらかじめ元値を高めに言うことが多く、本当の元値は分らない事を言う。
類義語、商人の空値。商人の泣き言。




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商人は木の葉も錦に飾る


商人は木の葉も錦に飾る
あきんどはこのはもにしきにかざる

安価でつまらない品物でも、
豪華に飾り立てて高級品のように思わせて、
客に売りつけるのが商人の腕前であるということ。




                                                             | うそ いいわけ かけひき

足駄をはく


足駄をはく
あしだをはく

足駄は歯の高い下駄のことで、
それを履くと実際の身長より高くなることから。
人に買い物を頼まれた時、
実際の値段よりも高い値段だったことにして、
ひそかに上前をはねること。
また、物の売り買いの時に、本来の値段よりも高い値をつけて、
その差額を稼ぐこと。




                                                             | うそ いいわけ かけひき

足下をみる


足下をみる
あしもとをみる

相手の弱点を見抜いてつけこむたとえ。
昔、かごかきが旅人の足の疲れ具合を見て、
法外な料金を請求したことからできたことば。
さらに、客が強く出てこないと見ると、
増長して無理難題を吹っかけたりするのを、
「足下を見てつけ上がる」という。
類義語、足下に付け入る。足下につけ込む。




                                                             | うそ いいわけ かけひき

飴をねぶらせる


飴をねぶらせる
あめをねぶらせる

ねぶらせるとは、しゃぶらせること。
砂糖が一般化するまでは、
澱粉からつくった飴の甘味が子供たちを喜ばせた。
そこで、人の喜びそうなことを言って相手を乗り気にさせるのにいう。
また、大きな利を得るために、相手に小さな利を与えること。
同義語、飴をなめさせる 飴をしゃぶらせる




                                                             | うそ いいわけ かけひき

言い出しこき出し笑い出し


言い出しこき出し笑い出し
いいだしこきだしわらいだし

周りの人がまだ何も気が付いていないうちに、臭いぞなどと言って
騒いだり笑いだした者が、おならをした張本人であるということ。
人前でのおならは、実に恥ずかしいもので、
おならをしたことをごまかす為に、「誰だ」と
犯人探しの側に廻ることで容疑から逃れようと先手を打つが、
そのことがかえって怪しまれることになる。
類義語、屁と火事は元が騒ぐ/言い出し屁




                                                             | うそ いいわけ かけひき

意地張るより頬張れ


意地張るより頬張れ
いじはるよりほおばれ

ほんとは腹がへっているのに、食事をすすめられても、
卑しく思われるのがいやで、腹はへっていないと断る人がいるが、
意地を張っても損するだけで何の意味もない。
そんなときは素直に食べる方が良いということ。
虚栄より実利が勝ち。




                                                             | うそ いいわけ かけひき

市に虎あり


市に虎あり
いちにとらあり

町に虎がいるという虚報を一人や二人から聞いても信じられないが、
三人から聞くと信じるようになる。
根も葉もないうそや噂も一人や二人から聞くと疑わしいと思うが、
大勢の人が口にすれば信用されるようになるということ。
類義語、三人虎を成す/曾参(そうしん)人を殺す




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一人虚を伝うれば万人実を伝う


一人虚を伝うれば万人実を伝う
いちにんきょをつたうればばんにんじつをつたう

一人がありもしないことを人に伝えると、
大勢の人が真偽を確かめずに次々に伝えるので、
やがてそのうそが本当のこととして世間に広まるということ。
いわゆる都市伝説といわれる話もこの類であろう。
類義語、一犬影に吠ゆれば百犬声に吠ゆ




                                                             | うそ いいわけ かけひき

一犬影に吠ゆれば百犬声に吠ゆ


一犬影に吠ゆれば百犬声に吠ゆ
いっけんかげにほゆればひゃっけんこえにほゆ

一匹の犬が何かの影を見て驚き吠えると、
あたりにいる他の犬までもがそれにつられ吠え出すということ。
(転じて)
一人がいい加減なことを言うと、
世間の人々はそれを本当の事として広めてしまうというたとえ。
同義語、一犬影に吠ゆれば万犬声に吠ゆ/
一犬形に吠ゆれば百犬声に吠ゆ/
一犬虚に吠ゆれば万犬実を伝う/
一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う/
一人虚を伝うれば百人実を伝う




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いやいや三杯


いやいや三杯
いやいやさんばい

口ではいやいやと辞退するが、勧めるといくらでも飲み食いすること。
口先ばかりの遠慮を笑う時に使うことば。
また、本心と違う意味にも使われる。
同義語、いやいや三杯また三杯/いやいや三杯にげにげ五杯/
いやいや三杯十二杯/いやいや八杯応(おお)三杯




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言わぬが花


言わぬが花
いわぬがはな

口に出して全部を言ってしまわないほうがかえってよいということ。
全てをあらわにしてしまってはみもふたもないので、
ある程度から先は相手の想像に任せるという意味。
また、露骨に言うと角が立つから、
はっきり言わないほうがよいという意味でも使う。
類義語、言わぬは言うに勝る/沈黙は金/
言わぬことばは言うことばの百倍




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魚のかかるは甘餌による


魚のかかるは甘餌による
うおのかかるはかんじによる

魚は用心深いものだが、うまい餌にだまされて針にかかる。
そのように人間も利欲に目がくらんで
命を捨てたり一生を台無しにしてしまうこと。
名誉や利益を餌にだまそうとする者がいるので、
名利(みょうり)を求めようとする気持ちがあると失敗するもの。
また、うまい話には用心するようにという戒めのことば。




                                                             | うそ いいわけ かけひき

嘘から出た実


嘘から出た実
うそからでたまこと

はじめは嘘や冗談のつもりで言ったことが、
結果的には本当になること。
また、冗談半分で言ったことが、偶然にも真実になること。
同義語、嘘より出たまこと/嘘から出た真/嘘から出た誠
類義語、灰吹きから蛇がでる/瓢箪から駒が出る/
おどけがほんになる




                                                             | うそ いいわけ かけひき

嘘と坊主の頭はゆったことがない


嘘と坊主の頭はゆったことがない
うそとぼうずのあたまはゆったことがない

今まで一度も嘘をついたことがない、ということのしゃれことば。
「ゆった」は「言った」と「結った」の掛けことば。
僧侶は頭を剃っていて髷(まげ)が結えないことから。
同義語、嘘と坊主の頭はいわれぬ/
嘘と牡丹餅はついたことない




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嘘にも種が要る


嘘にも種が要る
うそにもたねがいる

嘘をつくにも、いろいろと材料が必要であることから。
何事もそれ相応の準備や元手が必要であり、
物事はそうたやすくできるものではないということ。




                                                             | うそ いいわけ かけひき

嘘八百


嘘八百
うそはっぴゃく

数多く嘘をつくこと。
まったくのでたらめということ。
「八百」は、ここでは数が多いことを表す。
また、意味を強調することばでもある。




                                                             | うそ いいわけ かけひき

嘘も方便


嘘も方便
うそもほうべん

嘘をつくのは悪いことだが、
物事を円満におさめるには必要な場合があるということ。
真実ばかりを口にするのは、事態を悪化させたり、
人間関係に亀裂が生じたりと、悪い結果になることがある。
良い結果を生むのに役立たせるためや、
円満に事を運ばせる手段として嘘もときには必要ということ。
「方便」は仏教語で、仏法を教え導くための便宜的な手段、方法。
仏法を一般大衆に悟らせるために、
釈迦も嘘を用いたという仏教の教えから。
同義語、嘘も重宝/嘘も誠も話の手管/嘘も世渡り/
釈迦も方便




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嘘を言えば地獄へ行く


嘘を言えば地獄へ行く
うそをいえばじごくへゆく

「地獄」とは地の底にあって罪悪を犯した者が
死後に行って、苦痛にあうというところ。
仏教では嘘をつくのを妄語、
両舌といって十悪中の一つと教えている。
嘘をつけば地獄へ落とされ、
地獄の主宰者閻魔様に舌を抜かれるという、
多くの場合、子供を戒めるのに使う。
同義語、嘘を言えば地獄に落ちる/
嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる




                                                             | うそ いいわけ かけひき

旨い事は二度考えよ


旨い事は二度考えよ
うまいことはにどかんがえよ

あまりにも都合のよい話には裏があったり、
危険が潜んでいたりする。
旨い話はまゆつば物だと思って、すぐに飛び付かず、
慎重に検討することが望ましい。
後になって、どうも話が旨すぎると思った、
などと言って嘆いても手遅れである。
世の中には、うまい話が転がっているものではないと思ってよい。
類義語、うまい話は怪我のもと/旨い物食わす人に油断すな/
食わせておいて扨(さて)と言い/好事魔多し




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旨い物食わす人に油断すな


旨い物食わす人に油断すな
うまいものくわすひとにゆだんすな

あまり親しくもない人や、日ごろ気前のよくない人が、
ただでご馳走することはないと思ってよい。
そんなことをしたり、ご機嫌をとったりするのは、
必ず何か下心があると考えて間違いない、
だからその様な者には油断しないように心がけること。
類義語、旨い物食うて油断すな/旨い物にはあてられる/
進物くれる人には油断すな/食わせておいてさてと言い




                                                             | うそ いいわけ かけひき

馬に乗っても口車に乗るな


馬に乗っても口車に乗るな
うまにのってもくちぐるまにのるな

馬方に奨められて馬に乗ったとしても被害はないが、
言葉巧みな口車には乗るなということ。
うっかり乗るとひどい目にあうから気をつけよと、
人生を旅に見立てていったかけことば。
「口車」とは相手をおだてたり騙したりする為の、
口先だけの巧みな言いまわし。
同義語、馬に乗るとも口車に乗るな
類義語、おだてともっこには乗るな




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馬を鹿


馬を鹿
うまをしか

馬を鹿と言い通すこと。
間違ったことを無理やり押し通すこと。

秦の始皇帝の死後、幼い胡亥(こがい)を二世の皇帝とし、
趙高(ちょうこう)という悪臣が首相となり専横をきわめた。
ある日、趙高は自分の権勢のほどをためしてみようと思い、
幼君に鹿を献上し、これは馬だといった。
まわりの者は幼主を愚弄した行為に驚いたが、
趙高の権威にへつらって反論する者はいなかったという故事から。

詭弁をおして白を黒と言いくるめたり、愚弄すること。
人をバカにすること。
「馬鹿」の語源となったともいわれることば。
同義語、鹿を馬/鹿を指して馬と為す/烏を鷺(うをさぎ)




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裏には裏がある


裏には裏がある
うらにはうらがある

物事は複雑に込み入った事情が多いので、
真相のとらえにくいことを言う。
「裏」は、表面からはわからない事情の意で、
裏の事情を見抜いたつもりでいると、
その裏にはさらに裏があるという意味から。
だから物事の真相を単純に考えないほうがよいという戒め。




                                                             | うそ いいわけ かけひき

裏の裏を行く


裏の裏を行く
うらのうらをいく

相手が言っていることが実はたくらみで、
裏では別の計略を立てているようなことがある。
それを見抜いて、その計略にはまるように見せかけながら、
着々と相手の計略を打ち倒す用意をすすめていくこと。




                                                             | うそ いいわけ かけひき

英雄人を欺く


英雄人を欺く
えいゆうひとをあざむく

英雄は人並み外れた才知を持ち、術策にたけているので、
平凡な人には考えが及ばない、驚嘆するような策略を用いるなど、
時として人の意表をつき、相手を欺くことをいう。
また、才知のすぐれた人物は、普通の人が思いもよらない
手段や行動をとるものであるということ。
四字熟語、英雄欺人(えいゆうぎじん)




                                                             | うそ いいわけ かけひき

大嘘は吐くとも小嘘は吐くな


大嘘は吐くとも小嘘は吐くな
おおうそはつくともこうそはつくな

大きな嘘は始めから嘘ではないかと疑ってかかり、
人が信用しないから実害は少ないが、
小さな嘘は真偽のほどが見分けにくく、
人が信用しやすいだけに実害が多い。
だからちょっとした嘘でもついてはいけないということ。




                                                             | うそ いいわけ かけひき

大口をたたく


大口をたたく
おおぐちをたたく

身の丈や実力に合わない大きなことを言うこと。
分不相応に偉そうなことを言うこと。
多く非難の意をこめていう。
類義語、大風呂敷を広げる




                                                             | うそ いいわけ かけひき

大風呂敷を広げる


大風呂敷を広げる
おおぶろしきをひろげる

大げさなことを言ったり、大ぼらを吹いたりすること。
大きな風呂敷を広げても、
その中に包むような大きなものがないことから。
常識的に見てとうてい実現不可能と思えるような
大計画を立てて人々に吹聴すること。
類義語、大口を叩く/大言壮語




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大見得を切る


大見得を切る
おおみえをきる

自信満々に大きなことを言ったり、
大げさな言動で自分を誇示したりすること。
また、出来もしないことを出来るように言うこと。
「見得」は、歌舞伎役者が特に際だった場面で動きを止め、
ことさら目立つ表情や身振りをする決めの演技で、
「大見得」は、それをさらに大げさに演じること。
(転じて)自分のいいところを見せようとして
大げさな振る舞いをすることをいう。
なお、「見得」を「見栄」と書き誤らないように注意。
「見栄」は、見た目、外観、みばえの意で、見た目の姿を意識して、
実際以上によく見せようとする態度をいうときは
「見栄を張る」をつかう。




                                                             | うそ いいわけ かけひき

置かぬ棚を探す


置かぬ棚を探す
おかぬたなをさがす

何も置いていないのを承知で探すこと。
貧しい者が客を迎え、何かもてなす物がないかと
棚の上や奥の方を探すそぶりをすることから。
はじめからあるはずがない物をわざわざ見回して、
体裁(ていさい)を取り繕うこと。
また、見守る意の、「まぶる」を用いて、
「置かぬ棚をまぶる」ともいう。
同義語、置かぬ棚をまぶる




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噯気にも出さない


噯気にも出さない
おくびにもださない

やったこと、考えていることを心の底に隠して、口外しないばかりか、
素振りにも出さず、顔色も変えず、それらしいようすも見せないこと。
「噯気」は、げっぷのこと。
同義語、噯気にも見せない




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お為ごかし


お為ごかし
おためごかし

表面上はあたかも相手のためにするように見せかけて、
実は自分の利益をはかることをいう。
「お為」は、人のために利益をはかる意。
「ごかし」は、だます意の古語「転す(こかす)」が変化した語で、
そのようなふりをするだけで、実は自分の利益をはかる意を表す。
用例「お為ごかしの親切などいらない」




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お茶を濁す


お茶を濁す
おちゃをにごす

その場を一時的に取り繕うために、適当なことを言ってごまかすこと。
お茶の濁り具合を話題にして一時しのぎをすることから。
また、茶の湯の作法を知らない者が、抹茶をそれらしく濁らせて
その場をごまかすことからともいわれる。
なお、一時しのぎにその場を取り繕うことが本意なので、
質問に対してはっきり答えず、あいまいなことを言ってごまかすのなら、「言葉を濁す」というのが適当である。
類義語、顧みて他を言う




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鬼に衣


鬼に衣
おににころも

もともと鬼は裸でいるものだから衣類は身につけないことから、
不必要、不釣り合いなことのたとえ。
また、恐ろしい鬼が僧衣をまとうことから、
邪悪な者が巧みな見せかけで人を欺くことのたとえ。
類義語、狼に衣




                                                             | うそ いいわけ かけひき

鬼の空念仏


鬼の空念仏
おにのそらねんぶつ

仏心など少しもない鬼が、殊勝ぶって念仏を唱えるという意味から。
冷酷で無慈悲な人間が、いかにも慈悲深そうなことを言ったり、
殊勝らしく振る舞ったりすることのたとえ。
また、不似合いなことの意にも使う。
同義語、鬼の空涙/鬼の念仏




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尾鰭が付く


尾鰭が付く
おひれがつく

話が伝わる間にあることないことが色々と付け加わって、
大げさに誇張されることのたとえ。
「尾鰭」は、魚の尾とひれのことで、
本体以外につけ加わった余分なものの意。
同義語、事が延びれば尾鰭が付く/話に尾鰭が付く




                                                             | うそ いいわけ かけひき

御神酒上がらぬ神はない


御神酒上がらぬ神はない
おみきあがらぬかみはない

酒飲みが自分の立場を守るためにいうことば。
神前に酒をお供えするが、
それは神様が酒を飲まれるからに違いない。
だから自分が飲むのも神様と同じことをしているまでのことで、
悪い道理はないという酒飲みの自己弁護のことば。
「御神酒」は、神前に供える酒のこと。




                                                             | うそ いいわけ かけひき

隠密の沙汰は高く言え


隠密の沙汰は高く言え
おんみつのさたはたかくいえ

内緒でこそこそ会ったり、ひそひそ話や密議は、かえって人の注意を引きやすい。
だから秘密のことはさりげなく、いつもの場所で会ったり、普段の声の大きさで話たりするほうが、人々の好奇心をそそらないから漏れにくいということ。





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顧みて他を言う


顧みて他を言う
かえりみてたをいう

答えに困った時に、あたりを見回して関係のないことを言ってごまかすこと。
また、そのようにその場を言い逃れる事。
同義語、左右を顧みて他を言う
類義語、左右に託す、お茶を濁す





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隠すより現る


隠すより現る
かくすよりあらわる

秘密にしておいたつもりでも、隠し事はいつの間にか他人に知られてしまう。
隠すことによって、かえって知られるということ。
何事も隠そうとすればするほど、かえって様子や所作が不自然になり、目立ってしまい人に知れやすい。
同義語、隠していよいよ現る/隠す事は知れ易し/隠せばなお現る
類義語、思い内にあれば色外に現る/隠れたるより見るるは莫し/隠す程知れる屁と火事の元





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語るに落ちる


語るに落ちる
かたるにおちる

何気なくしゃべっているうちに、本音や秘密をぽろっと話してしまうということ。
「問うに落ちず語るに落ちる」の前略。
人に追求された時には用心して、隠したい事実は語らず、しらを切ったり嘘を突き通すのに、何気ない会話のときや、得意になって自分から話すときには、ついうっかり真実を漏らしてしまうということ。





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金轡を嵌める


金轡を嵌める
かなぐつわをはめる

口止め料を贈って相手を黙らせること。
「轡(くつわ)」は、馬を制御するための馬具で、手綱をつけるために馬の口にかませる金具。
金品を与えて口止めしたり、余計な事をしゃべらせないようにすること。
また、苦情を言わせないように賄賂(わいろ)を贈ること。
金品を轡にみたてていったことば。
同義語、金の轡を食(は)ます
類義語、金の山を積む





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叶わぬ時には親を出せ


叶わぬ時には親を出せ
かなわぬときにはおやをだせ

言い訳にこまったときには、親を引き合いに口実をつくれということ。
金の無心や日程の変更など、なかなか了解してもらえないことであっても、「親が危篤」などといえば、快諾してくれることが多く、無理がきくものだということ。
同義語、苦しい時には親を出せ





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金があれば馬鹿も旦那


金があれば馬鹿も旦那
かねがあればばかもだんな

たとえ馬鹿な人間でも、金を持ってさえいれば、人から「旦那、旦那」と言われて持ち上げてくれる、
それは人柄や尊敬からではなく、金の威光に金に頭を下げてお世辞を言っているのだということ。
類義語、金持ちは馬鹿も利口に見える/金さえやれば行く先で旦那/金が言わせる旦那/地獄の沙汰も金次第/銭ある時は鬼をも使う





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金で面を張る


金で面を張る
かねでつらをはる

金銭の力で無理やりに相手を抑えつけたり、服従させたり手なづけたりすること。
また、反論する者達を金銭の力で黙らせること。
さらに、大金を見せつけて自分に力のあることを誇示するときにもつかう。
同義語、小判で面張る
類義語、札束でたたく





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鎌をかける


鎌をかける
かまをかける

相手に本当のことをしゃべらせようと、上手に問いかけること。
本音や隠し事などの知りたいことを、それとなく自然に相手に言わせようと、巧みなことばを問いかけて話を誘導すること。
類義語、誘導尋問





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烏を鷺


烏を鷺
からすをさぎ

明らかに間違っていることを、強引に正当化しようとするたとえ。
黒い烏であることは一目瞭然なのに、白い鷺だと言い張ることから。
同義語、鷺を烏/鷺を烏と言いくるめる
類義語、馬を鹿/鹿を指して馬と為す/白を黒という/這っても黒豆/雪を墨





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可愛可愛は憎いの裏


可愛可愛は憎いの裏
かわいかわいはにくいのうら

内心では憎らしいと思っていながら、口先では盛んに「可愛い、可愛い」とお世辞を言うこと。
また、度の過ぎた愛情は憎悪に変わりやすいという意味でも使う。
類義語、可愛さ余って憎さが百倍





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仮を弄して真と成す


仮を弄して真と成す
かをろうしてしんとなす

「仮」は、本当では無い事。かりのはなし。うそ。
「弄する」は、都合のいい話をするさま。言葉を巧みに操ること。
都合よくうそをついて、にせ物を本物のように思わせること。
また、うそのつもりで言ったことが、偶然にも真実になること。
類義語、嘘から出た実





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