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間の壁が愛情を長持ちさせる


間の壁が愛情を長持ちさせる
あいだのかべがあいじょうをながもちさせる

友達や恋人のあいだには仕切りがあってこそ、
その関係は長つづきするものである。
類義語、間の垣根は友情を新しく保つ。




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愛想づかしも金から起こる


愛想づかしも金から起こる
あいそづかしもかねからおこる

女が男と手を切ろうとしたり、愛想を尽かして冷たくなるのは、
思うように金がもらえないためなど、
金銭が原因でいやになる場合が多いということ。
また、仲のよい夫婦でありながら、ささいな生活費のことから
大事にいたる事にもなる。
類義語、金の切れ目が縁の切れ目。夫婦喧嘩も無いから起こる。




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愛は小出しにせよ


愛は小出しにせよ
あいはこだしにせよ

男と女の愛情は、あまり激しいと冷めてしまうのも早いので、
少しずつ長く愛したほうがよい。
そのほうが長続きするということ。
類義語、どか惚れのどか飽き。熱しやすく冷めやすい。
Love me little, love me long.
(少し愛して、長く愛して)。




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愛は憎悪の始めなり


愛は憎悪の始めなり
あいはぞうおのはじめなり

愛と憎しみは紙一重で、愛し合う間柄でも一つ間違えば、
愛は憎しみに変わってしまうということ。
愛にも節度が必要であるという戒め。
「愛は憎しみの始まり」ともいう。
類義語、愛多ければ憎しみもまた多し 可愛さ余って憎さ百倍




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相惚れ自惚れ片惚れ岡惚れ


相惚れ 自惚れ 片惚れ 岡惚れ
あいぼれ うぬぼれ かたぼれ おかぼれ
人が人を好きになる時の形には、いろいろなものがあるということ。
相惚れ=両思いの恋。相思相愛。 
自惚れ=ひとりよがりの恋。自分勝手に相手を好きになること。 
片惚れ=片思いの恋。一方的で相手に通じない恋。  
岡惚れ=ひそかに憧れる恋。交際相手がいる人に恋すること。
不倫。遊びで好きになること。
ほとんどの恋愛は、このどれかにあてはまるようです。




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逢い戻りは鴨の味


逢い戻りは鴨の味
あいもどりはかものあじ

一度別れた男女の仲が元に戻ると、
その情愛は以前にも増して睦まじくなるものだということ。
それを、うまい鴨肉の吸い物にたとえて言ったもの。
類義語、いとこ同士は鴨の味




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秋風が吹く


秋風が吹く
あきかぜがふく

秋に吹く風が肌寒く冷めたいことから
(転じて)
熱かった男女間の愛情が冷めてしまうことをいう。
「秋」と「飽き」を掛けた言葉。
類義語、秋風が立つ。




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秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む


秋風と夫婦喧嘩は 日が入りゃ止む
あきかぜとふうふげんかは ひがいりゃやむ

秋風というのは、日暮れになると静まるのが普通である。
それと同様に夫婦喧嘩も夜になり、就寝前には大抵
収まってしまうとの意。
類義語、夫婦喧嘩と北風は夜凪(な)ぎする




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秋の鹿は笛に寄る


秋の鹿は笛に寄る
あきのしかはふえによる

鹿は秋になると発情期の為に雌雄は互いに求め合うが、
人間の吹く牝鹿の鳴き声に似せた鹿笛の音に、
雄鹿はだまされて近づき捕らえられる。
(転じて)
人が恋に身を滅ぼしたり、
弱みに付け込まれて利用されたりすることのたとえ。
類義語、妻恋う鹿は笛に寄る。
笛に寄る鹿ははかない契りに命を失う。




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悪妻は六十年の不作


悪妻は六十年の不作
あくさいはろくじゅうねんのふさく

気性や性格に欠点のある悪い妻をめとると、
一生(六十年)苦しめられて生きる事になるとの意。
また、「悪妻は百年の不作(あくさいはひゃくねんのふさく)」
ともなると、夫を一生不幸にするだけでなく、
子供や孫にも悪い影響を残すということ。
だから結婚の相手は慎重に選ぶべきであるということ。
このことは、女性の立場からみて、
夫を選ぶ場合にもあてはまるであろう。
類義語、女房の悪いは六十年の不作。
かかあ外すと六十年の不作。悪妻はこの世の地獄のはじめ。
反対語、女房のよいのは六十年の豊作。





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足駄をはいて首ったけ


足駄をはいて首ったけ
あしだをはいてくびったけ

異性に惚れ込んで夢中になることのたとえ。
「足駄」は歯の高い下駄のことで、「首ったけ」は首の高さのこと。
足駄を履いても首のあたりまで沈むほど、深みにはまるという意。
ぞっこん惚れ込んでいることを「首ったけ」というが、
足駄が付くことで、深みにはまっていることをさらに強調させている。
類義語、竹馬に乗って首ったけ。梯子をかけて首ったけ。




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足の裏の飯粒


足の裏の飯粒
あしのうらのめしつぶ

足の裏についた飯粒は、ねちねちして中々取れにくい事から、
しつこくじゃまなもの、わずらわしいもののたとえ。
また、一度深い仲になると中々離れられない、男女の腐れ縁のこと。




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東男に京女


東男に京女
あずまおとこにきょうおんな

似合いの男女の組み合わせを言ったことば。
江戸の男は、粋で威勢がよくてたくましいとされ、
京都の女は、洗練された美しさと、やさしさが特徴であり、
組み合わせがよいとされた。
また、このような男女の組み合わせのよさをいう言葉は
全国各地にある。
たとえば、京男に伊勢女、南部男に津軽女、筑前男に加賀女、
伊勢男に筑紫女、越後女に上州男、京女に奈良男、
讃岐男に阿波女、など。




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後追う子に引かれる


後追う子に引かれる
あとおうこにひかれる

親の後を追う子供への愛情に引かれること。
夫への愛情はなくても、子供への愛情から
離婚に踏み切れない女性の心情を表したことば。
心では離別を切望しながらも、
夫のもとを去ることができないこと。




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姉女房は身代の薬


姉女房は身代の薬
あねにょうぼうはしんだいのくすり

年上の女房は亭主によく尽くし、
家計のやりくりにも熱心で上手にこなす。
だから、姉さん女房を持つと家庭円満で財産も増え、
家のためによいとされた。
「身代」は、その人の財産のことで、一家の財産を保つために
役立つもののことを「身代薬(しんだいぐすり)」と言い、
特にしっかりした女房のことをいう。
同義語、姉女房は世帯の薬
類義語、姉女房で蔵が立つ




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痘痕も靨


痘痕も靨
あばたもえくぼ

好意をいだく者に対しては、欠点さえも長所に見えることのたとえ。
天然痘の治った後、顔にできるぶつぶつのことを痘痕という。
にっこり微笑んだ時、頬に現れる窪みをエクボといい
非常に愛らしいもの。
そのエクボとあばたは似ても似つかぬものだが、
惚れた相手の顔にあるあばたはエクボのように
可愛らしく見えるということ。
愛する相手には、欠点や短所が美点や長所に見えるということ。
同義語、痘痕も笑窪
類義語、愛して見れば鼻欠けもえくぼ 惚れた欲目 
面面の楊貴妃 愛してその醜を忘る




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雨は天から涙は目から


雨は天から涙は目から
あめはてんからなみだはめから

涙は女にとって最大の武器ともいうが、
涙をながす女を前にした男が、
雨は天から降るし、涙は目から出ると決まったもの、
だからいくら泣いても平気だといい、
強がる気持ちを言ったことば。
また、そう考えないとどうしようもないことにもいう。




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合わせ物は離れ物


合わせ物は離れ物
あわせものははなれもの

集め合わせて作った物は、
いつかは離れ離れになってしまうということで、
夫婦が離婚する時によく使うことば。
もとは、人間の体は地、水、風、火の四元素から出来ていると考え、
死ぬとその四元素に戻るという意味で用いた。
同義語、合うた物は離れ物 夫婦は合わせ物離れ物
類義語、生き身は死に身 会うは別れのはじめ 会者定離




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合わぬ蓋あれば合う蓋あり


合わぬ蓋あれば合う蓋あり
あわぬふたあればあうふたあり

どんな容器にも合う蓋と合わない蓋があるように、
人間にも適材適所があるとういことのたとえ。
器は大きさや形状がさまざまなので、
合う蓋は見つけにくいものだが、気長に探せば
かならず見つかるように、相性の合う人は必ずいるということ。
主に男女の相性によく使うことば。
類義語、似合い似合いの釜の蓋
破れ鍋に綴じ蓋




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鮑の貝の片思い


鮑の貝の片思い
あわびのかいのかたおもい

あわびの貝殻は、皿のような形のものが
片側に一枚しかないことから、片思いとかけたことば。
一方的に恋しく思うだけで相手は何とも思っていないことのたとえ。
同義語、磯の鮑の片思い 鮑の片思い




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家貧しくして良妻を思う


家貧しくして良妻を思う
いえまずしくしてりょうさいをおもう

貧しい境遇になると、家計を上手く切り盛りしてくれるような、
内助の功に優れた良妻が欲しくなるということ。
「史記」の「家貧しければ則(すなわ)ち良妻を思い
国乱るれば則ち良相(りょうしょう)を思う」による。




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出雲の神の縁結び


出雲の神の縁結び
いずものかみのえんむすび

結婚は出雲大社の神様が男女を結びつけることであり、
人間の意志を超えたものであるという意で、
人の意志によってどうにもなるものではない。
出雲大社は島根県にある神社で、縁結びの神として有名。
類義語、合縁奇縁/縁は異なもの




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出雲の神より恵比寿の紙


出雲の神より恵比寿の紙
いずものかみよりえびすのかみ

色恋よりもお金の方が良いということ。
「出雲の神」は、島根県にある出雲大社の神様で、縁結びの神。
「恵比寿の紙」は、紙幣のことで、
明治時代は裏面に恵比寿の顔が描かれていた。
「神」と「紙」とは語呂合わせ。
異性との出会いよりもお金を手に入れる方がいいということ。




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磯の鮑の片思い


磯の鮑の片思い
いそのあわびのかたおもい

あわびの貝殻は、
皿のような形のものが片側に一枚しかないことから、
片思いとかけたことば。
自分だけが一方的に恋しく思うだけで、
相手は何とも思っていないことのたとえ。
同義語、鮑の貝の片思い/鮑の片思い




                                                             | 男女 夫婦

一押し二金三男


一押し二金三男
いちおしなかねさんおとこ

女性の心を射止める条件の順序をいったことば。
第一に押しが強いことで、第二に金があること、
第三が男ぶりがよいこと。
女性を口説くためには「押し」が効果的であるとすることば。
同義語、一押し二押し三も押し/
一押し二に金三に暇/一押し二金三暇四男五芸
類義語、一暇二金三男/
一見栄二男三に金四芸五声六おぼこ七せりふ八力九きも十評判



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一日千秋の思い


一日千秋の思い
いちにちせんしゅうのおもい

一日が千年もの長さに感じられること。
切実に恋に慕う気持ちや、人や物事を待ち遠しく思うさまのこと。
未来の事柄を待ち焦がれる気持ちの切なるさまを言う。
「千秋」は千年のこと。
「一日」は「いちじつ」とも読む。
四字熟語、一日千秋(いちじつせんしゅう)
同義語、一日三秋(いちじつさんしゅう)




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一夜添うても妻は妻


一夜添うても妻は妻
いちやそうてもつまはつま

一夜だけ連れ添った相手でも妻には違いないということ。
また、一晩だけ関係を結んだ女性のことを、
一夜妻(いちやづま/ひとよづま)というが、
(転じて)遊女、娼婦の意。




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往に跡へ行くとも死に跡へ行くな


往に跡へ行くとも死に跡へ行くな
いにあとへゆくともしにあとへゆくな

先妻と離婚した男へ嫁ぐのはよいが、
死別したあとへ嫁ぐのはやめたほうがよい。
亡妻への愛情が残っていて美点ばかりを追憶し、
比較されることから。
同義語、去り跡へは行くとも死に跡には行くな




                                                             | 男女 夫婦

嫌じゃ嫌じゃは女の癖


嫌じゃ嫌じゃは女の癖
いやじゃいやじゃはおんなのくせ

男に口説かれて内心は嫌じゃなくても、
口ではそうと言わず、いやを連発するということ。
昔から女性心理をついたことばとされる。




                                                             | 男女 夫婦

厭と頭を縦に振る


厭と頭を縦に振る
いやとかぶりをたてにふる

口ではいやと言いながら、
首を縦に振って承諾しているという意味で、
上辺の言動と本心とが正反対であること。
年頃の女性の微妙な心理を表現したことば。
類義語、いやいやうれしい




                                                             | 男女 夫婦

色気よりも食い気


色気よりも食い気
いろけよりもくいけ

異性に好かれたいと思う色欲より、食欲のほうを優先するということ。
食欲が満たされてから色欲が出るということ。
また、色気よりも食欲が盛んな年ごろをいう場合がある。
さらに、外見より実質を重んじる意味でも使われる。
類義語、色取るより食い取れ/花より団子/詩を作るより田を作れ




                                                             | 男女 夫婦

色の世の中苦の世界


色の世の中苦の世界
いろのよのなかくのせかい

人間の一生は、色欲と生活苦の連続であるということ。
この世に生きる者の多くはいくつになっても
色恋沙汰で悩み苦しんで一生を終わるもので、
それほど色欲は生活に占める割合が大きく
死ぬまで離れぬものである。
類義語、色と欲は灰になるまで/
色と欲とは死ぬまで離れぬ




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色は思案の外


色は思案の外
いろはしあんのほか

人はだれでも色恋のことになると常識や理性を失い、
理屈の通用しないものだということ。
「思案の外」とは、思慮分別とは別のものという意味であり、
非常識や無分別な言動をさす。
また、男女間の愛情や恋情は、常識でははかれないということで、
意外な組み合わせの男女が恋を実らせたりするのを
評する時に使う。
同義語、恋は思案の外/色は心の外
類義語、恋は曲者




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妹背の二柱


妹背の二柱
いもせのふたはしら

「妹」は婦で、「背」は夫。
二柱は、二人きりの意。
愛し合う女と男、夫婦のこと。
また、「妹背二柱の神」とは、
神話の中で最初に登場する夫婦神。




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慇懃を通ず


慇懃を通ず
いんぎんをつうず

「慇懃」は、ていねい、ねんごろにすることから、
親しい交際の意となり、
男女が互いに思慕し、ひそかに情交を通じること。




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魚心あれば水心


魚心あれば水心
うおごころあればみずごころ

魚が水に対して好意を持つならば、
水も魚に好意を示すということで、
こちらが好意を持てば、相手も好意を持つものだということ。
先方の出方次第で当方にも応じ方があると言いたい場合に使う。
本来は、「魚、心あれば、水、心あり」であった。
同義語、水心あれば魚心あり/網心あれば魚心
類義語、落花流水の情




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馬には乗ってみよ人には添うてみよ


馬には乗ってみよ 人には添うてみよ
うまにはのってみよ ひとにはそうてみよ

馬の善し悪しは見ただけではわからない。
実際に乗ってみて馬の本当の値打ちがわかるように、
人も見かけだけではどういう人間かはわからない。
夫婦として連れ添ってみれば
相手の隠れていた長所が発見できるということ。
また、一緒に仕事をしてみることで相手のことがわかるということ。
さらに、何事も経験が大切という意味で、経験することによって、
そのもののよさが初めてわかるのだから、
始める前から軽々しく批判するのはよくないという戒め。
同義語、人には添うてみよ馬には乗ってみよ
類義語、人は添うて知れ馬は乗って知れ/
人には逢うてみよ荒馬も乗ってみよ/人は見かけによらぬもの




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浮気と乞食はやめられぬ


浮気と乞食はやめられぬ
うわきとこじきはやめられぬ

浮気は恋愛のような深刻さがないためかしやすく、
乞食も生活は深刻なはずだが、
額に汗して働かなくても、どうにか食べていけるし、
一度したらなかなかやめられないということ。
悪い習慣が身につくと、改めにくいことをいう。
共に人間の心が弱いものであることを、
「うわき」と「こじき」の語呂合わせで言ったことば。




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選んで粕を掴む


選んで粕を掴む
えらんでかすをつかむ

選択することは必要でもあり、悪いことではないが、
あれこれと条件をつけて選択していると、
かえって粕のようなつまらないものを掴むことがあるということ。
選り好みもほどほどにしないと失敗するという戒め。
結婚の相手選びに言うことも多い。
類義語、選れば選り屑/選りに選って選り粕/
あの男この男とて古くなり




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縁あれば千里


縁あれば千里
えんあればせんり

縁があれば遠く離れた所の人と夫婦になったり、
深い交際を結ぶようになったりするものだが、
縁がなければすぐ近くにいても、
口を利かないどころか出会うことさえなかったりするもの。
同義語、縁あれば千里を隔てても会い易し




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鴛鴦の契り


鴛鴦の契り
えんおうのちぎり

夫婦の仲がよいことのたとえ。
また、仲のむつまじい夫婦の関係を結ぶこと。
「鴛」は雄のオシドリ、「鴦」は雌のオシドリのこと。
「鴛鴦(おしどり)」は、いつも雌雄一緒にいて
離れない習性があるところから、
夫婦仲のむつまじいたとえ。
類義語、おしどり夫婦/比翼連理/偕老同穴




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豌豆は日陰でもはじける


豌豆は日陰でもはじける
えんどうはひかげでもはじける

日陰で育った豌豆は生長が遅いものだが、
時期がくれば実が熟してはじけることから、
年ごろになれば自然に男女の情に目覚めるというたとえ。
また、事が成るにはそれ相応の時間が必要であり、
その時になれば自然に成就するものだというたとえ。
同義語、日陰の豆も時が来れば爆ぜる
類義語、毬栗も内からわれる




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縁の切れ目は子で繋ぐ


縁の切れ目は子で繋ぐ
えんのきれめはこでつなぐ

子供の幸せは実の両親に育てられることにあるのは
いうまでもないこと。
だから、夫婦中が悪くなって離婚したくても子供がいると、
その子を不幸にしたくないという気持ちから、
思いとどまることが多いということ。
また、いったんは別れても元のさやに収まることもある。
このように、子供は夫婦の縁を繋ぐという意味。
類義語、子は鎹(かすがい)




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縁は異なもの味なもの


縁は異なもの味なもの
えんはいなものあじなもの

男女の結びつきには、予想がつかない巡り合わせや、
常識を超えた不思議な縁によるものであるということ。
お互い好きどうしでも結ばれなかったり、
まったく意識しなかった相手に、
なにげない出来事がきっかけで結びついたりと、
縁とは不思議なものだということ。
また、微妙な味わいのあるものだという意味。
同義語、縁は異なもの
類義語、合縁奇縁/出雲の神の縁結び/
何事も縁




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お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ


お医者様でも草津の湯でも 惚れた病は治りゃせぬ
おいしゃさまでもくさつのゆでも ほれたやまいはなおりゃせぬ

恋の病は、薬や温泉でも治せないというたとえ。
草津節の歌詞より。
関西では、「草津の湯」が「有馬の湯」になる
類義語、No herb will cure love.
(恋の病に効く薬草なし)




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老いらくの恋


老いらくの恋
おいらくのこい

年老いてからの恋愛。
「老いらく」は、年を取ることの意。




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屋烏の愛


屋烏の愛
おくうのあい

人を深く愛していると、
その人の家の屋根にとまっている烏(からす)までも
愛おしく思えること。
人を愛すると、その人に関わる全てのものが
愛しくなるということのたとえ。
また、相手に対する愛情が、きわめて深いことのたとえ。
同義語、愛屋烏に及ぶ
反対語、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い



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押しの一手


押しの一手
おしのいって

ひたすら目的を遂げようとする強引なやり方。
男女間の事柄や交渉事でも、
引いたり回り道したりなどのかけ引きはせず、
押しの一点張りで目的を成し遂げようとすること。




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夫あれば親忘る


夫あれば親忘る
おっとあればおやわする

女は嫁入りすると、実家の父母ためよりも、
夫や子のためにつくすようになるということ。




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夫の心と川の瀬は一夜に変わる


夫の心と川の瀬は一夜に変わる
おっとのこころとかわのせはいちやにかわる

川の瀬は流れが早くて一夜にして様子が変わる。
そのように、男の愛情も変わりやすいことをいったことば。
同義語、男の心と川の瀬は一夜に変わる
類義語、男心と秋の空




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夫よければ妻もよし


夫よければ妻もよし
おっとよければつまもよし

夫がよくすれば妻もよくなり、妻がよくすれば夫もよくなる。
良い伴侶を得れば、良い影響を受けて良くなるものであり、
逆に、悪い伴侶だと悪くなるということ。 
類義語、夫は妻次第/妻は夫次第




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男の目には糸を引け女の目には鈴を張れ


男の目には糸を引け 女の目には鈴を張れ
おとこのめにはいとをひけ おんなのめにはすずをはれ

男の目は細くて糸を引いたようにまっすぐなのが男らしく、
女の目はぱっちりと鈴のように丸く大きいのが
愛敬があって良いとされている。
日本画に画かれている人物の顔はそのようなものが多い。




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男は家屋を作り女は家庭を作る


男は家屋を作り 女は家庭を作る
おとこはかおくをつくり おんなはかていをつくる

男は外で働き外を治め、女は内で働き内を治めるものとして、
男女の役割をいったことば。




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男は度胸女は愛嬌


男は度胸 女は愛嬌
おとこはどきょう おんなはあいきょう

男に大切なのは物怖じしない大胆な実行力であり、
女に大切なのは明るくて人に親しまれる可愛らしさだということ。
それを度胸と愛嬌の「きょう」の語呂合わせでいったことば。
同義語、男は度胸女は愛嬌坊主はお経




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男は松女は藤


男は松 女は藤
おとこはまつ おんなはふじ

男女の特質をたとえたことばで、
男は地にしっかりと根をおろした松のように
風雪に耐えて独立を保ち、
女はその松の木にからむ藤のように
男に頼って生きるということ。
また、そのようにあるべきだというたとえ。




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男は妻から


男は妻から
おとこはめから

男の出世や幸せは妻の善し悪しで決まるということ。
妻の心掛け次第で男の身持ちもおさまるもので、
内助の功の大きいことをいったことば。
妻の意見に動かされる夫も多いので、妻の気配りこそ大切である。
類義語、男は女から布は緯(ぬき)から/女房は家の中の大黒柱




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男やもめに蛆が湧き女やもめに花が咲く


男やもめに蛆が湧き 女やもめに花が咲く
おとこやもめにうじがわき おんなやもめにはながさく

男は仕事などで外出が多く、
家の中のことは慣れないので面倒になり、
身の回りが不潔になりやすいが、
女やもめは炊事、洗濯、掃除から、繕い物の量までへるし、
化粧にかける時間がふえるので、
身ぎれいでどことなく華やかだということ。
「やもめ」は妻または夫を失った者、もしくは独身の者。
同義語、男後家にはぼろ下がり女後家には花が咲く




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鬼の亭主に鬼神の女房


鬼の亭主に鬼神の女房
おにのていしゅにきじんのにょうぼう

鬼みたいな冷酷・残忍な夫には、
それと釣り合うような相応の女が妻になる。
似たもの夫婦の意。
同義語、鬼の女房に鬼神の亭主/
鬼の女房には鬼神がなる




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お前百までわしゃ九十九まで


お前百までわしゃ九十九まで
おまえひゃくまでわしゃくじゅうくまで

夫婦がいつまでも仲良く暮らし、
共に元気で長寿を楽しもうという願いをいったことば。
「お前百までわしゃ九十九まで、
共に白髪の生えるまで」と続けてもいう。




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思い面瘡思われ面皰


思い面瘡思われ面皰
おもいおもくさおもわれにきび

年ごろになって人を恋しく思ったり、
誰かから恋しいと思われたりすると、
顔に吹き出物やニキビが出てくるということ。
そこから、顔にニキビがある者を冷やかしたり
恥ずかしがらせたりすることば。
「面瘡」は、毛穴をふさぐ黒い脂肪の固まりで、
「面皰」は、それに化膿菌がついて赤くなったもの。
恋心を抱くようになる年ごろと、
発育盛りで性ホルモンの分泌が活発になり
ニキビが出やすくなる時期とが同じ頃の為、
二つのことを結び付けたことば。




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思う仲に口さすな


思う仲に口さすな
おもうなかにくちさすな

お互いに思い合ってる男女の間に起こることは、
それが他人の口ぞえが必要であろういざこざであったとしても、
二人の仲に水を差すことになるので、なまじ口出ししないほうがよい。
自然に解決するからほおっておいてもよいということ。




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思う仲のつづり諍い


思う仲のつづり諍い
おもうなかのつづりいさかい

仲のよい者同士のちょいちょい喧嘩。
男女の仲がよすぎて遠慮がないために、
かえってつまらないことで
ちょっとした喧嘩をよくするものであるということ。
類義語、好(よ)い仲の小(こ)いさかい/思う中の恋いさかい/
濃(こ)い仲の女夫(みょうと)いさかい/仲よいで喧嘩




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思うに別れて思わぬに添う


思うに別れて思わぬに添う
おもうにわかれておもわぬにそう

相思相愛や恋しく思う人とは結ばれず、
愛情を覚えたわけでもない人と結婚してしまう。
男女の縁ほど不思議なものはなく、
ままならぬ巡り合わせをいったことば。
同義語、思うに添わで思わぬに添う




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親子は一世夫婦は二世主従は三世


親子は一世 夫婦は二世 主従は三世
おやこはいっせ ふうふはにせ しゅじゅうはさんぜ

人が前世、現世、後世にわたって生きるという仏教的な考え方により、親子の関係は現世だけのものであり、夫婦の関係は前世と現世、あるいは現世と後世の二代にわたるものであり、主従の関係は三世の因縁によるとしたもの。
この世の中で親子は自然に生じるものであるが、夫婦は知らない他人同士の結びつきであり、さらに主従はそれ以上に深い縁がなければ結びつかないことから。
同義語、親子は一世





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及ばぬ鯉の滝登り


及ばぬ鯉の滝登り
およばぬこいのたきのぼり

鯉は激流をさかのぼるが、垂直に高くかかっている滝の場合は無理ということから、
能力以上のことに挑戦しても目的が達成できないという意味。
どんなに望んでもとうていむりなことのたとえ。
「鯉」を「恋」にかけて、望みがかなえられない恋としてよく用いる。
類義語、高嶺の花/花は折りたし梢(こずえ)は高し





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嬶天下にからっ風


嬶天下にからっ風
かかあでんかにからっかぜ

上州(群馬県)名物と言われる嬶天下と、からっ風の二つを並べて、上州人の気質や風土性を言ったことば。
「嬶天下」は、妻が家庭の実権を握っている家庭のこと。
「からっ風」は、主に山を越えて吹きつける下降気流のことで、群馬県では冬に見られる北西風を「上州のからっ風」「赤城おろし」とも呼び、上州名物の一つとされている。
なお、本来は「夫が出かけている間の家を、からっ風などから守る強い妻」や「うちのかかあは働き者で天下一」という意味であった。





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屈み女に反り男


屈み女に反り男
かがみおんなにそりおとこ

女は少しかがんでうつむき加減にしている姿がよく、男は胸を張った反り加減の姿がよいということ。
男女の姿勢をいったことば。
類義語、こごみ女に反り男





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影の形に随うが如し


影の形に随うが如し
かげのかたちにしたがうがごとし

何らかの形をもった物体があれば必ず影が生じ、行くところへついてまわる。
そのように、二人が常にいっしょにいて離れることがないさまをいう。
また、裏切ることなく従うことのたとえとしても用いる。
同義語、影の形に添う如し/形影相伴う
反対句、影形と相依らず





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欠き餅と焼き餅は焼くほどよい


欠き餅と焼き餅は焼くほどよい
かきもちとやきもちはやくほどよい

愛情があればこそ嫉妬するもので、
適度に焼くほうが夫婦仲がよいということ。
「欠き餅」は、餅を薄く切り乾燥したものを焼いて食べる。
「焼き餅」は、嫉妬することのたとえ。
同義語、焼き餅と欠き餅は焼く方がよい





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華燭の典


華燭の典
かしょくのてん

婚礼の美称。結婚式を祝していうことば。
「華燭」は、結婚式の席などの華やかなともしびのこと。
「典」は、礼・儀式の意。





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片恋こそは最上の恋


片恋こそは最上の恋
かたこいこそはさいじょうのこい

恋が成就すると、辛いことや苦しい現実とも向き合うことになるので、
片思いの時こそ恋の最高の姿であるということ。
片恋の時は男女を問わず、異性を理想的に美化するものである。





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金の切れ目が縁の切れ目


金の切れ目が縁の切れ目
かねのきれめがえんのきれめ

金銭で成り立っている関係は、金がなくなったときが関係の切れるときだということ。
男女関係やその他の人間関係でも、一方に金があることで続いている関係は、一見すると親しい間柄のようだが、金が尽きれば掌を返すように冷淡になり、別れて去ってしまうということ。
元は遊女が遊客に接するときの心得とされていたが、一般にも通用するため用いられるようになった。
類義語、愛想尽かしも金から起きる。
When poverty comes in at the doors, love leaps out at windows.
(貧困がドアから入ってくると、愛は窓から飛び出していく)





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鐘も撞木の当たりよう


鐘も撞木の当たりよう
かねもしゅもくのあたりよう

鐘の音の大小や良し悪しは撞木の当たりぐあいによるものであることから、(転じて)夫婦の間柄は、連れ添う相手次第でよくも悪くもなるということのたとえ。
また対人関係なども、こちらの接し方しだいで相手の反応も変わってくることにもいう。
同義語、鐘も撞木の当たりがら





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