【PR】


逆引き 故事 ことわざ 慣用句 > おもしろい ことわざ



相手見てからの喧嘩声


相手見てからの喧嘩声
あいてみてからのけんかごえ

相手が自分より弱そうだ見ると、
途端に威勢よく大声を張り上げ喧嘩を売る態度をとること。
空威張りのこと。




                                                             | おもしろい ことわざ

垢で死んだ者はない


垢で死んだ者はない
あかでしんだものはない

風呂に入らなければ垢がたまり不潔になるが、
だからといってそれが原因で死んだ人はいないということ。
風呂嫌いな者の言い訳。
または、風呂嫌いへの皮肉として使われる。
類義語、垢に食われても死にはせぬ 垢がたまっても死なない




                                                             | おもしろい ことわざ

垢は擦るほどあらは探すほど出る


垢は擦るほど あらは探すほど出る
あかはするほど あらはさがすほどでる

あら(欠点)を探し出せばきりがないほど出てくる。
垢はこすればこするほど、
次から次へと出てくるのに似ていると言う例え。
類義語、叩けばほこりが出る。




                                                             | おもしろい ことわざ

垢も身の内


垢も身の内
あかもみのうち

垢も体の一部であるから
むやみに洗い落とすものではないということ。
長湯していつまでもごしごし体を洗っている人を
冷やかすときに用いられる。
「腹も身の内」をもじった言葉。




                                                             | おもしろい ことわざ

明るけりゃ月夜だと思う


明るけりゃ月夜だと思う
あかるけりゃつきよだとおもう

考えが浅く、世間知らずであることのたとえ。
夜、外が明るいのにはさまざまな原因があるはずだが、
それを単純に明るければ月夜だと思うということから。
単純でのんきな者を嘲笑する時などに使う。
類義語、団子さえ食えば彼岸だと思う




                                                             | おもしろい ことわざ

商いは牛の涎


商いは牛の涎
あきないはうしのよだれ

牛のよだれが切れ目なく長く垂れるように、
商売は気長に辛抱強く励む事が大事であるということ。
急いで大儲けをしようとすると失敗する事が多く、
地道にこつこつ続けるのが成功する秘訣である。




                                                             | おもしろい ことわざ

空家で声嗄らす


空家で声嗄らす
あきやでこえからす

誰もいない空き家で、どんなに大声で呼びかけても、
誰かが返事するはずもなく声がかれるだけの意から、
(転じて)
無駄骨を折ること。
いくら努力しても人に認められないこと。
無駄な努力を繰り返している人に対する皮肉として用いられる。
類義語、縁の下の舞。楽屋で声からす。空家で棒を振る。




                                                             | おもしろい ことわざ

悪妻は六十年の不作


悪妻は六十年の不作
あくさいはろくじゅうねんのふさく

気性や性格に欠点のある悪い妻をめとると、
一生(六十年)苦しめられて生きる事になるとの意。
また、「悪妻は百年の不作(あくさいはひゃくねんのふさく)」
ともなると、夫を一生不幸にするだけでなく、
子供や孫にも悪い影響を残すということ。
だから結婚の相手は慎重に選ぶべきであるということ。
このことは、女性の立場からみて、
夫を選ぶ場合にもあてはまるであろう。
類義語、女房の悪いは六十年の不作。
かかあ外すと六十年の不作。悪妻はこの世の地獄のはじめ。
反対語、女房のよいのは六十年の豊作。




                                                             | おもしろい ことわざ

顎振り三年


顎振り三年
あごふりさんねん

何事でも、身に付くまでには長い年月がかかるということ。
尺八をならうと、最初はあごをうまく振って調子のとり方を学ぶのだが、上達するには三年間はかかるということから。
人知れない苦心と努力が必要とされる。
一芸一能に達する修業のきびしさを一言でいったことば。
同義語、首振り三年 首振り三年ころ八年 頤振り三年
類義語、石の上にも三年 商い三年 櫂は三年櫓は三月




                                                             | おもしろい ことわざ

足の裏の飯粒


足の裏の飯粒
あしのうらのめしつぶ

足の裏についた飯粒は、ねちねちして中々取れにくい事から、
しつこくじゃまなもの、わずらわしいもののたとえ。
また、一度深い仲になると中々離れられない、男女の腐れ縁のこと。




                                                             | おもしろい ことわざ

足の裏の飯粒をこそげる


足の裏の飯粒をこそげる
あしのうらのめしつぶをこそげる

「こそげる」は、刮(こそ)ぐ、削り取るの意。
踏みつけて足の裏についた飯粒を、
こそいで口に入れる意から。
非常にけちなことの意。
また、不潔このうえないことにもいう。




                                                             | おもしろい ことわざ

足を出す


足を出す
あしをだす

予算または収入を超える金額を支出することのたとえ。
赤字になること。
お金のことを俗に(お足)と言い、支払いが足りないとき、
また損をしたときにいう。
「お足」は、もとは旅の意で、日本で貨幣流通の始まった頃は、
徒歩で旅をしていた。
そこで、旅をするときの持ち物が食料からお金へと変わり、
旅費のことをお足といい、
やがてお金のことをお足というようになった。
今でも旅費や交通費のことを足代ということがある。




                                                             | おもしろい ことわざ

明日食う塩辛に今日から水を飲む


明日食う塩辛に今日から水を飲む
あすくうしおからにきょうからみずをのむ

手まわしがよすぎて、かえって意味がないことのたとえ。
明日塩辛を食ってのどがかわくからと、今日水を飲むことから、
目的と手段が前後していることをいう。
これでは手まわしがいいというよりも、無意味で何の役にも
立たっていない。
同義語、塩辛食うとて水の飲み置きする
類義語、小舟の宵拵え 暮れぬ先の提灯
夕立のせぬ先に下駄はいて歩く 




                                                             | おもしろい ことわざ

頭押さえりゃ尻上がる


頭押さえりゃ尻上がる
あたまおさえりゃしりあがる

頭を抑えれば尻が持ち上がるように、
一方がうまくいけば他方がうまくいかない。
双方がうまくいくことは少ないということ。
類義語、あちら立てればこちらが立たぬ 
右を踏めば左が上がる
両足上げればひっくりかえる




                                                             | おもしろい ことわざ

頭掻くか字を書くか


頭掻くか字を書くか
あたまかくかじをかくか

悪筆の人間が、どうしても文字を
書かなければならないときの情景。
あまりにも字が下手で、
恥ずかしい思いをして頭でもかくしかないという、
困り果てている様子をからかっていうことば。
「掻く」と「書く」を重ねた語呂合わせのことば。
同義語、恥をかくか字を書くか




                                                             | おもしろい ことわざ

頭隠して尻隠さず


頭隠して尻隠さず
あたまかくしてしりかくさず

追われた雉(きじ)が、草むらに首だけ突っ込んで
隠れたつもりになることから、
(転じて)
自分の悪事や欠点をすべて隠したつもりでも、
実際は一部しか隠れていないこと。
隠し事がまわりの者にばれていることに気が付いていない
愚かさをたとえたことば。




                                                             | おもしろい ことわざ

頭に吸殻のせても知らぬ


頭に吸殻のせても知らぬ
あたまにすいがらのせてもしらぬ

無我夢中で物事に熱中している時は、
周りで何かが起こっても気にならないばかりか、
自分の身に少しぐらいの変化や障害があろうとも気付かないもの。
そのような状態でいるのを形容したことば。




                                                             | おもしろい ことわざ

頭の上の蝿を追え


頭の上の蝿を追え
あたまのうえのはえをおえ

他人のことに口出しするよりも、自分のことをしっかりやれということ。
自分の頭の上にたかる蠅さえ、ろくに追い払うことが出来ない者が、
他人の頭の上の蠅を追い払おうとするなという意味から。
人におせっかいをするなという、軽蔑の気持ちを込めていった言葉。




                                                             | おもしろい ことわざ

頭の上の蝿も追われぬ


頭の上の蝿も追われぬ
あたまのうえのはえもおわれぬ

自分の頭にたかる蠅さえ満足に追い払えない意から。
自分一人の始末さえも何一つ満足にできかねることのたとえ。




                                                             | おもしろい ことわざ

頭禿げても浮気はやまぬ


頭禿げても浮気はやまぬ
あたまはげてもうわきはやまぬ

年を取っても道楽はなかなかやまないということ。
人はいくつになっても色気はあるもので、
浮気心は収まらないものだということ。




                                                             | おもしろい ことわざ

当て事と越中褌は向こうから外れる


当て事と越中褌は 向こうから外れる
あてごととえっちゅうふんどしは むこうからはずれる

「当て事」は、相手の都合も考えずに
自分の都合のいいように勝手に当てにすること。
「越中褌」は、約1メートルの小幅の布に紐を付けた男性用下着。
これが、体の前から外れることと、
先方の都合で当て事が外れることとの掛けことば。
また単に、当て事は向こうから外れる、ともいう。




                                                             | おもしろい ことわざ

後先見ずの猪武者


後先見ずの猪武者
あとさきみずのいのししむしゃ

猪はまっしぐらに前方に進む習性があることから、
向こうみずに敵中に突進する武士のこと。
(転じて)
後先考えずに、がむしゃらに物事に突入する人をいう。
状況を考えない無分別な人、思慮に欠ける人のたとえ。
類義語、猪突猛進(ちょとつもうしん)




                                                             | おもしろい ことわざ

あの声で蜥蜴食らうか時鳥


あの声で蜥蜴食らうか時鳥
あのこえでとかげくらうかほととぎす

情緒あふれる鳴き声の美しさから、俳句や歌に読まれるほととぎす。
だが、その同じ口でトカゲを食うとは驚いたものだということ。
(転じて)
人や物事は容貌や外見だけでは、実態や本質がわからないということのたとえ。
外見と中身が違って驚かされる場合が多いものである。
江戸時代の俳人、宝井其角(たからいきかく)の句から。
類義語、蛇食うと聞けば恐ろし雉の声 人は見かけによらぬもの




                                                             | おもしろい ことわざ

阿呆に取り合う馬鹿


阿呆に取り合う馬鹿
あほうにとりあうばか

阿呆や馬鹿にはかかわるなと言ういましめ。
阿呆を相手に本気で怒ったり喜んだりする者は、
やはり馬鹿者であるということ。




                                                             | おもしろい ことわざ

阿呆の三杯汁


阿呆の三杯汁
あほうのさんばいじる

汁のおかわりは二杯まではふつうであるが、
三杯目ともなると作法を知らない馬鹿者であるということ。
また、馬鹿者にかぎって大食をすることのたとえ。
類義語、馬鹿の大食い




                                                             | おもしろい ことわざ

阿呆の高笑い


阿呆の高笑い
あほうのたかわらい

馬鹿者がよくやるという大笑いのこと。
物事の裏表を深く考える能力が無く、つつしみを欠く者は、
笑うときにも前後を顧みることはない。
人が笑っているその笑いの裏には、
悲しみがあるかもしれないのを読み取ろうとしないで、
大声で高々と笑いこける愚かさをいう。




                                                             | おもしろい ことわざ

阿呆の鼻毛で蜻蛉をつなぐ


阿呆の鼻毛で蜻蛉をつなぐ
あほうのはなげでとんぼをつなぐ

トンボを結んで繋ぐことができるほど
鼻毛をのばしているということで、
愚か者は身なりまでもだらしないというたとえ。
鼻毛が伸びているのは見た目も悪く、
だらしない愚かな人間だと思われやすい。
愚かな人間ほど鼻毛も伸び放題が多いということで、
トンボがしばれるほどと誇張していう。




                                                             | おもしろい ことわざ

阿呆は風邪引かぬ


阿呆は風邪引かぬ
あほうはかぜひかぬ

阿呆は冬に薄着で北風にさらされようとも寒がらず、
風邪をひいたり身体を壊したりしないということ。
真冬の寒さを寒いと感じないのは、
鈍感だからであり、つまりは馬鹿だということから。
病気一つしない健康者への負け惜しみで言ったり、
自分の健康を謙遜して言う事もある。
同義語、馬鹿は風邪引かぬ




                                                             | おもしろい ことわざ

阿弥陀も銭で光る


阿弥陀も銭で光る
あみだもぜにでひかる

今の世の中、仏の御利益(ごりやく)でさえ賽銭や御布施、
お供え物の金額の多寡によって、違いが出てくるということ。
「阿弥陀」は、西方極楽浄土にいる仏で阿弥陀如来のこと。
万事お金の世の中で、
金銭の威力が絶大であることを風刺したことば。
同義語、阿弥陀の光も金次第 金が物言う 
仏の光より金の光 地獄の沙汰も金次第




                                                             | おもしろい ことわざ

案じるより芋汁


案じるより芋汁
あんじるよりいもじる

辛い事や心配事があった時、
くよくよ考えてもなるようにしかならない。
芋汁でも腹いっぱい食べてゆっくりした方が利口というもの。
うまい物でも腹いっぱい食べて元気を出せと言う事。




                                                             | おもしろい ことわざ

有るは借金無いは金


有るは借金無いは金
あるはしゃっきんないはかね

有るのは借金ばかりで家計は火の車。
ひどくお金に困っている状態をいう。
また、金持ちと思われていても金を持たず、
借金をかかえている人が多いことをいったことば。
類義語、有りそうで無いのが金 
無さそうであるのが借金




                                                             | おもしろい ことわざ

言い出しこき出し笑い出し


言い出しこき出し笑い出し
いいだしこきだしわらいだし

周りの人がまだ何も気が付いていないうちに、臭いぞなどと言って
騒いだり笑いだした者が、おならをした張本人であるということ。
人前でのおならは、実に恥ずかしいもので、
おならをしたことをごまかす為に、「誰だ」と
犯人探しの側に廻ることで容疑から逃れようと先手を打つが、
そのことがかえって怪しまれることになる。
類義語、屁と火事は元が騒ぐ 言い出し屁




                                                             | おもしろい ことわざ

息の臭きは主知らず


息の臭きは主知らず
いきのくさきはぬししらず

自分の欠点は自分ではわからないものだということ。
息が臭いのにはいろいろな原因があり、程度もさまざまだが、
近くにいる人が気になるほどのにおいでも、
本人は気が付かないことから。
類義語、臭い物身知らず/我が糞は臭くなし/
我が身の臭さわれ知らず/豕(いのこ)抱いて臭さ忘る/
人の七難見ゆれどわが十難見えず




                                                             | おもしろい ことわざ

石の物言う世の中


石の物言う世の中
いしのものいうよのなか

秘密や隠し事が外に漏れやすいというたとえ。
聞いたり話たりすることができないはずの石が、
人の話を聞いて誰かに話すことで、
どこでだれが聞いてるかわからない、
秘密が漏れやすい世の中であるということ。
また、民衆が悪政に憤るときには物言わぬ石までもが
物を言うという意味でも使う。
類義語、石に耳あり/壁に耳あり/岩に口




                                                             | おもしろい ことわざ

石部金吉鉄兜


石部金吉鉄兜
いしべきんきちかなかぶと

極端に物堅く、生真面目な人のこと。
融通のまったく利かないたとえ。
また、お金や女性に心を惑わされない人の形容。
「石部金吉」は、堅い物の代表的な石と金の二つを並べて
人名のようにしたことばで、
そのような人が、鉄の兜をかぶっているほど堅いということから。
同義語、石部金吉
類義語、石に裃/木の股から生まれる/
木仏金仏石仏(きぶつかなぶついしぼとけ)



                                                             | おもしろい ことわざ

出雲の神より恵比寿の紙


出雲の神より恵比寿の紙
いずものかみよりえびすのかみ

色恋よりもお金の方が良いということ。
「出雲の神」は、島根県にある出雲大社の神様で、縁結びの神。
「恵比寿の紙」は、紙幣のことで、
明治時代は裏面に恵比寿の顔が描かれていた。
「神」と「紙」とは語呂合わせ。
異性との出会いよりもお金を手に入れる方がいいということ。




                                                             | おもしろい ことわざ

鼬の最後っ屁


鼬の最後っ屁
いたちのさいごっぺ

困った時に使う非常手段のたとえ。
追い詰められたイタチが尻から悪臭を放ち、
相手がひるむ間に逃げることから、
人が窮した時に思い切った非常手段で
打開しようとするたとえ。




                                                             | おもしろい ことわざ

一度見ぬ馬鹿二度見る馬鹿


一度見ぬ馬鹿二度見る馬鹿
いちどみぬばかにどみるばか

一度は見ないと人に遅れを取ることになるが、
二度も見るほどの価値はないことのたとえ。
たとえ、どんなことであろうとも、物事を味わうのは経験にもなるし、
好奇心の強いことは人間として必要だが、
二度目にはこれといった新味もなく、むだなことが多いのでこういう。
同義語、一度見ぬ阿呆二度見る阿呆




                                                             | おもしろい ことわざ

一番風呂は馬鹿が入る


一番風呂は馬鹿が入る
いちばんぶろはばかがはいる

新湯(あらゆ)は毒というし、
沸かしたてのお湯は荒くて刺激が強く、
入り心地もよくないうえに体によくないということ。
とくに老人や病弱な人には禁物という。
類義語、さら湯は身の毒




                                                             | おもしろい ことわざ

従兄弟はとこは道端の犬の糞


従兄弟はとこは道端の犬の糞
いとこはとこはみちばたのいぬのくそ

昔は子供が多かったので、従兄弟や、
はとこ(またいとこ)も自然とたくさんだった。
また、犬の糞はそこいらの道端にたくさんあるが、
肥料の足しにもならないということから。
従兄弟や、はとこはたくさんいても、
大して頼りにならないというたとえ。
「はとこ」は「従々兄弟」とも書く。
類義語、従兄弟はとこは他人も同様




                                                             | おもしろい ことわざ

犬の糞で敵を取る


犬の糞で敵を取る
いぬのくそでかたきをとる

卑劣な方法で仕返しをすることのたとえ。
気持ちいい朝に気分良く玄関を開けると、
犬の糞が散らかっていると非常に不愉快な思いになる。
恨みをおぼえる相手にそのような仕返しをすることから。
同義語、犬の糞で仇を討つ/犬の糞の仇討




                                                             | おもしろい ことわざ

犬の糞に手裏剣


犬の糞に手裏剣
いぬのくそにしゅりけん

犬の糞を手裏剣でわきへどけるように、
つまらない事に貴重な物を使うたとえ。
類義語、玉を以て鳥に擲(なげう)つ




                                                             | おもしろい ことわざ

犬の糞も所びいき


犬の糞も所びいき
いぬのくそもところびいき

だれでも所自慢はしたがるものだが、
自分の所にあるものならどんな物でも好ましいと思い、
まるで犬の糞のようなつまらないものでも自慢する人がいる。
そういう鼻持ちならない者に対して皮肉をいうときのことば。
類義語、犬も町びいき




                                                             | おもしろい ことわざ

犬の小便道々


犬の小便道々
いぬのしょうべんみちみち

犬が散歩のとき、電柱などにたびたび小便をかけながら行く。
縄張りを誇示するためだともいわれるマーキングという行為だが、
普段歩きなれた道でも道々小便をしてゆくところから。
一々ばか丁寧に念をおしていくことをいう。




                                                             | おもしろい ことわざ

祈るより稼げ


祈るより稼げ
いのるよりかせげ

幸福を得たいと神に祈るだけで、
怠けていてもご利益(りやく)などあろうはずがない。
自分で働いて稼ぐほうが確実であるということ。
また、困難に直面した時は祈ってばかりいても解決しない、
一生懸命に努力して自力で運命を打開すべきだということ。




                                                             | おもしろい ことわざ

色気と痔の気の無い者はない


色気と痔の気の無い者はない
いろけとじのけのないいものはない

人の心は誰も皆、似たり寄ったりだということ。
色気はいわゆる色好みの心。
日本の生活様式などから、痔の気味も多いといわれている。
色気と痔の気の語呂を合わせのことば。
類義語、色気と瘡気(かさけ)のない者はない/
自惚れとかさ気のない者はない/色気と泥棒気のない者はない




                                                             | おもしろい ことわざ

いわれを聞けば有難や


いわれを聞けば有難や
いわれをきけばありがたや

予備知識がない状態で見るとつまらないものでも、
その由来を聞くと急にそれがとても尊く感じられ、
ありがたみが増すということ。




                                                             | おもしろい ことわざ

印形は首と釣り替え


印形は首と釣り替え
いんぎょうはくびとつりかえ

実印に限らず判子(はんこ)は大切に扱うこと。
いったん押した以上は、首と引き替える覚悟が必要。
軽々しく捺印して、後で苦しむ例も世間には多い。
「印形」は、印章、印判、はんこ。




                                                             | おもしろい ことわざ

浮世渡らば豆腐で渡れ


浮世渡らば豆腐で渡れ
うきよわたらばとうふでわたれ

豆腐は四角四面できちんとした形だが、実際は柔らかい。
このように、外面は生真面目で物事のけじめをつけるとともに、
内面は柔軟性を保って事に処するのが賢明な世渡りをするコツだということ。




                                                             | おもしろい ことわざ

鶯鳴かせたこともある


鶯鳴かせたこともある
うぐいすなかせたこともある

老女が自分の若い頃のことを自慢するときのことば。
こんなお婆さんになってしまったが、
若いころは男性にちやほやされていたよという意味。
「梅に鶯」の取り合わせで、
「梅」を若いころの自分、「鶯」を若い男性にたとえたもの。
歌舞伎の「質庫魂入替(しちやのくらこころのいれかえ)」より
「今は梅干婆あであれど、花の若い時や色香も深く、
鶯鳴かせたこともある」ということばから。




                                                             | おもしろい ことわざ

牛の小便と親の意見


牛の小便と親の意見
うしのしょうべんとおやのいけん

牛の小便はだらだら長くて多いが、
肥料としての効き目はあまりない。
親の意見もそれと同じで、
長くてくどいばかりで一向に効果がないということ。
対義語、親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない




                                                             | おもしろい ことわざ

後ろ千両前一文


後ろ千両前一文
うしろせんりょうまえいちもん

後ろ姿は惚れぼれするようによいので、
さぞや美人かと思い前にまわってみたら、
がっかりするほど案に相違していたということ。
同義語、後ろ弁天前不動 
類義語、後ろびっくり/前十両に後ろ三両




                                                             | おもしろい ことわざ

後ろびっくり


後ろびっくり
うしろびっくり

前や横から見てなかなかの美人だと思っていたら、
立って歩く姿は、案に相違して不美人だったということ。
同義語、前十両に後ろ三両
類義語、後ろ弁天前不動/後ろ千両前一文




                                                             | おもしろい ことわざ

嘘と坊主の頭はゆったことがない


嘘と坊主の頭はゆったことがない
うそとぼうずのあたまはゆったことがない

今まで一度も嘘をついたことがない、ということのしゃれことば。
「ゆった」は「言った」と「結った」の掛けことば。
僧侶は頭を剃っていて髷(まげ)が結えないことから。
同義語、嘘と坊主の頭はいわれぬ/
嘘と牡丹餅はついたことない




                                                             | おもしろい ことわざ

色は思案の外


色は思案の外
いろはしあんのほか

人はだれでも色恋のことになると常識や理性を失い、
理屈の通用しないものだということ。
「思案の外」とは、思慮分別とは別のものという意味であり、
非常識や無分別な言動をさす。
また、男女間の愛情や恋情は、常識でははかれないということで、
意外な組み合わせの男女が恋を実らせたりするのを評する時に使う。
同義語、恋は思案の外/色は心の外
類義語、恋は曲者




                                                             | おもしろい ことわざ

旨い物食わす人に油断すな


旨い物食わす人に油断すな
うまいものくわすひとにゆだんすな

あまり親しくもない人や、日ごろ気前のよくない人が、
ただでご馳走することはないと思ってよい。
そんなことをしたり、ご機嫌をとったりするのは、
必ず何か下心があると考えて間違いない、
だからその様な者には油断しないように心がけること。
類義語、旨い物食うて油断すな/旨い物にはあてられる/
進物くれる人には油断すな/食わせておいてさてと言い




                                                             | おもしろい ことわざ

馬に乗っても口車に乗るな


馬に乗っても口車に乗るな
うまにのってもくちぐるまにのるな

馬方に奨められて馬に乗ったとしても被害はないが、
言葉巧みな口車には乗るなということ。
うっかり乗るとひどい目にあうから気をつけよと、
人生を旅に見立てていったかけことば。
「口車」とは相手をおだてたり騙したりする為の、
口先だけの巧みな言いまわし。
同義語、馬に乗るとも口車に乗るな
類義語、おだてともっこには乗るな




                                                             | おもしろい ことわざ

馬の足


馬の足
うまのあし

演技の下手な俳優のたとえ。
歌舞伎などの芝居で、張り子の馬を二人でかぶって、
前脚と後脚になる馬の脚の役のことで、
下級の役者がつとめるところから。
同義語、馬の脚
類義語、大根役者




                                                             | おもしろい ことわざ

浮気と乞食はやめられぬ


浮気と乞食はやめられぬ
うわきとこじきはやめられぬ

浮気は恋愛のような深刻さがないためかしやすく、
乞食も生活は深刻なはずだが、
額に汗して働かなくても、どうにか食べていけるし、
一度したらなかなかやめられないということ。
悪い習慣が身につくと、改めにくいことをいう。
共に人間の心が弱いものであることを、
「うわき」と「こじき」の語呂合わせで言ったことば。




                                                             | おもしろい ことわざ

えせ侍の刀いじり


えせ侍の刀いじり
えせざむらいのかたないじり

武士としての精神修養ができていない臆病な侍ほど
むやみに刀に手をかけたり、振り回したりして、
人前で虚勢を張ることのたとえで、
実力の乏しい者が外見を取り繕うことのたとえ。
「えせ」は、「似非」と書き、偽(にせ)の意。
「えせ侍」は武士としての心得がない侍という意味。
類義語、えせ者の空笑い




                                                             | おもしろい ことわざ

えせ者の空笑い


えせ者の空笑い
えせもののそらわらい

下心ある者は、おかしくもない話を聞いても、
高笑いや追従笑いをするものだということ。
軽薄な者が他人のご機嫌取りに笑ったり、
腹黒い者が悪巧みをしているときに、
真実を隠す為にごまかし笑いをするのを卑しんだことば。
「えせ」は偽(にせ)の意。
同義語、曲者の空笑い/阿呆の高笑い/馬鹿のそら笑い
類義語、えせ侍の刀いじり




                                                             | おもしろい ことわざ

江戸の敵を長崎で討つ


江戸の敵を長崎で討つ
えどのかたきをながさきでうつ

江戸の地で自分をひどい目に遭わせた相手に対して、
遠く離れた長崎の地で敵討ちするということから。
意外な場所や領域、あるいは筋違いのことなど
ひょんなことから、かつて受けた恨みの仕返しをすること。
また、まったく関係ないことをして、
自分だけ気晴らしをする場合にも使う。
たとえば、成績では勝てない相手に、
異性にモテることで気を晴らすなど。

もとは「江戸の敵を長崎が討つ」とする説があり、
大阪から江戸の職人を凌ぐ職人がきて成功を収めたが、
長崎の職人がきて大阪の職人を超える大成功を収めた
ということから。

なお、遠く離れた場所まで追いかけていき、
恨みを晴らすほどの執念深さの意で使うのは誤り。




                                                             | おもしろい ことわざ

選んで粕を掴む


選んで粕を掴む
えらんでかすをつかむ

選択することは必要でもあり、悪いことではないが、
あれこれと条件をつけて選択していると、
かえって粕のようなつまらないものを掴むことがあるということ。
選り好みもほどほどにしないと失敗するという戒め。
結婚の相手選びに言うことも多い。
類義語、選れば選り屑/選りに選って選り粕/
あの男この男とて古くなり




                                                             | おもしろい ことわざ

負うた子を三年探す


負うた子を三年探す
おうたこをさんねんさがす

とかく身近な物は見落としがちであることのたとえ。
背におぶっている子どもを忘れて探すということから。
必要なものが身近にあるのに気づかず、
長い間あちこちを探し回ることのたとえ。
同義語、負うた子を人に尋ねる/背中の子を七日尋ねる/
背中の子を三年探す
類義語、牛に乗りて牛を求む/馬に乗って馬を探す




                                                             | おもしろい ことわざ

大石で卵を砕く


大石で卵を砕く
おおいしでたまごをくだく

なんの造作もない簡単なことのたとえ。
ただし、小さなことに大きな努力を費やすのは賢明ではない
という意味を含む。




                                                             | おもしろい ことわざ

大犬は子犬を攻め子犬は糞攻める


大犬は子犬を攻め 子犬は糞攻める
おおいぬはこいぬをせめ こいぬはくそをせめる

順おくりに弱いものいじめをすることで、
立場の弱い者は、自分より更に弱い者をいじめるものである。
子犬は攻める相手がいないから大犬の糞でも攻めるということから、
下には下があり、弱い者いじめは世の常であるということ。




                                                             | おもしろい ことわざ

大男総身に知恵が回りかね


大男総身に知恵が回りかね
おおおとこそうみにちえがまわりかね

体が大きすぎて全身に知恵が行き渡らないという意味で、
図体が大きいだけで、なんの役にも立たない愚か者や
仕事ぶりのはかばかしくない者を皮肉っていった悪口。
類義語、独活の大木/でっかの能なし/
大男の見かけ倒し/大男の殿/大きな頭に小さな知恵/
小男の総身の知恵も知れたもの




                                                             | おもしろい ことわざ

大風呂敷を広げる


大風呂敷を広げる
おおぶろしきをひろげる

大げさなことを言ったり、大ぼらを吹いたりすること。
大きな風呂敷を広げても、
その中に包むような大きなものがないことから。
常識的に見てとうてい実現不可能と思えるような
大計画を立てて人々に吹聴すること。
類義語、大口を叩く/大言壮語




                                                             | おもしろい ことわざ

陸に上がった河童


陸に上がった河童
おかにあがったかっぱ

得意とするわざや能力を発揮できず、お手上げ状態のたとえ。
「河童」は、日本に伝わる想像上の動物。
泳ぎが得意で、水中では思う存分活動できるが、
陸上では無力となる。
そこから、環境が変わったり、得意な仕事などから離れたりして
能力が発揮できなくなった人のたとえ。
同義語、陸へ上がった河童/陸に上がった船頭
類義語、魚の水を離れたよう/木から落ちた猿
対義語、水を得た魚のよう




                                                             | おもしろい ことわざ

置かぬ棚を探す


置かぬ棚を探す
おかぬたなをさがす

何も置いていないのを承知で探すこと。
貧しい者が客を迎え、何かもてなす物がないかと
棚の上や奥の方を探すそぶりをすることから。
はじめからあるはずがない物をわざわざ見回して、
体裁(ていさい)を取り繕うこと。
また、見守る意の、「まぶる」を用いて、
「置かぬ棚をまぶる」ともいう。
同義語、置かぬ棚をまぶる




                                                             | おもしろい ことわざ

煽てと畚には乗り易い


煽てと畚には乗り易い
おだてともっこにはのりやすい

人からおだてられると、誰でもいい気になって失敗しやすいものだということ。
「畚」は、縄を編んで作った網に、土石や農作物を載せて棒で吊り上げて二人でかつぐ道具。
ここではモッコをカゴに見立てて乗り物としていったことば。
モッコに乗れば楽なので、乗せてやると言われればつい乗ってしまうということと、おだてには乗り易いということをおもしろくいったもの。
類義語、煽てと畚には乗るな/煽てと畚には乗りたくない/
煽てと畚には馬鹿が乗る




                                                             | おもしろい ことわざ

煽てと畚には乗りたくない


煽てと畚には乗りたくない
おだてともっこにはのりたくない

おだてには乗りたくない、ということを強調して言うことば。
「畚」は、縄を編んで作った網に、
土石や農作物を載せて棒で吊り上げて二人でかつぐ道具。
江戸時代には、罪人を刑場に運ぶのに用いたことから。
他人のおだてにもモッコにも乗りたくないといったもの。
類義語、煽てと畚には乗り易い/煽てと畚には乗るな/
煽てと畚には馬鹿が乗る




                                                             | おもしろい ことわざ

頤を解く


頤を解く
おとがいをとく

大きく口を開けて高笑いすること。
あごが外れるほど大笑いすること。
「頤」は、あごのこと。
「解く」は、はずすこと。
中国前漢の学者 匡衡(きょうこう)の「詩経」の講義はおもしろく、
人は大笑いしてあごをはずしたという故事から。
人を大笑いさせることにいう。
また、笑いが止まらないことにもいう。
同義語、顎をはずす/頤を放つ




                                                             | おもしろい ことわざ

驚き桃の木山椒の木


驚き桃の木山椒の木
おどろきもものきさんしょうのき

すごく驚いたり、びっくりしたことを、
「驚き」の「き」に「木」をかけて語呂合わせでいったことば。




                                                             | おもしろい ことわざ

鬼瓦にも化粧


鬼瓦にも化粧
おにがわらにもけしょう
鬼瓦のような、器量のよくない顔も
化粧することによってけっこう見られる容貌になるというたとえ。
「鬼瓦」は鬼の面をかたどった瓦で、
魔除けとして屋根の棟の両端に置くもの。
いかつい顔や醜い顔のたとえとして使われる。
類義語、馬子にも衣装




                                                             | おもしろい ことわざ

己の頭の蝿を追え


己の頭の蝿を追え
おのれのあたまのはえをおえ

人の頭の上で、飛びまわる蝿を気にするより、
まず自分の頭の上にたかる蝿を追い払えということから、
人の世話をやく前に、まず自分自身のことをしっかりやれということ。
「蝿」は、人につきまとう煩わしい問題のたとえ。
人におせっかいをするなという、軽蔑の気持ちを込めていった言葉。
同義語、頭の上の蝿を追え/己(おの)が頭の蝿を追え/
人の蝿を追うより己の蝿を追え




                                                             | おもしろい ことわざ

御髭の塵を払う


御髭の塵を払う
おひげのちりをはらう

勢力のある人こびへつらうこと。おべっかを使うたとえ。
中国宋の丁謂(ていい)が、宰相の寇準(こうじゅん)と会食したとき、
寇準の髭が吸い物で汚れたのを見て、その汚れをぬぐい取ったことから。
権力者や目上の者へのへつらいぶりを皮肉っていうことば。




                                                             | おもしろい ことわざ

お臍が茶を沸かす


お臍が茶を沸かす
へそがちゃをわかす

笑い過ぎておなかが熱くなり、茶を沸かせるほどだということで、
おかしくてたまらないことのたとえ。
また、ばかばかしくて話にならないにもいう。
多くは、あざけっていう場合に用いる。
同義語、臍が茶を沸かす/お臍で茶を沸かす/
臍が宿換え/臍がくねる/へそ茶




                                                             | おもしろい ことわざ

思し召しより米の飯


思し召しより米の飯
おぼしめしよりこめのめし

口先だけの好意より、
実際に役立つ物をもらうほうがありがたいというたとえ。
困っているときは、いたわりのことばをかけてもらうよりも、
腹を満たしてくれる御飯の方がありがたいという意味。
「召し」と「飯」との語呂合わせのことば。
類義語、情けより樽の酒/情けの酒より酒屋の酒/
心持ちより搗いた餅/心中より饅頭
対義語、米の飯より思し召し/食うた餅より心持ち/
搗いた餅より心持ち




                                                             | おもしろい ことわざ

親が死んでも食休み


親が死んでも食休み
おやがしんでもじきやすみ

食事の後はゆっくりと休憩することが必要で、
健康を維持するためには大切であるということを説いたことば。
親が死んだような慌ただしい場合でも、
食後の休みや適度な休息が必要だということから。
同義語、親は死んでも子は食休み
類義語、倅(せがれ)死んでも今一服/隣は火事でもまず一服





                                                             | おもしろい ことわざ

親方日の丸


親方日の丸
おやかたひのまる

自分たちの親方は日本国であるということ。
そこから、たとえ経営がうまくいかなくても、
自分たちの背後には国家が控えているから倒産の心配はない、
という公務員などの真剣味に欠けた意識を皮肉っていうことば。
類義語、お役所仕事






                                                             | おもしろい ことわざ

お山の大将俺一人


お山の大将俺一人
おやまのたいしょうおれひとり

小さな山の頂上に立って一番偉くなった気分を味わうように、
狭い世界やつまらない仲間の中で第一人者だと得意になっている人。
また、小さな成功でいい気になっている人のこと。
「お山の大将」は、盛り土などの頂上を奪い合う子どもの遊び。
類義語、お山の大将空威張り





                                                             | おもしろい ことわざ

親を睨むと鮃になる


親を睨むと鮃になる
おやをにらむとひらめになる

親に反抗してにらんだりすると、罰が当たって来世は鮃になるという。
鮃は海底はいつくばう不格好で陰気な魚。
睨む目をひらめとかけたことば。
親に反抗したり粗末にしてはいけないという戒め。
同義語、親をにらむと平目になる/親を睨むと鰈(かれい)になる





                                                             | おもしろい ことわざ

おれは言わぬがわれ言うな


おれは言わぬがわれ言うな
おれはいわぬがわれいうな

おまえの秘密を知った俺は他人に言わないが、
当人のおまえこそ秘密をもらさぬよう気をつけろという戒め。
秘密を打ち明けたりするとき、相手に「人に言うな」と口止めするが、
むしろ、自分があちこちに漏らすことが多いということ。
類義語、地蔵言わぬがわれ言うな





                                                             | おもしろい ことわざ

海賊が山賊の罪をあげる


海賊が山賊の罪をあげる
かいぞくがさんぞくのつみをあげる

どちらも盗賊であるという意味では同類なのに、
海賊が山賊の罪を非難するということから、
(転じて)自分の悪行は棚に上げて他人の悪行を責めるたとえ。
「あげる」は、取り上げて非難する意。
また、同類であっても共通の利害関係がないと敵対することにもいう。
同義語、山賊の罪を海賊があげる
類義語、目糞鼻糞を笑う/五十歩百歩





                                                             | おもしろい ことわざ

蛙の面に小便


蛙の面に小便
かえるのつらにしょうべん

どんな目にあわされても、どんなことを言われても、いっこうに気にせず、平気でいることのたとえ。
蛙は水や小便をかけられても少しもこたえないことから。
図々しい人やふてぶてしい人に対して、皮肉をこめて言うことが多い。
同義語、蛙の面に水
類義語、石地蔵に蜂/石に灸/犬に念仏猫に経/犬に論語/兎に祭文/牛に経文/牛に説法馬に銭/牛に対して琴を弾ず/牛の角を蜂が刺す/馬に経文/馬の耳に風/馬の耳に念仏/馬耳東風/豚に念仏猫に経





                                                             | おもしろい ことわざ

踵で頭痛を病む


踵で頭痛を病む
かかとでずつうをやむ

的外れで見当違いの心配をあれこれとするたとえ。
また、自分に関係のないことを心配することにもいう。
類義語、他人の疝気を頭痛に病む





                                                             | おもしろい ことわざ

餓鬼の花争い


餓鬼の花争い
がきのはなあらそい

不必要なことに夢中になる愚かさのたとえ。
「餓鬼」は、生前の悪行のために餓鬼道に落ちた亡者のことで、
飲食できずに飢えと渇きに苦しんで、骨と皮ばかりにやせている。
その餓鬼に必要なものは食べ物なのに、食えもしない花の事で争うということから。
貧しい者が生活の事はそっちのけにして、生計の足しにもならない趣味に熱中するたとえ。
同義語、餓鬼の花遊び





                                                             | おもしろい ことわざ

学者の取った天下なし


学者の取った天下なし
がくしゃのとったてんかなし

政治のあり方について学者は優れた見解を持っているが、その人が政治家になったとしても成功しないということ。
学者は学問上、政治や国家を論ずるが、現実の政治は学者が言うように理屈どおりにはならないものである。
理屈だけは達者だが現実にうとい学者を皮肉ったことば。





                                                             | おもしろい ことわざ

学者むしゃくしゃ


学者むしゃくしゃ
がくしゃむしゃくしゃ

学者は気むずかしくて近寄りにくい人が多いということ。
学者というのは学問を究めるために一切の妥協をゆるさないもので、
普段の生活にも理屈っぽい所が現れて気難しく近寄りがたいということを皮肉って言ったもの。
また、学者は気むずかしくて、難解なことばかりいうものだということ。
「学者」と「むしゃくしゃ」の「しゃ」との語呂合わせのことば。





                                                             | おもしろい ことわざ

楽屋から火を出す


楽屋から火を出す
がくやからひをだす

自分自身や内部から災いや問題を引き起こしてしまうたとえ。
「楽屋」は、内輪、内部、内情の意。





                                                             | おもしろい ことわざ

楽屋で声を嗄らす


楽屋で声を嗄らす
がくやでこえをからす

むだな努力をするたとえ。
また、いくら苦労しても誰からも認められないことのたとえ。
役者が楽屋で一生懸命に稽古をしすぎて声を嗄らし、肝心の舞台で声が出なくなることから。
類義語、空き家で声嗄らす





                                                             | おもしろい ことわざ

火事あとの釘拾い


火事あとの釘拾い
かじあとのくぎひろい

火事で家を焼き財産をなくしてから、焼けた釘を拾い集めて使おうとしたところで埋め合わせにもならず意味がない。
(転じて)大損をしたり、大金を無駄遣いした後で少しの倹約をしても役に立たないたとえ。
同義語、焼け跡の釘拾い





                                                             | おもしろい ことわざ

火事あとの火の用心


火事あとの火の用心
かじあとのひのようじん

火の用心は火事を起こさないためにするものであり、火事の後では手遅れということから、時機に遅れて間に合わないことのたとえ。
また、時機を逃してからでは何をしても意味がないということで、やるべきことがあるならすぐに行動せよ、ぐずぐずして手遅れになったのでは遅すぎるという戒めの意もある。
同義語、焼けた後の火の用心
類義語、諍い果てての乳切り木/生まれた後の早め薬/葬礼帰りの医者話/六日の菖蒲十日の菊
対義語、暮れぬ先の提灯





                                                             | おもしろい ことわざ

傘屋の小僧


傘屋の小僧
かさやのこぞう

仕事や作業を一所懸命にやっても叱られるということ。
傘を作る時に傘の骨を折って叱られることから、
頑張って主人のために働いたのに、少しもほめられず叱責されてばかりのつらい立場のこと。
一所懸命という意味の骨折りと、傘の骨を折るとの洒落ことば。
同義語、傘屋の丁稚





                                                             | おもしろい ことわざ

風が吹けば桶屋が儲かる


風が吹けば桶屋が儲かる
かぜがふけばおけやがもうかる

ある事象の発生により、思いがけないところにまで影響が及ぶことのたとえ。
また、当てにならないことを期待するたとえ。
最近では、物事の因果関係を無理矢理つなげてできたこじつけの理論や言いぐさを指すこともある。
風が吹けば砂ぼこりのために目を病む人が多くなり、目を病んだせいで失明すれば音曲で生計を立てようとするから三味線を習う人が増え、三味線の胴に張る猫の皮の需要が増える。
そのため、猫の数が減少し、猫が減れば猫が捕まえる鼠の数が増える。
鼠は桶をかじるから桶がよく売れるようになり、桶屋が儲かるという話から。
同義語、大風が吹けば桶屋が喜ぶ





                                                             | おもしろい ことわざ

稼ぐに追い付く貧乏なし


稼ぐに追い付く貧乏なし
かせぐにおいつくびんぼうなし

いつも精を出して一生懸命働いていれば貧しい生活で苦しむことはないというということ。
一生懸命に働いていれば、貧乏神(びんぼうがみ)が追いかけてきても追いつけないことから。
同義語、稼ぐに貧乏追い付かず/辛抱に追い付く貧乏なし
類義語、鍬を担げた乞食は来ない
反対句、稼ぐに追い抜く貧乏神





                                                             | おもしろい ことわざ

稼ぐに追い抜く貧乏神


稼ぐに追い抜く貧乏神
かせぐにおいぬくびんぼうがみ

いくら働いてもしょせん貧乏人は貧乏から抜け出すことができないことのたとえ。
「稼ぐに追い付く貧乏なし」をもじったことばで、
稼ぐ速さよりも、追いかけてくる貧乏神のほうが速いという意味。
反対句、稼ぐに追い付く貧乏なし/稼ぐに貧乏追い付かず/辛抱に追い付く貧乏なし





                                                             | おもしろい ことわざ

風を食らう


風を食らう
かぜをくらう

悪事が発覚したのを察知して、素早く逃げ去るようすをいう。
大慌てで逃げる際に、息せききって大口を開けて走るので
口いっぱいに空気が飛び込んでくることになり、その様子を食らうと表現したことば。





                                                             | おもしろい ことわざ

敵の前より借金の前


敵の前より借金の前
かたきのまえよりしゃっきんのまえ

敵の前では胸を張って平然と構えていられるが、借金している相手の前ではそうはいかなくて頭が上がらないということ。
金を借りている身はそれほど辛いものだという事をたとえたことば。
同義語、敵の前は通れるが借金の前は通れぬ





                                                             | おもしろい ことわざ
【PR】