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挨拶より円札


挨拶より円札
あいさつよりえんさつ

口先のお礼では、いくらされても腹はふくれない。
虚礼よりも実利の方が良いということ。
ことばによる礼より、実際に役立つ金銭を貰う方がありがたい。
挨拶の「挨」と円札の「札」をゴロ合わせにしたことば。
類義語、花より団子。





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あいの返事に難は無し


あいの返事に難は無し
あいのへんじになんはなし

誰にでも逆らわず、どんなことについても従順に、
「あい(ハイ)」と素直に返事していれば何事も無事であるということ。




                                                             | 行動

阿吽の呼吸


阿吽の呼吸
あうんのこきゅう

二人以上で一つの作業を協力して行うとき、
お互いの調子や気持ちがぴったりと合っている様子をいうことば。
お互いの微妙な間合いや調子の変化などにも気持ちが通じ合い、
その微妙な変化にも対応できるほど、ぴったりと息があうこと。
「阿」は梵語の第一字母の最初の開口音。または吐く息のこと。
「吽」は最後の音で閉口音。または吸う息のこと。
「呼吸」は物事の調子のこと。
密教では、「阿吽」は、万有発生の根源と一切が帰着する知徳。
宇宙の初めと究極の意。
「阿吽の息」ともいう。
四字熟語、「阿吽之息」




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敢えて後れたるに非ず馬進まざるなり


敢えて後れたるに非ず 馬進まざるなり
あえておくれたるにあらず うますすまざるなり

自分の手柄を誇らずに、へりくだることのたとえ。
謙遜の心こそ、すばらしい徳であるということ。

魯の大夫孟之反(たいふもうしそ)という人物がいた。
戦争で味方の敗軍が確定的になった時、味方の退却を助けるため、
自軍はわざと遅れて引き上げた。
その功績により軍隊は難を免れることができた。
軍は大夫孟之反の功績を讃えようとしたが
「敢えて後れたるにあらず馬進まざるなり」
(私がわざと遅れて殿(しんがり)をつとめたわけではない、
馬が疲れてしまって前に進まなかっただけである)
と言って自分の功績を誇らなかった、という故事から。




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敢えて主とならずして客となる


敢えて主とならずして客となる
あえてあるじとならずしてきゃくとなる

自分が中心となって進んで行動するのではなく、
いつも控えめで受身でいること。
人の先頭に立とうとして他人と争わないのが
保身の道であるということ。




                                                             | 行動

逢えば五厘の損がいく


逢えば五厘の損がいく
あえばごりんのそんがいく

人と交際すると時間を取られたり、
必ず何等かの出費があって損をするということ。
だから、できるだけ余計な付き合いは避けて、
出費を少なくするよう心掛ける事が賢明である。
ただ、義理人情を欠いてまで出費を防ぐのは行き過ぎであろう。
「五厘」は一銭の半分。




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青菜は男に見せるな


青菜は男に見せるな
あおなはおとこにみせるな

青菜は大きく見えるが、茹でると小さく縮んでかさが減ってしまう。
だから炊事のことを知らぬ男には茹でる前の大きい青菜のうちは
見せない方が良い。
そうでないと減らしたのではないかと無用の疑問を抱かれることから、人事全て疑われそうな事はなるべく避けた方が賢明であると言うこと。




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赤子の手をひねる


赤子の手をひねる
あかごのてをひねる

力が弱い赤ちゃんの手をひねることが容易であることから
(転じて)
相手をたやすく負かしたり、
ものごとを思いのままに行ったりすることのたとえ。
力の強い者が弱い立場の者を苦しめたり、
力量が劣る者をたやすく打ち負かすこと。
また、自分の力が強いことを誇る場合や、
相手の力が極めて弱いことを言う場合などに用いる。
類義語、赤子の手をねじる。




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垢を洗って痕を求む


垢を洗って痕を求む
あかをあらってあとをもとむ

垢を洗い落として隠れていた傷跡を探し出す意から
(転じて)
他人の小さな欠点をわざわざ見つけ出すこと。
また、他人の落度を暴いた事で、
逆に自分のボロを出してしまう事にも使われる。
類義語、毛を吹いて疵を求む。藪を突いて蛇を出す。




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秋の日と娘の子はくれぬようでくれる


秋の日と娘の子は くれぬようでくれる
あきのひとむすめのこは くれぬようでくれる

秋の日はなかなか暮れないようでいて、急に日暮れになってしまう。
娘も両親が大切にしていて、なかなか手放さない様に見えて、
申し込むと案外簡単にくれるものであるということ。
「くれる」は「暮れる」と与える意味の「呉れる」のかけことば。
反対語、一人娘と春の日はくれそうでくれぬ。




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空物は入れ物


空物は入れ物
あきものはいれもの

空(から)になっているなら、とりあえず入れ物としてでも使えばよい。
(転じて)
利用できる物なら、何でも利用すればよいということ。




                                                             | 行動

空家で声嗄らす


空家で声嗄らす
あきやでこえからす

誰もいない空き家で、どんなに大声で呼びかけても、
誰かが返事するはずもなく声がかれるだけの意から、
(転じて)
無駄骨を折ること。
いくら努力しても人に認められないこと。
無駄な努力を繰り返している人に対する皮肉として用いられる。
類義語、縁の下の舞。楽屋で声からす。空家で棒を振る。




                                                             | 行動

悪は延べよ


悪は延べよ
あくはのべよ

悪いことはやらないに越した事はないが、
やむおえない事情でどうしてもしなくてはならないとしても、
できるだけ先へ伸ばすようにせよ。
悪いことを行ったあとで後悔しても、とりかえしがつかない。
先伸ばししている間に事情や考え方が変わり、
悪いことをしないで済むようになるかも知れないということ。
反対語、善は急げ。




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悪木に陰せず


悪木に陰せず
あくぼくにかげせず

木の陰はすずしいものだが、いかに疲れていても、
曲がりくねったり汚れた悪い木のもとでは休まない。
(転じて)
高潔な志をもっている者は、
どんなに苦しくても曲がった行いはしない、
身を汚すものには近寄らないということ。
類義語、悪木盗泉。喝しても盗泉の水を飲のまず。




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挙ぐることは鴻毛の如く取ることは拾遺の如し


挙ぐることは鴻毛の如く 取ることは拾遺の如し
あぐることはこうもうのごとく とることはしゅういのごとし

軽い羽毛を持ち上げたり、落ちているものを拾い上げたりするように、いともたやすいということ。
「鴻毛」はおおとりの羽毛、「拾遺」は落ちているものを拾うこと。
類義語、取ること遺(す)てれるを拾うが如し




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浅い川も深く渡れ


浅い川も深く渡れ
あさいかわもふかくわたれ

浅いことがわかってる川でも、
深い川を渡るときと同じように用心して渡れと言う意。
相手が弱小だからといって、見くびってはならない、
ささいな事から足をすくわれることもあるので、
油断してはいけないという戒めのことば。
類義語、石橋を叩いて渡る。念には念を入れよ。




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朝駆けの駄賃


朝駆けの駄賃
あさがけのだちん

朝のうちは馬も元気が良く、
少しぐらいの荷物は苦にもしないことから、
物事が容易に出来る事のたとえ。
「駄賃」とは、駄馬で荷を届ける運賃のこと。
午前中は仕事の能率が上るという意でもつかわれる。
「行きがけの駄賃」をもじったことば。
類義語、朝飯前のお茶漬け。
朝の時間は口に黄金をくわえている。




                                                             | 行動

朝の一時は晩の二時に当たる


朝の一時は 晩の二時に当たる
あさのひとときは ばんのふたときにあたる

朝は仕事がはかどるので、
夜に仕事をする時とくらべて二倍も能率が上がるということ。
だから、仕事はなるべく朝のうちにやるほうがよい。
「一時」は、昔の時刻の数え方で約二時間。
「二時」は、約四時間。
早起きをすすめることば。
類義語、朝起き千両夜起き百両




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朝寝坊の宵っ張り


朝寝坊の宵っ張り
あさねぼうのよいっぱり

朝遅くまで寝ている人は、夜更かしをすることが多い人である。
「宵っ張り」とは、夜遅くまで起きていることや、
それが習慣になっている人のこと。
夜更かしは、健康にもよくないし、
明かりなどが必要であり浪費のもととされていることから、
早寝早起きの健康的な生活をすすめることば。




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足が地につかぬ


足が地につかぬ
あしがちにつかぬ

恐ろしさで足ががたがた震えたり、
緊張や興奮のため落ち着きがなくて
しっかり立っていられないことから、
宙に浮いてるような不安定な状態を想像していったもの。
また、基礎ができておらず、
考えや行動がしっかりしていないことにもいう。




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海驢の番


海驢の番
あしかのばん

海洋哺乳類のアシカは用心深く、
海岸で群れをなして眠るときには必ず見張りを一頭置くことから、
交代で寝て不寝番を立てることのたとえ。
「海驢番」とも言い「海驢」は「葦鹿」とも書く。




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足下の明るいうち


足下の明るいうち
あしもとのあかるいうち

昔は街灯などがなく、日が暮れると暗くて足下さえ見えなくなる。
だから仕事や移動は日が暮れる前にすませるべきだということ。
(転じて)
安全で危険が身に及ぶ前に解決すべきだというたとえ。
事態が悪化して手遅れにならないうちに策を講じるべきだということ。
また、命のあるうちにという意で使うこともある。




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葦を啣む雁


葦を啣む雁
あしをふくむかり

渡り鳥の雁は、遠く海を渡る前に途中でとまって翼を休めるために、
枯れた葦をくわえて飛び立つという故事から。
用意が良いこと。準備に手抜かりがないことのたとえ。
鳥にしては出来すぎるほど用意の良い話だが、
実際は雁が枯れ葦をくわえて渡りをすることはなく、
これは人間を戒めるために作られたことばであろう。
出典は淮南子(えなんじ)。




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預かり物は半分の主


預かり物は半分の主
あずかりものははんぶんのぬし

人から品物を預かったら、
半分は自分のものと思っても差し支えないないということ。
虫のよい考えのようだが、預かった以上責任もあり、
品物にもよるが保管するも大変なので、
自分の物と思って大切にするべきだということ。
類義語、預かり主は半分 使い半分 拾い主は半分




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小豆は馬鹿に煮らせろ


小豆は馬鹿に煮らせろ
あずきはばかににらせろ

あずきはなかなか煮えにくいので、
ゆっくり時間をかけて煮なければならない。
怠け者や馬鹿には適した仕事だと言うわけだが、
じつは、誰でもあずきを煮る時は馬鹿になったつもりで、
のんびりとやるのがよいということ。
類義語、小豆は無精者に煮らせろ。
小豆の火は馬鹿に焚かせろ。




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明日食う塩辛に今日から水を飲む


明日食う塩辛に 今日から水を飲む
あすくうしおからに きょうからみずをのむ

手まわしがよすぎて、かえって意味がないことのたとえ。
明日塩辛を食ってのどがかわくからと、今日水を飲むことから、
目的と手段が前後していることをいう。
これでは手まわしがいいというよりも、
無意味で何の役にも立たっていない。
同義語、塩辛食うとて水の飲み置きする
類義語、夕立のせぬ先に下駄はいて歩く 小舟の宵拵え 
暮れぬ先の提灯




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当たって砕けろ


当たって砕けろ
あたってくだけろ

思い通りにうまくいくかどうかは疑わしくても、
頭の中で考えてるだけでは結論は出てこない。
駄目で元々の覚悟で思いきって実行してみるほうがよい。
そうすることで、道が開けるかも知れないし、
駄目なら潔く断念し、次の目標に向かってすすめるというもの。
優柔不断をいましめることば。




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寇に兵を藉し盗に糧を齎す


寇に兵を藉し 盗に糧を齎す
あだにへいをかし とうにかてをもたらす

敵に利益を与え、味方の損害を大きくすることのたとえ。
敵に武器や兵器を貸し与えたり、盗賊に食料を与えることから。
自分に害をなす者の利益となるように行動することで、
その害がますますはなはだしくなることをいう。
また、そのような行動をしてはならないと戒める時のことば。




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頭押さえりゃ尻上がる


頭押さえりゃ尻上がる
あたまおさえりゃしりあがる

頭を抑えれば尻が持ち上がるように、
一方がうまくいけば他方がうまくいかない。
双方がうまくいくことは少ないということ。
類義語、あちら立てればこちらが立たぬ 
右を踏めば左が上がる 
両足上げればひっくりかえる




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頭が動けば尾も動く


頭が動けば尾も動く
あたまがうごけばおもうごく

頭も尾も同じ体についているので、
頭が動けば自然と尾も動くという意から。
上の者の行動に下の者は自然と従うものである。
したがって上に立つ者は
率先して範を示すことが大切である。




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逢った時は笠をぬげ


逢った時は笠をぬげ
あったときはかさをぬげ

知ってる人に逢った時は、なによりもまず笠をぬいで挨拶すべし。
どんなに親しい間柄でも、礼儀は粗略にしてはならないという教え。
同義語、会った時は笠を脱げ 門に入らば笠をぬげ




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熱火子に払う


熱火子に払う
あつびこにはらう

暖炉にあたっているときなど、自分の身に
火の粉が飛んでくると、人はとっさに反応して、
愛する子のいる方へでもかまわずに払いのける。
危急の場合には極端な利己心があらわれ、
自分自身の安全しか考えられなくなる。
人間の利己心の醜さのたとえ。




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羹に懲りて膾を吹く


羹に懲りて膾を吹く
あつものにこりてなますをふく

失敗したことに懲りて臆病になるさま。
勢いよく熱い吸い物をすすって口にやけどをしたのに懲りて、
冷たいなますや刺し身を食べるにも警戒して吹いてさます。
前の失敗に懲りて必要以上に警戒心を持つことのたとえ。
「羹」は、野菜や魚肉などを入れて作る熱い吸い物。
「膾」は、魚介類や野菜などを刻み、酢で味付けした料理。
四字熟語、懲羹吹膾(ちょうこうすいかい)




                                                             | 行動

危ない事は怪我のうち


危ない事は怪我のうち
あぶないことはけがのうち

危険な行為は怪我そのものであるということで、
用心して最初から行わなければ問題ないということ。
また、危険な場所に近づくことも同様と心得えよという戒め。
「怪我」は、失敗や過ちの意味をふくむ。
類義語、君子危うきに近寄らず 賢人は危うきを見ず
対義語、虎穴に入らずんば虎子を得ず




                                                             | 行動

危ない所に登らねば熟柿は食えぬ


危ない所に登らねば熟柿は食えぬ
あぶないところにのぼらねばじゅくしはくえぬ

冒険を恐れては、名声や利益は手に入らないということ。
熟柿は柿の木の上のほうに実るため、
それを得るためには高い所まで登らなければならないことから。
何事も危険を冒さなければ、
多くの利益や思い通りの結果は得られないということ。
類義語、虎穴に入らずんば虎子を得ず




                                                             | 行動

危ない橋も一度は渡れ


危ない橋も一度は渡れ
あぶないはしもいちどはわたれ

一度は危険を承知の上で行動しないと成功は掴めないということ。
「危ない橋」とは危険な方法のたとえ。
人は地道に、着実に暮らしていくことが望ましいが、
冒険をさけてばかりいたのでは成功はおぼつかない。
一生のうちに一度か二度は、好機が来たと思ったら、
思いきって勝負に出てみるのもよいとのたとえ。
類義語、危ない枝に上らなければ熟柿は食えぬ 
虎穴に入らずんば虎子を得ず 
商人は矢の下くぐれ




                                                             | 行動

危ない橋を渡る


危ない橋を渡る
あぶないはしをわたる

腐った木の橋や今にも落ちそうな橋を、
危ないとわかっていながらあえて渡るように、
危険を承知で物事をあえてやること。
危険を冒す、冒険をする。
また、法律に触れそうな方法で仕事をしたり、
悪い結果を招く可能性の高い仕事をする時に使うことが多い。




                                                             | 行動

油を売る


油を売る
あぶらをうる

やらなければならない仕事を、
雇い主や上司の目をぬすんで怠けること。
また、仕事や物事を中途半端にしたまま、
むだ話などのよけいなことをして時間をつぶすこと。
昔、油商人は桶に入った油を柄杓(ひしゃく)にくんで
買い手の器に注いで売っていたが、
油が長く尾を引くため、
一人に売るだけでもずいぶん時間をかけていたことから。
また、髪油売りが女性客を相手に、
世間話をしながらのんびり売ったことからともいう。




                                                             | 行動

油を以て油烟を落とす


油を以て油烟を落とす
あぶらをもってゆえんをおとす

同種のものをうまく使って効果を上げることから、
仲間のものを巧く利用して目的を達することをいう。
類義語、毒を以て毒を制す 盗人の番には盗人を使え




                                                             | 行動

阿呆に法なし


阿呆に法なし
あほうにほうなし

阿呆や馬鹿には法律も理屈も無く、常識が通らない。
だから何をやらかすかわからないということ。
類義語、馬鹿ほどこわいものはない 馬鹿は火事よりこわい。




                                                             | 行動

甘い酢ではいかぬ


甘い酢ではいかぬ
あまいすではいかぬ

甘い考えややり方では何事もうまくいかない、
だから厳しい態度で事に当たれということ。
生魚などは薄い酢では臭みをころせず美味しい料理は出来ない、
しっかりと酢を利かせることが肝心ということから。
また、煮ても焼いても食えない奴の事をにもいう。
類義語、ひとすじ縄では行かぬ




                                                             | 行動

甘梃子ではいかぬ


甘梃子ではいかぬ
あまてこではいかぬ

甘い考えではうまくいかないということ。
よほど覚悟を決めてかからないと、やり遂げる事が出来ない。
「梃子」は、重い物を動かす時に使う道具だが、
大きい物になると、梃子の仕掛けも複雑になる。
簡単な梃子では重量物は動かせないことから。




                                                             | 行動

歩く足には棒にあたる


歩く足には棒にあたる
あるくあしにはぼうにあたる

表に出て活動していれば、災いや障害に突き当たるが、
その反面、意外な幸せを掴む事が出来る。
だから黙って家の中に引込んでいたのでは、
無事な代わりに何の生き甲斐も生まれて来ないということ。
同義語、犬も歩けば棒にあたる




                                                             | 行動

案ずるより生むが易し


案ずるより生むが易し
あんずるよりうむがやすし

心配していた事も、実際にやってみると
案外簡単にできるものだということ。
出産はいろいろと気掛かりなもので、
妊婦はあれこれ心配するもの。
しかし、実際はそれほど困難なものではなく、いざ出産となると
安産で、心配したほどではないことが多いことから。
「案ずるより産むが易し」とも書く。
また、他のむずかしいと思われることでも、
やって見れば思いのほか簡単にできてしまうことがある。
取り越し苦労をするには及ばないことの教え。
同義語、案じる子は生み易い/思うより生むが易し
類義語、窮すれば通ず




                                                             | 行動

暗中に模索す


暗中に模索す
あんちゅうにもさくす

暗やみの中で、手探りで捜しもとめること。
対象となる物が見えないため、いろいろと手さぐりするが、
手がかりや方法がつかめないままの状態のたとえ。
四字熟語、暗中模索
類義語、五里霧中




                                                             | 行動

暗中的を射る


暗中的を射る
あんちゅうまとをいる

まず当たらないこと。
暗闇の中で的に矢を射る意から。
当たる当たらないはわからないが、
ひょっとすると当たるかもと、まぐれ当たりを期待すること。
また、まったく見当のつかないことのたとえ。




                                                             | 行動

言うは易く行うは難し


言うは易く行うは難し
いうはやすくおこなうはかたし

口ではいくらでも大きなことを言えるが、
それを実行するのは容易ではないということ。
なんだそれくらいと思えるような事でも、
大変難しくて出来にくいもの。
類義語、言うは行うより易し/口では大阪城も建つ




                                                             | 行動

生き馬の目を抜く


生き馬の目を抜く
いきうまのめをぬく

生きている馬の目さえも抜き取ってしまうということから、
素早く他人を出し抜いて、抜け目なく利益を得ること。
また、油断もすきもならないことのたとえ。
実際に馬の目をくり抜くことではない。
同義語、生き牛の目を抜く/生き馬の目を抉(くじ)る




                                                             | 行動

軍見て矢を矧ぐ


軍見て矢を矧ぐ
いくさみてやをはぐ

戦いが始まってから矢を作り出すという意味で、
何か事が起こってから慌てて対策を講じたり、
準備したりする愚かさをいう。
目前に必要が迫ってから行動したのでは手おくれだというたとえ。
「矧ぐ」は、矢竹に羽をつけて矢を作ること。
同義語、鹿を見て矢を矧ぐ/敵を見て矢を矧ぐ
類義語、盗人を見て縄を綯(な)う/泥棒を捕らえて縄を綯う




                                                             | 行動

いざ鎌倉


いざ鎌倉
いざかまくら

鎌倉時代、幕府に一大事が起きると、
諸国の武士たちは鎌倉へ招集された。
「いざ鎌倉」は、鎌倉に一大事が発生して、
「さあ、鎌倉へ急げ」という意味。
今でもそのなごりで、緊急事態が生じた時、
急いで現場に駆け付ける場面で使われる。




                                                             | 行動

石に立つ矢


石に立つ矢
いしにたつや

心をこめて行えば、どんなことでも必ず出来るというたとえ。
漢の李広(りこう)が狩りに行き、草むらに眠っている虎をみつけた。
その虎をしとめようと心をこめて射ると矢は見事に突き刺さった。
だが、近付いてみると虎の形をした石であった。
李広は自身の腕前に驚いて、もう一度その石に向かって矢を放ってみたが、こんどは立たなかったという故事から。
類義語、一念天に通ず/精神一到何事が成らざらん/
念力岩をも通す




                                                             | 行動

石橋を叩いて渡る


石橋を叩いて渡る
いしばしをたたいてわたる

腐って落ちる心配のない丈夫な石橋を渡るときにも、
叩いて安全を確認してから渡るということから、
念には念を入れて用心すること。
慎重で細心、手堅さの形容。
同義語、石の橋も叩いて渡れ
類義語、浅い川も深く渡れ/念には念を入れよ/
三遍回って煙草にしょ/石橋に金の杖/石に錠




                                                             | 行動

石を抱きて淵に入る


石を抱きて淵に入る
いしをいだきてふちにいる

重い石を抱えて川の深みに飛び込めば沈んでしまう。
そのように自分から命を失うかもしれない危険な行為や、
災難を招くようなことをするたとえ。
無謀な自殺行為をすること。
同義語、石を抱いて河に沈む/石を抱いて淵を望む
類義語、薪を負いて火に入る




                                                             | 行動

急がば回れ


急がば回れ
いそがばまわれ

急いでいる時は近道をしたくなるものだが、
危険も多く、トラブルに巻き込まれることも少なくない。
たとえ遠回りでも安全な道を通ったほうが結局は早く着くということ。
また、急ぎの仕事はかえって丁寧な方法で確実にやるほうがよいという意味でも使う。
類義語、近道は遠道/遠路は近道/回るは近道/
ゆっくり急げ/急いては事を仕損じる/走ればつまづく




                                                             | 行動

急ぎの文は静かに書け


急ぎの文は静かに書け
いそぎのふみはしずかにかけ

急ぎの手紙ほど重要な用件である場合が多いもの、
だから努めて落ち着いて、書き誤りや書き落としのないように、
また相手が読み違いをしないよう、丁寧に書かなければならない。
こちらの気持ちが焦っているからといって、
乱暴な走り書きでは意を尽くことができない。
急ぐ時ほど落ちついて丁寧にゆっくり書けということ。




                                                             | 行動

居た所べったり


居た所べったり
いたとこべったり

いったん座ったら、少しぐらいのことではなかなか立とうとしないこと。
気長で悠長ともいえるが、つまりは物ぐさのためである。
同義語、御輿を据える/根を生やす




                                                             | 行動

韋駄天走り


韋駄天走り
いだてんばしり

ものすごい速さで一気に走ること。
「韋駄天」は仏教の守護神の名で、非常に足の速い神。
その韋駄天のように走るということで、
全速力で、しかも猛烈な勢いと速さで走る様子をいう。




                                                             | 行動

一か八か


一か八か
いちかばちか

吉となるか凶となるか検討もつかないが、結果はどうあろうと、
運を天に任せて思い切ってやってみること。
丁(偶数)か半(奇数)かを予想して勝敗を争う
さいころバクチから出たことばで、
「一」は「丁」の上部、「八」は「半」の上部をとったもの。
類義語、乾坤一擲(けんこんいってき)/伸(の)るか反るか




                                                             | 行動

一と言うたら二と悟れ


一と言うたら二と悟れ
いちというたらにとさとれ

人から何か頼まれたとき、
その用件を済ませるだけでは駄目で、
その先にある用件まで推察して用を果たせという意味。
人の役に立つ人間かどうかは、
先々まで頭を働かせて行動しているかどうかで
判断されることが多いもの。
気を利かせることの大切さを言ったことば。
類義語、鏨(のみ)と言えば槌(つち)




                                                             | 行動

一度見ぬ馬鹿二度見る馬鹿


一度見ぬ馬鹿二度見る馬鹿
いちどみぬばかにどみるばか

一度は見ないと人に遅れを取ることになるが、
二度も見るほどの価値はないことのたとえ。
たとえ、どんなことであろうとも、
物事を味わうのは経験にもなるし、
好奇心の強いことは人間として必要だが、
二度目にはこれといった新味もなく、
むだなことが多いのでこういう。
同義語、一度見ぬ阿呆二度見る阿呆




                                                             | 行動

一日の計は朝にあり


一日の計は朝にあり
いちにちのけいはあさにあり

物事をうまくやるにはしっかりとした計画を立てなければならない。
一日をうまく過ごすためには朝早いうちに計画を立てるのがよい。
何事も最初の計画が肝心であるということ。
「一年の計は元旦にあり」と続く。
「朝」は、「あした」ともよむ。
同義語、一日の計は晨(あした)にあり一年の計は春にあり




                                                             | 行動

一念天に通ず


一念天に通ず
いちねんてんにつうず

不可能と思われることでも、
成し遂げようという堅い決意があれば、
それが天に通じて必ず実現できるということ。
四字熟語、一念通天
類義語、蟻の思い天に登る/石に立つ矢/
一念岩をも徹す/精神一到何事か成らざらん




                                                             | 行動

一年の計は元旦にあり


一年の計は元旦にあり
いちねんのけいはがんたんにあり

一年をうまく過ごすには元旦にしっかりとした計画を
立てなければならない。
すべての事において最初の計画や準備が肝心である
ということ。
類義語、一日の計は朝にあり/一年の計は春にあり




                                                             | 行動

一挙手一投足


一挙手一投足
いっきょしゅいっとうそく

ごく些細な一つ一つの動作、振る舞いのこと。
また、一度だけ手を上げ、足を出すほどの労力の意
(一挙手一投足の労)から、
ちょっとした骨折り、わずかな労力のこと。
同義語、一挙一動




                                                             | 行動

一矢を報いる


一矢を報いる
いっしをむくいる

圧倒的な攻撃をしかけてくる敵陣に一本の矢を射返す
という意味で、ちょっとした反撃をすること。
(転じて)
議論をけしかけられたり批判をされたりした時に、
大勢は変えられないまでも、わずかでも反論することをいう。




                                                             | 行動

一匹狂えば千匹の馬も狂う


一匹狂えば千匹の馬も狂う
いっぴきくるえばせんびきのうまもくるう

群れをなす馬の中の一匹が異常な行動をして騒ぎ出すと
その群れ全体が巻き込まれて騒ぎ出す。
この様子を群集心理にたとえたもので、
群集は暗示にかかりやすく、付和雷同しやすいことをいう。
「付和雷同」(明確な主義主張がなく、自分でものごとを
判断せずに、他人の意見や行動にすぐ同調すること)
同義語、一匹の馬が狂えば千匹の馬が狂う
類義語、一犬影に吠ゆれば百犬声に吠ゆ/
一鶏鳴けば万鶏うたう/鴨の共立ち




                                                             | 行動

犬の川端歩き


犬の川端歩き
いぬのかわばたあるき

犬が餌を求めて川端をうろつくが、
餌になりそうな物はみんな流されていて、
むだな努力に終わることが多い。
そこから転じて、お金が無いのに店先をぶらついてみたり、
甲斐のない奔走をしたりするのにたとえる。
どんなに歩きまわっても何も得られないことのたとえ。
同義語、犬の川端/犬川/仔犬の只歩き




                                                             | 行動

犬の小便道々


犬の小便道々
いぬのしょうべんみちみち

一々ばか丁寧に念をおしていくことをいう。
犬が散歩のとき、電柱などにたびたび小便をかけながら行く。
縄張りを誇示するためだともいわれるマーキングという行為だが、
普段歩きなれた道でも道々小便をしてゆくところから。




                                                             | 行動

命の洗濯


命の洗濯
いのちのせんたく

洗濯して衣類に付いた垢や汚れが落ちると気持ちがいいように、
思いきり楽しむことで、日頃の生活で積み重なった苦労や欝憤を晴らして、はればれした気分にすること。
リフレッシュすること。
日頃の苦労から解放されてきままに楽しむこと。
同義語、命の土用干し 
類義語、鬼の居ぬ間の洗濯




                                                             | 行動

祈るより稼げ


祈るより稼げ
いのるよりかせげ

幸福を得たいと神に祈るだけで、
怠けていてもご利益(りやく)などあろうはずがない。
自分で働いて稼ぐほうが確実であるということ。
また、困難に直面した時は祈ってばかりいても解決しない、
一生懸命に努力して自力で運命を打開すべきだということ。




                                                             | 行動

居仏が立ち仏を使う


居仏が立ち仏を使う
いぼとけがたちぼとけをつかう

座っている者は立つのがおっくうだから、
立っている者に用事を頼むこと。
また、用事をさせることのたとえ。
「居仏」は、すわった姿の仏像。
「立仏」は、立った姿の仏像。
同義語、立っている者は親でも使え/
座仏使うより立仏なら親でも使え




                                                             | 行動

飢えに臨みて苗を植える


飢えに臨みて苗を植える
うえにのぞみてなえをうえる

間に合わないことのたとえ。
必要に迫られてから準備をはじめても手遅れである。
食べ物がなくなってから苗の植え付けでは、
とても今の空腹が満たされることはない。
類義語、渇して井を穿(うが)つ/
軍(いくさ)見て矢を矧(は)ぐ




                                                             | 行動

魚の木に登るが如し


魚の木に登るが如し
うおのきにのぼるがごとし

魚が木に登るように、
不可能なことや無謀なことをすること。
また、不得手なことをしようとして、
手も足も出なくなった状態のたとえ。
同義語、魚の陸に上がれるが如し/
魚の水を離れたるが如し




                                                             | 行動

牛の歩み


牛の歩み
うしのあゆみ

牛の歩みがのろのろであることから、
進歩や進捗(しんちょく)の遅いたとえ。
牛歩(ぎゅうほ)。




                                                             | 行動

打たねば鳴らぬ


打たねば鳴らぬ
うたねばならぬ

なにかをすればこそなにかが生まれる。
良いにしろ悪いにしろ、
何にもしなければ何にも生まれないということ。
鐘であろうと太鼓であろうと、
そこにあっても打たなければ鳴りはしないという意から。
実行しなければ、何も得られないことのたとえ。
同義語、打たぬ鐘は鳴らぬ
類義語、蒔かぬ種は生えぬ




                                                             | 行動

腕を拱く


腕を拱く
うでをこまぬく/うでをこまねく

自分は何もしないで、他人のすることを傍からだまって見ていること。
「拱く」は、腕組みをすること。また、傍観すること。
類義語、拱手傍観(きょうしゅぼうかん)




                                                             | 行動

馬に乗るまでは牛に乗れ


馬に乗るまでは牛に乗れ
うまにのるまではうしにのれ

乗馬は難しいので、まず牛で乗り方を練習せよという意味から。
高い地位につくためには、
まずは低い地位で実力をつけよということ。

また、乗り物としては牛より馬のほうが足が早くて適している、
しかし、近くに馬がいなくて目の前に牛がいるなら、
馬が見つかるまではその牛に乗って
少しでも先に進んだほうがよいという意味から。
最善の方法が取れなければ、次善の方法で始めよ、
何もしないでいるより、少しでも事を進めて
目標に近づけるべきだという教え。




                                                             | 行動

馬も買わずに鞍買う


馬も買わずに鞍買う
うまもかわずにくらかう

物事の順序が逆になったことのたとえ。
通常は馬を買った後に、その馬に合った鞍を買うものだが、
馬を手に入れるより先に鞍を買うことから。
常識的な順序が入れ替わって逆になったときにいう。
類義語、馬の前に荷車をつけるな/本末転倒




                                                             | 行動

膿んだら潰せ


膿んだら潰せ
うんだらつぶせ

膿んだできものは潰して膿を出すと、
痛みも消え、はれも引いて早く治るように、
ごたごたや禍(わざわい)の元は、
思いきって取り除くと案外早く解決するということ。
同義語、膿んだ物は潰せ




                                                             | 行動

老いては子に従え


老いては子に従え
おいてはこにしたがえ

年を取ったら自分の主張を抑えて、
何事も子どもの意見に従ったほうがうまくいくということ。
本来は女性の生き方を教えた仏教のことば。
男は壮年を過ぎると出家して家にいなくなったことから。
現在では女性に限定せず、男女ともにつかっている。




                                                             | 行動

老いてはますます壮んなるべし


老いてはますます壮んなるべし
おいてはますますさかんなるべし

年老いたからといって自分から老け込んでしまっては駄目で、
むしろ若者をしのぐほど意気盛んでなければならないということ。
年をとって肉体は衰えても、
志を持つことは年齢に関係ないのだから、
より一層盛んになるべきだという意。




                                                             | 行動

応接に暇あらず


応接に暇あらず
おうせつにいとまあらず

人の相手をするのに追われて多忙なさま。
あまりにも物事が続いて起きるので、
ゆっくり対応する余裕がないこと。
事柄が多すぎて処理しきれない場合などにも使う。
もとは、自然の美しい風景が次々に現れて、
ゆっくり味わっている暇がないことから。
同義語、席暖まるに暇あらず




                                                             | 行動

大石で卵を砕く


大石で卵を砕く
おおいしでたまごをくだく

なんの造作もない簡単なことのたとえ。
ただし、小さなことに大きな努力を費やすのは賢明ではない
という意味を含む。




                                                             | 行動

お株を奪う


お株を奪う
おかぶをうばう

人の得意とすることをまねて、その人より上手にやってのけること。
また、ある人が得意とすることを、他の者が取って代わってすること。
「お株」は、その人の得意とする技のこと。




                                                             | 行動

押しの一手


押しの一手
おしのいって

ひたすら目的を遂げようとする強引なやり方。
男女間の事柄や交渉事でも、
引いたり回り道したりなどのかけ引きはせず、
押しの一点張りで目的を成し遂げようとすること。




                                                             | 行動

遅い助けは助けにならぬ


遅い助けは助けにならぬ
おそいたすけはたすけにならぬ

せっかくの助勢も時期に遅れては何の役にも立たないということ。
類義語、後の祭り/六日の菖蒲(あやめ)十日の菊




                                                             | 行動

押っ取り刀


押っ取り刀
おっとりがたな

緊急事態に取るものも取りあえず大急ぎで駆けつけるときのたとえ。
急な事態に、刀を腰に差すひまもなく、手にもったままの状態で駆けつけることから。
なお、「おっとり」を「のんびり」の意と取り、
あわてずゆっくり行くことと勘違いしないようにしたい。
同義語、押っ取り刀で駆けつける/押っ取り刀で飛び出す




                                                             | 行動

鬼の棒にも当たってみよ


鬼の棒にも当たってみよ
おにのぼうにもあたってみよ

当たればただ事ではすまない鬼の棒だが、
試しにこちらから当たってみよということ。
とても見込みがないと思われることでも、
駄目で元々という考えで、とにかくやってみようということ。
案外道が開けることも多いものである。
簡単にあきらめたりせずに、実行してみるべきであるということ。
同義語、当たって砕けよ
類義語、鬼の味噌もなめて見ろ/物はためし/
芋虫でもつつけば動く



                                                             | 行動

お膳立てをする


お膳立てをする
おぜんだてをする

「お膳立て」は、膳の上に食器・料理を並べること。
また、膳を据え並べること。
食事の準備を整えて、すぐに食事ができる状態にすること。
(転じて)
あることがすぐに始められるように、
また、うまく事が運ぶように、いろいろ整えて準備をすること。




                                                             | 行動

躍り上がる


躍り上がる
おどりあがる

うれしい気持ちが抑え切れず、
ぴょんぴょんと飛び跳ねて喜ぶようす。
また、高い所へ勢いよく飛び上がること。
なお、「躍り」を「踊り」と書くのは誤り。
類義語、躍り上がって喜ぶ/
小躍りして喜ぶ/胸が躍る




                                                             | 行動

斧を掲げて淵に入る


斧を掲げて淵に入る
おのをかかげてふちにはいる

物の使い道を誤ることのたとえで、
理屈に合わない見当外れの使い方をしようとすること。
木を伐採する道具である斧を振りかざして川の淵に入ったところで
魚を捕れるはずもなく、何の役にも立たないということから、
適材を適所に用いなければ意味がないというたとえ。




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お百度を踏む


お百度を踏む
おひゃくどをふむ

神前や仏前まで百回往復して参拝し祈願すること。
(転じて)
頼み事を聞き入れてもらうために、
同じ人や場所を何度も何度も繰り返し訪ねることのたとえ。




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思い立ったが吉日


思い立ったが吉日
おもいたったがきちじつ

何かを始めようと思いついたら、即座に手をつけるのがよい。
たとえ暦の上では、その日が凶であっても、
実行することで吉日になるという意味。
大安などの吉祥日まで待とうとすると、それまでに邪魔が入ったり、
気が変わったりといった支障が出て行動に移せないことがある。
だから思いついたその日の内にどんどん事を運ぶのがよいということ。
「吉日」は、「きちにち」とも読み、暦で縁起がよいとされる日。
同義語、思い立つ日が吉日
類義語、思い立つ日に日咎(ひとが)めなし/
好気逸(いっ)す勿(なか)れ/旨い物は宵に食え/善は急げ




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思う念力岩をも通す


思う念力岩をも通す
おもうねんりきいわをもとおす

どんなことでも一念をこめて努めれば、必ず出来るという事のたとえ。
必死になって物事を行えば、やって出来ないことはない。
岩のように堅く大きな障害があったとしても、
その壁を乗り越え必ず成就させることができるということ。

漢の李広(りこう)が狩りに行き、草むらに眠っている虎をみつけた。
その虎をしとめようと心をこめて射ると矢は見事に突き刺さった。
だが、近付いてみると虎の形をした石であった。
李広は自身の腕前に驚いて、もう一度その石に向かって矢を放ってみたが、こんどは立たなかったという故事「石に立つ矢」から。
類義語、石に立つ矢/一念天に通ず





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隠密の沙汰は高く言え


隠密の沙汰は高く言え
おんみつのさたはたかくいえ

内緒でこそこそ会ったり、ひそひそ話や密議は、かえって人の注意を引きやすい。
だから秘密のことはさりげなく、いつもの場所で会ったり、
普段の声の大きさで話たりするほうが、人々の好奇心をそそらないから漏れにくい。





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隗より始めよ


隗より始めよ
かいよりはじめよ

何事も手近なところから手をつけるべきだということ。
また、まず言い出した人が率先して実行するべきだということ。
「隗」は、中国戦国時代、燕の昭王に仕えた家臣「郭隗(かくかい)」のこと。
王が賢者を招く方法を隗に尋ねたところ、すぐれた人物を招きたいと思ったら、馬の骨のようなつまらない私を重用することから始めるのがよい。
そうすれば、隗のようなものでも重用されるのならと、すぐれた人物が続々と集まってくる、と答えたという故事から。
なお、単に一から始めること、あるいは一から出直すことではない。





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顔色をうかがう


顔色をうかがう
かおいろをうかがう

相手の表情から心の動きや機嫌をさぐろうとすること。
相手の反応を気にして、ようすを見ること。
同義語、顔色を見る





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懸かるも引くも折りによる


懸かるも引くも折りによる
かかるもひくもおりによる

物事を始めるのも終わらせるのも、ふさわしい機会をつかむことが大切だということ。
敵に攻めかかるにしても、退却するにしても適当な時機があるという意味から。
類義語、懸かるも引くも時による/駆くるも引くも折による





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駆け馬に鞭


駆け馬に鞭
かけうまにむち

走っている馬に鞭を当てて加速させるように、勢いのよいものにさらに勢いをつけること。
また、強いものに力を加えて一段と強くすること。
同義語、走り馬にも鞭
類義語、飛脚に三里の灸/火に油を注ぐ/帆掛け船に櫓を押す/虎に翼/鬼に金棒/弁慶に薙刀





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火事場の馬鹿力


火事場の馬鹿力
かじばのばかぢから

火事の現場では異常な状況に興奮状態となり、ふつうではとても持ち上げることのできない重い物を動かすほどの力が出ることから、差し迫った危機的状況に置かれると、普段では考えられないほどの、とんでもない力を発揮することのたとえ。





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