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悪事千里を走る


悪事千里を走る
あくじせんりをはしる

悪い事をすると、その行いや悪い評判はたちまち噂となって、
千里の遠方まで知れ渡るということ。
「千里」は非常に遠い距離、広い世間の意。
類義語、悪事千里を行く。
反対語、好事門を出でず。




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悪事身にかえる


悪事身にかえる
あくじみにかえる

自分の犯した悪事は、めぐりめぐって最後には自分のところに
戻ってきて、結局自分を苦しめる結果になると言う戒めのことば。
類義語、悪事身にとまる。因果応報。自業自得。
身から出た錆(さび)。天に唾する。
反対語、情けは人の為ならず。




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悪小なるを以て之を為すこと勿れ


悪 小なるを以て 之を為すこと勿れ
あく しょうなるをもって これをなすことなかれ

どんなに小さくても悪事は悪であるから一切してはならない。
小さい悪事も積み重なれば大悪となるということ。
反対語、善小なるを以て為さざること勿れ




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悪銭身に付かず


悪銭身に付かず
あくせんみにつかず

苦労して得たお金は大事にするが、
盗みや賭け事などの不当な方法で得たお金は、
浪費してすぐに使い果たしてしまうということ。
類義語、あぶく銭は身に付かず。
反対語、正直の儲けは身につく。




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悪に強ければ善にも強し


悪に強ければ善にも強し
あくにつよければぜんにもつよし

大きな悪事を犯すような人間は、もともと強い精神力の持ち主であるため、いったん改心すると、その精神力で驚くほどの善人になるということ。
悪事にせよ善行せよ、一つの行為をやり遂げるのは凡人にはできにくいもの。
意志が強く気力に溢れている人間は、何事にも中途半端で終わるということはない。
類義語、悪に強きは善の種。




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悪人あればこそ善人も顕る


悪人あればこそ善人も顕る
あくにんあればこそぜんにんもあらわる

世の中すべて善人ばかりなら、善人というものはなくなる。
悪人がいるからこそ善人が目立つということ。
類義語、下手があって上手が知れる。馬鹿があって利口が引立つ。




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悪人には友多し


悪人には友多し
あくにんにはともおおし

悪人は言葉が巧みだったり利益で人を誘い込むので、
すぐに多くの友人や仲間を集めるということ。
その反対で善人は良い友を選ぶので、
すぐには仲間が出来ないものである。




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悪人は畳の上では死なれぬ


悪人は畳の上では死なれぬ
あくにんはたたみのうえではしなれぬ

善人は家族に看取られて死ぬことができるが、
悪事を働くものは刑場で死んだり、
悲惨な最期をとげたりするので畳の上では
死ぬことはないということ。




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悪は延べよ


悪は延べよ
あくはのべよ

悪いことはやらないに越した事はないが、
やむおえない事情でどうしてもしなくてはならないとしても、
できるだけ先へ伸ばすようにせよ。
悪いことを行ったあとで後悔しても、とりかえしがつかない。
先伸ばししている間に事情や考え方が変わり、
悪いことをしないで済むようになるかも知れないということ。
反対語、善は急げ。




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阿漕が浦に引く網


阿漕が浦に引く網
あこぎがうらにひくあみ

人知れず行う隠し事も、
回数が多くなると結局は人に知られてしまうというたとえ。
「阿漕が浦」は三重県津市にある海岸で、
伊勢神宮に供える魚をとる場所として禁猟区になっていた。
ある漁夫が、老母の難病に効くといわれた
矢柄(ヤガラ/からだが細長くウロコがない魚)欲しさに
夜ごと網をいれていた。
はじめのうちは見つからなかったが、
何度もとっていたため、ついには見つかって捕らえられ、
密漁の罪で簀巻きにされ沖に沈められたという伝説から。
度重なることで悪事が露見する、というたとえ。
また、「あこぎな商売」や、「あこぎな奴」などの
「あこぎ」の語源。
類義語、度重なれば顕わるる




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あこぎな奴


あこぎな奴
あこぎなやつ

義理人情に欠けあくどいこと。
無慈悲に金品をむさぼること。また、そのような人。
「あこぎ」は、図々しいこと。義理人情に欠けあくどいこと。
また、しつこく何度も行うこと、という意味。

もとは、三重県津市にある「阿漕が浦」という海岸のこと。
そこは伊勢神宮に供える魚をとる場所として禁猟区になっていたが、ある漁夫が夜ごと網をいれていた。
しかし何度もとっていたため、ついには見つかり密漁の罪で捕らえられたという。
類義語、阿漕が浦に引く網。あこぎな商売。




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あこぎな商売


あこぎな商売
あこぎなしょうばい

図々しい方法でボロもうけを企むこと。
無慈悲に金品をむさぼること。
「あこぎ」は、図々しいこと。義理人情に欠けあくどいこと。
また、しつこく何度も行うこと、という意味。
もとは、三重県津市にある「阿漕が浦」という海岸のことで、
そこは伊勢神宮に供える魚をとる場所として禁猟区になっていたが、ある漁夫が夜ごと網をいれていた。
しかし何度もとっていたため、ついには見つかり密漁の罪で捕らえられたという。
類義語、阿漕が浦に引く網。あこぎな奴。




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足駄をはく


足駄をはく
あしだをはく

足駄は歯の高い下駄のことで、それを履くと実際の身長より高くなることから。
人に買い物を頼まれた時、実際の値段よりも高い値段だったことにして、ひそかに上前をはねること。
また、物の売り買いの時に、本来の値段よりも高い値をつけて、その差額を稼ぐこと。





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明日は雨降り他人は泥棒と思え


明日は雨降り 他人は泥棒と思え
あすはあめふり たにんはどろぼうとおもえ

油断は禁物であるということ。
明日もし雨でも困らないように用意を忘れず、
見知らぬ人には一応警戒するに越したことはない。
何事にも用心深く慎重に立ち向かってこそ、
失敗せずに成功するものである。
類義語、人を見たら泥棒と思え




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当たった者のふの悪さ


当たった者のふの悪さ
あたったもののふのわるさ

たまたま当たった者が、運が悪かったということ。
大勢悪いことをしているのに、
そのうちの誰かが捕まったような場合にいう。
「ふの悪さ」は、運が悪いの意。
この場合、罪の意識はきわめて薄い。
また、同じものを食べたのに、
中毒を起こした者とそうでない者が出たときにもいう。




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頭隠して尻隠さず


頭隠して尻隠さず
あたまかくしてしりかくさず

追われた雉(きじ)が、草むらに首だけ突っ込んで
隠れたつもりになることから、
(転じて)
自分の悪事や欠点をすべて隠したつもりでも、
実際は一部しか隠れていないこと。
隠し事がまわりの者にばれていることに
気が付いていない愚かさをたとえたことば。




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当たる罰は薦きても当たる


当たる罰は薦きても当たる
あたるばちはこもきてもあたる

悪事を働いた者は、善人をよそおったり、
薦をかぶって乞食のふりをして身を隠しても、
神は見逃さず必ず罰を当てる。
どうあがこうと、神罰は免れないということ。
「薦」は、荒く織ったむしろ
類義語、天網恢恢疎にして漏らさず




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後足で砂をかける


後足で砂をかける
あとあしですなをかける

恩義を受けた人に報いるどころか、背いて去るだけでなく、
去りぎわに裏切るような行為をして迷惑をかけること。
犬や猫がふんをしたあと後向きになって、
後足で砂や土をかけて去っていく様子から。
類義語、蹴って砂をかける 陰にいて枝をおる 恩を仇で返す
対義語、立つ鳥跡を濁さず




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危ない橋を渡る


危ない橋を渡る
あぶないはしをわたる

腐った木の橋や今にも落ちそうな橋を、
危ないとわかっていながらあえて渡るように、
危険を承知で物事をあえてやること。
危険を冒す、冒険をする。
また、法律に触れそうな方法で仕事をしたり、
悪い結果を招く可能性の高い仕事をする時に使うことが多い。




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油をかける


油をかける
あぶらをかける

人をおだてること。
言動などにより煽動すること。
類義語、火に油をかける 火に油を注ぐ




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阿呆に法なし


阿呆に法なし
あほうにほうなし

阿呆や馬鹿には法律も理屈も無く、常識が通らない。
だから何をやらかすかわからないということ。
類義語、馬鹿ほどこわいものはない 馬鹿は火事よりこわい。




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網呑舟の魚を漏らす


網呑舟の魚を漏らす
あみどんしゅうのうおをもらす

漁網は小さな魚はよく捕らえるが、
舟を呑みこむような巨大な魚はかからないということ。
(転じて)
大悪人は法律の網目をくぐって悪事を働くので
捕らえることが出来ないということ。
また、法律が大まかで大罪人を罰することが出来ないということ。
類義語、網にかかるは雑魚ばかり
対義語、天網恢恢疎にして漏らさず




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網にかかるは雑魚ばかり


網にかかるは雑魚ばかり
あみにかかるはざこばかり

悪事の大物はたくみに法の網をすり抜けて
なかなか捕まらないということ。
漁網を引き揚げると大きな魚は逃げて
小さな雑魚だけがかかっていることがある。
この漁網を法の網にたとえて、
悪事の張本人である大物は逃げてしまい、
逮捕されるのは小物ばかりだということをいったことば。
類義語、網呑舟の魚を漏らす 皿嘗めた猫が科を負う
 



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家に鼠国に盗人


家に鼠国に盗人
いえにねずみくににぬすびと

家には鼠がいて食べ物を食い荒らし、
国には泥棒がいて人々の生活を害することから。
一軒の家から国家まで、すべてのものに害をなす者が
いるということ。
規模や程度の差はあっても、盗人はどこにでもいるというたとえ。
「徒然草」の、「身に虱(しらみ)あり、家に鼠あり、国に賊あり」から。




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生き馬の目を抜く


生き馬の目を抜く
いきうまのめをぬく

生きている馬の目さえも抜き取ってしまうということから、
素早く他人を出し抜いて、抜け目なく利益を得ること。
また、油断もすきもならないことのたとえ。
実際に馬の目をくり抜くことではない。
同義語、生き牛の目を抜く/生き馬の目を抉(くじ)る




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一度はままよ二度はよし


一度はままよ二度はよし
いちどはままよにどはよし

「ままよ」は「儘よ」と書き、ほどこす方法がなく
自暴自棄におちいったときなどに発する語で、
なるようになれの意。
一回目は良心がとがめ、何とでもなれという
気持ちで行った悪事でも、
二回目からはなんとも思わなくなり、
次第に悪を重ねていくことをいう。




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稲荷の前の昼盗人


稲荷の前の昼盗人
いなりのまえのひるぬすびと

神をも恐れぬ不届き者のことをいう。
真白昼に、参詣に来る人で込みあう稲荷神社の
賽銭箱を荒らしたり、人の物を盗んだりして平気でいる悪人の、
神罰を恐れぬ図々しさと悪業をいったもの。
類義語、寺の隣にも鬼が住む/仕置場の巾着切り




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位牌に泥を塗る


位牌に泥を塗る
いはいにどろをぬる

祖先の名を汚す。祖先の名誉を傷つける。
「位牌」は死者の法名を記し、仏壇にまつる木の札。
同義語、位牌を汚す




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因果の小車


因果の小車
いんがのおぐるま

原因と結果が永久に繰り返されるさまのたとえ。
悪行に対する悪い報い、善行に対する善い報いは、
小さな車輪がぐるりと回転するように、
すぐに自分のところへめぐってくるということ。
同義語、因果は車の輪の如し/因果はめぐる小車




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飢えたる犬は棒を恐れず


飢えたる犬は棒を恐れず
うえたるいぬはぼうをおそれず

空腹の犬は、人間の持つ警戒の棒も恐れずに
食べ物にありつこうと近づく。
同じように人間も飢えや生活に困った者は、
悪事や危険なことを恐れずにしてしまうものだという意味。
類義語、痩馬鞭を恐れず/貧すれば鈍する




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嘘つきは泥棒の始まり


嘘つきは泥棒の始まり
うそつきはどろぼうのはじまり

嘘をつくことは悪の道へ踏み入る第一歩であるということ。
嘘をつくのは悪事としては軽いほうかも知れないが、
平気で嘘をつくようになると良心が麻痺し、
やがては盗みのようないちだんと重い悪事を働くようになる
ということ。
だから嘘はついてはいけないという戒めのことば。
同義語、嘘つきは盗人の苗代/嘘は盗人の始まり




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嘘を言えば地獄へ行く


嘘を言えば地獄へ行く
うそをいえばじごくへゆく

「地獄」とは地の底にあって罪悪を犯した者が
死後に行って、苦痛にあうというところ。
仏教では嘘をつくのを妄語、両舌といって
十悪中の一つと教えている。
嘘をつけば地獄へ落とされ、
地獄の主宰者閻魔様に舌を抜かれるという、
多くの場合、子供を戒めるのに使う。
同義語、嘘を言えば地獄に落ちる/
嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる




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旨い物食わす人に油断すな


旨い物食わす人に油断すな
うまいものくわすひとにゆだんすな

あまり親しくもない人や、日ごろ気前のよくない人が、
ただでご馳走することはないと思ってよい。
そんなことをしたり、ご機嫌をとったりするのは、
必ず何か下心があると考えて間違いない、
だからその様な者には油断しないように心がけること。
類義語、旨い物食うて油断すな/旨い物にはあてられる/
進物くれる人には油断すな/食わせておいてさてと言い




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上前を撥ねる


上前を撥ねる
うわまえをはねる

渡すべき賃金や代金の一部を、
仲介者が不正に自分のものにすること。
「上前」は「上米(うわまい)」が変化したことばで、
上米は江戸時代に神領などで年貢米を
通すために課した通過税のこと。
そこから転じて、
仕事や売買の仲介者が取る手数料の意。
「撥ねる」は、かすめとることの意。
同義語、頭をはねる/上米をはねる/
上前を取る/ピンはねをする




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えせ者の空笑い


えせ者の空笑い
えせもののそらわらい

下心ある者は、おかしくもない話を聞いても、
高笑いや追従笑いをするものだということ。
軽薄な者が他人のご機嫌取りに笑ったり、
腹黒い者が悪巧みをしているときに、
真実を隠す為にごまかし笑いをするのを卑しんだことば。
「えせ」は偽(にせ)の意。
同義語、曲者の空笑い/阿呆の高笑い/馬鹿のそら笑い
類義語、えせ侍の刀いじり




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狼に衣


狼に衣
おおかみにころも

表面は慈悲深そうであるが、内心は凶悪であることのたとえ。
残忍な人間が慈悲深い善人のような言動を示すのを、
僧衣をまとった狼にたとえたもの。
また、狼が衣を着たようなだらしないかっこうについてもいう。
同義語、狼の衣/狼が衣を着たよう
類義語、鬼に衣/鬼の十徳/虎にして冠する者




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お釈迦様でも気がつくまい


お釈迦様でも気がつくまい
おしゃかさまでもきがつくまい

過去・現在・未来のすべてを見通すお釈迦様でも
気がつかないだろうということ。
悪事をはたらく者が、そのたくらみの成功を確信したり、
願ったりしていうことば。




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同じ穴の狢


同じ穴の狢
おなじあなのむじな

一見関係がないようでも実は同じ仲間、
または同類の意で、多くは悪事を働く者、
あるいは感心できないことをする者たちを同一視していう。
「狢」は、狸に似た動物でアナグマの異名。
狸を混同してムジナということもある。
アナグマもタヌキも山林で深い穴の中に棲む動物だが、
タヌキは穴を掘ることができないため、
アナグマの古い巣穴に棲みついたり、時には同じ巣穴に
一緒に棲みついたりすることもあることから。
同義語、同じ穴の狐/一つ穴の狐/
一つ穴の狢/同じ穴の狸




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鬼に衣


鬼に衣
おににころも

もともと鬼は裸でいるものだから衣類は身につけないことから、
不必要、不釣り合いなことのたとえ。
また、恐ろしい鬼が僧衣をまとうことから、
邪悪な者が巧みな見せかけで人を欺くことのたとえ。
類義語、狼に衣





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鬼の空念仏


鬼の空念仏
おにのそらねんぶつ

仏心など少しもない鬼が、殊勝ぶって念仏を唱えるという意味から。
冷酷で無慈悲な人間が、いかにも慈悲深そうなことを言ったり、
殊勝らしく振る舞ったりすることのたとえ。
また、不似合いなことの意にも使う。
同義語、鬼の空涙/鬼の念仏





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鬼も角折る


鬼も角折る
おにもつのおる

人間には本来、仏心が宿っているもので、
鬼のような悪人でも何かのきっかけで発起し、
善事を施すようになることがあるということ。
また、非常にかたくなで意志の固い者が、
態度を一変させることにもいう。
類義語、鬼の発心/鬼も発起/邪険の角を折る





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親の因果が子に報う


親の因果が子に報う
おやのいんががこにむくう

親が悪業(あくごう)を重ねると、
罪の報いをその子供が受けることになり苦しむということ。
また、罪もないわが子を不幸にさせたくないなら、
ただちに悪業をやめよという意味もある。
「因果」は、仏教の教えで、前世のあるいは
過去の悪業の報いとして現世の不幸があるとする考え。





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恩を仇で返す


恩を仇で返す
おんをあだでかえす

受けた恩には心から感謝し、恩をもって報いるのが人の道というものだが、人からいろいろと恩を受けたのに、その恩を忘れるだけでなく、恩人に対して傷つけたり、ひどい仕打ちをすること。
「恩」は、親切心から、他人への気くばりや、めんどうをみること。
「仇」は、怨みを含んだふるまいや、人を傷つけて害をなすこと。
同義語、恩を仇/恩を仇でする
類義語、後足で砂をかける/陰にいて枝を折る/愛犬に手を噛まれる/飼い犬に手を噛まれる/軒を貸して母屋を取られる
対義語、仇を恩で報ずる/怨みに報ゆるに徳を以てす/恩を以て怨みに報ず





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海賊が山賊の罪をあげる


海賊が山賊の罪をあげる
かいぞくがさんぞくのつみをあげる

どちらも盗賊であるという意味では同類なのに、
海賊が山賊の罪を非難するということから、
(転じて)自分の悪行は棚に上げて他人の悪行を責めるたとえ。
「あげる」は、取り上げて非難する意。
また、同類であっても共通の利害関係がないと敵対することにもいう。
同義語、山賊の罪を海賊があげる
類義語、目糞鼻糞を笑う/五十歩百歩





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顔に泥を塗る


顔に泥を塗る
かおにどろをぬる

なにか悪い事をしでかして、相手の面目を失わせたり、名誉を傷つけたりすること。
なお、「親の名前に傷を付ける」「親の名をけがす」と混同して、
「親の名前に泥を塗る」と言うのは誤り。
「顔」に泥を塗ることはできるが「名前」に泥を塗ることはできない。





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風上にも置けない


風上にも置けない
かざかみにもおけない

風上に悪臭を発するものがあると風下では非常に臭て困るということから、性質や行動の卑劣な者をののしっていうことば。
「風上に置けない」が本来の言い方だが、「も」を入れることで
「どこにも置くことが出来ない」という意味が含まれるため語意がより強調されている。
同義語、風上に置けぬ





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風を食らう


風を食らう
かぜをくらう

悪事が発覚したのを察知して、素早く逃げ去るようすをいう。
大慌てで逃げる際に、息せききって大口を開けて走るので
口いっぱいに空気が飛び込んでくることになり、その様子を食らうと表現したことば。





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片棒を担ぐ


片棒を担ぐ
かたぼうをかつぐ

駕籠は二人一組で前と後ろのそれぞれ一方の棒を担いで行う仕事。
「片棒」は駕籠を担ぐ二人のうちの片方のこと。
駕籠かきが時に二人で結託して、追いはぎまがいのことをしたことから、多くは悪い企てに加担することに言う。
なお、良い意味で仕事や計画などの仲間に加わるような場面で使うのはふさわしくない。





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裃を着た盗人


裃を着た盗人
かみしもをきたぬすっと/かみしもをきたぬすびと

役人がその立場を利用して不正な利益を得て私腹を肥やすこと。
職権を悪用して私利私欲をはかる悪徳役人。汚職官吏のこと。
同義語/衣冠(いかん)の盗(とう)





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狩人罠にかかる


狩人罠にかかる
かりゅうどわなにかかる

獲物をねらって仕掛けた罠に猟師自身がかかるということから、
人をおとしいれようと仕組んだたくらみで自分がひどい目にあうことのたとえ。
類義語、策士策に溺れる/自縄自縛





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仮を弄して真と成す


仮を弄して真と成す
かをろうしてしんとなす

「仮」は、本当では無い事。かりのはなし。うそ。
「弄する」は、都合のいい話をするさま。言葉を巧みに操ること。
都合よくうそをついて、にせ物を本物のように思わせること。
また、うそのつもりで言ったことが、偶然にも真実になること。
類義語、嘘から出た実





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