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哀哀たる父母我を生みて苦労せり


哀哀たる父母 我を生みて苦労せり
あいあいたるふぼ われをうみてくろうせり

おいたわしい、両親は私を生み、苦労して育ててくださったの意。
「哀哀」は痛み苦しむさま。
この心があればこそ、今に楽をさせてあげようとの思いにつながる。
出典、古代中国の詩を集めた「詩経」の一節で、
親孝行の詩として名高い。




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青田ほめられ馬鹿ほめられ


青田ほめられ馬鹿ほめられ
あおたほめらればかほめられ

これからどのようになるのか判らないもの、
あまり当てにならないものを褒めること。
稲は青い内はたとえ出来が良さそうに見えても
収穫時にはどうなるかわからない。
人間も子供の頃には天才児とか神童と呼ばれても、
大人になったらどうなるかわからないのに、
そういう者でも褒めるということの例え。
類義語、子供と青田はほめられぬ。





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赤子のうちは七国七里の者に似る


赤子のうちは七国七里の者に似る
あかごのうちはななくにななさとのものににる

赤ん坊のうちは、まだ顔の特徴などがはっきりとしていないから、
似ていると思って見れば、どこの誰にでも似て見えるという意。
すぐに父親似とか母親似とか特定の誰かに似ている、と言うのは
大人たちのかってでなにかとうるさい。
しかし、よく見ると親戚中はおろか、誰にでも似て見えるのが
赤ん坊のころだということ。
「七国七里」は、あらゆる所という意。




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赤子の手をひねる


赤子の手をひねる
あかごのてをひねる

力が弱い赤ちゃんの手をひねることが容易であることから
(転じて)
相手をたやすく負かしたり、
ものごとを思いのままに行ったりすることのたとえ。
力の強い者が弱い立場の者を苦しめたり、
力量が劣る者をたやすく打ち負かすこと。
また、自分の力が強いことを誇る場合や、
相手の力が極めて弱いことを言う場合などに用いる。
類義語、赤子の手をねじる。





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赤子と搗きかけの餅は手荒いがよい


赤子と搗きかけの餅は手荒いがよい
あかごとつきかけのもちはてあらいがよい

赤子はあまり大事にしすぎても弱い体質になり元気に育たない。
餅はつき始めたらどんどんついてしまわないと良い餅にならない。
赤子は少々手荒く育てたほうが良い、ということを、
餅つきの手荒さとかけたことわざ。





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赤子は泣き泣き育つ


赤子は泣き泣き育つ
あかごはなきなきそだつ

赤ちゃんが泣くのは当然のことで元気な証拠。
赤ちゃんは泣きながら成長してゆくものだということ。
類義語、泣く子は育つ。





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赤子を裸にしたよう


赤子を裸にしたよう
あかごをはだかにしたよう

赤子のように自力ではどうすることも出来ない弱い者を、
さらに弱体化させるということ。
また、放っておけば自滅するよりほかに方法がない
絶望的な状態のたとえ。




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上がって三代下がって三代


上がって三代 下がって三代
あがってさんだい さがってさんだい

親類関係は前にも後にも三代までは知れていたり、
交渉があったりするが、それ以上になると
他人と同じでわかりにくいということ。




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秋の日と娘の子はくれぬようでくれる


秋の日と娘の子は くれぬようでくれる
あきのひとむすめのこは くれぬようでくれる

秋の日はなかなか暮れないようでいて、急に日暮れになってしまう。
娘も両親が大切にしていて、なかなか手放さない様に見えて、
申し込むと案外簡単にくれるものであるということ。
「くれる」は「暮れる」と与える意味の「呉れる」のかけことば。
反対語、一人娘と春の日はくれそうでくれぬ。




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商人の子は算盤の音で目を覚ます


商人の子は算盤の音で目を覚ます
あきんどのこはそろばんのおとでめをさます

商人の子供は幼い時から金銭の勘定や損得に敏感になり、
たとえ眠っていてもパチパチと算盤の玉をはじく音がすると
目を覚ますという意味から。
人は環境に支配されるもので、子供がそれぞれの生活環境の中で
習い性(ならいせい)となって成長していくことをたとえたもの。
類義語、乞食の子は茶わんの音で目を覚ます。
武士は轡(くつわ)の音で目を覚ます。




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欠伸を一緒にすれば三日従兄弟


欠伸を一緒にすれば三日従兄弟
あくびをいっしょにすればみっかいとこ

あくびは眠かったり、物事にあきたりするとよく出るものだが、
軽い貧血や酸素不足の状態になるためで、
同じ部屋に一緒にいるときなど、一人があくびをすると、
たちまち人にうつることから。
人のあくびにつられて一緒にあくびをするのは、
多少の縁があると言う意。
「三日従兄弟」は、血のつながりの薄い縁者のことで、
ちょっとした親しみを血縁的に表したもの。




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上げ膳据え膳


上げ膳据え膳
あげぜんすえぜん

自らは何もせず、食事の善を上げ下げしてもらう意から、
自分では何もせず、すべて他人にやってもらうこと。
非常に優遇する事のたとえ。
また、人から大切にされたり、
子供を甘やかして育てたりすることにもいう。




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有って地獄無うて極楽


有って地獄 無うて極楽
あってじごく のうてごくらく

財産があれば盗難や詐欺などの犯罪の心配、
子供がいれば子育てに苦労はつきもので、
教育費用が生活に大きな負担となる。
お金と子供はあればあるで苦労がたえないものだから、
結局はお金も子供もないほうが楽だということ。
これは、お金も子供もない者の負け惜しみか、
両方ともたくさん持っている者の嘆きのことばであろうか、
人生の苦楽は人それぞれの考えによるものであるということ。




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有っても苦労無くても苦労


有っても苦労 無くても苦労
あってもくろう なくてもくろう

お金がたくさんあると盗難にあわないかと心配し、
子供がいれば子育てに苦労する。
しかし、お金がなければ貧乏で苦労し、
子供がなければ老後の心配があるという。
お金と子供はあればあるで苦労がたえないが、
なければないでまた苦労するもの。
いずれにしても人の世の苦労が滲んだことば。




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熱火子に払う


熱火子に払う
あつびこにはらう

暖炉にあたっているときなど、
自分の身に火の粉が飛んでくると、
人はとっさに反応して、
愛する子のいる方へでもかまわずに払いのける。
危急の場合には極端な利己心があらわれ、
自分自身の安全しか考えられなくなる。
人間の利己心の醜さのたとえ。




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後追う子に引かれる


後追う子に引かれる
あとおうこにひかれる

親の後を追う子供への愛情に引かれること。
夫への愛情はなくても、子供への愛情から
離婚に踏み切れない女性の心情を表したことば。
心では離別を切望しながらも、
夫のもとを去ることができないこと。




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姉は菅笠妹は日傘


姉は菅笠 妹は日傘
あねはすげがさ いもうとはひがさ

同じ両親のもとに育った姉妹でも、
それぞれの嫁入り先により、境遇にも大きな差が出てくるのをいう。
「菅笠」は農作業などでかぶるスゲの葉で編んだ笠で、
貧乏世帯のたとえ。
「日傘」は盛装などのおりにさす日除けの傘のことで、
富裕層や上流階級のたとえ。
姉は菅笠をかぶり真っ黒になってあくせく働き、
妹は日傘をさして優雅に遊びに出かける生活をいう。
ただし、生活の違いと幸不幸は別であり、
幸を掴んだかは人それぞれの心の持ちようである。




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甘やかし子を捨てる


甘やかし子を捨てる
あまやかしこをすてる

わが子を甘やかして育てることは、
その子を捨てることと同じであるということ。
甘やかして、我がままいっぱいに育てた子は、
ついには勘当するか、家出されることになる。
いずれにしても子を失う結果になるという戒め。




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雨は花の父母


雨は花の父母
あめははなのふぼ

雨の恵みで芽が育ち、花が咲くということから。
雨は花の両親のようなものだということ。




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家は弱かれ主は強かれ


家は弱かれ主は強かれ
いえはよわかれぬしはつよかれ

家の造りは堅牢でなくても、
その家の大黒柱たる主人が強くないと心細いもの。
家屋の作りが心もとなくとも、
主人は強くて頼もしくあれということ。
類義語、箸と主とは太いほうがよい




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家貧しくして孝子顕る


家貧しくして孝子顕る
いえまずしくしてこうしあらわる

「孝子」は、親孝行な子供のこと。
貧しい家の子供は親を助けて働いたり、
家の手伝いをしなくてはならず、
その親孝行ぶりが目立って世間の人にもはっきりわかるということ。
裕福な家では親孝行をしたくても機会が少なく、
もし行ったとしても目立たず人に知れることはない。
しかし、ひとたび貧しい環境に変われば、
その子供の善行が顕れて世間に示されることになる。
めぐまれない環境のときこそ、人の真価が現れるということ。
「宝鑑」の「家貧しくして孝子顕れ、世乱れて忠臣を識る」から。




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石に布団は着せられぬ


石に布団は着せられぬ
いしにふとんはきせられぬ

親が死んでから孝行したいと思っても遅いということ。
親が死んだ後、墓石に布団を着せても意味がないことから。
孝行は親が生きているうちにしないと後悔することになるということ。
類義語、孝行のしたい時分に親はなし




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一姫二太郎


一姫二太郎
いちひめにたろう

子供は最初に女の子、二番目に男の子を生むのがよいということ。
女の子の方が育てやすいし病気にもなりにくいのが一般的で、
少し大きくなると手伝いをするから、母親にとってよいことから。
また、跡継ぎとなる男の子を望んでいたのに、
女の子が生まれて失望しないための慰めの意味でも使う。
「子供を生むなら、女の子が一人に男の子が二人の三人が理想的」
という意味ではない。
同義語、一姫二太郎三太郎/一姫二太郎三にゃ鬼が出る




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いつまでもあると思うな親と金


いつまでもあると思うな親と金
いつまでもあるとおもうなおやとかね

親に頼っている子供はいつまでも、親は元気に働き、
自分を養ってくれるものと思っている。
しかし、親もいつかは死ぬし、
多くの財産や貯蓄があったとしても使えばいずれなくなってしまう。
だから、自分で働いてお金を稼ぐ努力をしなさいということ。
独立と倹約を説く戒めのことば。




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従兄弟はとこは道端の犬の糞


従兄弟はとこは道端の犬の糞
いとこはとこはみちばたのいぬのくそ

昔は子供が多かったので、従兄弟や、
はとこ(またいとこ)も自然とたくさんだった。
また、犬の糞はそこいらの道端にたくさんあるが、
肥料の足しにもならないということから。
従兄弟や、はとこはたくさんいても、
大して頼りにならないというたとえ。
「はとこ」は「従々兄弟」とも書く。
類義語、従兄弟はとこは他人も同様




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今鳴いた烏がもう笑う


今鳴いた烏がもう笑う
いまないたからすがもうわらう

たった今まで泣いていたのに、
もう機嫌を直して笑っているということで、
主に子供の感情の変わりやすさを表すことば。
類義語、今鳴いた烏屋上通る烏




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倚門の望


倚門の望
いもんのぼう

子供を愛する気持ちが切実であることで、
特に母親の愛情についていう。
「倚」は、寄りかかるで、
「望」は、遠くを見やる意。
門に寄りかかって待ち望むことで、
我が子の帰りを待ちわびる母親の心情をいったことば。
遠い土地で勉強中の子供の帰郷を待っている場合によく使う。
同義語、門に倚りて望む




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鶯の卵の中の時鳥


鶯の卵の中の時鳥
うぐいすのかいごのなかのほととぎす

自分の子でありながら自分の子でないことのたとえ。
ほととぎすは自分で子育てせず、
卵の色が同じであるのをよいことにして、
ウグイスの巣の中に生み入れておく。
そうとは知らずにウグイスは、
ホトトギスのヒナを育てるということから。




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氏素性は争われぬ


氏素性は争われぬ
うじすじょうはあらそわれぬ

生まれや血統のよし悪しは、必ず人柄に現れるということで、
血は争われないものだと言う事。
多くはよい場合に使うが、悪い場合にもいう。
類義語、氏素性は恥かしきもの/恥ずかしきは氏育ち




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牛の小便と親の意見


牛の小便と親の意見
うしのしょうべんとおやのいけん

牛の小便はだらだら長くて多いが、
肥料としての効き目はあまりない。
親の意見もそれと同じで、
長くてくどいばかりで一向に効果がないということ。
対義語、親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない




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打たれても親の杖


打たれても親の杖
うたれてもおやのつえ

親が子を杖で打つのは、
その子を正しく導きたいと思う愛情からであって、
手荒いようだが憎しみは無いという意味。
子を打つ杖には親の慈愛がこもっているのだから、
子は感謝すべきだということ。
類義語、親の打つ拳より他人の撫でるほうが痛い/
親は打たるる杖もゆかしい/打つも撫でるも親の恩/
叱るも親の慈悲




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内で掃除せぬ馬は外で毛を振る


内で掃除せぬ馬は外で毛を振る
うちでそうじをせぬうまはそとでけをふる

飼い主が手入れをしない馬は、
外に出た時に毛を振って汚れを落とそうとするのでわかる。
(転じて)
家庭でしつけをしていない子どもは外での振る舞いで、
すぐにわかるというたとえ。
類義語、内の習は外で出る




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内孫より外孫


内孫より外孫
うちまごよりそとまご

内孫も外孫もどちらも孫であることに変わりはないのだが、
同居している息子の嫁が生んだ内孫よりも、
嫁入りした娘が生んだ外孫のほうが可愛いものだという意味。
毎日顔を合わしてる内孫にくらべ、
外孫には会う機会が少ないからともいえる。
祖父母の心理をいったことば。




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打つも撫でるも親の恩


打つも撫でるも親の恩
うつもなでるもおやのおん

親が悪いことをした子を叱って打つのも、
よいことをした子を褒めて撫でるのも、
すべて愛情の表れなのだから感謝しなければならないという意味。
同義語、打つも撫でるも親の慈悲
類義語、打たれても親の杖




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生まれぬ前の襁褓定め


生まれぬ前の襁褓定め
うまれぬさきのむつきさだめ

男の子か女の子かもわからなければ、
いつ生まれるかもわからない初生児に、
着せる産衣(うぶぎ)やおむつ作りで大騒ぎすること。
手回しがはやすぎることのたとえ。
また、準備が大げさすぎることのたとえ。
類義語、海も見えぬに舟用意/とらぬ狸の皮算用/
生まれぬ先のこしまき




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生みの親より育ての親


生みの親より育ての親
うみのおやよりそだてのおや

自分を生んでくれた親と、育ててくれた親とがある場合、
血のつながりは無くとも、実際に苦労して養育してくれた親のほうに
大きな恩儀あることを忘れてはならないという意味。
子供を生むのは大変だが、それはひとときのこと。
それに対して一人前に育てるには長い年月がかかり、
その苦労は並大抵ではなく、くらべものにならない。
だから育ての親のほうが、本当の親らしい愛情も恩義も
感じられるという意味もある。
同義語、生みの恩より育ての恩




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瓜の蔓には茄子はならぬ


瓜の蔓には茄子はならぬ
うりのつるにはなすびはならぬ

瓜の蔓には瓜しかならないし、茄子には茄子しかならないことから。
平凡な親からは平凡な子しか生まれてこないもので、
優れた子が生まれることはないとのたとえ。
血筋は争えないということ。
一般論としてたとえたり、自分の子供を謙遜していうときに使う。
なお、他人の子どもについて直接当の親に言うと失礼になり、
トラブルになりかねないので注意が必要である。
類義語、瓜を植えて瓜を得/葱の種は大根にはならぬ/
バラの根からはワラビが生えぬ/蛙の子は蛙/狐の子は面白
反対語、鳶が鷹を生む/親は親で子は子




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瓜二つ


瓜二つ
うりふたつ

二人の顔かたちが非常によく似ていることのたとえ。
瓜を縦に真っ二つに割ると左右同形で、
どちらが左でどちらが右かわからない。
そのように親子、兄弟などの顔がよく似ているのにいう。
同義語、瓜を二つに割ったよう




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縁の切れ目は子で繋ぐ


縁の切れ目は子で繋ぐ
えんのきれめはこでつなぐ

子供の幸せは実の両親に育てられることにあるのは
いうまでもないこと。
だから、夫婦中が悪くなって離婚したくても子供がいると、
その子を不幸にしたくないという気持ちから、
思いとどまることが多いということ。
また、いったんは別れても元のさやに収まることもある。
このように、子供は夫婦の縁を繋ぐという意味。
類義語、子は鎹(かすがい)




                                                             | 子供 親子 家族

老いては子に従え


老いては子に従え
おいてはこにしたがえ

年を取ったら自分の主張を抑えて、
何事も子どもの意見に従ったほうがうまくいくということ。
本来は女性の生き方を教えた仏教のことば。
男は壮年を過ぎると出家して家にいなくなったことから。
現在では女性に限定せず、男女ともにつかっている。




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負うた子に教えられて浅瀬を渡る


負うた子に教えられて浅瀬を渡る
おうたこにおしえられてあさせをわたる

時に人は、年下の者などに、
いろいろなことを教えてもらうことがあるというたとえ。
幼い子を背負って川を渡る時、子供のほうが先がよく見えるので、
どこが浅いかを教えられて楽に対岸にたどり着くということから。
賢い者や熟練した者が、愚かな者や未熟な者から教えられるたとえ。
同義語、負うた子に浅瀬を習う/負うた子に教えられる/
三つ子に習うて浅瀬を渡る




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負うた子より抱いた子


負うた子より抱いた子
おうたこよりだいたこ

背負った子どもよりも、抱いた子どものほうを
優先的に世話することから、身近なことを先にしたり、
身近な者を大事にすることのたとえ。
同義語、負う子より抱く子/負うた子より抱く子/
負ぶった子より抱いた子/生んだ子より抱いた子




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負うた子を三年探す


負うた子を三年探す
おうたこをさんねんさがす

とかく身近な物は見落としがちであることのたとえ。
背におぶっている子どもを忘れて探すということから。
必要なものが身近にあるのに気づかず、
長い間あちこちを探し回ることのたとえ。
同義語、負うた子を人に尋ねる/背中の子を七日尋ねる/
背中の子を三年探す
類義語、牛に乗りて牛を求む/馬に乗って馬を探す




                                                             | 子供 親子 家族

大家と言えば親も同然店子と言えば子も同然


大家と言えば親も同然 店子と言えば子も同然
おおやといえばおやもどうぜん たなこといえばこもどうぜん

借家人(しゃくやにん)からすれば家主は親と同様の存在であり、
家主からすれば借家人は我が子と同様の存在だということ。
「店子」は、借家人の意。
江戸時代には、借家人に公的な権利や義務がなく、
家主がその保証や責任を負ったところからいう。
昔の家主と借家人の関係を言ったことば。




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幼子の顔は七回変わる


幼子の顔は七回変わる
おさなごのかおはななかいかわる

幼児の顔は目鼻立ちや輪郭が成長にしたがって変化するので、
よその子を見違えることもある。
そのように、幼児の容貌が変わりやすいことをいったことば。




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伯父を見ると荷が重い


伯父を見ると荷が重い
おじをみるとにがおもい

伯父さんには自分が小さいときから、
何かと気にかけてくれていて世話になっているもの。
荷物を運んでいるとき、その伯父を見たとたん、
助けてもらえる気になり力が抜けて、
担いでいた荷物が重く感じられるということ。
依頼心を起こすと意気地がなくなるたとえ。




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おたまじゃくしは蛙の子


おたまじゃくしは蛙の子
おたまじゃくしはかえるのこ

おたまじゃくしが蛙になるのは当然のことで、
見栄えのしない変化をいう。
また、おたまじゃくしと蛙とは、外見上はずいぶん違いはあるが、
成長するとそっくりになることから、成長後の変化のたとえにも使う。
類義語、嫁が姑になる




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夫あれば親忘る


夫あれば親忘る
おっとあればおやわする

女は嫁入りすると、実家の父母ためよりも、
夫や子のためにつくすようになるということ。




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負ぶえば抱かりょう


負ぶえば抱かりょう
おぶえばだかりょう

おんぶしてやれば次はだっこしろと、
子供を可愛がると甘えてしまい増長するたとえ。
また、人がだんだん横着になってつけ上がることをいう。
同義語、負えば抱かれよう/負んぶに抱っこ/
負うてやろうと言えば抱いてくれと言う/
抱かされば負ぶさる




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思うようなら子と三人


思うようなら子と三人
おもうようならことさんにん

人生が自分の思いどおりにというのなら、
夫婦と子供一人の親子三人暮らしがよいということ。
理想的に成長するとしてまことに好都合な願い。
類義語、死なぬものなら子一人




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親思う心にまさる親心


親思う心にまさる親心
おやおもうこころにまさるおやごころ

子が親を慕う心よりも、
親が子を案じる心のほうが痛切であるということ。
また、子の親への孝心よりも、
親が思う子への慈愛はさらに大きいということ。
安政の大獄で処刑された幕末の志士、吉田松陰の辞世の句
「親思う心にまさる親心今日の音づれ何ときくらん」より。




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親が親なら子も子


親が親なら子も子
おやがおやならこもこ

親子は争えないもの、善悪ともによく似るということ。
ふつう、親がだめなら子もだめだというように、
行いが悪いのが似ている場合によく使うことば。
同義語、親も親なり子も子なり
類義語、親に似ぬ子なし/親が鈍すりゃ子も鈍する/
この親にしてこの子あり
反対語、親は親子は子




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親が死んでも食休み


親が死んでも食休み
おやがしんでもじきやすみ

食事の後はゆっくりと休憩することが必要で、
健康を維持するためには大切であるということを説いたことば。
親が死んだような慌ただしい場合でも、
食後の休みや適度な休息が必要だということから。
同義語、親は死んでも子は食休み
類義語、倅(せがれ)死んでも今一服/隣は火事でもまず一服




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親が憎けりゃ子まで憎い


親が憎けりゃ子まで憎い
おやがにくけりゃこまでにくい

子供に罪はないが、親への憎悪がその子供にまでも及ぶのをいう。
類義語、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い




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親苦子楽孫乞食


親苦 子楽 孫乞食
おやく こらく まごこじき

親が苦労して財産を築いても、その子は楽をしてむだに財産を使い、
孫の代には落ちぶれて乞食同然の暮らしになるという意味。
同義語、親苦労する その子楽する 孫乞食する
類義語、親草鞋 子は雪駄 孫洗足(はだし) 
親は糟糠に甘んじ子は膏梁に飽き孫は遺糟を拾う/
売り家と唐様に書く三代目




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親孝行と火の用心は灰にならぬ前


親孝行と火の用心は灰にならぬ前
おやこうこうと ひのようじんは はいにならぬまえ

親孝行は親の生きているうちに、
火の用心は火事にならぬ前にせよ、
どちらも後からでは役立たないということ。
親が死んで焼いた灰と、
火事で焼けたあとの灰を重ねて使ったことば。
同義語、親孝行と火の用心は先にするがよい
類義語、孝行のしたいときには親はなし/
いつまでもあると思うな親と金




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親子の仲でも金銭は他人


親子の仲でも金銭は他人
おやこのなかでもきんせんはたにん

金銭に関しては、血肉を分けた親子でも他人に対するように水臭く、
よそよそしい感情が生じるということ。
また、お金の貸し借りは、親子でも他人同様にけじめをつけるべきだという戒め。
同義語、金に親子はない/銭金は親子でも他人





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親子は一世夫婦は二世主従は三世


親子は一世 夫婦は二世 主従は三世
おやこはいっせ ふうふはにせ しゅじゅうはさんぜ

人が前世、現世、後世にわたって生きるという
仏教的な考え方により、親子の関係は現世だけのものであり、
夫婦の関係は前世と現世、
あるいは現世と後世の二代にわたるものであり、
主従の関係は三世の因縁によるとしたもの。
この世の中で親子は自然に生じるものであるが、
夫婦は知らない他人同士の結びつきであり、
さらに主従はそれ以上に深い縁がなければ結びつかないことから。
同義語、親子は一世




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親と子供は銭金では買えぬ


親と子供は銭金では買えぬ
おやとこどもはぜにかねではかえぬ

親と子の絆は値段をつけようのないもので、
お金で買うことは出来ない尊いものである。
親にとって子供ほど大切なものはなく、
子供にとって親ほど大切なものはないということ。
同義語、親と子供は銭金で買われぬ
類義語、親の掛け替えはない/
子に過ぎたる宝なし/親と月夜はいつもよい




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親にかかる時子にかかる折


親にかかる時 子にかかる折
おやにかかるとき こにかかるおり

子が親にすがる時もあれば、親が子の力を頼みにする時もある。
時と場合によって、お互いを頼みにしたり助けたりするもので、
これが親子というものだということ。




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親に似ぬ子は鬼子


親に似ぬ子は鬼子
おやににぬこはおにご

人間の子は親に似るのが普通で、
似てないとすれば人間の子ではなく、鬼の子に違いないということ。
子供の素行や言動が親に似ず悪い時や、
子が親にない欠点を持つ時によく使う。
「鬼子」は、「おにっこ」とも読み、親に似ない子供。
鬼から生まれたような乱暴な子供の意。
同義語、親に似ぬ子は鬼っ子/親に似ぬ子は茗荷の子/
親に似ぬ子は芋の子
類義語、親に似ぬ子は島流し/形は生めども心は生まず




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親に目なし


親に目なし
おやにめなし

子を持つ親にとって、我が子はなにより可愛いもの。
だから親にはその子をひいき目に見てしまい欠点がわからず、
正しい判断ができないということ。
自分の子供の才能や素質などを、
実際よりも高く評価してしまうことにもいう。
類義語、親の目はひいき目/親の欲目/子故に迷う親心/
わが子の悪事は見えぬ/自分の子には目口が明かぬ




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親の甘茶が毒となる


親の甘茶が毒となる
おやのあまちゃがどくとなる

親が子供をちやほや甘やかして育てるのは
長い目で見ると、かえってその子のためにはならず、
むしろ毒する結果になるということ。
子供を甘やかすのは、その子の将来の為にならないと言う戒め。
類義語、親の甘いは子に毒薬




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親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない


親の意見と茄子の花は 千に一つも仇はない
おやのいけんとなすびのはなは せんにひとつもあだはない

親が子への慈悲から出た意見には、
決して無駄な言葉などないということ。
茄子には仇花がほとんどなく、
花は必ずといっていいほど実になることから。
「仇はない」は、必ず身(実)になるということを暗にいったことば。
同義語、茄子の花と親の意見は千に一つも仇はない/
親の意見と茄子の花は千に一つも無駄はない





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親の意見と冷や酒は後で効く


親の意見と冷や酒は後で効く
おやのいけんとひやざけはあとできく

冷や酒を飲んでもすぐには酔いが回らず、
少し時間がたってから効いてくる。
それと同じで、親の意見は聞かされた時にはうるさいと思ったり、
なんとも感じないものだが、後になって思い当たり、
ありがたく思うものだということ。
同義語、冷や酒と親の意見は後薬





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親の因果が子に報う


親の因果が子に報う
おやのいんががこにむくう

親が悪業(あくごう)を重ねると、
罪の報いをその子供が受けることになり苦しむということ。
また、罪もないわが子を不幸にさせたくないなら、
ただちに悪業をやめよという意味もある。
「因果」は、仏教の教えで、前世のあるいは
過去の悪業の報いとして現世の不幸があるとする考え。




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親の思うほど子は思わぬ


親の思うほど子は思わぬ
おやのおもうほどこはおもわぬ

親はいつでも子供の身の上を案じているものであるが、
それに比べて子供のほうは、
それほど親のことを思っていないということ。
類義語、親思う心にまさる親心/
親煩悩の子畜生/子を持って知る親の恩




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親の打つ拳より他人の摩るが痛い


親の打つ拳より 他人の摩るが痛い
おやのうつこぶしより たにんのさするがいたい

親が折檻する拳には愛情がこもっているので子供の為になるが、
他人が可愛がる手には愛情がこもっていない表面的なものだから、
子供が勘違いして自惚れたり付け上がったりと害になりやすいということ。
類義語、打たれても親の杖




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親の恩は子で送る


親の恩は子で送る
おやのおんはこでおくる

親はすでに亡くなり、直接の恩返しができなくても、
我が子を立派に育て上げることによって、
その恩に報いることができるということ。
「送る」は、報いること。
なお、親孝行しなかった者の自己弁護にも使われる。
同義語、親の恩は次第送り/親の思いは次第送り




                                                             | 子供 親子 家族

親の恩より義理の恩


親の恩より義理の恩
おやのおんよりぎりのおん

親から受けた恩よりも、主人や先生などの
恩義のある人に報いるほうが先決であるということ。
また、生みの親より育ての親のほうが重いということで、
外部の義理のためには内輪の情は犠牲にするものである。
類義語、親の恩より師匠の恩




                                                             | 子供 親子 家族

親の心子知らず


親の心子知らず
おやのこころこしらず
親は深い愛情で子のためになるように配慮するが、
子はそれを理解せず勝手気ままに振る舞うということ。
また、自分が親になってみなければ、
親の気持ちはわからないということ。
親子関係にだけでなく、目上と目下の間柄や、
いろいろな世話をする立場にある人を親にたとえてもいう。
類義語、親の思うほど子は思わぬ/子を持って知る親の恩
対義語、子の心親知らず




                                                             | 子供 親子 家族

親の十七子は知らぬ


親の十七子は知らぬ
おやのじゅうしちこはしらぬ

親は若い時分の失敗や不勉強について子に語らないので、
子供には親の昔は知るよしもないということ。
偉そうに説教したり、体裁のいいことばかり言って、
品行方正で優等生であったような顔をする親を皮肉ったことば。
同義語、親の十七見た者がない
類義語、姑の十七見た者がない




                                                             | 子供 親子 家族

親の脛を噛る


親の脛を噛る
おやのすねをかじる

経済的に独立できない子が、
親に養ってもらったり援助してもらって生活していることのたとえ。
「脛(すね)」は、動き回る脚のことから、(転じて)労働の意で、
親が働いてかせいだお金で子供が食べてゆくこと。
同義語、親の脛噛り




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親の罰と小糠雨は当たるが知れぬ


親の罰と小糠雨は当たるが知れぬ
おやのばちとこぬかあめはあたるがしれぬ

親不孝の報いは、いつとはなしに受けるということ。
小糠雨は霧のように細かく降る雨で、あまり気にしないでいると、
いつの間にかびっしょり濡れていることから。




                                                             | 子供 親子 家族

親の光は七光


親の光は七光
おやのひかりはななひかり

本人はたいした能力がないのに、
親の社会的地位や名声によって恩恵を受け、
その子を重く遇することをいう。
親の威光によって子が世間から、実力以上に認められること。
また、親の名声や地位を子が大いに利用すること。
同義語、親の七光/親の光は七とこ照らす




                                                             | 子供 親子 家族

親の目はひいき目


親の目はひいき目
おやのめはひいきめ

親はその子を見るのに、
なんでもよいほうへよいほうへと解釈したがるということ。
才能なども買いかぶり、
実際よりも高く評価してしまいがちだということ。
類義語、親の欲目/親に目なし/子ゆえの闇/
わが子の悪事は見えぬ/親馬鹿/
人その子の悪を知る莫(な)し/子故に迷う親心




                                                             | 子供 親子 家族

親の欲目と他人の僻目


親の欲目と他人の僻目
おやのよくめとたにんのひがめ

親は我が子がかわいいあまりに、実際以上によく見ようとするが、
他人は反対に実際よりも悪く見ようとするものだということ。
同義語、親の欲目
類義語、親に目なし/子故に迷う親心/親の目は贔屓目




                                                             | 子供 親子 家族

親馬鹿子馬鹿


親馬鹿子馬鹿
おやばかこばか

親は我が子を溺愛するあまり、子供が馬鹿なのに気づかず、
子はその親の愛に甘えて馬鹿息子のようになっていること。
傍から見れば、親も馬鹿なら子も馬鹿だということ。
また、親は子のために心ならずも馬鹿になり、
子はそうした親の心も知らず、ますます馬鹿をするの意もある。
類義語、親馬鹿子機嫌/親馬鹿子畜生




                                                             | 子供 親子 家族

親は無くとも子は育つ


親は無くとも子は育つ
おやはなくともこはそだつ

親が死んだり、親元から離されたりした子でも、
どうにか成長して大きくなっていくものだということ。
世の中は冷たいようでも人生そう心配したものでないということ。
また、人間の生命というものの強さを示す時にも使う。
類義語、藪の外でも若竹育つ




                                                             | 子供 親子 家族

親は親子は子


親は親子は子
おやはおやこはこ

親子がそっくり似るとは限らない、
あるいは親子は別の人格であるということ。
親と子でも、才能や性格、立場などが違うから、
親は子の生き方に干渉しすぎないほうがよいという意味もある。
さらに、ある事柄や人物に対して、
親子それぞれに見方や好きらいを異にする場合にも使う。
類義語、形は生めども心は生まず
反対語、親が親なら子も子




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親を睨むと鮃になる


親を睨むと鮃になる
おやをにらむとひらめになる

親に反抗してにらんだりすると、罰が当たって来世は鮃になるという。
鮃は海底はいつくばう不格好で陰気な魚。
睨む目をひらめとかけたことば。
親に反抗したり粗末にしてはいけないという戒め。
同義語、親をにらむと平目になる/親を睨むと鰈(かれい)になる




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負わず借らずに子三人


負わず借らずに子三人
おわずからずにこさんにん

他人の世話にならず、借金もせずに生活して、
子どもが三人いる家庭が理想的で幸福だということ。
「負う」は、恩義をこうむること。
後に「女房十八我二十」と続ける場合もある。
類義語、三人子持ちは笑って暮らす/足らず余らず子三人





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女は弱しされど母は強し


女は弱しされど母は強し
おんなはよわしされどはははつよし

女性は母親になると、子供を守るためにどんな困難にも耐える強い力を発揮するということ。
一般的に、女性は男性に比べて肉体的に弱いし、性質も本質的にやさしい。
しかし、か弱い女性も出産して、ひとたび母親としての立場におかれると、見違えるほど強くなる。
困難な状況の中で立派に子どもを育て上げたり、外敵から子どもを安全に保護したりする。
そのように、子どもを守ろうとするときの母親の強さをいったことば。





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蛙の子は蛙


蛙の子は蛙
かえるのこはかえる

子は結局親に似るもの、平凡な人間の子は、やはり平凡な人間になるというたとえ。
また、子の性質や能力は親に似るものだということ。
親のカエルと子のおたまじゃくしとは似ても似つかない姿だが、成長すれば親と同じようにカエルになることから。
なお、褒め言葉では無いので「さすが蛙の子は蛙だ」などと感心していうような言い方には違和感が残る。
誤解されないためにもこのような使い方をしない方が無難である。
類義語、瓜の蔓(つる)に茄子はならぬ/鳶の子は鷹にならず
対義語、鳶が鷹を生む





                                                             | 子供 親子 家族

形は生めども心は生まぬ


形は生めども心は生まぬ
かたちはうめどもこころはうまぬ

親は子供の身体は生んでも、その心までは生んでいないということ。
だから、子供の心が必ずしも親の心に似るとは限らない。
顔形は似ていても子供の賢愚(けんぐ)善悪は親とは無関係であるという意。
類義語、親は親子は子/子は生むも心は生まぬ
対義語、蛙の子は蛙/子は親を映す鏡





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家内喧嘩は貧乏の種蒔き


家内喧嘩は貧乏の種蒔き
かないげんかはびんぼうのたねまき

家族の仲が悪く、家庭内になにかと揉め事が起きるのは貧乏になる基であるという戒め。
家族仲が悪くごたごたがあれば、互いに協力しようとせず浪費を招き、それで暮らし向きが思うようにいかなくなり、
そこでまた喧嘩の種が生まれ、揉め事が治まらずにだんだん貧乏になっていくということ。
類義語、家内の不和は貧乏神の定宿/夫婦喧嘩は貧乏の種まき
反対句、家内和睦は福神のお祭り/家内和合に貧乏神寄れず/金持ち喧嘩せず





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烏に反哺の孝あり


烏に反哺の孝あり
からすにはんぽのこうあり

烏は口移しにえさを食べさせて子鳥を育てるが、成長したのちには親鳥の口にえさを含ませて、養育の恩に報いるという習性があるといわれる。
烏さえ親の恩に報いるのだから、人ならばなおのこと親孝行せねばならないということ。
「反」は、恩に反(むく)いること。
「哺」は、食べ物を口にふくませること。
同義語、鳩に三枝の礼あり烏に反哺の孝あり/反哺の孝





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烏の白糞


烏の白糞
からすのしろふん

真っ黒な烏のことだから黒い糞をすると思いきや、
白い糞をすることから、
親に似ない優秀な子を生むことをいう。
平凡な両親から傑物の子が生まれること。
類義語、鳶が鷹を生む/黒いめんどりも白い卵を産む





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可愛い子には旅をさせよ


可愛い子には旅をさせよ
かわいいこにはたびをさせよ

子供が可愛いとつい甘やかしてしまいがちだが、愛する子供の将来のためには厳しい経験を積ませるほうがよく、
辛い旅を体験させて世の中の苦労や困難を知るほうが立派に成長するのでよいということ。
なお、昔は現代のように交通機関が発達していなかったので、
旅は辛く厳しいものであったため、人生経験を積むのによかったことから。
だから親が全費用を出して、子供になんの不自由もなく旅行させたり留学させたりすることではない
それでは厳しい経験を積ませることにはならない。
同義語、いとしき子には旅をさせよ/可愛い子は打って育てろ/いとしき子には杖で教えよ/可愛い子には灸をすえ憎い子には砂糖やれ
類義語、獅子の子落とし/親の甘いは子に毒薬/親の甘茶が毒になる





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