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諺(ことわざ)とは「言葉の業(わざ)」のことで、日常生活の中から生み出され、むかしから人々の間で言い習わされてきたことばです。
短いことばの中に教訓や知識、風刺、物事の法則などが含まれています。
人と会話をする中で、自分の思いや感情を長々と説明するよりも、ことわざ一つで簡潔に言い表せたり、語呂合わせや掛け言葉から生まれた面白いことわざもあるので、
それを話や文章にうまく盛り込むことで表現力に幅が広がったりと、覚えておくと使いどころはたくさんあるでしょう。
でも、使いたい時にことわざが思い出せないこともあると思います。
そこで、カテゴリーをことわざ辞典のように五十音別一覧ではなく、愛情・教訓・仕事・天気・食べ物・動物…などのジャンル別に分けてみました。
また、当該のことわざを見つけやすいように、複数のカテゴリーに入れてるものもあります。
ことわざクイズや かるたなどで、小学生でもお馴染みのことわざや、日常会話でなにげなく使っている慣用句から、中国の故事などを集めてみました。
意味や由来を知る事で、新たな発見があるかもしれませんね。
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何れ菖蒲か杜若
いずれあやめかかきつばた
どちらも優れていて優劣がつけにくいこと。
美しい花を咲かせる菖蒲も杜若もアヤメ科の花で、よく似ている。
どちらも良くて甲乙つけがたく、選択に迷うことのたとえ。
源三位頼政(げんざんみよりまさ)が、十二人の美女の中から
「菖蒲前(あやめのまえ)」という美女を見つけるよう言われた時に
詠んだ歌から。
出典、太平記
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